ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

Margaret Maggie  Tower –塔-

2014-05-29 23:10:34 | World Music
 中世の香りただようトラッド・プログレバンド<Margaret Maggie>。ギター・ベース・シンセ他の<阿久津太郎さん>の宅録音源から2007年にはじまって、2010年に5曲収録のミニアルバムを発表され、その後ライブを重ね、2014年4月にこのアルバム「Tower –塔-」を発表されます。全9曲収録で、ジャケットは今回もメルヘンチックでありながらも、ミステリアスな感もあって、アルバムを聴くのがとっても楽しみになります。
 <Margaret Maggie>、現メンバーは、阿久津さんの他、ヴァイオリンやヴィオラ・ダ・ガンバ他の<福井陽介さん>、ドラムス&パーカッションの<山本真也さん>、キーボード<畑花菜さん>、そして013年4月より海外赴任のために休業中の<谷篤実さん>です。現在は5人で活躍中です。
 アルバム1曲目は「太陽の影」。ミドルテンポのメルヘンチックなリフからはじまって、明るく華やかに、そしてほのぼのと。その後、徐々に盛り上がっていって、ヴァイオリンが力強くのびやかに奏で、キーボードの綺麗な音色とともにドラマティックに展開して。
 2曲目は「戯れ」。パワフルなドラムフィルからアップテンポのノリノリモードでパワフルにうねるベースリフとともにリズミカルなリフが明るく楽しく奏でられて。その後パワフルなドラムからヴァイオリンが力強くのびやかに奏で、ヴァイオリンとキーボードのテクニカルなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。そしてアップテンポのノリノリモードで明るく楽しく。お祭りというか、カーニバルのようなめっちゃ楽しい感じです。
 3曲目は「太平洋」。パワフルなリズムがフェードインしてきて、綺麗なピアノリフからシンセサウンドが幻想的にながれ、そこからヴァイオリンとギターのリフが明るく華やかにダンサブルな感じで奏でられて、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。その後、綺麗なピアノリフからヴァイオリンがたおやかにのびやかに奏でられて。そしてリズミカルでテクニカルなリフから、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。
 4曲目は「フィリップ小心王」。ドラムフィルからヴァイオリンとキーボードのテクニカルなリフがアップテンポでスリリングに展開し、ダイナミックなリフが。その後、静かになるもアップテンポのヴァイオリンとベースのリズミカルなリフがはいって、テクニカルなリフと叩きまくりドラムがスリリングに。中盤ではダイナミックなリフから、テクニカルなリフとユニゾンリフがスリリングに展開し、ミドルテンポになってヴァイオリンがのびやかに奏で、ミステリアスなリフを。終盤では静かになるも、リズミカルなリフからダイナミックなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。
 5曲目は「華麗なる野蛮人」。オンラインゲーム「進撃の巨人」に使われています。ミドルテンポのゆったりとした感じでフォルクローレ調で笛のリフがながれ、ビオラ・ダ・ガンバののびやかな音色がジャンベのリズムにのってながれて。その後チェンバロ風リフから笛とビオラ・ダ・ガンバがユニゾンでのびやかに奏で、それが力強くリズミカルに。終盤ではリズミカルなリフから盛り上がっていってダイナミックに。
 6曲目は「錆びついた機械文明」。パズドラTVCMに使われています。ミドルテンポのダイナミックなリフがパワフルに盛大にながれ、そこからミドルテンポでヴァイオリンとキーボードがリズミカルなリフを。そしてドラムが叩きまくって、ヴァイオリンとキーボードがユニゾンでリズミカルなリフを奏で、その後キーボードとビオラ・ダ・ガンバがのびやかに奏でて、ダイナミックなリフへ。ラストは盛大に。
 7曲目は「薄氷-ロシア-」。神秘的なサウンドがゆったりとながれ、金属音や風の音が響き、そしてビオラ・ダ・ガンバとシンセサウンドがミドルテンポでのびやかにながれ、フルートのような音色が哀愁ただようメロディを奏でて。中盤ではピアノのしっとりとした音色が響くなか、ビオラ・ダ・ガンバののびやかな音色とメロトロン風サウンドが。そしてフルート風サウンドのほのぼのしたメロディがんびやかにながれ、オルガンサウンドもパワフルなドラムもはいって、そこからギターのエモーショナルなソロへ。終盤ではオルゴール風のメルヘンチックなサウンドがゆったりとながれ、ビオラ・ダ・ガンバの音色がのびやかに。そしてパワフルなドラムがはいって、メロトロンサウンドとフルート風サウンドがのびやかに哀愁メロディを奏で、盛り上がっていって。ラストはシンバルロールからグロッケン風サウンドと笛の音色がユニゾンでゆったりと。
 8曲目は「赤カブ品評会」。アップテンポのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいって、ドライブ感たっぷりのノリノリのベースリフにのってダンサブルで明るく楽しいリフがながれ、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。そしてアップテンポのリズミカルなリフがノリノリでダンサブルに。その後リズミカルなリフからギターのテクニカルなソロが。そしてドライブ感たっぷりにノリノリで盛り上がって、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムが。
 9曲目は「枯れ庭」。パズドラTVCMに使われています。ギターのしっとりとした音色がゆったりとながれ、ハープと笛がハモってゆったりと奏でられ、ピアノのしっとりとしたリフと、ハープのしっとりとしたリフが交互にながれて。その後、笛が物悲しげにしっとりと奏で、ビオラ・ダ・ガンバの音色がのびやかに。そして笛のエモーショナルなソロが。終盤ではハープとピアノのしっとりとしたリフから笛とビオラ・ダ・ガンバがゆったりとのびやかに奏でて。ラストはピアノと笛がしっとりとゆったりと。
 アイリッシュ風な感じで明るく楽しいノリノリの曲がたっぷり楽しめるなか、しっとりと静かでドラマティックな曲もあって、唯一無二の古楽・トラッド&プログレのMargaret Maggieサウンドたっぷりの、アルバムを通して楽しめる素敵なアルバムですね。

14.5.24 月兎

2014-05-25 23:47:59 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2014.5.24 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<PROGRESSIVE LIVE 2014>
 しっとりとした美しい叙情シンフォプログレバンド<月兎>。プログレバンド<PEDIMENT>のメンバー3人が主体となって2000年に結成。2010年には結成10周年を迎えてアルバムのレコーディングを始め、2011年5月に11年の時を経て待望のデビューアルバム「月兎」を発表。現在不定期ながらもライブ活動をされています。前回のライブは昨年2013年の9月でした。で、次のライブの日程発表をずっと楽しみにしていたところ、今年2014年5月にライブがあると。しかも対バンが叙情派日本プログレの大御所<新●月>の前身バンドである<セレナーデ>のギタリスト<高津昌之さん>率いるバンドとのことで超ビックリ!8カ月ぶりの<月兎>ライブも超楽しみですが、高津さんのライブってこれまで観たことがないもので、どんなサウンドを聴かせてくれるのか、非常に興味がありました。
 <月兎/つきうさぎ>。メンバーはギター<村上常博さん>、ベース<小林尊也さん>、キーボード<SUMさん>、ドラムス<ツッシーさん>、そして女性のヴォーカル&フルートの<麗奈/レイナさん>の5人です。

 さて当日。今日もライブかぶりまくりですが、迷わずシルエレへ。土曜休みですが休日出勤で、仕事を早めに切り上げて吉祥寺へ。受付を済ませてフロアーへ。ステージにはキーボードがないことから、先が<高津昌之with T-Friends>のようです。しかもツインギター編成とはいえ、ギターが6本も並んでいて壮観でしたね。GibsonSGやリッケンバッカー12弦ギターや三日月型スケルトンボディギターも。そうそう、ブラウンのグレコギターも。客席はいつの間にか超満員です。

 18時35分ころ、<高津昌之with T-Friends>のメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。曲はテクニカルでハードなインストや、洋楽ロックカヴァーや、GS風などこか懐かしい感じのロックをたっぷりと聴かせてくれて。高津さん、ギター弾きまくりで、高い声の力強いヴォーカルも聴かせてくれてかっくいいっす。
 いよいよ最後の曲になると、なんと村上さんがスペシャルゲストとして登場されてビックリ!高津さんと握手をされてからブラウンのグレコギターを抱えて「宜しくお願いします」って大拍手!序盤はリズムギターで、終盤では高津さんとめっちゃ弾きまくりの白熱したアツいソロバトルを。超盛り上がりましたね。1時間ちょいのライブでした。

 ステージはメンバーの皆さんが入り乱れてのセットチェンジ中です。なかでもステージ中央には2バスにロートタムやキャノンタム&シンバルいっぱいの要塞ドラムセットが。見た目だけでも凄い迫力です。ステージ向かって左ではSUMさんがエレピとシンセをL型にセット。その隣では小林さんがイエローのタイガースユニフォーム姿で。背中にはどなたかのサインが。ステージ右では村上さんがブラックアーム付レスポールを抱えて。

 20時10分を過ぎたころ、客席が暗くなって男性ヴォーカルのゆったりとした幻想的なSEがながれて。そして美しい麗奈さんが白のウエディングドレスすがたで登場して大拍手!
 パワフルなドラムフィルからはじまった1曲目は、現在構想中の組曲から「イコpart1」。ミドルテンポでギターとキーボードがユニゾンで爽やかなリフをのびやかに。そしてアップテンポのノリノリのドライブモードになって、オレンジライトのなか、ヴォーカルがリズミカルに。中盤ではダイナミックなリフからギターのリズミカルなリフとオルガンがのびやかに奏でるなか、ヴォーカルがパワフルにリズミカルに。その後ゆったりとした感じになってフルートがのびやかにドラマティックに奏でて。そして一旦止まってからうす暗いなか、ピアノのしっとりとしたリフからギターとベースもしっとりと奏で、フルートがのびやかにほのぼのした感じのメロディを奏でて。終盤ではパワフルなドラムとヘヴィギターから、イエロー&オレンジライトのなか盛り上がって、ギターのエモーショナルなソロが。そしてアップテンポのノリノリモードでヴォーカルが力強いスキャットを。ラストはダイナミックなブレイクリフが。

 「ありがとうございます。月兎と申します」って麗奈さんが挨拶して大拍手!ここで早くもメンバー紹介です。「オンドラムス、ツッシー!」大拍手!「この白い細長いのなんて言うんですか?」って麗奈さん。「キャノンタム」って。続いて「オンベース、小林尊也!」大拍手!「昼間は運動会に行って撮影がんばっていた」って麗奈さん。「オンキーボード、SUM!」大拍手!「何か話ないですか?」「あんまりしゃべると・・・高津さんのおかげで・・・」って。「ギター、コンポーザー、えっと・・・」って麗奈さん。「村上です」って村上さん、ご自身で。爆笑&大拍手!「物忘れのひどい、麗奈です」って大拍手!「緊張すると物忘れするんだって気づきました」って爆笑!「歌詞だけは忘れないように」って。

 2曲目は「天空への小恋歌/Madrigal」。レッドライトのなか、キーボードのハープシコード風サウンドのしっとりとしたリフが抒情的にながれ、シンバルロールからギターのアルペジオリフにのってゆったりとしたヴォーカルがはいって、ミラーボールが廻る幻想的ななか、のびやかに美しく歌い上げて。そしてフルートの音色がしっとりとながれ、グリーンライトのなか、そのままリズミカルなリフを。その後、村上さんがステージ前に出て麗奈さんと並んでエモーショナルに奏でて。終盤では一旦止まってからヴォーカルがアカペラでしっとりと歌って、ピアノリフがはいって力強く歌い上げて、ダイナミックなリフがはいってイエロー&レッドライトのなか盛り上がって。ラストはピアノリフがしっとりと静かにながれ、そして♪ダーン!って衝撃的にFin。

 「ありがとうございます」って麗奈さん。「古い曲が続きますが、ちょっと懐かしい曲を」って。「なんか曲の思い出とかない?」って麗奈さん、メンバーの皆さんに振って。すると小林さんが。次の曲は、とあるコンテストに応募したことがあるそうですが、残念ながら落選だったとか。

 3曲目は「宛名の無い手紙」。フロアタムロールからミドルテンポでギターのヘヴィリフがはいって、ギターとシンセが哀愁ただようメロディをのびやかに奏で、ピアノのしっとりとしたリフからヴォーカルが静かにメロウに歌い、パワフルなドラムがはいって、ヴォーカルがのびやかに力強く歌って、ドラマティックに展開し、オレンジライトのなか、ギターがエモーショナルなソロを。その後、静かになってヴォーカルがしっとりと歌い、パワフルなリズムがはいって、力強くドラマティックに。さらにのびやかにスキャットを。中盤では薄暗いなか、ギターのアルペジオリフからヴォーカルがしっとりと歌い、それがレッドライトのなか、力強くなっていって。そしてイエローライトのなか、ダイナミックなリフが壮大にながれ、アップテンポのノリノリモードになってパワフルにブレイクをキメ、ギターとキーボードがライトが点滅するなか、ユニゾンでスリリングに。そこからギターのテクニカルなソロが。終盤ではダイナミックなブレイクからゆったりと壮大に。そしてヴォーカルが力強くドラマティックに歌い、ラストはドラムが叩きまくって劇的にFin。

