ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

Neo-Zonk LUMINOUS

2016-01-31 20:48:49 | 21th J-プログレ
 2009年に結成された関西出身のツインキーボード&ドラムスの超テクユニット<zonk-monk>。メンバーはドラムス<高田圭吾さん>、キーボード<長崎祥子さん><大沼あいさん>で、初めてライブを観た時にその圧倒的なテクとサウンドにノックアウトされ、可愛らしくも美しいツインキーボードお二人と凄まじいドラミングに魅了されてしまいました。で、2011年に発表された3曲収録のミニアルバム「Disorder –out of the cosmos-」を購入。その後もライブを楽しみにしてはいたのですが、なかなか都合がつかなくて行けずに。そのうちにキーボードお2人が活動拠点を東京に移すことになって、<zonk-monk>は活動休止状態に。けごいさんのドラムも好きなだけに非常に残念なのですが、2014年、祥子さん・あいさんはサポートドラマーを迎えて<Neo-Zonk>として活動されるとのことでバンザイ!ただ、相変わらず自分はライブ観に行けてないのですが、2015年11月に<Neo-Zonk>としてのアルバム「LUMINOUS」が発表されてビックリ!もちろん即購入です。虹色にキラキラ輝くなかに白系衣装でまるで妖精のように美しく可愛らしいお二人が。思いっきり見とれてしまいました。これポスター欲しいなぁ。そうそう、ドラマーはライブでも参加されている<鎌田紘輔さん>です。
 アルバム1曲目は「Prelude」。ピアノのリズミカルでパーカッシブなリフから明るく爽やかにはじまって。どことなくYESのChangesのようなリズムでとっても楽しく。まさしくジャケットのイメージのように華々しい幕開けですね。その後アップテンポでシンセがリズミカルに爽やかに奏で、ダイナミックなリフとドラムフィルが。
 2曲目は「Luminous」。アコギ風のアルペリフからしっとりとはじまって、ピアノのテクニカルリフからベースと叩きまくりドラムがはいって、ピアノとベースのテクニカルなユニゾンブレイクから、跳ねるようなダンサブルモードになって、ピアノ・オルガンがリズミカルにのびやかに。その後ピアノの流麗でテクニカルなソロが。中盤では静かになってミドルテンポでオルガンソロへ。序盤はエモーショナルに。そしてアップテンポになってテクニカルに。その後ピアノのダークリフから叩きまくりドラムソロが。終盤では再びアップテンポのダンサブルモードになってリズミカルに爽やかに。そしてそこからピアノのテクニカルなソロへ。ラストは1曲目の「Prelude」が再びながれ、ドラムの叩きまくりフィルからダイナミックにブレイクをキメて。
 3曲目は「U.T」。ミドルテンポのファンキーなリズムからはじまって、まずはオルガンソロ。そしてグルーヴィなリズムにのってオルガンのリズミカルなリフがノリノリでながれますが、突如オケサウンドのスリリングなリフがはいってビックリ。その後ダイナミックなオケサウンドのなか、シンセのスリリングなソロが。ドラムも叩きまくってまるでうねりまくる嵐の真っただ中のようです。終盤では静かになって浮遊感たっぷりななか、フルートサウンドがゆったりと幻想的にながれて。そして再びミドルテンポのファンキーモードでオルガンのリズミカルなリフがながれ、そこからオルガンのリズミカルなソロが。その後、再びオルガンのリズミカルなリフがミドルテンポのファンキーモードでながれますが、油断しているとここでも突然オケサウンドのダイナミックなリフがスリリングにはいって、ラストはブレイクをキメて。
