ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

16.8.27 MASHEEN MESSIAH

2016-08-28 20:28:55 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2016.8.27 吾妻橋隅田川特設ステージ
<吾妻橋フェスト2016>
 壮大なメロディアスプログレハードのオリジナル曲を演奏するバンド<MACHINE MESSIAH>改め<MASHEEN MESSIAH>。2002年にCINDERELLA SEARCHのキーボーディストの<穐山“KAME”義英さん>が YES の名盤「Drama」を完全再現するために結成されました。当初は<機械飯店>として活動され、その後、ライブが好評だったこともあり、オリジナル曲を演奏するバンドへ進化し、そして2008年にバンド名を「MACHINE MESSIAH」(マシーン・メサイア)に改名されたそうです。現メンバーはキーボードの穐山さん・ヴォーカルの<棚村”ゴンザレス“睦さん>、ベース<鶴間“ヤサイ”靖さん>、ギター<井上”マイケル”竜夫さん>で、ドラムスは2013年よりアメリカ人ドラマー<Mark Murdockさん>です。
 自分はその2013年12月のライブ以降すっかりご無沙汰になってしまっていました。そんな折の2016年、ついにアルバムを発表するとのビッグニュースが!思わずバンザイっす!メンバーの皆さんそれぞれに多忙とはいえ、これほど完成されたバンド&楽曲なのにスタジオレコーディングに至らなかったのが凄く不思議でした。そして夏に10/22にCD発売&レコ発ライブ決定と、バンド名変更のお知らせが。<MACHINE MESSIAH>改め<MASHEEN MESSIAH>とのことで。CD発売にあたっての“大人の事情”なのかなと推測。で、もう待ち遠しくてワクワク♪そんなときになんと8/27に隅田川吾妻橋で行われるフェスに出演されると知って、ちょうどその日は品川で仕事なので、その帰りにそのまま観に行ける!と楽しみにしていました。心配なのは雨だけ。

 さて当日。土曜ですが仕事でして。バンドの出演予定時間が18時半とのことで、仕事を終えてから浅草へ。よほどの豪雨でないかぎりは雨天決行とのことで。あいにく小雨でしたけど、客席にはすでの大勢のお客さん達が前バンドのライブを楽しんでおられました。

 で、前バンドのライブが終わって、ステージはあわただしくセットチェンジを。ステージは向かって右に綺麗なブルーのVHモデルギターを抱えた井上さん。ステージ右には1台のキーボードを前にしてアフロヘアに赤シャツの派手なKAMEさん。その隣にJAZZベースを抱えたヤサイさん。中央後方が2タム1バスセットのMarkさん。ステージ中央には黒系ジャケ&パンツに黒のハンチングをキメたゴンザレスさん。

 18時半近くなったころ、準備も出来てきたようでゴンザレスさんが挨拶してMCを。バンドはサウンドチェック中です。ここでゴンザレスさんが昨年9月以来の約1年ぶりのライブであること、バンド結成14年目にしてようやくデビューアルバムが発表されることと、それを機に8/1にバンド名を改名されたこと、そして10/22に吉祥寺シルエレにてレコ発ライブが行われることの告知をされて、大拍手&大歓声!いよいよ始まります。

 カウントからダイナミックなリフがはいって、シンセが鮮烈で明るく爽やかなリフを奏で、ギターがテクニカルに弾きまくって。1曲目は「Sail Against the Wind」。ミドルテンポのリフが雄大にながれ、ヴォーカルがはいって力強くのびやかに歌い、コーラスもはいって歌い上げ、サビではコーラスとともにドラマティックにのびやかに。中盤ではピアノのリズミカルリフからギターのエモーショナルなソロが。ゴンザレスさんがマイケルさんに寄り添って。終盤ではサビをコーラスとともにのびやかにドラマティックに、さらに力強く歌い上げ、そこから手拍子を促して、そこからギターの弾きまくりソロが。ヤサイさんがマイケルさんに寄り添って。ラストはダイナミックリフがゆっくりと。「Thank you!」ってゴンザレスさん。

 「次にお送りする2曲で今日のステージは終わってしまいますが・・・かなり長いんで」って爆笑!ここで10/22の再びレコ発&ライブの告知を。「皆さん、宜しければぜひ!」って大拍手!