 「ありがとうございます」って麗奈さん。ここで皆さんの衣装の話になって「この統一感のなさ」って麗奈さん、爆笑!「これでも着替えてるんですよ」って爆笑!そうそう、小林さんのタイガースユニフォームの背中のサインは平田二軍監督のサインなんだそうで。小林さんは後ろを向きますが、ベースのストラップでサインが隠れて見えないっす。

 4曲目は「深海に咲く花」。カウントからダイナミックなリフがはいって、ライトが点滅するなか、アップテンポでリズミカルにダイナミックにはじまって、ミドルテンポのリズミカルなリフとアップテンポのノリノリのユニゾンリフが交互に展開し、ブレイクからギターフィル・キーボードフィル・ベースフィルがスリリングに。そしてアップテンポのノリノリモードでギターとオルガンのリズミカルなリフが。その後一旦止まってから薄暗いブルーライトのなか、ピアノのしっとりとしたリフからフルートがのびやかに奏で、ドラムがリムを叩いてリズムを刻み、しっとりとしたヴォーカルがはいって、グリーンライトのなか、力強く歌い上げて盛り上がって、ヘヴィでダークなリフがダイナミックに。中盤ではピアノのリズミカルなリフからヴォーカルがしっとりと語りや歌を。そしてアップテンポのパワフルなドラムがはいってヴォーカルが力強いロングスクリーミングを。その後、ダイナミックなブレイクリフからライトが点滅するなか、ギターがステージ前でテクニカルなギターソロを。続いてキーボードもテクニカルなソロを。さらにギターとキーボードがリズミカルにハモって、スリリングなブレイクをキメて。終盤では一旦止まってから暗いなか、ギターのゆったりとしたアルペリフからフルートがしっとりと奏で、イエロー&ブルーライトのなか、浮遊感のあるのびやかでほのぼのした雰囲気になって、ウインドベルが綺麗に響き、ヴォーカルがスキャットをのびやかに奏で、ドラマティックに盛り上がって。ラストはピアノの力強いリズミカルなリフからギターが弾きまくり、ドラムが叩きまくって劇的にFin。

 「ありがとうございます」って麗奈さん。ここで村上さんがMCを。「今日はどうもありがとうございます」って大拍手!そして高津さんに御礼の言葉を述べられて「共演できて感激でした」って。かつては村上さん・麗奈さん・小林さんは、<水鏡>の阿南さんと神山さんとプログレバンド<PEDIMENT>をやっておられましたが、そもそも<PEDIMENT>は、高津さんのおられた<セレナーデ>の「回帰」をやるために集まったのだそうで<セレナーデ>がなかったら「このメンバーは集まらなかった。高津さんは恩人です。感謝しています」って大拍手!

 本編最後となる5曲目は「エンジェル」。暗いステージのなか、スペーシーなシンセサウンドがながれ、そこにギター・ドラム・ベース・フルートがはいってレッドライトのなか、フリーインプロを展開。その後ミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、ギターとキーボードがダークリフを。そして一旦止まってからピアノのしっとりとしたリフにのってヴォーカルがはいって、ベースとギターのアルペジオリフもはいって、徐々に盛り上がっていってヴォーカルが力強く歌い上げ、ダイナミックなリフが。その後一旦止まってからメロトロン風サウンドが響き、しっとりとしたヴォーカルがはいって歌い上げて、イエロー&オレンジライトのなか、ドラマティックに盛り上がって。中盤ではギターの軽快で明るく爽やかなカッティングリフがリズミカルにながれ、浮遊感のなか、フルートのリズミカルで爽やかなソロ、続いてキーボードのテクニカルなソロが。そしてキーボードとフルートがユニゾンでリズミカルに奏で、ギターがハモって。その後再びギターとキーボードのダークリフがはいってミドルテンポでダイナミックに。終盤では一旦止まってから、薄暗いなか、ギターのアルペリフからしっとりとしたヴォーカルがはいってスキャットをいれて盛り上がっていって。そしてギターとキーボードがのびやかに奏で、そこからギターがステージ前でテクニカルなソロを。さらにキーボードとギターが綺麗にハモって、ドラムも叩きまくって盛り上げて。その後フルートがのびやかに力強く奏で、盛大なフィナーレへ。村上さんがなにかおっしゃっていますが、残念ながらマイクオフで聞こえず。おそらくメンバー紹介かな。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました」って麗奈さん。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。「はい!ありがとうございます」って村上さん。

 オーラス6曲目は「夢追い人の旅立ちに」。オレンジライトのなか、ギターのアルペジオの爽やかでリズミカルなリフからシンセののびやかな音色がたおやかにながれ、ハイハットのリズムからパワフルなドラムがはいってアップテンポの疾走モードになって、ライトが点滅するなかノリノリでギターのヘヴィリフとオルガンのリズミカルなリフが。それが止まってゆったりとしたリフがながれるなか、しっとりとした美しいヴォーカルがはいってたおやかに。そしてミドルテンポのリズムがはいってダイナミックなリフから、イエロー&オレンジライトのなか、ヴォーカルがゆったりと雄大に、ドラマティックに歌い上げて。その後、薄暗いなか、ギターのアップテンポのテクニカルなリフから、メロトロン風サウンドがゆったりと響き、シンバルロールからパワフルなツーバスドコドコのリズムにのって、ヘヴィリフや、テクニカルなリフやユニゾンも。中盤ではオルガンのテクニカルなソロ、続いてダイナミックなブレイクリフをはさんで、ギターのテクニカルなソロ、さらにギターとキーボードがスリリングにトリルをハモって。終盤では、イエロー&オレンジライトのなか、ゆったりとドラマティックに歌い上げて。そしてパワフルなドコドコドラムからギターとオルガンの激しいリフにのってレッドライトが点滅するなか、早口ヴォーカルがはいって、それが突然止まってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございます。キーボード、SUM!ベース、尊也!ドラムス、つっしー!ヴォーカル&フルート、麗奈!」って村上さん。おのおのに大拍手!そして「ギター、村上!」って麗奈さん。ここである女性のお客様が麗奈さんに花束を。「また会いましょう!どうもありがとうございました!」って村上さん。「最後に一言」ってSUMさんが挨拶を。なんと<新●月>のあるメンバーの方が来場されていたそうで。「知ってたら歌えなかった」って麗奈さん。これにてライブ終了です。時計を見ると21時20分。約70分の素敵なライブでした。

 今回もつっしーさんの2バスフル装備の巨大要塞セットでのドラミング、凄い迫力でしたね。たまに他の音が聞こえなくなるくらいに。そして繊細かつ美しくテクニカルなSUMさんのキーボードも、力強くタイトな小林さんのベースも、ヘヴィに綺麗に響くテクニカルかつメロウなギターもかっこよかったし、その美貌と美しく、時に囁くように静かに、ときに大音量に負けない力強い麗奈さんの歌声に感動でした。美しくパワフルかつダイナミックにドラマティックに聴かせてくれた素敵なライブでした。次回のライブが決まるのを楽しみにしています。

MAU2 ANOTHER HEAVEN

2014-05-22 06:25:30 | 21th J-プログレ
 プログレッシブ・ロックを追求するバンド<MAU2(マウマウ)>。MAU2は、キーボード<井上銀河さん>、ドラムス<星野高広さん>、ギター<西口圭三さん>のお3方が中心となって1983年に結成されたそうです。その後紆余曲折あり、休止期間もあったものの2001年に復活し、2002年11月よりレコーディングを始めて、2005年3月に待望のデビューアルバム「VOYAGERS」が発表されます。メンバーはキーボード井上さん・ドラムス星野さん・ギター西口さん、そしてベース<濱田敏さん>、キーボード<高橋秀幸さん>、ギター&ヴォーカル<高嶋三起さん>の6人です。アルバムは高く評価され、高橋さんは脱退されたものの、5人でライブ活動もされたそうで。
デビューアルバム発表から9年を経た2014年、待ちに待ったセカンドアルバム「ANOTHER HEAVEN」がついに発表されました。23分の大曲も含む全4曲のアルバムで、ジャケットは神秘的かつ攻撃的で緊張感がありますね。
 アルバム1曲目は「THUNDER OF THE DRAGON」。静かにミステリアスな音色が低く奥深く神秘的にながれ、一転シンセの鮮烈でダイナミックなリフが力強く盛大にながれ、パワフルなドラムとギターも入ってユニゾンで盛大に。そしてシンバルロールからファンキーでパワフルなスラップベースリフがはいって、アップテンポのノリノリモードでヘヴィギターリフとオルガンが響くなか、パワフルなヴォーカルがはいって、サビではダイナミックリフ&叩きまくりドラムで盛り上がって。中盤ではダイナミックなリフからモーグののびやかなソロが。そしてスリリングなブレイクリフから再びモーグがのびやかに。その後ダイナミックなリフからスリリングなブレイクリフがはいって、アップテンポでシンセリフが爽やかにながれ、パワフルなうねりまくるスラップベースリフにのってギターのエモーショナルなソロが。終盤ではシンセのダイナミックなリフが爽やかにながれ、ブレイクからミドルテンポでギターのPOPで楽しいリフが。そこからギターの爽やかでエモーショナルなソロが。ラストはアップテンポでパワフルでファンキーなスラップベースリフにのってリズミカルなヴォーカルがはいって、ダイナミックリフ&叩きまくりドラムが。そして衝撃音が響いてFin。
 2曲目は「BEAT OF THE EARTH」。足音のような音が響き、ギターのヘヴィリフが軽快に明るく爽やかにながれ、オルガンが響き、アップテンポのノリノリモードで明るくPOPなヴォーカルがはいって。そしてダイナミックなリフ、ギターとオルガンのリズミカルなリフからヴォーカルがのびやかに。サビではコーラスもはいって爽やかにのびやかに。シンセのリズミカルでテクニカルなリフも。中盤ではダイナミックなリフがアップテンポでスリリングに、そしてギターのヘヴィリフからブレイク&叩きまくりドラムで盛り上がって。終盤ではシンセの鮮烈なリフと叩きまくりドラムからサビに戻って爽やかなコーラスがながれ、ギターとシンセのリズミカルなリフからオルガンのテクニカルなソロが。ラストは足音が響いて。
 3曲目は「深海の月錆」。ピアノとアコギのしっとりとしたリフからはじまって、ゆったりと哀愁ただようヴォーカルがはいって、モーグの郷愁を感じるメロディがのびやかにながれて。そしてしっとりとした曲調が力強く盛り上がっていって、ヴォーカルがパワフルなドラムにのって歌い上げて。その後しっとりとしたリフからヴォーカルがはいって、チェロ風ののびやかな低い音色が味わい深くながれ、パワフルなドラムがはいって力強く歌い上げてドラマティックに。中盤ではミドルテンポのパワフルなリズムにのってギターがヘヴィリフからエモーショナルなソロをドラマティックに。終盤ではダイナミックなリフからシンセのリズミカルなリフをバックにギターがのびやかに奏で、そしてシンセとギターのリズミカルなユニゾンリフから叩きまくりドラムとともに盛り上がって、アップテンポのノリノリモードになってドライブ感たっぷりにヴぉーかるがのびやかに爽やかに。ラストはピアノとアコギのリフがしっとりと。そして波の音が。
 4曲目は「ANOTHER HEAVEN」。神秘的なサウンドが響き、シンセのミステリアスなリフがゆったりとながれ、ミドルテンポのダイナミックなリフからギターとシンセのリズミカルなリフがはいって、ギターが力強くのびやかにドラマティックに奏でて。そしてカリンバ風サウンドのリズミカルなリフから太鼓のような音のミドルテンポのリズムで、お琴のような音のリフにのってヴォーカルがミステリアスなメロディを。その後シンバルのリズムからダイナミックなリフが盛大にながれ、ギターのヘヴィダークリフとシンセのリフからヴォーカルがコーラスとともにのびやかに。そしてギターとオルガンのユニゾンでのミステリアスなリフからドラムが叩きまくって、アップテンポで力強いヴォーカルがはいって、コーラスとともにのびやかに歌い、ミドルテンポになってギターのヘヴィリフからパワフルなヴォーカルがはいって、ブレイクをキメて。中盤ではクリスタルサウンドのリフからシンバルのリズムが静かにはいって、ギターのしっとりとしたアルペジオリフからピアノのテクニカルなソロへ。それが徐々に盛り上がって、ディレイを効かせたヴォーカルがのびやかにながれ、フルートの哀愁たっぷりのエモーショナルなソロ、ギターのドラマティックなソロが。そしてアップテンポの変拍子でパワフルなドラムからオルガンのテクニカルなリフ、ギターのヘヴィダークリフ、さらにダイナミックなブレイクリフがスリリングに。その後、シンセのリズミカルなリフ、ギターのヘヴィリフからピアノのミステリアスなリフがながれ、ダイナミックリフ&叩きまくりドラムで盛り上がって。終盤ではオルガンのミステリアスなリフ、シンセのリズミカルなリフからヴォーカルがのびやかに歌い上げ、ダイナミックリフ&叩きまくりドラムが。そしてギターとシンセのユニゾンリフからヴォーカルが歌い上げ、ダイナミックなリフがスリリングに。その後カリンバ風のリズミカルなリフから力強くのびやかに歌い上げ、ギターがのびやかにメロウに奏で、そこからオルガンのテクニカルなソロへ。ラストはゆったりと盛大なフィナーレを迎えて。
 パワフルでファンキーでノリノリの楽しい場面や、めっちゃPOPで爽やかな場面、そしてしっとりとした叙情的な場面もあり、さらにワールドワイドな音世界からダイナミックでドラマティックに展開していく壮大なシンフォプログレをテクニカルな演奏で聴かせてくれる、さらに進化したMAU2サウンドを楽しませてくれる素敵なアルバムですね。いつかライブも観てみたいっす。

