ひよりの音楽自己満足

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15.1.14 Spanish Connection

2015-01-18 08:14:43 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2015.1.14 横浜野毛DOLPHY
<伊藤芳輝&スパニッシュ・コネクション>
タブラ・ヴァイオリン・ギターを操って、インドから東欧そしてスペインへのジプシーの道のりを音楽で表現するユニット、凄腕ギタリストの<伊藤芳輝さん>率いる<スパニッシュ・コネクション>。スペインのフラメンコ音楽を基調にあらゆるジャンルの音楽要素も取り入れて素敵なサウンドを構築されています。メインメンバーはギターの伊藤芳輝さんの他、ヴァイオリンの<平松加奈さん>、タブラの<吉見征樹さん>のお3方です。
 結成は2000年で、これまでにアルバムやDVDを多数発表され、ライブ活動も全国ツアーなど精力的に行われています。また2009年には某国営放送のTV人形劇「新三銃士」の音楽も担当され、全国で活発に活動されています。
 自分は昨年の大新年会以来すっかりご無沙汰になってしまって。今年の新年会は他のライブとカブってしまって観に行けず。なので次のライブをと思っていたところ、横浜野毛で1/14にライブがあると知って、しかも今回は正規メンバーのお3方のみのライブとのことで、即予約して楽しみにしていました。これまで観たライブではベースやパーカッションが加わっていましたが、お3方のみのライブは初めてなので。

 さて当日。仕事を終えてから横浜野毛へ。10分前に着いて、のんびりと開演を待ちます。ステージは向かって左がヴァイオリンで、右がタブラ&パーカッション、センターがギターです。
 19時42分ころ、メンバーの皆さんがステージに登場して準備を。加奈さんはノースリーブのモノトーンワンピ姿で美しく、伊藤さんは黒系衣装でダンディにキメて。帽子を被ってないのって初めてかも。

 まずはギターソロ。しっとりと哀愁たっぷりにはじまって、テクニカルに。そしてアップテンポのリズミカルなリフが。1曲目は「星のフラメンコ」。タブラのアップテンポのリズムにのってノリノリでリズミカルなリフがながれ、ヴァイオリンがのびやかに美しく奏で、テクニカルなブレイクをキメて。中盤ではギターのテクニカルなソロが。そしてヴァイオリンがのびやかに奏で、テクニカルなユニゾンのブレイクをキメ、ヴァイオリンののびやかで美しく、しかもテクニカルなソロが。終盤では吉見さんが歌って、合いの手のハンドクラップがはいって。ラストはテクニカルなユニゾンをキメて。

 2曲目は「ギターソロ~禁じられた遊び」。まずはしっとりと幽玄なギターソロが。チャイムが印象的に響いて、そして“禁じられた遊び”のフレーズがながれ、加奈さんと吉見さんが力強いハンドクラップのリズムを入れ、ギターのリズミカルなリフがだんだんパワフルに激しくなり、そこからテクニカルなソロへ。その後“禁じられた遊び”のフレーズからリズミカルなリフから明るく爽やかな感じになり、パワフルなリフから吉見さんの掛け声もはいって、テクニカルなギターソロを。終盤ではリズミカルなリフがパワフルに激しくなり、テクニカルなリフから再び“禁じられた遊び”のフレーズがながれ、パワフルなカッティングリフがハンドクラップや掛け声とともに激しくなり、盛り上がって。

 「ありがとうございます」「こんばんは」って伊藤さん。スパコネは今年に入って今日が3回目のライブとのことで。新年会行きたかったなぁ。ここでメンバー紹介です。吉見さんは立って自己紹介を。続いて加奈さんも立って自己紹介を。「礼儀正しいですね。背筋ものびて」って伊藤さん。ギターの場合はどうしても猫背になるようですね。「レントゲンを撮ると背骨がよじれてる」って。「吉見さんは性格もねじれてますね」って爆笑!「脳みそもよじれて。まっすぐなところがない」って吉見さん、爆笑!「曲線が好きなんです」って。吉見さんは以前“カルマン・ギア”を愛車とされていたそうで、あの曲線に酔いしれていたそうで。
 で次の曲に行こうとしますが、加奈さんがあわてて伊藤さんを紹介して大拍手!「自分を忘れた」って伊藤さん、爆笑!