 4曲目は「Into the green world」。オルガンのミドルテンポのリズミカルなリフがながれるなか、綺麗なピアノの音色がしっとりと響き、リズミカルなリフからシンセがのびやかにながれ、ゆったりしたSWINGモードで綺麗なピアノリフがゆったりと。そしてミドルテンポのリフからテクニカルなリフがスリリングに。その後シンセがのびやかに奏で、ピアノが力強くドラマティックに奏でて。中盤では小川のせせらぎが聞こえてくるなか、ピアノの美しい音色がゆったりとながれ、シンセものびやかに奏で、ミドルテンポのリズムがはいってオルガンのエモーショナルなソロへ。途中からドラムも叩きまくって盛り上がって。その後また静かになって、オルガンリフからピアノソロへ。エモーショナルにはじまって、途中からドラムも叩きまくり、テクニカルに。終盤ではピアノとシンセのテクニカルなリフからのびやかにドラマティックに盛り上がって。ラストはピアノのテクニカルなソロからドラムも叩きまくって盛り上がって。
 5曲目は「Disorder」。まずはパイプオルガン風サウンドのテクニカルなソロが。そしてアップテンポでダイナミックなリフが叩きまくりドラムとともに嵐のようにスリリングに展開し、それが一転ダンサブルなノリノリモードになってシンセの妖しいアラビアン風リフがながれ、ミドルテンポになってのびやかに爽やかにドラマティックに。その後スリリングなリフからテクニカルなブレイクを叩きまくりドラムとともにキメて。中盤ではミドルテンポのダークリフからモーグのテクニカルなソロ、続いてドラムの叩きまくりソロが。そして一旦止まってからチェンバロ風サウンドのソロが宮廷音楽のように気高く優雅に。終盤ではダイナミックなリフがスリリングに。そしてミドルテンポのダークリフからシンセがのびやかに爽やかにドラマティックに。そしてモーグのエモーショナルなソロが。ラストはダイナミックリフと叩きまくりドラムがスリリングに。
 6曲目は「Prologue」。オケサウンドがゆったりとながれ、ブラスの低音が響き、ティンパニサウンドも打ち鳴らされ、ストリングスのリズミカルなリフからオケサウンドがクラシカルにのびやかにドラマティックにながれ、ティンパニが力強く打ち鳴らされて。壮大なクラシックの交響曲のようですね。中盤ではアップテンポで躍動感たっぷりにオケサウンドのリズミカルなリフがながれ、ブラスサウンドがのびやかに響いて。その後フルートサウンドがのびやかにながれ、オケサウンドものびやかに。終盤ではパワフルなドラムが叩きまくり、オケサウンドのリズミカルなリフがながれて。
 7曲目は「Flow of time」。前曲に続いてリズミカルなリフからピアノのテクニカルなリフが。そしてアップテンポシンセがのびやかに爽やかに奏で、ミドルテンポでスリリングなリフが。その後、静かになってアップテンポのシーケンスリズムにのってピアノソロへ。ジャジーにはじまって、リズミカルにテクニカルに。さらにパワフルなドラムとともにアグレッシブに。再び静かになってオルガンが響き、そこからモーグのテクニカルなソロへ。パワフルなドラムとともに盛り上がって。終盤ではアップテンポでシンセがのびやかに爽やかに奏で、叩きまくりドラムとともに盛り上がって。ラストはダイナミックなリフと叩きまくりドラムからピアノのテクニカルなフィルが。
 JAZZ・クラシック・ロック・ファンクなどの様々な要素が含まれた、まさしくプログレッシブな様相で、その上めっちゃテクニカルでダイナミックで、しかも美しい聴きどころたっぷりの素晴らしいアルバムですね。テクニカルな演奏を聴いているとやはり実際に観てみたくなります。なんとか機会をみつけてライブ観に行きたいっす。

SeRafiL  飛べナイ鳥と蒼イ空

2016-01-25 22:32:35 | J-POP
 <aphasia>のヴォーカリスト<高山留歌さん>と、<Electric Asturias>等で活躍されるキーボーディスト<川越好博さん>が中心となって、2014年に結成されたロックユニット<SeRafiL>。メンバーは、留歌さん・川越さん、そしてギター<松島正一さん>、ベース<Azusaさん>、ドラムス<谷本朋翼さん>、ヴァイオリン<テイセナさん>。超強力な凄腕揃いのユニットで、POPな感じながらもプログレのエッセンスを隠し味的に散りばめた素敵な曲を聴かせてくれるそうで。結成から頻繁にライブ活動をされ、2015年12月に1stミニアルバム「飛べナイ鳥と蒼イ空」を発表されます。ブルー基調のとっても爽やかなジャケット、めっちゃ期待っす。