Cinderella Search  The Suite “Next World”

2014-05-18 07:19:13 | ジャパン・プログレ
 <シンデレラ・サーチ>は、ヴォーカリストの<仲村アキヒサさん>が中心となって、ベーシストの<加藤修さん>とともに1986年に結成したバンドで、ヴァイオリニストの美ノ辺さんを迎えてから、オリジナリティ溢れるプログレスタイルになり、翌91年に自主制作ながら初のミニアルバム「Cinderella Search」を発表され。93年にフルレンスアルバム「Cinderella Search」を発表されます。そして98年よりセカンドアルバムのレコーディングをはじめますが、途中でメンバーチェンジもあり、2001年にようやく2ndアルバム「Stories of LUMINOUS GARDEN」を発表されます。しかしその後ヴァイオリンの美ノ辺さんとギタリストが脱退してしまいます。バンドはあらたなヴァイオリニストは迎えずに、原点に帰り、新たなサウンドスタイルを模索します。メンバーはヴォーカル仲村さん、ベース加藤さんの他、ドラムス<石森茂さん>、キーボード<穐山義英さん>、ギター<井上竜夫さん>、そしてヴォーカル兼衣装デザイナーの<MITSUMOTO英知さん>の6人編成です。2003年冬に80分にも及ぶ組曲「NEXT WORLD」を作り上げ、プレライブも開催。2004年からはこの組曲のレコーディングに・・・とのお話でしたが、謎の空白期間が。
2014年4月、13年ぶりにアルバムが発表されました。「近未来に起こりうるようなSFストーリーを描いた壮大なコンセプトアルバムです。
 1曲目は「Circle Of Life」。鮮烈でダイナミックなリフから盛大にはじまって、ピアノの綺麗で力強いリズミカルなリフとシンセサウンドが響き、ドラムが叩きまくって。物語の華々しい幕開けです。そしてアップテンポでピアノのパワフルでリズミカルなリフにのってギターがのびやかに爽やかに奏で、さらに弾きまくって。その後ミドルテンポでピアノの綺麗なリフがながれるなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって、綺麗なコーラスとゆったりとメロウに。そしてギターがのびやかに奏で、ヴォーカルとコーラスがゆったりとドラマティックに。終盤ではギターのエモーショナルなソロがドラマティックに。そして綺麗なピアノリフからヴォーカルとコーラスがゆったりと。ラストは風吹く音がながれて。
 2曲目は「Internet Killed Cinema Star」。唐突に猫の鳴き声が。そこからピアノの綺麗なリフにのってギターがメロウに奏で、フレットレスベースの味わい深い音色がしっとりとながれて。そしてミドルテンポでしっとりとしたヴォーカルがはいって、ギターがメロウにゆったりと奏で、サビではヴォーカルとコーラスが綺麗にしとりと。中盤ではギターがメロウにゆったりと奏で、シンセのオケサウンドがのびやかにドラマティックに。その後バンドリフとリズミカルなヴォーカルが交互にながれ、盛り上がっていって、サビではヴォーカルが綺麗なコーラスとともにドラマティックに歌い上げて。ラストはギターのエモーショナルなソロが。そしてピアノリフがしっとりと。
 3曲目は「Parasite X (i)The Possession (ii)The Revenge」。衝撃的なリフと叩きまくりドラムからはじまって、シンセのミステリアスなリフがながれ、ミドルテンポでギターのヘヴィダークリフがながれ、オルガンのテクニカルな弾きまくりソロが。続いてギターとシンセのヘヴィダークリフと叩きまくりドラムから、ギターのリズミカルなソロがはいって、シンセのリズミカルなリフとギターのヘヴィリフからダイナミックなリフがはいって盛り上がって、ブレイクもキメて。その後アップテンポのテクノリズムがはいってノリノリモードでシンセサウンドがのびやかにながれ、ギターのアルペリフからヴォーカルとコーラスがリズミカルに。中盤ではミドルテンポのレエゲモードになってヴォーカルがゆったりとリズミカルにほのぼのした感じのメロディを歌って。終盤ではシンセのスペーシーサウンドがゆったりとながれ、ギターのアルペリフとピアノリフがゆったりとながれて。そしてアップテンポに戻って叩きまくりドラムからヴォーカルがノリノリモードで爽やかに歌って、サビではコーラスもはいってゆったりと。ラストはギターのびやかにエモーショナルに奏でて、ドラマティックに盛り上がって。
 4曲目は「D.N.A.」。ゆったりとしたダイナミックなリフからピアノの綺麗なリフにのってギターがメロウにのびやかに奏で、ピアノリフからヴォーカルがしっとりと歌い、ギターがのびやかにエモーショナルに奏で、パワフルなドラムがはいって、ヴォーカルが綺麗なコーラスとともに歌い上げて。その後ギターのヘヴィリフからダイナミックなリフと叩きまくりドラムがはいって、ギターが弾きまくって。中盤ではピアノの綺麗なリフからヴォーカルとコーラスがしっとりと歌い、ダイナミックなリフからヴォーカルが歌い上げて盛り上がって、ヴォーカルとコーラスの掛け合いも。終盤ではシンセリフがのびやかにゆったりとながれ、ヴォーカルとコーラスがゆったりと歌って。そしてギターのエモーショナルなソロがのびやかにドラマティックに。ラストはピアノリフがゆったりと。
 5曲目は「Crazy Chiasman」。大歓声大拍手からアップテンポの楽しいリズミカルなリフがはいって、ノリノリモードでヴォーカルとコーラスがリズミカルに。サビではシンセの鮮烈なリフからコーラスがのびやかに、ヴォーカルがリズミカルに。その後ダイナミックなリフと叩きまくりドラムからギターのテクニカルな弾きまくりソロが。中盤ではアップテンポでギターのヘヴィリフにのってヴォーカルとコーラスがリズミカルに歌い、サビでは力強く歌って、ダイナミックなリフからパワフルにブレイクをキメて。終盤ではピアノのリズミカルなリフからギターがのびやかに奏で、ダイナミックなリフが。ラストはゆったりとしたピアノリフからヴォーカルがしっとりと。そして♪ダン!って衝撃的にFin。
 6曲目は「Mouse Cage」。ギターのヘヴィリフと叩きまくりドラムからミドルテンポでシンセがミステリアスなフレーズをのびやかに奏で、ギターとオルガンのパワフルなリフにのってヴォーカルがリズミカルに、ゆったりとメロウにロマンティックに歌い、盛り上がっていって、サビではパワフルにリズミカルに。その後、しっとりとしたピアノリフからヴォーカルがゆったりと。中盤ではギターのヘヴィリフからオルガンのテクニカルなソロが。続いて叩きまくりドラムとギターのテクニカルなソロが。終盤ではパワフルなコーラスからヴォーカルが歌い上げて。ラストはシンセのミステリアスなフレーズがのびやかにながれ、パワフルなコーラスがリズミカルに。
 7曲目は「The End Of The Ruin」。銃撃音や爆撃音からはじまって、シンセのミステリアスなリフがだんだん大きくなって、ダイナミックなリフが。そしてミドルテンポのギターのヘヴィリフとパワフルなドラムからシンセがミステリアスに奏で、ギターのヘヴィダークリフと叩きまくりドラムが。その後ギターがスイッチングリフからのびやかに奏で、そこからスリリングに弾きまくって。中盤ではアップテンポの疾走モードになってモーグのテクニカルなソロが。さらにギターのヘヴィダークリフにのってモーグがスリリングに弾きまくって、ブレイクをキメて。終盤ではギターとモーグがユニゾンでのびやかに奏で、ラストはダイナミックなリフから爆発音が響いて。超攻撃的でかっちょいいインストです。
 8曲目は「After The Rain」。雷鳴や雨音が響くも、すぐに雀のさえずりや水滴の落ちる雨上がりの音に。そしてアコギのゆったりとしたリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、歌い上げていって、サビではミドルテンポでシンセとともにヴォーカルとコーラスがのびやかに。その後シンセがほのぼのしたメロディをのびやかに奏で、アコギのテクニカルなソロへ。そしてしっとりとしたヴォーカルがはいって、アコギリフと掛け合いも。終盤では爆発音が響き、一旦止まるもコーラスがゆったりとながれ、ギターのエモーショナルなソロへ。ラストはヴォーカルとコーラスがゆったりと。
 9曲目は「Brilliant Circle」。ゼンマイを巻く音からオルゴールのほのぼのしたメロディがゆったりとながれて。そしてダイナミックなリフと叩きまくりドラムからアップテンポでシンセの鮮烈なリフとベースのテクニカルなリフがはいって、ノリノリモードでピアノのリズミカルなリフからギターがのびやかに奏で、ヴォーカルがリズミカルに歌って、その後ヴォーカルとギターがのびやかに、そして爽やかなコーラスがはいってのびやかに。中盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムからピアノのテクニカルなソロが。そしてギターのヘヴィリフにのってヴォーカルがリズミカルに歌い、コーラスがはいってのびやかに爽やかに。ラストはダイナミックなリフからベースのテクニカルなリフと叩きまくりドラムが。
 10曲目は「組曲Next World (i)The Pray (ii)Into The Labyrinth (iii)Confusion And Tangle (iv)Against The Wind (v)The Revelation (vi)The New Departure (vii)Awaken」。波の音が聴こえてきて、キーボードのほのほのしたメロディがゆったりとながれ、ヴォーカルがしっとりとメロウに歌い、ミドルテンポのリズムがはいって、ヴォーカルがのびやかに。そしてダイナミックなリフと叩きまくりドラムからヴォーカルとコーラスがゆったりと歌い、ベースのテクニカルなフィルからギターがエモーショナルに奏で、ヴォーカルとコーラスが爽やかにのびやかに歌い、キーボードのテクニカルなリフからシンセがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって盛り上がって。その後ダイナミックなリフがゆったりと壮大にながれ、ドラムが叩きまくり、シンセの鮮烈なリフが盛大にながれて。そしてギターがエモーショナルに奏で、アップテンポになってシンセのリズミカルなリフがはいって、ギターのヘヴィリフからのびやかに。そこからミドルテンポのダイナミックなリフがはいってギターが弾きまくってドラムが叩きまくって。中盤ではギターがのびやかに奏で、エフェクトをかけたヴォーカルがはいって、パワフルなドラムフィルからダイナミックなリフがはいってシンセがのびやかに壮大に奏で、テクニカルなソロも。続いてダイナミックなリフとブレイクからギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後ギターとシンセがのびやかに奏で、ダイナミックなリフからのびやかに。終盤ではギターとシンセのユニゾンからドラムが叩きまくってブレイクをキメて、一旦止まってからミドルテンポでヴォーカルとコーラスがゆったりとほのぼのしたメロディを歌い、のびやかなギターとともにドラマティックに。そしてギターのテクニカルなソロが。その後、シンセサウンドがゆったりとながれるなか、力強いボレロリズムがはいって、ギターとシンセのオケサウンドがゆったりとながれ、シンセサウンドが壮大にながれ、鐘の音が響いて。
 とってもドラマティックなシンフォプログレの壮大な叙情詩、とっても素敵な作品ですね。コーラスサウンドがすっごい綺麗で、抑揚感が高まってより一層ドラマティックに感じますね。ちょっとValentineを思い出しました。それとPOPで爽やか、かつテクニカルな面はASIAを思い出しました。ここまで綺麗でドラマティックな作品は久々かも。たっぷりと堪能させていただきました。今度レコ発ライブがありますが、このクォリティをどう再現するのか、とても興味深いです。
 このアルバムは、ある特定のCDショップで購入するとおまけのCD-Rが。それが「Prelude to Next Stage」です。シンセサウンドにのせて、穐山さんが物語のあらすじを途中まで語っておられます。これがあると物語の内容が理解できて、アルバムをなお一層楽しめますね。