 カウントからはじまった2曲目は「Awake; For You」。ミドルテンポのギターリフからゴンザレスさんが手拍子を促し、ギターがのびやかに奏で、ヴォーカルがリズミカルにパワフルに歌い、マイケルさんとヤサイさんがステージ前を弾きながら歩きまわり、サビでは戻ってコーラスを入れてヴォーカルとともにのびやかに、そしてヴォーカルが力強く歌い上げて。中盤では一旦止まってから、ピアノ&シンセがゆったりとしっとりと奏で、ヴォーカルがのびやかに切なく歌い、ミドルテンポのリズムがはいってギターのエモーショナルなソロへ。続いてベースのパワフルなソロが。ゴンザレスさんが手拍子を促し、盛り上がっていって、そこから再びギターソロへ。マイケルさんは弾きながら客席後方へ。ゴンザレスさんも客席を一周してからステージに戻って。「1.2.3.4!」ってカウントからダイナミックなリフがのびやかに。ヴォーカルもスキャットをいれて、ラストは弾きまくり叩きまくり&シャウト!で盛り上がって。

 「Thank you!これで皆さん、解放されると思ったら大間違い」って爆笑!「皆さん、大丈夫ですか?息きれてませんか?」ってゴンザレスさん。「ドラムのMarkさんが一番歳なんで聞いてみてください」ってKAMEさん。「Are you OK?」ってゴンザレスさん。大丈夫なようです。

 オーラス3曲目は「Tomorrow」。カウントからミドルテンポの明るく爽やかなリフがながれ、ゴンザレスさんが手拍子を促し、リズミカルなヴォーカルがはいって、ほのぼのした感じのメロディを歌い、サビではコーラスもはいってのびやかにドラマティックに。その後グルーヴィなベースリフからキーボードのテクニカルなソロが。ちと聴き取り辛かったのが残念。終盤えはコーラスとともにヴォーカルが力強くのびやかに。そして「メンバー紹介します!」ってゴンザレスさん。「ギター、井上”マイケル”竜夫!ベース、鶴間“ヤサイ”靖!キーボード&バンマス、穐山“KAME”義英!ドラムス、Mark Murdock!」って大拍手大歓声!「Come on!」ってゴンザレスさん。ミドルテンポの力強いズンズンリズムにのってギターのテクニカルなソロが。ゴンザレスさんが寄り添って。そしてヴォーカルがコーラスとともに力強くのびやかにドラマティックに。ラストは弾きまくり叩きまくりで何度も何度もエンディングを。そのたびに司会進行のおねーさんが出るタイミングを見計らってちとカワイソ。最後「Thank you!We love you all!」「10月にお逢いしましょう!」ってゴンザレスさん。曲が終わると大拍手大歓声!予定時間ちょいオーバーですぐにおねーさんがステージへ。そしてゴンザレスさんにインタビューを。メンバーの皆さんは速攻でお片付けを。インタビュー中に再び10/22レコ発&ライブの告知を。

 これにてライブ終了です。30分ちょいの短いライブで、特設ステージということもあり、サウンドバランス的には各楽器が聴き取り辛くなることもありましたが、それでもバンドの“アツい魂”は伝わってきました。久々のライブ、とっても楽しめたし嬉しかったっす。ほんっと10/22のCDとライブがめっちゃ楽しみで待ち遠しいっす!