 3曲目は「アトスのファルーカ」。まずはギターがメロウなソロをしっとりと力強く。途中からヴァイオリンが入ってのびやかに奏で、ブレイクから吉見さんのハンドクラップのリズムにのってギターのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに美しく奏で、ギターとユニゾンでのびやかに。そしてタンバリンのリズムからヴァイオリンのテクニカルなリフがはいって、ブレイクからギターとユニゾンでテクニカルリフをキメ、ミドルテンポのタブラのリズムからテクニカるなユニゾンをキメて、そこからテクニカルなギターソロを。中盤ではヴァイオリンがのびやかに美しく奏でて。そしてテクニカルなユニゾンをスリリングにキメて盛り上がって。終盤ではパワフルなリフがスリリングに展開し、一旦静かになってギターとヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏でるも、再びテクニカルなリフがスリリングに。ラストはテクニカルなユニゾンからパワフルに激しく盛り上がって、ブレイクをキメて。

 続いて4曲目は「いとしくもせつなくも」。まずはギターがしっとりと奏で、吉見さんがタブラを擦ったり、チャイムを鳴らしたりと効果音を入れて、ギターがメロウに奏でて。そしてギターのリズミカルなリフからタブラのリズムが静かにはいって、ヴァイオリンとギターのテクニカルなユニゾンからヴァイオリンがのびやかに奏で、リズミカルなリフからギターが哀愁メロディをゆったりと奏でて。中盤ではブレイクからギターリフにのってヴァイオリンが美しくたおやかに奏で、リズミカルなリフからテクニカルなユニゾンリフとブレイクをキメて、ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロへ。終盤ではギターのパワフルなカッティングからブレイクを挟んで、ギターのテクニカルなリフからヴァイオリンがのびやかに美しくかなで、そこからエモーショナルかつテクニカルなソロが。大きなアクションで舞うように躍動的に奏でて、盛り上がって。ラストはテクニカルなユニゾンをキメて。

 「ありがとうございます」って伊藤さん。ここで物販CDの宣伝を。そして伊藤さんが最近Youtubeにあがっている某芸人さんの爆笑動画にハマっているお話が。「ギター練習せんと、そんなの見てるんですか」って加奈さん、爆笑!「練習の合間にみて、元気をもらう」って伊藤さん。

 第1部最後となる5曲目は「カルメン」。ギターのゆったりとしたリフからヴァイオリンがゆったりとのびやかに大きなアクションで伊藤さんを挑発するかのようにタメたりして艶っぽく奏でて。そしてタブラのアップテンポのリズムからギターとヴァイオリンがテクニカルなリフをユニゾンでスリリングに。その後タブラのドライブ感たっぷりのリズムにのってギターのテクニカルなソロが。中盤ではタブラの激しいリズムでテクニカルなユニゾンリフがスリリングに。その後ギターのゆったりとした静かなリフからタブラソロが。途中からはヴォイスタブラも。終盤ではテクニカルなユニゾンリフとタブラソロの掛け合いから盛り上がって、ブレイクからだんだん早くなって激しくスリリングに。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました」「しばらく休憩します」って伊藤さん。ここで第1部終了です。時計を見ると20時41分。ちょうど1時間の第1部でした。
 休憩中、楽屋からは加奈さんが大爆笑している笑い声が響いて。先ほどの話の動画を伊藤さんに見せてもらったみたいですね。

 21時8分ころ、伊藤さんと加奈さんのみステージに登場して準備を。「お待たせいたしました。2部最初はDUOで」って伊藤さん。
 6曲目。まずはヴァイオリンソロ。舞うように表現力たっぷりにドラマティックに奏でて。そしてヴァイオリンとギターが哀愁メロディをしっとりと寂しげに奏で、ギターリフからヴァイオリンがのびやかに奏で、テクニカルなリフ・パワフルなリフからリズミカルなリフを力強く奏で、さらに激しくテクニカルに。中盤ではゆったりとなってのびやかに奏で、ヴァイオリンはハイキーでのびやかにゆったりと奏でて。そして終盤ではギターのアップテンポのリズミカルなリフからヴァイオリンもテクニカルにスリリングに。

 「ありがとうございます」って伊藤さん。「それでは紹介します、吉見征樹!」って大拍手!「ご安心ください。出てきました!」って吉見さん、爆笑!