難波弘之さん Childhood’s End ~幼年期の終り~

2014-05-15 21:48:27 | 難波弘之さん
 日本プログレ界の父とも呼ばれる、大学教授でSF作家で日本最高峰キーボーディストの<難波弘之>さん。2013年に、27年ぶりとなる通算6枚目のソロアルバム「Childhood’s End ~幼年期の終り~」を発表されました。
アルバム参加メンバーは<SENSE OF WONDER>のベース<松本慎二さん>、ドラムス<そうる透さん>で、10曲目のみギター<吉良和彦さん>と、コーラス<玲里さん>が参加されています。
 1曲目は「Introduction~ツァラトゥストラはかく語りき」。うねるベースサウンドから静かにはじまって、シンセのスペーシーなサウンドがのびやかにながれ、ピコピココンピューター音が時折はいって。後半から“ツァラトゥストラはかく語りき”が。オケサウンドが静かにゆったりとはじまって、そしてダイナミックに響き渡り、盛大な幕開けが。
 2曲目は「来るべき世界」。ダイナミックなリフから鮮烈に華々しくはじまって、シンセのリズミカルなリフと叩きまくりドラムが。そしてオルガンのゆったりとしたリフからダンサブルな感じになって、ダイナミックなリフから叩きまくりドラムが。その後ダンサブルなリズムでシンセがリズミカルに奏で、ベースがしっとりと奏で、ピアノのゆったりとほのぼのした感じのメロディがながれて。中盤ではパワフルなタムドラムとグルーヴィなベースリフがはいって、ダイナミックなブレイクからアップテンポでモーグのテクニカルなソロが。続いてパワフルなブレイクからリズミカルなリフがはいって、そこから再びモーグのテクニカルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルが交互に、そしてパワフルなリフから叩きまくりで盛り上がって。
 3曲目は「虚無回廊」。ダイナミックなリフからミドルテンポでスリリングにはじまって、キーボードがパワフルに、のびやかに奏で、ドラムが叩きまくり、シンセのうねりまくるリズミカルなリフからパワフルなブレイクがはいって、ミドルテンポでシンセののびやかな音色が爽やかにながれて。その後ダイナミックなリフからシンセがのびやかに奏で、アップテンポのドライブモードになって、叩きまくりドコドコドラムからシンセのリズミカルなソロが。終盤ではシンセがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくり、パワフルなブレイクからドラムが叩きまくってもりあがって。ラストはキーボードがリズミカルなリフを静かに。
 4曲目は「今夜限り世界が」。ピアノの綺麗でリズミカルなリフからミドルテンポではじまって、シンセのストリングスサウンドがのびやかにながれ、ヴォーカルがはいって爽やかに歌って、リズミカルなスキャットも。その後もピアノとシンセのリズミカルなリフから、綺麗なピアノリフにのってヴォーカルが爽やかに歌って。
 5曲目は「でも誰もいない~骸骨を乗せた宇宙ステーション」。ピアノのリズミカルで楽しいリフからはじまって、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、難波さんのリズミカルなヴォーカルが。POPで明るく楽しい曲調です。そしてピアノの爽やかなリフが綺麗に響き、ピアノリフとベースリフが交互にながれて。その後ミドルテンポのダンサブルなリズムになって、オルガンのゆったりとほのぼのした感じのソロが。中盤では難波さんの語り口調のヴォーカルがはいって、そしてピアノのテクニカルなソロ、シンセのテクニカルなソロが。その後アップテンポでリズミカルで楽しい感じになって、ダイナミックなブレイクが。終盤ではミドルテンポでピアノのリズミカルなリフから難波さんと松本さんがユニゾンでリズミカルに歌って、明るく爽やかな感じに。ラストはオルガンの音色がゆったりと雄大にながれて。
 6曲目は「さよならジュピター~木星の彼方に」。ホルストの“惑星”の”木星“をモチーフにした曲です。シンセのリズミカルなリフからはじまって、ベースが力強くメロディを奏で、ダイナミックなリフからオルガンリフとホルンサウンドのリフがはいって、ダイナミックなリフへ。そしてアップテンポのダンサブルなリズムにのってオケサウンドがのびやかにリズミカルにながれ、オルガンとベースのリズミカルなリフからダイナミックなリフが。その後シンセのメルヘンチックなリフがだんだんテンポアップしていって、ブラスサウンドがのびやかにながれ、ダイナミックなリフがはいって盛り上がって。中盤ではダイナミックなブレイクリフからスネアロールがはいって、モーグの音色がゆったりとのびやかに、壮大にながれて。終盤ではミドルテンポのパワフルなリズムにのってダイナミックなリフからヘヴィサウンドのベースがのびやかにメロディを奏で、、シンセものびやかに奏で、パワフルな叩きまくりドラムとともに盛り上がって、盛大に劇的にFin。
 7曲目は「Ultra Q」。オルガンのリズミカルなリフからミドルテンポのダンサブルなSWINGモードでダイナミックなリフや、リズミカルなブレイクリフ&叩きまくりドラムフィルが。ジャジーでオシャレな雰囲気ながらもミステリアスな感じですね。
 8曲目は「柔らかい時計じかけのオレンジ」。まずは“時計じかけのオレンジ”のテーマが。ベースサウンドが響き、シンセのミステリアスなサウンドがゆったりと幽玄にながれて。そして女性コーラス風サウンドがのびやかにミステリアスに。続いては“ブレードランナー”のテーマ。ベースのリズミカルなリフからパワフルなシャッフルモードのミドルテンポのドラムがはいって、シンセが力強くのびやかに、そしてリズミカルに奏でて。最後は“スタートレック”のテーマが。シンセののびやかなサウンドが爽やかにながれて。
 9曲目は「Earth Side」。シンセの力強いダイナミックなリフからパワフルなベース&ドラムとともに盛大に華々しくはじまって、アップテンポでシンセの“Jump”風のリズミカルで明るく楽しいリフがながれ、ダイナミックなリフ&叩きまくりドラムフィルのブレイクがはいって。中盤ではミドルテンポになってシンセリフがゆったりとながれ、パワフルなベースリフと叩きまくりドラムからリズミカルに。その後アップテンポのノリノリモードでリズミカルナ」リフが明るく爽やかにながれ、キーボードのテクニカルなソロが。終盤ではダイナミックなリフが叩きまくりドラムとともに盛大に華やかにながれ、ミドルテンポでシンセがのびやかに奏で、メロトロンサウンドが響き、ダイナミックなリフが。ラストはゆったりと壮大にドラマティックに、劇的にFin。
 10曲目は「目醒めの空」。Rimixヴァージョンです。ミドルテンポのパワフルなリフからリズミカルなコーラスのスキャットがほのぼのした感じのメロディを奏で、シンセがのびやかにピアノが綺麗でリズミカルなリフを奏で、爽やかなヴォーカルがはいって、サビではダイナミックなリフからヴォーカルが力強く歌って。その後、リズミカルなスキャットからピアノの綺麗なリフとアコギのリズミカルなアリペジオリフにのってヴォーカルがリズミカルにほのぼのしたメロディを。その後ダイナミックなブレイクリフからヴォーカルが力強く歌って。間奏ではモーグのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルなスキャットが爽やかにながれ、シンセがのびやかに奏で、ピアノとアコギの綺麗でリズミカルなリフがだんだんゆっくりと。
 SF作家クラーク氏の小説のタイトルをアルバムタイトルにされているように“宇宙”をテーマとした壮大で奥深く、しかも明るく爽やかな感もあるとっても素敵なサウンドを聴かせてくれますね。もっとも歌詞をよく読むとちょっと切なくもなりますけど。アルバム10曲中でオリジナル新曲は4曲だけですけど、難波さんのSF世界がたっぷりと楽しめますね。

14.5.10 STELLA LEE JONES

2014-05-13 06:25:58 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2014.5.10 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<STELLA LEE JONES ワンマンライブ ―新ベーシスト 気鋭 佐野俊介さんを迎えてー>
 2009年にギタリスト<平田聡さん>が中心となって結成されたプログレバンド<STELLA LEE JONES>。2011年暮れにデビューアルバム「A FLOATING PLACE」を発表され、メンバーチェンジがあるも、着実にライブ活動を重ねられて、ライブでは新曲もどんどん披露されて、次なる2ndアルバムにも期待が。そんななか、2014年3月に川崎で開催されたジャパンプログレフェスに出演。メロディアス系バンドが多いなか、唯一チェンバー系でオリジナリティ溢れるステラワールドを展開してくれて。個人的にはサウンドバランスが気になったものの演奏自体は凄く良かったかと。で、この時点ですでに5/10シルエレワンマンは決まっていましたので、チッタで初めてステラを観た方が興味を持ってワンマン観にきてくれたら嬉しいなって思って。それと5/10ライブの後はニューアルバムのレコーディングに入るので、しばらくライブはないようなので、絶対に見逃せません。
 <STELLA LEE JONES>、現メンバーは平田さんの他、ピアノ<佐藤真也さん>、ドラムス<谷本朋翼さん>、パーカッション<くどうげんたさん>、アコーディオン<佐々木絵実さん>、ヴァイオリン<入山ひとみさん>。そして新ベーシスト<佐野俊介さん>の7人です。そうそう、新加入の佐野さん。チッタの時は音がよく聴こえなかったのと、後ろのほうでよく見えなかったので、今回すっごい楽しみです。

 さて当日。狭いステージで窮屈ななかでもエネルギッシュな演奏を披露してくれる<STELLA LEE JONES>。大所帯バンドのホームグラウンドでのビッグサウンド、めっちゃ楽しみです。土曜ですが、仕事を終えてから吉祥寺へ。18時半に受付を済ませてフロアーへ。ステージは向かって左後方にパーカッションセット。その隣にアコーディオンとグロッケンが。その隣にベースアンプとナチュラルボディの5弦フレットレスベースが。ステージ右後方にはパープルメタリックの3タム1バスのドラムセットが。後方だけでもこれだけの楽器群、よく納まりましたね。続いて向かって左フロントがギター。レッドボディのレスポールが。右フロントがキーボード。そしてフロントセンターがヴァイオリンです。
 開演近くなると超満員。いつものライブでは見かけないようなお客さんも結構いらしているような。そうそう!招待席には大山さん、そして新●月の津田さんも!

 19時ちょうど、SEのヴォリュームが大きくなり、フロアーが暗くなって、メンバーの皆さんが登場して大拍手で迎えられます。平田さんはグレージャケットで、佐野さんは赤いシャツにでっかいボンバーヘッドで。そして絵美さんも赤のトップスで、入山さんは赤のふわふわひらひらしたドレスを纏って、髪には白と青の羽根の綺麗なコサージュが。譜面台にはお人形型ライトと小さなお花が。う~ん、自分の席からだと朋翼さんがよく見えないっす。

 1曲目は「Parallel Railways」。薄暗いなか、雑踏の音がながれ、げんたさんがホイッスルを高らかに鳴らして、ヴァイオリンが汽笛のような音を力強く響かせ、アコーディオンは蛇腹を思いっきり広げて♪シュッシュって音を徐々に早く鳴らし、ギターが弦を叩いて♪ガタンゴトンって効果音を発し、げんたさんがマラカスでリズムをとり、パワフルなドラムがはいってアコーディオンがリズミカルなリフを弾き、ヴァイオリンがあのKQドレミファ音を奏でて。そしてギターとアコーディオンのテクニカルなユニゾンからアップテンポのノリノリモードでヴァイオリンとギターがリズミカルなリフを。中盤ではイエローライトのなか、ヴァイオリンがのびやかでエモーショナルなソロを。その後ダイナミックなリフからギター・ヴァイオリン・アコーディオンがリズミカルなリフを鳴らし、ダイナミックなリフからアコーディオンがのびやかに奏でて。終盤ではギターのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに奏でて。その後ユニゾンのリズミカルなリフからアコーディオンが♪シュッシュって音を徐々にゆっくりと。そしてヴァイオリンがフィンガーピックでJRの発車前ミュージックを奏で、雑踏の音がながれてFin。