16.6.4 浪漫座

2016-06-06 23:15:50 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2016.6.4 吉祥寺ROCK JOINT GB
<至極の音楽夜会 東阪ツアー 東京版>
 伝説のプログレバンド<Pageant>。1986年に発表された名盤「螺鈿幻想」1枚のみでバンドを去ってしまった中心人物であるギタリスト<中嶋一晃さん>。2014年に行われたネットでの日本プログレのアルバムの人気投票で、このアルバムが四人囃子に次いで2位!で、その後、中嶋さんは90年代には林克彦さんらと<夜来香>を結成。そして21世紀にはいるとPageantの曲を再現する<浪漫座本館>を、続いてオリジナル曲中心の<浪漫座別館>を率いて活躍されて。その後<浪漫座別館>はヴォーカルひなさんが産休にはいったため活動休止となり、中嶋さんはあらたに男性ハイトーンヴォーカリスト<森川健司さん>を擁するPageantのカヴァーバンド<Go To HongKong>を立ち上げて活躍されて。
 そして2013年、<Marge Litch>等で活躍された女性ヴォーカリスト<月本美香さん>を迎えてPageantの曲を再現する<浪漫座>を復活させて、大阪・東京で不定期ながらもライブ活動を展開されて。そして2016年、東京は昨年12月以来の半年ぶりで6/4に吉祥寺GBでのイベントに出演されるとのことで、めっちゃ楽しみにしていました。
 <浪漫座>、現メンバーはギター中嶋さん、ヴォーカル月本さんの他、ベース<浜田勝徳さん>、ドラムス<村中“ロマン”暁生さん>、フルーティスト<千秋久子さん>、そしてキーボードは今回はNelfeltiやWater Garden等で活躍されている<山内めぐみさん>です。

 さて当日、自分は土曜ながらも仕事。で、開演が17時半なのですが、それにはとても間に合わず。3バンド対バンイベントなので、<浪漫座>がトップでないことを祈りつつ17時半に仕事を終えて吉祥寺へ。着いたときには最初のバンドは終わっていて、ステージ上ではスタッフの方々と<浪漫座>のメンバーの皆さんが準備を。<浪漫座>は2番目だったのですね。間に合ってよかったっす。イス席はほぼ満席なので仕方なく後ろで立ち見っす。

 19時ころ、フロアーの照明が暗くなって、お琴と笛のような和の情緒たっぷりの音色がしっとりと響いて。そしてステージ前のスクリーンが上がってステージの全貌が明らかになって大拍手!ステージは向かって左に4段キーボードを前にした、赤ラメミニワンピ&ブーツの超SEXYなめぐみさん。あまりにも色っぽくてしばし見とれて。そのお隣にモズライト風のレッドボディ4弦ベースを抱えたハマカツさん。中央後方は2タム1バスセットを操る村中さん、ステージ右はアイボリートラ目のレスポールを操る座長、その左隣に白いワンピースに大阪万博の太陽の塔をモチーフにしたお帽子スタイルの可愛らしいフルート千秋さん。そしてセンターには白のフリルドレスにゴージャスなネックレスすがたの美しい月本さんが登場して再び大拍手!
 ギターのお琴風リフとフルートの情緒あふれる音色にのって月本さんのしっとりとしたヴォーカルがはいって、いつもとは異なる“和”の世界に浸って。その後イエローライトのなか、ダイナミックリフからギターがのびやかに奏で、ヴォーカルがリズミカルに歌い、さらにファルセットでのびやかに。ラストはブレイクからゆったりとしっとりと。
 続いて2曲目。ブルーライトのなか、パワフルなドラムフィルからギターとフルートがメロウに哀愁たっぷりにのびやかに奏で、ヴォーカルがゆったりとのびやかに。その後ダイナミックリフからリズミカルになって、シンセのテクニカルなソロが。中盤ではギターとフルートはハモってのびやかに奏で、ギターのヘヴィリフからギターのエモーショナルなソロへ。そしてヴォーカルがハイトーンスキャットを。終盤ではヘヴィリフからヴォーカルがパワフルニにリズミカルに歌い、さらに歌い上げ、キーボードと向き合ってタイミングを合わせてゆっくりと。ラストはピアノがしっとりと奏で、ギターとフルートがユニゾンでのびやかに奏で、ゆっくりと。