 アルバム1曲目は「夢より確かなもの」。ダイナミックなリフからパワフルにはじまって、ブレイクからアップテンポのノリノリモードでギターとヴァイオリンがのびやかに奏で、キーボードのキラキラサウンドからドライブ感たっぷりなビートにのって太く力強いヴォーカルが。サビではPOPにリズミカルに。その後スリリングなブレイクからドライブ感たっぷりにヴォーカルがのびやかに歌い、サビはPOPに、そしてヴァイオリン・キーボード・ヴォーカルがユニゾンで。中盤ではダイナミックなブレイクとヘヴィリフからドラムが叩きまくり、スリリングに展開し、そこからギターのテクニカルなソロへ。終盤ではヴォーカルが美しくのびやかに。そしてヴァイオリンものびやかに奏で、そこからリズミカルにノリノリに。ラストはヴァイオリンとギターがユニゾンでのびやかに奏で、キーボードのキラキラサウンドが響いて。
 2曲目は「Keep going」。ミドルテンポのヘヴィリフからグルーヴィなベースリフにのってファンキーモードでヴァイオリンとキーボードがリズミカルなリフを。そして明るく楽しいリフにのってヴォーカルがリズミカルに、さらにのびやかに力強く歌い、ヴァイオリン・ギター・オルガンがフィルを入れて。カラッと明るいアメリカンロックな感じもしますね。その後ヴァイオリンのリズミカルなソロ、ギターのテクニカルなソロが。ラストはヴォーカルがのびやかに。
 3曲目は「Spider」。しっとりとしたシンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、コーラスがのびやかに響き、ヴァイオリンがのびやかに哀愁メロディを奏でて。そしてヴォーカルがしっとりとのびやかに。その後ヴァイオリンがクラシカルな感じで艶やかにのびやかにエモーショナルに奏でて。終盤ではヴォーカルがしっとりとゆったりと。
 4曲目は「Sea breeze」。シンセがのびやかに奏で、ミドルテンポのリズムがはいって、ギターとキーボードがしっとりと奏で、ピアノリフからヴォーカルがしっとりと、そしてのびやかにドラマティックに。その後ギターがのびやかに奏で、ピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、のびやかにドラマティックに。
 5曲目は「Take me away -飛べナイ鳥と蒼イ空-」。ヴァイオリンのリズミカルなリフから明るく爽やかにはじまって、ギターとキーボードがのびやかに奏で、アップテンポのノリノリモードでヴォーカルがリズミカルに。その後ヴァイオリンのリズミカルなリフからヴォーカルのスキャットがはいって、そこからギターのテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポのノリノリモードでヴォーカルがリズミカルに歌って。
 凄腕メンバー揃いですので、つい超テクニカル超複雑展開を想像してしまいますが、こちらはヴォーカル中心のPOPSで、ヴォーカルや曲を引き立て、盛り上げる演奏で、ところどころでキラッと光らせて、太く力強いヴォーカルを輝かせて。ある意味においては80年代のASIAのような感じも。とっても素敵なアルバムですね。いつか機会があればライブ観に行きたいっす。

KEEP DG-581

2016-01-11 08:13:24 | フュージョン
 キーボード界の巨匠、故<深町純さん>が80年代初期に結成されていたスーパーユニット<KEEP>。メンバーは深町さんの他、ギター<和田アキラさん>、ベース<富倉安生さん>、ドラムス<山木秀夫さん>の4人編成です。1981年に今回紹介させていただく1stアルバム「DG-581」を発表されました。タイトルはアルバム発売日を意味しているそうで。