 「ありがとうございます。STELLA LEE JONESです。こんばんは」「ワンマンライブご来場ありがとうございます」って平田さん、大拍手!ここでいきなりライブ告知が。「ライブはしばらくないって言ってたんですが、急遽決まりました」って大拍手!7/27にここシルエレでチッタでも一緒だった<YUKA & CHRONOSHIP>と対バンだそうで。これも見逃せません。「大丈夫なの?」ってげんたさん。「問題ないです」って平田さん。「顔が真剣」って入山さんがツッコミを。「ちょとドキドキしてます」って平田さん。

 2曲目は「The Winter Song」。薄暗いなか、ギターとアコーディオンのリズミカルなリフからヴァイオリンが奏で、ヴァイオリンとギターのリズミカルなリフにのってアコーディオンがのびやかに奏で、アコーディオンとヴァイオリンがゆらゆらとのびやかに美しく奏でて。そしてブレイクからギターのしっとりとしたリフからヴァイオリンがのびやかに、ピアノがしっとりと。その後ギターリフからアコーディオンとヴァイオリンがイエローライトのなか、のびやかにロマンティックに。中盤ではギターのエモーショナルかつテクニカルなソロで盛り上がって。そしてアコーディオンとピアノのしっとりとしたリフからアコーディオンのエモーショナルなソロへ。その後ヴァイオリン・アコーディオン・ピアノがしっとりと奏で、ヴァイオリンがたおやかに美しく奏で、ピアノとアコーディオンと綺麗にハモって。終盤ではイエローライトのなか、ピアノのエモーショナルで綺麗でアダルティな感じのソロが。美しい・・・。続いてギターのテクニカルなソロが。ラストはテクニカルなユニゾンリフがスリリングに展開し、一旦止まってからブルーライトのなか、しっとりとFin。

 続いて3曲目は「Kagerou」。ハイハットのアップテンポのリズムからギター・アコーディオン・ヴァイオリンがリズミカルなリフを。そしてアコーディオンがのびやかに奏で、ピアノソロへ。序盤はミステリアスな感じで、それからパワフルにアヴァンギャルドに。その後パワフルでリズミカルなリフから、アコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、スリリングなブレイクも。そしてピアノ・アコーディオン・ヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、盛り上がっていって。中盤ではアコーディオンのリズミカルなリフからギター・ピアノヴァイオリンが加わってミドルテンポのパワフルなドラムとともにダイナミックに盛り上がって。そしてヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏で、ピアノの綺麗なリフからグリーン&ブルーのなか、ギターがテクニカルなソロを、ヴァイオリンがのびやかに奏でて。その後ヴァイオリンとピアノのテクニカルなリフ、ベースのパワフルなリフ、アコーディオンのリズミカルなリフからダイナミックなリフとブレイクが。終盤ではダイナミックなリフからドラムがド迫力で叩きまくって。そしてギターがのびやかに奏で、一旦止まってからアコーディオンが哀愁メロディをゆったりと奏で、そこにヴァイオリンが加わってユニゾンでのびやかに。ラストはギターがかっこよくピックスクラッチをキメて、リズミカルなリフがスリリングに展開して盛り上がって。
 
 カウントからはじまった4曲目は「sala de uyuni」。グリーンライトのなか、テクニカルなユニゾンリフからスリリングにはじまって、ピアノの綺麗なリフからギターとアコーディオンのテクニカルなリフ、ヴァイオリンのフィンガーリフと続き、パワフルなベースとドラムとともに盛り上がって。そしてアップテンポのダンサブルなリズムにのってライトが点滅するなか、ギターとアコーディオンのリズミカルなリフにヴァイオリンも加わってユニゾンで爽やかに。ラテン系のノリ、楽しいっす。中盤ではピアノとギターのリズミカルなリフからヴァイオリンとアコーディオンがリズミカルなリフをユニゾンで。終盤ではピアノとギターのリズミカルなリフから、力強いベースラインにのってヴァイオリンとアコーディオンがユニゾンでのびやかに奏で、グリーンライトのなか、ヴァイオリンが美しく奏でて。ラストは静かになってピアノのしっとりとしたリフからアコーディオンがのびやかに奏で、ピアノとギターが綺麗にリフを。

 「ありがとうございました」って平田さん。「今日はこれで終わりということで・・・じゃアンコールに」って爆笑!ここでげんたさんが「先生!何か忘れていませんか?」「真ん中にいる人を紹介するんでしょ」って。で、「あーそうか!すいません!新加入のベーシスト、佐野俊介!」って大拍手大歓声!「入れ替わりの激しいバンドで」「いつまでやってくれるかなぁ」って平田さん。「平田さんが死ぬまでやります」って佐野さん、大拍手!前任の瀬戸さんが網膜剥離を患ってしまい、譜面ガン見のバンドのライブは難しいとのことで、やむなく脱退されたようで。「そういうことで、なんとなく佐野さんを」って平田さん、爆笑!平田さんが佐野さんの出演するライブを観にいってオファーされたそうで。「私が思い描いていたベースを弾いてくれて。素晴らしい!」って平田さん。

 「午前中・・・じゃなくて」って平田さん、爆笑!「1部の最後は2曲続いて」って。5曲目は「Swimming in Shallow Sleep」。ヴァイオリンがワルツリズムでクラシカルな感じで奏で、アコーディオンのリフ、ベースリフ、トライアングルのリズムがはいって、ヴァイオリンのリフからアコーディオンのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンがフィンガーピッキングでリフを弾き、パーカッションが小鳥のさえずりのような音や森の効果音を奏で、ピアノの綺麗でしっとりとしたリフからヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏で、ギターものびやかに。中盤ではアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏でオレンジ&ブルーライトのなか、盛り上がって。その後ヴァイオリンとアコーディオンがリズミカルなリフを弾き、げんたさんがコンガを擦って絶妙な効果音を発して徐々にリズミカルに盛り上がっていって。終盤ではピアノとアコーディオンのリズミカルなリフからヴァイオリンがゆったりとのびやかに幻想的に奏で、ラストはアコーディオンのパワフルなリフからヴァイオリンがのびやかに奏で、ベースリフが力強く響いて、そこから盛り上がっていって。

 ほとんど境なく続いて6曲目は「夢の境界線」。アコーディオンとヴァイオリンのパワフルでリズミカルなリフからはじまって、ギターがのびやかに、ヴァイオリンものびやかにゆったりと幽玄に奏でて。そしてミドルテンポのリズムがはいってギターのピアノのリフからヴァイオリンとアコーディオンがのびやかにドラマティックに奏でて。そこからアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに、ギターがメロウに幽玄に奏でて。その後アコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、リズミカルなリフからアコーディオンとヴァイオリンがゆったりと幽玄に奏でて。中盤ではパワフルなドラムフィルからギターとピアノのテクニカルなリフからアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、盛り上がって。そして一旦止まってから明るいカラフルライトのなか、アコーディオンとヴァイオリンがのびやかにドラマティクに奏で、盛り上がっていってダイナミックなリフがド迫力に。終盤ではヴァイオリンがゆったりとのびやかに、ギターがしっとりとメロウに奏で、ユニゾンでゆったりと。そして一旦止まってからアップテンポのリズミカルなリフでパワフルに盛り上がるも、ラストはゆったりとしっとりとFin。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございます」「ということで、休んで頂戴」って爆笑!ここで物販の宣伝も。これで午前中の授業、いや第1部終了です。時計を見ると19時49分。約50分の第1部でした。休憩中には朋翼さんがtaikaちゃんの宣伝を。

 20時をちょっと過ぎたころ、早くも平田さんがステージに。他のメンバーも徐々にステージに。「言ってよぉ~!」ってやや遅れて女子チームがステージに。
 第2部最初となる7曲目は前回タイトル未定だった新曲「Smash The Wall」。カウントからピアノとギターとグロッケンのリズミカルなリフが綺麗にながれ、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポのパワフルなリズムにのってアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、ギターが加わってユニゾンでのびやかに。その後オレンジライトのなか、ダイナミックなリフからパワフルなドラムにのってヴァイオリンのテクニカルなソロ、そしてダイナミックなリフを挟んでギターのテクニカルなソロが。中盤ではリズミカルなリフがロマンティックな感じでながれ、ダイナミックなリフからゆったりとのびやかに。そしてベースとヴァイオリンがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくって。終盤ではオレンジライトのなか、盛り上がっていってダイナミックなリフと叩きまくりドラムが。ラストは薄暗いなか、ギターとヴァイオリンとグロッケンのリズミカルなリフが綺麗にながれて。
 「ありがとうございます」って平田さん。「私には珍しく前向きなタイトル」って爆笑!前回のときは“なんとかドーン”っておっしゃってたような?

 8曲目は「Synapse」。薄暗いなか、シンバルのリズムからギターとピアノのテクニカルなユニゾンがはいって、ヴァイオリンがゆらゆらリフをゆったりと、アコーディオンがのびやかに奏でて。そしてピアノの綺麗なリフからピアノ・ギター・ヴァイオリンがリズミカルなリフを奏で、アコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、そこからアップテンポでスリリングに。その後ピアノ・アコーディオンパーカッションのリズミカルなリフからダンサブルな感じになり、アコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、ギターとヴァイオリンがテクニカルなユニゾンリフを。中盤ではピアノリフからアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、そこからピアノのテクニカルなソロ、続いて叩きまくりドラムからギターのシンセサウンドのテクニカルなソロ、さらにヴァイオリンのテクニカルでアグレッシブなソロが。終盤ではダイナミックなリフからダンサブルなリズムになって、再びダイナミックなリフからスリリングに盛り上がって。そしてアップテンポのスリリングなリフからダイナミックなリフがスリリングに。

 続いて9曲目は「眩暈」。ダイナミックなリフがだんだん早くスリリングに。ライトが点滅するなか、アップテンポでユニゾンでテクニカルなリフを。そしてギターのヘヴィリフからヴァイオリンのリズミカルなリフ、さらにギターのヘヴィリフからドラムが叩きまくって、そこからハイテンポのJAZZのSWINGモードになってギターのテクニカルなソロが。中盤ではベースのテクニカルなリフにのってヴァイオリンがディレイを効かせてアヴァンギャルドでテクニカルなソロを。ソロが終わると拍手です。その後ピアノの叩きまくりのアグレッシブなソロへ。ドラムも叩きまくって。さらに続いてベースのテクニカルなソロが。盛り上がってギターも弾きまくって。ベースソロが終わると拍手です。そしてお待ちかねドラムの叩きまくりのソロが。凄い迫力!呼応してパーカッションも叩きまくってます。終盤ではドラムのパワフルなフィルからライトが点滅するなか、テクニカルなユニゾンリフがスリリングにダイナミックに。
 「ベース、佐野俊介!ドラムス、谷本朋翼!パーカッション、くどうげんた!」っておのおのに大拍手が。

 「ありがとうございます」「お疲れ様でございました」って平田さん。ここで平田さん「すいません、チューナーの電池がなくなったので、Aの音ください」って真也さんに。それを聴いてチューニングして「まあ、だいたい」って爆笑!

 10曲目は「Clouds」。ダイナミックなリフからギターとアコーディオンがゆったりたおやかに奏で、イエローライトのなか、アコーディオンとヴァイオリンがゆったりとメロウに奏で、ダイナミックなブレイクリフから、ギター・アコーディオン・ヴァイオリンがしっとりとのびやかに奏で、ダイナミックなリフがスリリングに。さらにドラムフィルからギター・ヴァイオリン・アコーディオンがゆったりと奏で、ダイナミックなブレイクリフがスリリングに。中盤では一旦止まってからギターとピアノのしっとりとしたリフをバックにベースのエモーショナルなソロ、続いてピアノのしっとりとしたソロ、その後ミドルテンポのダンサブルなリズムがはいって、アコーディオンのテクニカルなソロ、ギターの弾きまくりソロと続き、アコーディオンとヴァイオリンがゆったりとたおやかに奏でてダイナミックなリフへ。終盤ではギター・ヴァイオリン・アコーディオンがゆったりとたおやかに奏で、パワフルなドラムフィルからダイナミックなリフが。ラストはイエローライトのなか、ギター・アコーディオン・ヴァイオリンがゆったりとドラマティックに奏で、ゆったりとロマンティックに綺麗にゆっくりと。

 「ありがとうございます」って平田さん。「次は静かなバラードを」って。でも入山さんはセッティングがまだのようで。「なにか気の利いたことしゃべって」って平田さんに。爆笑!平田さんは物販の宣伝をしますが「儲からないバンドなんで」って爆笑!