 「どうもありがとうございます。浪漫座です」って座長大拍手!「半年ぶりの東京。来年もまた早々にやらしていただきます」って大拍手!「吉祥寺クレシェンドって、メタル系のハコで」「ボクらもバリバリのヘヴィメタルバンドやから」って爆笑!「30年前に東京ではじめてライブやったとき、MCで大阪弁が通じなかった」って爆笑!「さっさと曲やれって顔してるね」って爆笑!

 3曲目は「人形地獄」。ハイハットのカウントのあと、ミドルテンポのヘヴィリフからパワフルにリズミカルにはじまって、オルガンのリズミカルリフからパワフルなヴォーカルがはいって、ハイトーンで歌い上げて、さらに可愛く歌い、再び力強くダイナミックに。その後シンセのパイプオルガン風サウンドのリズミカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。そしてフルートが加わってハモって。ラストはダイナミックなリフからドラムが叩きまくってFin。

 続いて4曲目は「螺鈿幻想」。パワフルなドラムフィルからダイナミックなリフがはいって、ギターのリズミカルなリフにのってフルートがのびやかに奏でて。その後、一旦止まってガラスの割れるような衝撃音が響き、ギターのメロウなアルペリフから、ブルーライトのなか、しっとりとのびやかなヴォーカルがはいって、徐々に力強くドラマティックに歌い上げて。中盤ではパワフルなドラムからシンセがのびやかに奏で、ギターがメロウにドラマティックにエモーショナルなソロを。その後一旦止まってからしっとりとしたベースラインからフルートがのびやかに。終盤ではしっとりとしたヴォーカルがはいって、徐々に力強く歌い上げ、ドラマティックに盛り上がって。その後フルートのエモーショナルなソロが。ラストはピアノとフルートがしっとりと。

 「どうもありがとうございます」って座長大拍手!「お気づきの方々もいらっしゃると思いますが、うちは正式なキーボーディストがいなくて」「今日は山内めぐみさん」って大拍手!「キーボード、簡単そうに聴こえるけど、実際にやったら大変ですわ」「がんばってやってもらってますわ」って。さらに「ギターも簡単そうに聴こえるでしょ。やってみなさいよ。思いのほか簡単やから」って爆笑!「曲やってるときはリラックスしててください。MCのときは聞き逃さんように」って爆笑!

 ハマカツさんが黒レスポールを抱え、次の曲に行こうとしますが「まだやで」って座長、爆笑!
 5曲目は「ヴェクサシオン」。カウントからツインギターによる美しいほのぼのしたアルペリフが心地よくながれ、ゆったりとしたヴォーカルがはいって。身振り手振りも交えて歌詞の世界を表現されて。その後、フルートの浮遊感たっぷりのゆったりとしたソロが。そしてヴォーカルがドラマティックに歌い上げ、再びフルートのエモーショナルなソロが。ここでハマカツさんがギターを置いてベースの準備を。中盤ではパワフルなドラムがはいって、ギターのリズミカルリフにのってシンセのきらびやかでテクニカルなソロが。そしてベースのパワフルなリフにのってギターとフルートがのびやかに綺麗にハモって、ハマカツさんと千秋さんが寄り添って。終盤ではフルートがのびやかに奏で、ヴォーカルがゆったりとドラマティックに歌い上げて。そしてシンセのブラスサウンドがゆったりと響き、ギターがのびやかにドラマティックに奏でて。ラストはギターのアルペリフからフルートがゆったりと。