 アルバム1曲目は「Owl Flight」。衝撃音が響き、静かになってゆったりとしたベースがはいって、ピアノ・ギター・ベースがフィルやソロを入れて。そしてミドルテンポのユニゾンのリフからピアノのエモーショナルなソロへ。その後、浮遊感のあるシンセサウンドがゆったりとほのぼのと奏でて。中盤ではパワフルなドラムから再びピアノのエモーショナルなソロが。終盤ではダイナミックなリフからギターの弾きまくりのテクニカルなソロが。ラストはダイナミックにブレイクをキメて。
 2曲目は「Pan Neo」。ギターとベースのユニゾンでのリズミカルリフからはじまるも、静かになってまずはピアノのエモーショナルかつテクニカルなソロが。そしてパワフルなリフと叩きまくりドラムからダイナミックなブレイクが。その後、静かになるも再び盛り上がって、パワフルなリフと叩きまくりドラムからシンセのリズミカルなソロが。中盤ではギターとベースのユニゾンリフからドラムが叩きまくるも、静かになってピアノのエモーショナルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフから盛り上がってギターのエモーショナルなソロへ。ラストはテクニカルなブレイクをキメて。
 3曲目は「Never Ending Sad」。テクニカルなユニゾンのブレイクからキーボードのリズミカルリフにのってギターがのびやかに奏で、そこにのびやかな女性ヴォーカルがはいって。そしてリズミカルリフからヴォーカルもリズミカルに歌って、ブレイクをキメ、さらにアップテンポのノリノリファンキーモードでリズミカルに。その後、静かになってギターとキーボードのリズミカルリフからギターのテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポのノリノリモードでヴォーカルがリズミカルに歌い、そこからギターの弾きまくりソロへ。ラストはゆったりとゆっくりと。
 4曲目は「Dance of Paranoia Opus 3」。まずは叩きまくりドラムソロ。そしてギターのリズミカルリフからブレイクをキメ、グルーヴィなベースリフにのってギターのテクニカルな弾きまくりソロが。その後ピアノとギターのユニゾンリフからダイナミックなリフがはいって、そこからSaxのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルリフからダイナミックなブレイクをキメ、そこから再びギターの弾きまくりソロが。
 5曲目は「Sonatine」。まずはピアノの瑞々しく流麗なソロ、ギターのテクニカルなソロが。そしてピアノのリズミカルリフからベースがしっとりと響かせ、ギターがテクニカルなフィルを入れ、ダイナミックなリフからをキメて。その後、静かになってギターのテクニカルなソロが。中盤ではピアノとギターのユニゾンでのリズミカルなリフからシンセのリズミカルなソロ、そしてユニゾンリフからピアノのダークリフにのってベースのテクニカルなソロが。終盤では明るく楽しいリズミカルなファンキーモードになってドラムが叩きまくり、ユニゾンリフからギターが弾きまくって。その後、静かになってピアノの流麗なリフからユニゾンでのリズミカルなリフがはいって、ラストはピアノがゆったりとゆっくりと。
 次作への布石ともいえる、テクニカルな弾きまくり&叩きまくりと、繊細で美しい面も垣間見ることができる、聴き応えある素敵なアルバムですね。

鬼武みゆきさん Happiness is…2

2016-01-05 21:07:59 | ジャズ
 明るく爽やかでとっても楽しい曲、そしてゆったりおだやかほのぼのするきれいなメロディの心温まる、心癒される曲など、素敵な曲を素敵な演奏で聴かせてくれるピアニスト<鬼武みゆきさん>。2008年10月に初めてライブを観てからハマってしまいました。多くのミュージシャンとの共演や、TV番組等の音楽の作曲・編曲など幅広く活躍され、2002年には自身のレーベル<Eternal Music Records>を設立して1stアルバム「Beautiful Life」を発表。2004年に2ndアルバム「Little Journey」を、2008年に3rdアルバム「Eternal Ones」を発表。そして2011年には盲目のヴォーカリストであり、ギタリストでもある<Gladston Gallizaさん>とのコラボレーションアルバム「Alvorada/アルヴォラーダ(夜明け)」を発表され、さらに2015年にはホルン奏者<東谷慶太さん>とフルート奏者<赤木りえさん>と「KEITA meets AKAONI」というユニットのアルバムを発表されるなど、幅広く活躍されています。