 11曲目は「Stella Lee Jones」。アコーディオンとギターがワルツリズムで哀愁ただようリフを奏で、ヴァイオリンがピアノリフにのってゆったりと美しくロマンティックに奏で、アコーディオンもギターリフとトライアングルのリズムにのってのびやかに奏でて。そして一旦止まってからアップテンポのギターリフからパワフルなリズムがはいって、アコーディオンのリズミカルなリフからもりあがって、ギターとアコーディオンがユニゾンでテクニカルなリフを。中盤ではアコーディオンとヴァイオリンがゆったりとロマンティックに奏で、オレンジ&グリーンライトのなか、のびやかにドラマティックに盛り上がって。その後、ギターとピアノの綺麗なリフからアコーディオンがしっとりと奏で、ヴァイオリンが加わってユニゾンでのびやかにロマンティックに奏で、徐々にゆっくりと。終盤では一旦止まってから、ピアノとギターのしっとりとしたリフからアコーディオンとヴァイオリンがのびやかに奏で、ドラマティックに盛り上がっていって。
 「ありがとうございます」「ヴァイオリン、入山ひとみ!」「アコーディオン、佐々木絵美!」って大拍手!

 「最後の曲」「大問題曲」って平田さん。「どれだけ時間をかけたか」「15拍子の超難曲」「拍子が数えられたら表彰もの」って。
 本編最後となる12曲目は「15番目の戦士たち/15th Warriors」。ギターのアップテンポのテクニカルなヘヴィリフからピアノのパワフルなリフ、アコーディオンとヴァイオリンのパワフルなリフがスリリングに。そしてダイナミックなリフからアコーディオンがのびやかに奏で、リズミカルなリフからダイナミックなリフがスリリングに。とてもメモが追い付かないくらいにスリリングに展開して。その後、イエローライトのなか、ヴァイオリンがのびやかに奏で、ギターが裏メロを奏で、アップテンポのノリノリモードでダイナミックなリフがスリリングに。中盤ではリズミカルなリフからユニゾンリフ、テクニカルなユニゾンリフがスリリングに展開してダイナミックなブレイクも。その後、ピアノのエモーショナルかつテクニカルなソロ、ヴァイオリンの弾きまくりのアグレッシブなソロが。終盤ではライトが点滅するなか、テクニカルなユニゾンリフやブレイクリフがスリリングに。そしてイエローライトのなか、ダイナミックなリフからアコーディオンとヴァイオリンがのびやかにドラマティックに奏で、盛り上がって、テクニカルなユニゾンをスリリングにキメて、ラストはゆったりと盛大に弾きまくり叩きまくりでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました!パーカッション、くどうげんた!ドラムス、谷本朋翼!ベース、佐野俊介!ピアノ、佐藤真也!アコーディオン、佐々木絵美!ヴァイオリン、入山ひとみ!」「ギター、平田聡!」っておのおのに大拍手が。その大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。げんたさんは速攻でステージを降りて客席後方へ。他のメンバーの皆さんもステージを降りようとしますが、平田さんはそのままですぐに「アンコールありがとうございます」って爆笑!げんたさんは急いで戻って「5分くらい引っ込んでたほうがかっこいいじゃん」って。「いや、それはお客さんに失礼です」って平田さん。「無駄な汗かいた」ってげんたさん。
 ここで入山さんから「今日は“佐野さんようこそ”の日なので紹介します」って。でも「自分で紹介してもらいましょう」って佐野さんにマイクを振って爆笑!すると佐野さんは平田さんのすぐ隣にきて「ただいまご紹介いただきました佐野俊介です。本日はこのような場に立たせていただき、平田さんには感謝してます」って丁寧に挨拶して爆笑!で平田さんと向き合ってしゃべって。佐野さんは「こういう音楽がずっとやりたくて」って。そして「バンドの影の支配者と言われる入山さん」って爆笑!入山さんは“ちがうちがう”って手を振って。「今日もお綺麗で」って佐野さん、爆笑!するとげんたさんが「こちらのレディにも“お綺麗”って言ってあげて」って佐々木さんを。「なんですかそれは!」って佐々木さん立ち上がってげんたさんに。爆笑!佐野さん、最高のキャラですね。今後も楽しみです。「話し出すと止まらないひとなんで」って平田さん。

 オーラス13曲目は「Jean Pierre」。レコードのヒスノイズのような音がバチバチとながれ、そこにピアノリフからヴァイオリンののびやかな音色がワルツリズムでメロウにしっとりとながれ、スネアの力強いリズムがはいって、アコーディオンとヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏でて。その後ピアノとアコーディオンがしっとりとゆったりと、さらにヴァイオリンがギターとベースのテクニカルなリフをバックにのびやかに奏で、徐々に盛り上がっていって。終盤ではアコーディオン・ヴァイオリン・ギターのリズミカルなリフからヴァイオリン・アコーディオンがゆったりとのびやかに哀愁ただようメロディを奏で、ラストはゆったりとしっとりとFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました。次回も宜しくお願いします」って平田さん。「平田聡!」ってげんたさん、大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると21時10分。第二部は1時間10分で、合計2時間、ド迫力のステラサウンドをたっぷりと堪能でき、抱腹絶倒のMCで大笑いさせていただいた楽しいライブでした。
繊細かつダイナミックでドラマティックでテクニカルな演奏をド迫力サウンドで聴けて大満足です。特に朋翼さんのドラムは凄い迫力でエネルギッシュでかっこよかったし、新加入の佐野さんのベース、立って弾くスタイルで、躍動感たっぷりで存在感たっぷり!かっこいいっす!平田さんのギターもめっちゃテクニカル!いまや世界の平田さん、余裕すら感じました。MCはアレですが。佐々木さんのアコーディオンもグロッケンも凄くいい音で響いてましたね。真也さんのピアノもげんたさんのパーカッションも繊細かつめっちゃエネルギッシュで凄くて。もちろん入山さんはもう最重要メンバーですね。影のバンマス!次回7月のユカクロちゃんとの対バンも楽しみです。

14.5.8 伊藤芳輝さん・鬼怒無月さんDUO

2014-05-11 08:50:24 | ライブレポ Jazz/Fusion
◇ 2014.5.8 横浜野毛DOLPHY
 <伊藤芳輝さん>と<鬼怒無月さん>の凄腕ギタリストお2人。これまでおそらく接点はあまりなかったと思うんですけど、そのお2人のアコースティックギターDUOのライブが今年2月に大塚であると知って超ビックリ!ところがそのときは都合が悪くて行けなかったんですね。もう超がっかりだったんですけど、今度5月に横浜でやってくれると知って超感激!思わずバンザイしちゃいました。自分にとってまさに夢の競演!なのでなにがなんでも行かねば!と楽しみにしていました。

 さて当日。仕事を終えて野毛へ。19時半前にお店に着き、ドリンクをオーダーしてのんびりと開演を待ちます。連休明けということもあり、客入りはイマイチかな。
19時58分、お二人がステージに登場して準備を。向かって左に伊藤さん。ダンディにキメてますね。右が鬼怒さんです。お二人ともガットギターです。

 1曲目は「Three Colors Of The Sky」。まさかこのDUOでERAの曲が聴けるとは思っていなかったので超ビックリ!嬉しいっす!リズミカルに爽やかにはじまります。伊藤さんのリフから鬼怒さんがテクニカルなリフを。そして伊藤さんのリフにのって鬼怒さんがメロディを奏でて。その後、まずは鬼怒さんのテクニカルなソロが。続いて伊藤さんのテクニカルなソロ、そして再び鬼怒さんのテクニカルなソロが。終盤では伊藤さんのリズミカルなリフにのって鬼怒さんが爽やかなメロディを奏で、ラストはゆったりと。

 「ギター、伊藤芳輝さん!」「鬼怒無月!」ってお互いに紹介しておのおのに大拍手が。「今日は、宜しくお願いします」って大拍手!「今日はこの前と同じような感じで」って伊藤さん。前回の2月のライブのことですね。
 「今の曲はいつごろの曲ですか?」って伊藤さん。「いつだったかな?心が綺麗だったころ」って鬼怒さん、爆笑!10年前くらいとのことで。「我ながらいい曲」って鬼怒さん。「もっといい曲を作りたいんですけど心が曇って」って爆笑!「今日は清い心で」って伊藤さん、爆笑!

 2曲目は「Down The Line」っておっしゃったかな?ジム・ホール氏の曲だそうで。伊藤さんがアップテンポでリフを弾き、鬼怒さんが弦を擦ってノイズを入れ、ユニゾンでのテクニカルなリフから跳ねるように楽しいリズミカルなリフが。そして鬼怒さんのテクニカルなソロ、伊藤さんのテクニカルなソロと続いて、テクニカルなソロの掛け合いバトルがスリリングに。テクニカルな早弾きバトルに、激しいカッティングの掛け合いも。その後アップテンポのノリノリモードでパワフルなカッティングリフが。終盤では一旦静かになるも再び盛り上がって弾きまくりの応酬が。ラストはパワフルなカッティングリフからテクニカルなユニゾンをキメて。

 「伊藤さんとはまだ付き合いが短いから、まだ人が読めない」って鬼怒さん。伊藤さん、爆笑!「フラメンコギターの印象があるんですけど、それだけじゃないですよね」って。「ここでも“フラメンコギター”って書かれてるけど、そういう感じじゃないですね」って伊藤さん。「どちらかというとJAZZ」「いたいけなところが」って鬼怒さん、爆笑!「お互い分かり合える」って。

 「ゆっくりな曲」って、3曲目は「黒いオルフェ」。まずはテクニカルなフィルの掛け合いが。そして鬼怒さんがゆったりとメロウなリフを奏で、伊藤さんのリフにのって鬼怒さんがしっとりとメロディを奏でて。その後、伊藤さんのテクニカルかつエモーショナルなソロ、鬼怒さんのしっとりとエモーショナルなソロが。中盤では伊藤さんがアップテンポのリフから弾きまくって。そして鬼怒さんのゆったりとしたリフから、伊藤さんがしっとりとメロディを奏でて。終盤では鬼怒さんのマンドリン風のリフから伊藤さんが力強くメロディを奏で、2人でのマンドリン風のカッティングからゆったりとFin。鬼怒さんは伊藤さんに手を向けて拍手を促して。

 次の曲はブラジル音楽で、作者が彼女に振られて作った曲で「未練たらしい歌詞」って伊藤さん。「その女性にとっては迷惑な話ですよね。そんな曲を作られたら」って鬼怒さん。「印税を払うべき」って話も。

 4曲目は「ルイーザ」。伊藤さんがしっとりと哀愁メロディを奏で、鬼怒さんがしっとりと裏メロを奏で、ゆったりと美しくハモって。そしてまずは伊藤さんがエモーショナルかつテクニカルなソロを。続いて鬼怒さんもエモーショナルかつテクニカルなソロを。その後、伊藤さんがしっとりとメロディを奏で、2人で美しくハモって。終盤では一旦止まってから鬼怒さんがしっとりとメインメロディを奏で、2人で美しくハモって、ゆったりとFin。

 「次がこのセット最後の曲です」って伊藤さん。5曲目は「アトスのファルーカ」。この曲を鬼怒さんが弾くというのも嬉しいっす。まずは伊藤さんがテクニカルなソロを。そして伊藤さんがゆったりとメインメロディを奏で、鬼怒さんがしっとりとリフを弾き、伊藤さんがドラマティックに奏で、♪ジャン!ってアクセントを2人で合わせて。その後、伊藤さんのパワフルなリフにのって鬼怒さんのテクニカルなソロが。そしてユニゾンでゆったりと哀愁メロディを奏でて。中盤では伊藤さんのリズミカルなリフから鬼怒さんも加わってテクニカルなリフをリズミカルに。そこから鬼怒さんのテクニカルなソロが。そしてテクニカルなユニゾンリフがスリリングに展開し、躍動感たっぷりのパワフルなカッティングリフから鬼怒さんのテクニカルなソロ、続いて伊藤さんのテクニカルなソロが。その後アップテンポで鬼怒さんの躍動感たっぷりのリズミカルなリフにのって伊藤さんがメインメロディを奏で、ミドルテンポになって伊藤さんのテクニカルなリフから♪ジャン!ってアクセントを合わせ、伊藤さんのパワフルなリフから鬼怒さんのテクニカルなソロ、鬼怒さんのリフから伊藤さんがメロディを奏で、ユニゾンのテクニカルなリフがスリリングに。終盤ではテクニカルなユニゾンからパワフルで激しいカッティングリフでブレイクをキメて、ラストはテクニカルなユニゾンでFin。

 曲が終わると大拍手!「鬼怒無月!」「伊藤芳輝!」ってお互いに紹介して大拍手!「しばらく休憩します」って伊藤さん。大拍手のなか、お二人は楽屋へ。これにて第1部終了です。時計を見ると20時54分。ちょうど1時間の第1部でした。

 21時20分頃、お二人がステージに戻って準備を。第2部最初となる6曲目は「イパネマの娘」。伊藤さんのアップテンポのリズミカルなリフからはじまって、鬼怒さんが弦を擦って効果音を発し、伊藤さんがリズミカルで明るく楽しい爽やかなリフを奏で、鬼怒さんが裏でリズムリフを。その後、鬼怒さんのテクニカルなソロが。途中からミュートして弾いて。続いては伊藤さんのテクニカルなソロが。それが徐々に盛り上がっていって。終盤では鬼怒さんが爽やかなリズミカルリフからテクニカルなソロを。そしてお2人でリズミカルなリフを爽やかに奏でて、パワフルにFin。

