ひよりの音楽自己満足

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HITOMI IRIYAMA STRINGS Q. 2nd Mountain Panic Suite

2019-02-24 19:26:51 | ジャズ
 JAZZ界で、そしてプログレッシブバンド<STELLA LEE JONES>等でも活躍されている美女ヴァイオリニスト<入山ひとみさん>。入山さんは、2015年8月、ご自身初となるリーダーアルバム、入山さんが手がける弦楽カルテット<HITOMI IRIYAMA STRINGS Q.>の1stアルバム「AD LIB ON NIPPON」を発表されました。そして2018年に今回紹介させていただく2ndアルバム「Mountain Panic Suite」を発表されました。今回は何か神秘的な感のあるジャケットですね。弦楽カルテットのメンバーは、リーダー入山さんの他、ヴァイオリン<森口真智さん>、ヴィオラ<糸永衣里さん>、チェロ<TAIGAさん>で、今回はゲストでピアニスト<上村美智子さん>が参加されています。
 アマのアルバム内容紹介では“今回はパフォーマンスの現場で共演する事となった、パントマイマーや役者という個性的な6名を題材にできた組曲がメイン。その他にはDuke Ellingtonのシェイクスピア組曲よりSonnet for Sister Kate。それから派生したオリジナル曲も収録。そして、入山が企画している異業種コラボユニット『四ツ山フェスティンガー』のコントで誕生した曲を弦楽カルテット版にするなど、ユーモアを芸術にした作品が並ぶ” とのことで、とても楽しみです。
 アルバム最初は組曲<Mountain Panic Suite >で、1曲目は「Op.0 Prelude」。ゆったりと優しくたおやかにはじまる1分くらいの序曲です。
 2曲目は「Op.1 Mountain Panic」。ミドルテンポでリズミカルで楽しいブギー調ではじまって、だんだん早くなるも、再びミドルテンポに。こちらも1分くらいの曲です。
 3曲目は「Op.2 Sensitive Voice」。ゆったりとしっとりと落ち着いた雰囲気ではじまって、ミドルテンポのリズムがはいって、のびやかに優しく。こちらは2分くらいです。
 4曲目は「Op.3 変態的天才」。パワフルでリズミカルで躍動感たっぷりに明るく爽やかに。ベースやヴァイオリンのソロも。こちらも2分くらいです。
 5曲目は「Op.4 Sleeping Boy」。高い音のリフからゆったりと静かにはじまって、ワルツリズムでゆったりとのびやかに。こちらは2分半くらいです。
 6曲目は「Op.5 ぶりっこおじさん」。ミドルテンポで静かにリズミカルにはじまって。まるで小動物が廻りを警戒しながらチョロチョロ動き回るかのような感じが。こちらも2分半くらいです。
 7曲目は「Op.6 Freedom GAG Dance」。力強くのびやかにはじまって、アップテンポのリズムがはいって躍動感たっぷりに。その後、一転ゆったりとムーディな感じになるも、再びアップテンポに。こちらは2分くらいです。
 8曲目は「Sonnet for Sister Kate / Duke Ellington」。ゆったりとミステリアスにダークにはじまって、ブルージーで幽玄な感じに。
 9曲目は「Sleeping Crazy」。ベースがダークに幽玄に奏で、ミドルテンポのリズムがはいって、ヴァイオリンがリズミカルにのびやかに。その後ゆったりとしっとりと。
 10曲目は「DARUMA☆Rolling Falling Down」。静かにゆったりとはじまって、ミドルテンポのリズムがはいって、徐々に盛り上がって。
 11曲目は「Theme of Smime Radio (Piano Duo ver.)」。ピアノのリズミカルリフからはじまって、ヴァイオリンがのびやかに力強く奏でて。そしてヴァイオリンが明るく爽やかにかなでて。
 クラシカルな弦楽四重奏なんですけど、やはり根底にはJAZZな感じが。今回も明るく楽しく、さらに激しい曲もあれば、ゆったりとしっとりと聴かせてくれる曲もあり、アルバム通して楽しめる素敵なアルバムですね。機会があればライブ観にいきたいのですが・・・