 みゆきさんは、2011年の震災を機に、ショックを受けた人々に“元気になってもらえたら”“ホッとできるような”音楽や映像を届けたい、という想いから”Happiness is・・・ “と題して各界著名人から”Happiness(私の幸せ)“の言葉や詩をいただいて、みゆきさんの音楽と写真家<森日出夫さん>の写真とのコラボで1分間のショートムービーを2012年1月より「1 minute piece “Happiness is・・・”」をネット配信されています。そしてここで作られた音楽が様々なゲストミュージシャンとともにライブでも演奏され、その度に熟成されて2013年10月にアルバム「HAPPINESS IS…」として発表されました。そして2015年11月にその第2弾となる「Happiness is…2」を発表されました。笑顔で優雅に舞うみゆきさんのジャケット。内ジャケットではカラーで白い衣装を纏った、まるで天女のように優雅で美しく、しかも慈愛に満ちたみゆきさんのお写真が何枚も。
アルバム参加メンバーは、パーソナルメンバーが、フルート<赤木りえさん>、ヴァイオリン<中西俊博さん>、ベース<鳥越啓介さん>、ドラムス<岩瀬立飛さん>、アコーディオン<佐藤芳明さん>で、ゲストでギター<笹子重治さん>と前述のホルン奏者の東谷さんが参加されています。
 1曲目は「Tears of the Sun」。ピアノのリズミカルなリフからはじまって、ピアノの流麗なリフがスリリングに。そしてフルートのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに奏で、ピアノのリズミカルなリフにヴァイオリンがフィルを入れ、フルートとヴァイオリンがのびやかに奏でて。中盤ではヴァイオリンのテクニカルなソロ、フルートのリズミカルなソロ、ピアノの綺麗で流麗なソロが。その後ピアノとフルートのテクニカルなユニゾンリフが。終盤ではピアノとヴァイオリンがゆったりとドラマティックに奏で、リズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに。ラストはリズミカルなユニゾンリフからスリリングに、そしてしっとりと。
 2曲目は「Simple Life」。アコーディオンがゆったりと奏で、ワルツリズムでピアノがゆったりと爽やかに奏で、アコーディオンがのびやかにほのぼのメロディを奏で、ピアノがゆったりとドラマティックに奏でて。その後ピアノのリズミカルなリフからアコーディオンのリズミカルなソロが。終盤ではピアノがゆったりとドラマティックに奏で、そして爽やかにリズミカルに。
 3曲目は「継承(Succession)」。ピアノが和風な感じでしっとりとしとやかに奏で、ベースもまるで暗闇の静寂のなかに響くようにしっとりと。そして徐々に力強くドラマティックに盛り上がって。その後ピアノとベースのしっとりとしたリフからピアノのエモーショナルなソロ、続いてベースの力強くのびやかなソロが。終盤では力強く盛り上がって、そしてラストはしっとりと。
 4曲目は「Nature Sounds」。アコーディオンのリズミカルなリフからアップテンポでサンバ風に明るく楽しくはじまって、跳ねるような感じでピアノのリズミカルなリフがながれ、ピアノ・フルート・ヴァイオリンがユニゾンでリズミカルなリフを。その後ピアノのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのリズミカルなソロと続き、ピアノのリズミカルなリフからヴァイオリンとアコーディオンがのびやかに奏で、ラテンパーカッションのリズムにのってフルートのアヴァンギャルドな感じのソロが。終盤ではアップテンポのノリノリモードでリズミカルなリフが楽しくながれ、そこからアコーディオンのテクニカルなソトが。ラストはユニゾンのリズミカルなリフからパーカッションも叩きまくってめっちゃ盛り上がって。