 「ありがとうございます」って伊藤さん。ここで最近来日する有名海外ミュージシャンが多いという話になって「一人でギター1本で武道館ライブをやったらどのくらいチャージバックがあるのか」なんてお話も。そして先日話題になり、伊藤さんもblogで書かれていた某有名ピアニストのライブ中断事件のお話も。ライブレコーディングという事情があったとはいえ、観客の咳が気になって演奏を中断してしまうとは。「3000人もいたら誰か咳くらいしますよね」「だったらお客さん入れなきゃいいのに」「お客さんにのど飴配るとか」なんてお話も。まあせめてハンカチとか服とかで咳の音を抑えるくらいのマナーは必要かと思いますが。

 7曲目。曲名を聞き逃してしまいました。伊藤さんが哀愁ただようリフをしっとりと奏で、鬼怒さんのリズムリフにのって伊藤さんがしっとりとメロディを奏で、次に鬼怒さんがゆったりとほのぼのした感じのメロディを奏で、再び伊藤さんが哀愁メロディを奏でて。その後、鬼怒さんがエモーショナルかつテクニカルなソロを。続いて伊藤さんがエモーショナルかつテクニカルなソロを。終盤では鬼怒さんがしっとりと哀愁メロディを奏で、次に伊藤さんが明るい感じのメロディを奏で、再び鬼怒さんがしっとりと哀愁メロディを奏でて、ラストはゆっくりと静かに。

 次は鬼怒さんのオリジナル曲を2曲とのことで、次の曲は7拍子ということから鬼怒さんが伊藤さんに「伊藤さんは、プログレとかは?」って尋ねて。すると「プログレ好きでした」「King Crimsonとか」って伊藤さん。「中学生のころにRedが出た」って。ここで年齢のお話になりますが、伊藤さんは鬼怒さんより年上とのことで。ちなみに伊藤さんはEric Clapton氏の初来日公演を観に行かれたそうで。その後もClapton氏のライブを観に行かれたそうですが、ある時にLaylaのイントロリフだけ弾いて観客を盛り上げておいて、そのあとやらなかったことがあったそうで。最後にはやったそうですが。でも伊藤さんによれば、Clapton氏はBBCのインタビューで“日本の聴衆はちゃんと音楽を聴いてくれるから、日本ではしっかり演奏しなければならない”って答えていたとか。

 8曲目は「Heaven’s Egg」。まずは伊藤さんがLaylaっぽいリフをちょこっと弾いて。そして伊藤さんのリズミカルなリフにのって鬼怒さんがリズミカルにメインメロディを弾いて。その後、伊藤さんのエモーショナルかつテクニカルなソロ、続いて鬼怒さんのテクニカルなソロが。終盤では伊藤さんのリズミカルなリフにのって鬼怒さんがメロディを弾き、そこからテクニカルなソロを。ラストはリズミカルなリフでFin。鬼怒さんは伊藤さんに手を向けてお客さんに拍手を促して。

 9曲目は「Nullset」。「タンゴプログレ」って鬼怒さん。カウントから明るく爽やかなリズミカルリフがながれ、伊藤さんがテクニカルなフィルを入れ、鬼怒さんが明るく爽やかなリズミカルリフを弾き、2人でリズミカルなリフを。その後、伊藤さんのテクニカルなソロが。そして伊藤さんが爽やかなリフを弾き、鬼怒さんが弦を擦って効果音を発し、ハーモニクス音を響かせ、そこからアヴァンギャルドな感じのソロを。その後お2人でユニゾンでリズミカルなリフを。終盤では一旦止めてから「せーの!」で爽やかなリフをリズミカルに奏で、鬼怒さんがテクニカルなフィルを入れて、ラストはユニゾンでのリズミカルなリフからゆったりとしっとりとFin。

 「いよいよ次が最後」って伊藤さん。次の曲が伊藤さんが2006年頃に作ったスパコネの曲だそうで「心が清かったころ」って爆笑!「やってみますか」って伊藤さん。「宜しくお願いします」って鬼怒さん。
 本編最後となる10曲目は「Juana Rubia」かな?伊藤さんの爽やかでリズミカルなリフからはじまって、テクニカルなユニゾンフィルがはいって、ゆったりと爽やかなリフが。そして伊藤さんが哀愁メロディを奏で、そこから伊藤さんのテクニカルなソロと、鬼怒さんのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後、伊藤さんがメロディを奏で、テクニカルなユニゾンをキメて、伊藤さんのテクニカルなソロが。途中パワフルなブレイクリフがはいって、そこから再びテクニカルなソロを。中盤では鬼怒さんのテクニカルなソロと、伊藤さんのテクニカルなソロの掛け合いバトルが。それがどんどんアツくなって、アップテンポで激しいカッティングバトルや早弾きバトルのスリリングな展開に。ラストはテクニカルなユニゾンをキメてFin。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございます。鬼怒無月!」「伊藤芳輝!」って大拍手!お二人は立ってお辞儀をして、そして握手を。で、楽屋へ行こうとしますが、鬼怒さんが促して再び椅子に。大拍手です。
 お2人のDUOライブはなんともう次が決まっていて、7月に関内と平塚でやるそうで。「神奈川ばっかり」って。「そのうちまた東京進出しましょう」って鬼怒さん。

 オーラス11曲目は「ブレスト」。伊藤さんがゆったりとほのぼのした感じのメロディを奏で、鬼怒さんが伊藤さんのアルペジオリフにのってほっこりするようなメロディをゆったりと奏でて。その後、伊藤さんのエモーショナルなソロ、鬼怒さんのエモーショナルなソロと続いて。終盤では伊藤さんのリフから鬼怒さんがほっこりするメロディを奏で、テクニカルなフィルも入れて。そして鬼怒さんがリフを弾き、伊藤さんがフィルを入れて。ラストは鬼怒さんのリフから伊藤さんがエモーショナルなソロを。そしてゆったりとしっとりとFin。

 曲が終わると大拍手!「伊藤芳輝!」「鬼怒無月!」って大拍手!お二人は大拍手のなか、お辞儀をして、楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると22時半。1時間10分の第2部で、計2時間10分のとっても素敵なライブでした。繊細で美しく奏で、テクニカルにエネルギッシュに弾きまくり、さらに爆笑MCと2時間たっぷり楽しませていただきました。そうそう、伊藤さんはすべて指弾きなのに対して、鬼怒さんはピック併用で早弾きソロではほぼピック弾きで、特に早弾きソロバトルでの指弾きVSピック弾き対決はめっちゃ見応えありましたね。次回7月も楽しみです。

14.5.5 UKY (UK cover)

2014-05-06 18:07:16 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2014.5.5 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<PROGRESSIVE LIVE 2014>
 <Cinderella Search>や<AZOTH>で活躍され、UKやIQのカヴァーバンドでも活躍され、さらにヴァイオリンの教則本も発表されている女性ヴァイオリニスト<美ノ辺純子さん>。自分はこれまでまだ1度もライブを観たことがないので、いつかライブを観てみたいなって思っていました。そんな折に美ノ辺さんが参加するUKのカヴァーバンド<UKY>のライブが5/5にシルエレであると知って、自分はUKには特に思い入れはないものの、美ノ辺さんのライブが観たくて、美ノ辺さんのヴァイオリンを聴きたくて、即予約をして当日を楽しみにしていました。

 さて当日。GW中ですので開場の16時半に間に合うように家を出て吉祥寺へ。朝に大きい地震がありましたが、特に問題はなく余裕で着き、順番で受付を済ませてフロアーへ。超満員です。即予約して良かったっす。今回はYESのカヴァーバンドとの対バンで、UKYが先のようです。ステージ向かって左にキーボード2段セットと、スケルトンエレキヴァイオリンが用意されて。ステージ中央にはオフホワイトと黒のプレシジョンベースが。そしてステージ右にはロートタムいっぱいで1バスのドラムセットが。
 <UKY>、メンバーはヴァイオリン&キーボード&コーラスの美ノ辺さん、ベース&ヴォーカルの<皆自由太さん>、ドラムスの<Yorryさん>です。

17時ちょうど、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手!「U・K・Y!」ってコールも。初めて拝見する美ノ辺さん、とっても綺麗でしかも可愛らしさもあって、しばしうっとりと見とれてしまいました。黒のトップスに黒のタイツ(?)に。ユニオンジャック模様のミニスカで、髪をアップにまとめて。
 「今日はのっけから“キミタチ、サイコウダヨ”」って自由太さん、いきなりWetton氏の名セリフをかまして爆笑!「今日は“こどもの日”ですが、シルエレは“プログレの日”にしたい」って大拍手!

 1曲目は「ARASKA~Time To Kill」。ベースサウンドが響き、シンセの鮮烈なリフがのびやかにながれ、♪ダン!ってベースとドラムの衝撃音が。そしてシンセがパワフルにのびやかに奏で、ベースサウンドがうねりまくり、ダイナミックなリフからライトが点滅するなか、アップテンポでオルガンのテクニカルリフとベースのパワフルなリフがスリリングに展開し、キーボードのミステリアスなリフ、テクニカルなリフからパワフルなブレイクリフがスリリングに。その後、ミドルテンポでキーボードのテクニカルなリフからのびやかなヴォーカルがはいって、ピアノの綺麗なリフとベースのヘヴィリフからヴォーカルが力強く歌って、ドラムも叩きまくって。終盤では美ノ辺さんのヴァイオリンソロが。パワフルなドラムとベースリフにのってのびやかに奏で、そしてリズミカルにテクニカルに。ディレイを効かせていますが、澄んだ綺麗な音で。ラストはヴァイオリンとベースのユニゾンも。

 「ありがとうございます」「いかがでしたか?」って自由太さん、大拍手!「今日はヴァイオリンの入る曲を中心にやっていきますので、曲が限られてしまいますが、1時間ちょっとお付き合いください」って。

 2曲目は「The Only Thing She Needs」。パワフルなドラムフィルからオルガンとベースが入ってスリリングなブレイクをキメ、オルガンのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいって、アップテンポのノリノリモードでグルーヴィなベースリフにのってオルガンのリズミカルなリフが。さらにダイナミックなリフ&ブレイクからベースのヘヴィリフとオルガンのテクニカルなリフのスリリングな掛け合い、そしてダイナミックなリフと叩きまくりドラムで盛り上がって。その後シンセがのびやかに奏で、ヴォーカルがファルセットも交えてのびやかに力強く歌って。中盤ではパワフルなベースとオルガンのスリリングなユニゾンリフからブレイクをキメて、オルガンソロへ。そしてアップテンポのノリノリモードでオルガンのリズミカルなリフにのってヴォーカルがのびやかに歌い上げて、そこからドラムが叩きまくって。その後ブルーライトのなか、ベースが響き、ピアノの綺麗でリズミカルなリフを奏で、ドラムが叩きまくって、そこからアップテンポのシャッフルモードになってグルーヴィなベースリフにのってピアノのテクニカルなソロが。終盤ではベースのファンキーなリフにのってアップテンポのノリノリモードでヴァイオリンがのびやかに、テクニカルに奏で、一旦静かになって、ヴァイオリンがフィンガーピッキングでテクニカルに弾き、ベースのヘヴィサウンドが響き、再びアップテンポのノリノリモードでヴァイオリンの弾きまくりソロが。続いてミドルテンポになってベースのヘヴィサウンドのアグレッシブなソロが。その後シンセがのびやかに、リズミカルに奏で、オルガンのテクニカルなリフから、ラストはパワフルなドラムフィルからベースが響き、そして弾きまくり叩きまくりでFin。
 「ありがとうございます。いかがでしたでしょうか?」って大拍手!

「ここでソロコーナーです」って。まずはドラムソロ。めっちゃパワフルにエネルギッシュに叩きまくって。そして唐突に叩き終えて。「終わりました」ってYorryさん、大拍手!「いかがでしたか?」って自由太さん、大拍手!「疲れた」ってYorryさん、爆笑!