 7曲目は「セロニアス」。ギターのリズミカルなリフからアップテンポのタブラのリズムがはいって、ヴァイオリンのテクニカルなリフ・タブラのテクニカルなフィルからブレイクを挟んで、リズミカルなリフからユニゾンでのテクニカルなリフがスリリングに。そしてリズミカルなリフからヴァイオリンがあのびやかに奏で、テクニカルなユニゾンリフがスリリングに。中盤ではパワフルなブレイクからヴァイオリンのテクニカルなソロが。そしてテクニカルなユニゾンリフとブレイクからギターのテクニカルなソロが。終盤ではスリリングなテクニカルユニゾンからヴァイオリンがのびやかに奏で、再びテクニカルユニゾンのスリリングなブレイクが。

 「ありがとうございます」って伊藤さん。「次はタブラソロからですが、どんな芸を見せてくれるか」って爆笑!で、始まる気配でシーンとしますが、なかなか始まらず「集中でけへん」って吉見さん、爆笑!
 あらためて8曲目は「タブラソロ~とりのうた」。まずはタブラソロ。ゆったりとはじまって、徐々にリズミカルに叩きまくり、ヴォイスタブラもたっぷりと。ソロが終わると大拍手!そしてギターのミドルテンポのパワフルなリズミカルリフとテクニカルなフィルからヴァイオリンがのびやかに美しく奏で、ギターのリズミカルなリフからテクニカルなリフとブレイクがスリリングに。中盤ではスリリングなユニゾンリフからギターのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではタブラのテクニカルなフィルからギターリフにのってヴァイオリンがゆったりと奏で、さらにのびやかに力強く。ラストはテクニカルなユニゾンリフとブレイクがスリリングに。「タブラ、吉見征樹!」って大拍手!

 「次が最後の曲です」って伊藤さん、客席から「えぇ~!」って声があがると「ご安心ください。アンコール曲もあります」って爆笑!

 「カモン!」って伊藤さん、本編最後となる9曲目は「リベルタンゴ」。パワフルなヴォイスタブラからはじまって、テクニカルなユニゾンリフがスリリングに。そしてミドルテンポのギターリフからヴァイオリンがのびやかに、テクニカルに奏で、そこからギターのテクニカルなソロが。その後ヴァイオリンののびやかなフレーズとテクニカルなユニゾンリフが交互に。中盤ではリズミカルなリフからヴァイオリンののびやかで力強いソロが。それが激しくテクニカルに。ソロが終わると大拍手!その後ヴァイオリンとギターがユニゾンでメロウに奏で、テクニカルなユニゾンとタブラのフィルからギターのテクニカルでエネルギッシュなソロが。ソロが終わると大拍手!終盤ではリズミカルなリフからテクニカルなユニゾンリフと叩きまくりタブラから盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!ヴァイオリン、平松加奈!タブラ、吉見征樹!ギター、伊藤芳輝でした」って大拍手!そして大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとほどなく「アンコールに行かせていただきます。カモン!」って伊藤さん、大拍手!

 オーラス10曲目。ギターの哀愁ただようミドルテンポのリフから木鈴の音が響き、タブラのリズムがはいって、ギターのリズミカルなリフ、ヴァイオリンのリズミカルなリフ、ユニゾンでのリズミカルなリフも。その後ギターリフからヴァイオリンがしっとりとのびやかに奏で、そこからギターのテクニカルなソロへ。続いてヴァイオリンののびやかで艶やかなエモーショナルソロが。終盤ではタンバリンのリズムにのってユニゾンでのリズミカルリフからブレイクをキメてFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」って伊藤さん。大拍手のなか、メンバーの皆さんは楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると21時54分。約45分の第2部で、計1時間45分のとっても楽しくて素敵なライブでした。
 ギター・ヴァイオリン・タブラの素敵な演奏をたっぷり観れて聴けて嬉しかったっす。さらにとてもメモしきれない爆笑MCでたっぷり笑わせていただいて楽しかったっす。特に今回は加奈さんの舞うような大きなアクションでの全身で表現される美しくドラマティックな演奏に酔いしれてしまいました。また機会があればライブ観に行きたいっす。

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