 5曲目は「忍び寄る足音(Something Creeps Up)」。ピアノのダークでパワフルでリズミカルなリフからタンゴ風にはじまって、アコーディオンのリズミカルなリフも加わって、ヴァイオリンが艶やかにのびやかに奏でて。そしてアコーディオンものびやかに爽やかに奏でて。その後ピアノのパワフルでダンサブルなリフにアコーディオンも加わってユニゾンで奏で、ヴァイオリンがテクニカルなソロを。終盤ではピアノのパワフルでリズミカルなタンゴリフにのってアコーディオンがのびやかに爽やかに奏で、ヴァイオリンがフィルを入れ、ラストはリフをユニゾンでキメて。
 6曲目は「雨音(Tales of Rain)」。ピアノがしっとりと哀しげに奏で、ヴァイオリンも哀愁たっぷりにしっとりと。そしてピアノが切なく美しく奏で、ヴァイオリンがのびやかに奏でて。その後、静かになって、しっとりとしたピアノリフからヴァイオリンのエモーショナルなソロ、続いてピアノのドラマティックなソロが。終盤ではピアノとヴァイオリンがユニゾンで美しくドラマティックに奏でて盛り上がって。ラストは静かになってしっとりと。
 7曲目は「With Whistling」。ピアノのアップテンポのリズミカルなリフから跳ねるように軽やかに明るく楽しくはじまって、フルートが加わってハモって、そこからフルートのリズミカルなソロへ。その後ピアノとフルートのリズミカルなハモりリフからベースのテクニカルなソロ、ピアノのパワフルなソロが。ラストはピアノとフルートがのびやかにハモって。
 8曲目は「つながり(Bonds)」。ピアノがゆったりとたおやかにほのぼのメロディを奏で、続いてフルートもたおやかにほのぼのメロディを奏でて。そしてリズミカルなリフからフルートがのびやかに奏でて。中盤ではピアノのリズミカルなソロ、フルートのリズミカルなソロが。終盤ではリズミカルなリフからフルートがのびやかにたおやかに奏でて。どこか懐かしく感じる曲ですね。
 9曲目は「命(The Life)」。ピアノがしっとりと美しくも寂しげに奏で、アコーディオンがダークに力強くのびやかに奏でて。そしてダイナミックなリフからピアノとアコーディオンのリフからヴァイオリンが力強くのびやかに奏で、そのままエモーショナルでドラマティックなソロを。
 10曲目は「My Straight Path」。ピアノとベースのリズミカルなリフからはじまって、ピアノが爽やかに奏でて。そしてフルートのリズミカルでテクニカルなソロ、ヴァイオリンの艶っぽくエモーショナルなソロ、ピアノのリズミカルなソロと続き、ヴァイオリンとフルートがのびやかにドラマティックに奏でて。終盤ではピアノとフルートがユニゾンでのびやかに奏で、ヴァイオリンが力強くメロウにドラマティックに奏でて。
 11曲目は「ときめき(Expectations)」。ピアノがほのぼのメロディをゆったりと奏で、美しくドラマティックに。そしてホルンもやわらかい独特の音色でほのぼのメロディをのびやかに奏でて。ラストはしっとりと。
 12曲目は「恋する街YOKOHAMA(Loving Yokohama)」。ピアノとアコギのリズミカルで爽やかなリフからボサノヴァ風にはじまって、ヴァイオリンがのびやかに奏で、そのままエモーショナルなソロを。その後リズミカルなリフからピアノのエモーショナルなソロが。終盤ではリズミカルな爽やかなリフが転調し、そこからヴァイオリンのテクニカルなソロが。ラストはゆっくりとFin。
 みゆきさんのソロアルバムというよりも、みゆきバンドのような、参加メンバーの皆さんとぴったりと息のあったアンサンブルや美しいハーモニーを楽しく聴かせてくれる、とっても素敵なアルバムですね。メンバーの皆さんおのおのの見せ場もたっぷりあり、もちろんピアノも美しく輝いて、時にしっとりと、時に楽しくと、アルバム12曲通しても楽しめますね。また機会があればライブ観に行きたいっす。