 3曲目は「Waiting For You」。ヴァイオリンのディレイを効かせたリズミカルなリフからパワフルなドラムとベースがはいって、ミドルテンポでグルーヴィなベースリフにのってヴァイオリンがリズミカルなリフを。そしてベースがのびやかに奏で、ドラムが静かにリズムを刻み、ベースのエモーショナルなソロへ。その後ヴォーカルがのびやかに歌い、盛り上がっていって力強く歌い上げて。終盤ではヴァイオリンがディレイを効かせてのびやかに奏で、ヴァイオリンとベースがリズミカルなリフを、ライトが点滅するなか、ドラムの叩きまくりフィルと交互に。そしてリスミカルなリフからドラムがドコドコ叩きまくって。

 「ありがとうございます」「次は私の番、ベースソロです」って自由太さん、大拍手!「照れますね。でも自分から言い出したんで」って爆笑!
 ベースソロ、まずはゆったりちとしっとりとはじまって、徐々に力強くヘヴィに。そしてヘヴィダークリフからミドルテンポでパワフルなドラムがはいって、ベースがリズミカルに弾きまくって。「ありがとうございます。どうでしたか?」って大拍手!「前列の小さい女の子が途中で耳を塞いだみたいで」「途中でやめようかと思った」って爆笑!美ノ辺さんのヴァイオリン教室の生徒さんのようで。「ごめんね。もうすぐヴァイオリンの綺麗なソロがあるからね。ROCKを嫌いにならないでね」って爆笑!

 4曲目は「Nothing To Loose」。カウントからダイナミックなリフがはいって、アップテンポのシャッフルモードでオルガンのリズミカルなリフにのってシンセがのびやかに奏で、アップテンポのノリノリモードでオルガンのリズミカルなリフにのってパワフルなヴォーカルとコーラスが。そしてミドルテンポになってヴォーカルがゆったりと力強くドラマティックに歌い上げて。中盤ではミドルテンポのシャッフルモードになってヴァイオリンソロ。リズミカルにのびやかに奏で、ソロが終わると大拍手!そしてリズミカルなリフからドラムが叩きまくって、シンセとベースがのびやかに奏で、オルガンのリズミカルなリフからシンセがのびやかに奏でて、ダイナミックなリフからパワフルなベースソロへ。終盤ではアップテンポのノリノリモードでパワフルなヴォーカルとコーラスがはいって、ラストはミドルテンポになってベースとオルガンがゆったりと奏で、ドラムが叩きまくってFin。「ありがとうございます」って自由太さん。

 ここで「お待ちかねのヴァイオリンソロです」って自由太さん、大拍手!美ノ辺さんがスポットで照らされ、まずはディレイを効かせたサウンドで力強くテクニカルに弾き、徐々にテンポアップしていって。そしてSEでクラシカルで幻想的な感じのサウンドがながれ、それに合わせてゆったりとほのぼのした感じのメロディをドラマティックに奏でて。バックライトを浴びて弾く姿はもう芸術的ですね。ソロが終わると大拍手!

 「だいぶ佳境にはいってきました」って自由太さん。5曲目は「In The Dead Of Night」。パワフルなドラムフィルから明るいステージのなか、パワフルなベースリフとシンセの鮮烈でリズミカルなリフがはいって、ドラムが叩きまくって、ミドルテンポでリズミカルなリフにのってヴォーカルが力強くのびやかに歌って、サビではゆったりと。そしてキーボードのテクニカルなリフからブレイクをキメ、リズミカルなリフと叩きまくりドラムからヴァースに戻ってヴォーカルが力強く歌って。その後シンセがのびやかに奏で、そこからテクニカルなソロへ。そしてアップテンポのノリノリモードになってのびやかにエモーショナルに奏で、ダイナミックなリフからヴォーカルがはいってのびやかに歌い、パワフルなリズムにのってキーボードのテクニカルなリフからシンセがスペーシーサウンドでのびやかに。中盤ではシンセのシーケンスリズムからブルーライトのなか、ベースサウンドが響き、ヴォーカルがのびやかに。そしてヴァイオリンがゆったりとのびやかに奏で、テクニカルなフィルも入れて、ヴォーカルがのびやかに歌い、盛り上がっていって、シンバルロールからシンセサウンドがゆったりと壮大に響いて。その後パワフルなドラムフィルからシンセとベースがゆったりとのびやかに。ドラムがシンバルロールで盛り上げて。終盤ではドラムフィルからオルガンのテクニカルなリフとベースのパワフルなリフがスリリングに展開し、ダイナミックなブレイクをキメ、シンセのリズミカルなリフと叩きまくりドラムからパワフルなヴォーカルがはいって、サビはのびやかに。ラストはキーボードのテクニカルなリフとパワフルなベースリフが響き、ドラムが叩きまくって、そして盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました。メンバー紹介します。ドラムス、Yorryさん!ヴァイオリン&キーボード、Jさん!ヴォーカル&ベース、自由太でした!」って大拍手!で「皆さんそろそろYES聴きたいですか?」って爆笑!「引っ込んだほうがいいかな?」って。でも「アンコール!」って声と手拍子が。
 「どうしようかな、アンコール」って自由太さん、爆笑!「ここまでやってきて、気が緩んだ」って爆笑!そして「一番スゲーのはプログレなんだよ!たぎってきたぜ!」って自由太さん、某プロレスラーN選手の名言をちょっとイヂって叫んで爆笑&大拍手!「アンコール応えようかな」って大拍手!「引っ込むと時間かかっちゃうから」って爆笑!

 オーラス6曲目は「Caesar’s Palace Blues」。ダイナミックなリフからヴァイオリンとベースがのびやかに奏で、ドラムが叩きまくり、ヴァイオリンがフィンガーピックでリフを弾き、ドラムが叩きまくって、アップテンポのノリノリモードでライトが点滅するなか、ベースのパワフルなリフにのってヴァイオリンがのびやかに奏で、ダイナミックなブレイクをキメて。そしてリズミカルなリフからアップテンポでヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌って、ヴァイオリンがのびやかに奏で、コーラスを入れて。その後ヴァイオリンがリズミカルなリフから、ドラムが叩きまくるなか、テクニカルなソロを。そしてヴァイオリンの激しいリフからパワフルなブレイクをキメ、アップテンポのノリノリモードでドラムも叩きまくって盛り上がってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました」「キミタチ、サイコウダヨ!」って自由太さん、名セリフをキメて大拍手!メンバーの皆さんはお辞儀をして、大拍手のなか、客席を通って楽屋へ。これにてライブ終了です。時計を見ると18時7分。1時間ちょいのとっても楽しいアツいライブでした。
 初めてライブで聴く美ノ辺さんのヴァイオリンサウンド、とってもクリアで綺麗な音でしたね。キーボードとともにテクニカルでほんと素敵でした。ベースもパワフルでヘヴィでうねってかっこよくて。ヴォーカルは本家のような太さや深さはないですが、力強くよく通る声で良かったです。ドラムはめっちゃエネルギッシュにパワフルに叩きまくってましたね。また機会があればライブ観たいっす。今度はちゃんと本家UKを聴きこんで予習していかなくちゃ。
 このあとのYESのカヴァーバンドもめっちゃ盛り上がりましたね。こういうイベント、またやってほしいっす。

大高清美さん  Paragraph

2014-05-03 20:35:06 | ジャズ
 様々なセッションやソロで活躍され、ソロアルバムも5枚発表され、2012年には<Casiopea 3rd>に加入されて大活躍中の美女オルガニスト<大高清美さん>。
 今回紹介させていただくのは2002年に発表された4枚目のソロアルバム「Paragraph」です。このアルバムはロスでレコーディングされ、参加ミュージシャンは、ベースが<今沢カゲロウさん>、ドラムスが<村石雅之さん>。凄腕リズム隊との共演です。そしてVOICEで<Lincoin Goinesさん>が参加されています。このアルバムはサイトで在庫なしになっていたんですね。でもあの村石さんがドラムとのことで、しかもROCKしているとのことで、どうしても聴いてみたくて、中古サイトで定価の1.5倍のプレミア価格ながらも買ってしまいました。優しく美しい横顔のジャケット、しばし見とれてしまいました。
 アルバム1曲目は「Reverb」。この曲はリバーブ(残響)を主体として聴かせることを念頭に置いて作られたそうで。パイプオルガンサウンドがリズミカルながらも荘厳に響いて。まさに大聖堂で聴く教会音楽のようです。そこにパワフルなミドルテンポのドラムがはいって。ドラムがすごーく遠くで鳴っている感じですね。そして徐々に盛り上がっていって、ドラムが叩きまくって。
 2曲目は「Revolving Pavirion」。初めて書いたメロディのない曲とのことで。ミドルテンポのパワフルなドラムからシンセのリズミカルなリフがはいって、キーボードのテクニカルでミステリアスなリフからオルガンのパワフルなリフがはいって、そこからオルガンのヘヴィサウンドのアグレッシブなソロが。その後一旦止まって、キーボードのリズミカルなリフからパワフルなドラムにのって再びヘヴィオルガンソロが。終盤ではド迫力のドラムからオルガンが吠えまくり、そこから再びアグレッシブなヘヴィオルガンソロが。
 3曲目は「River I Dream」。Lincoinさんの詩をもとに矢掘さんが曲をつけられたそうで。ミドルテンポのパーカッションリズムから“語り”ヴォイスがはいって、ダイナミックなリフからオルガンのリズミカルなリフにのって“語り”ヴォイスが。その後オルガンのアヴァンギャルドなソロからアップテンポのテクニカルなリフが叩きまくりドラムとともにスリリングに。そしてミドルテンポのゆったりリフと交互に展開して。ラストはミドルテンポで“語り”ヴォイスとオルガンののびやかなリフが。
 4曲目は「Fundamental」。テクニカルなフィルからアップテンポのノリノリモードでダイナミックなリフがはいって、オルガンのテクニカルなリフがスリリングに。そこからオルガンのテクニカルでアグレッシブなソロが。その後ミドルテンポになってダイナミックなリフがのびやかに盛大に。中盤ではドラの音が響き渡り、そこからアップテンポのテクニカルなオルガンリフがスリリングに。そしてドラムがハイハットのリズムからパワフルに叩きまくってダイナミックなブレイクリフが。
 5曲目は「Adventure」。タイトルの通りに“冒険”をテーマに作られたそうで。キーボードのメルヘン風サウンドのリズミカルなリフからはじまるも、アップテンポでドラムがパワフルにスリリングに叩きまくり、ヘヴィオルガンリフがパワフルなドラムとテクニカルなスラップベースリフにのってスリリングにテクニカルに展開して。そこからヘヴィオルガンのテクニカルでアグレッシブなソロへ。中盤ではキーボードサウンドがゆったりと幻想的にながれ、オルガンのエモーショナルなソロ、さらにキーボードのゆったりとメロウなフレーズがのびやかに奏でられて。終盤ではキーボードのメルヘンリズムリフからスネア連打が静かに入ってきて盛り上がっていって、アップテンポのパワフルなドラムがはいって、テクニカルなスラップベースリフとともにオルガンのテクニカルなリフがスリリングに。ラストはドラムも叩きまくって盛り上がって。手に汗握る超テク超絶JAZZロック、凄すぎです。
 6曲目は「Tiki-Tiki」。あの懐かしのアニメ“チキチキマシーン”をイメージされたそうで。オルガンのリズミカルなヘヴィリフからはじまって、スネアロールからアップテンポのパワフルなドラムがはいって、ドライブ感たっぷりにオルガンのテクニカルなリフがスリリングに。その後ドラムが静かに響くなか、オルガンゆったりとしっとりとメロウなソロを。それがスネアロールからシンバルのミドルテンポのリズムがはいって、オルガンのテクニカルなソロへ。終盤ではスリリングなブレイクからダイナミックなリフと叩きまくりドラムが。ラストはテクニカルなドラムフィルからアップテンポでオルガンのリズミカルでテクニカルなリフが。
 7曲目は「Future Guy」。カゲロウさんのモティーフを即興で演奏されたそうです。カウントからパワフルなドラムとテクニカルなスラップベースリフにのって、オルガンのテクニカルなリフが。そしてオルガンののびやか音色が幻想的にながれて。その後アップテンポのパワフルなドラムとテクニカルなスラップベースリフにのってオルガンのアグレッシブなソロとギターのアグレッシブなソロの掛け合いが。スラップベースも弾きまくりで盛り上がって。中盤ではアップテンポのパワフルなドラムにのってスラップベースのテクニカルなソロが。その後パワフルなブレイクからベースのテクニカルなリフにのってリズミカルなヴォーカルがはいって。終盤ではパワフルなスラップベースリフ&ドラムからオルガンが幻想的に奏で、ラストはスリリングなブレイクをキメてFin。
 全編にわたってのオルガンとドラムのバトルのような、静かな場面もありながらも、テクニカルな弾きまくり叩きまくりで、優しく美しい笑顔のジャケットからは想像できないくらいにアグレッシブでヘヴィな面もあって凄い迫力でめちゃめちゃROCKしててかっくいいっす。村石さんファンの方も必聴ですね。これはもう定価+αの価値ありましたね。手に入ってよかったっす。ところが・・・改めてHPをよく見ると、なんとこのアルバムは再発予定ありとの表示が。ちょっと早まってしまいました。入手予定の方は少し待ったほうがいいかも?です。