 続いて6曲目は「月光円舞曲」。シンセがゆったりと哀愁たっぷりにのびやかに奏で、レッド&ブルーライトのなか、ヴォーカルがのびやかに歌い、ワルツリズムでリズミカルに。さらにヴォーカルがのびやかに歌い上げて。その後ダイナミックリフからギターとフルートが寄り添ってハモリ、フルートがフィルをいれ、そこからオルガンのパワフルなソロへ。終盤ではパワフルなブレイクと叩きまくりドラムからヴォーカルがのびやかに歌い上げ、ダイナミックリフをキメて。

 「どうもありがとうございます」って座長大拍手!「歳とってくるとね、かっこつけて話そうなんて思わなくなる」って。「しょーもないこと言っても“はいはい”って聞いとってください」って。

 「緊張する曲が続きますけどよろしいですか?」って座長。7曲目は「うつむく女」。レッドライトのなか、キーボードのリズミカルでミステリアスなリフにギターが加わってユニゾンで奏で、ダイナミックリフからパワフルなドラムがはいってスリリングに。そしてアップテンポでギターがのびやかに奏で、フルートものびやかに奏で、ブレイクをキメ、パワフルなベースリフとフルートのフィルからリズミカルな変拍子にのってヴォーカルがパワフルに歌って。中盤ではシンセがのびやかに奏で、そこからフルートのテクニカルなソロが。終盤ではキーボードのリズミカルなリフからドラムが叩きまくり、パワフルなヴォーカルがはいって、歌い上げて。
 「どうもありがとう。プログレみたいな曲でしょ」って座長、爆笑!

 「写真撮り放題、拍手し放題、アンコールし放題」って座長、爆笑&大拍手!ここでメンバー紹介です。「先ほどもいいましたけど、難曲の数々を弾きこなしてくれました。またお目にかかると思います。オンキーボード、山内めぐみ!」って大拍手!10月に大阪でNelfeltiと対バンがあるそうで。「“偽物バンド”同士」って爆笑!続いて「もう何年来の付き合いかな?」って。ハマカツさんはここ半年ほど単身赴任で東京におられたそうで。「前の東京ノライブのリハの前におかーちゃんから怖いメールがきて」「家庭事情があってこその趣味やからね」って。なにかあったのでしょうか?「オンベース、浜田勝徳!」って大拍手!続いて「もう長いことやってますね。曲を理解するのが早くて」「あまりよそやらんとうちに専念して」「またいろいろお目にかかると思います、オンドラムス、村中ろまん暁生!」って大拍手!続いて「大阪万博公園から来ていただきました」って爆笑!「彼女はいろいろと名画シリーズのコスプレをやってくれて」って。「今回は“芸術は爆発”やね。オンフルート、千秋久子!」って大拍手!続いて「ヴォーカル、歌える人がおってこそ、のこのバンド」「めちゃくちゃべっぴんさんで歌がそこそこのひと、か、歌がめっちゃ上手くて、顔がそこそこのひと、とどっちを選ぶかというと・・・」って座長。「べっぴんさんで歌上手いひとはいないんですか?」って月本さん、爆笑!「それは話のネタとして・・・ボクが選ぶとすれば、胸の大きいひと」って爆笑!「それは正しいですね」って月本さん。「ボクの条件を満たしている、オンヴォーカル、月本美香!」って大拍手!そして「ボク、去年還暦を迎えまして」って大拍手!「しょーもないこと言ってますけど、また笑いにきてください」「ギター中嶋一晃でした」って大拍手!

 本編最後の曲に行こうとしますが「ちょっと待って」って座長、爆笑!
 8曲目は「エピローグ」。ブルーライトのなか、カウントからメロトロンサウンドとフルートがゆったりとしっとりと奏で、ギターのアルペジオリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、ハイトーンで切なくドラマティックに歌い上げて。その後、力強いベースラインからギターとフルートがのびやかに奏で、そこからギターの泣きのエモーショナルなソロが。途中タッピングも交えて。終盤ではヴォーカルが力強く切なく歌い上げ、フルートがのびやかにしっとりと奏で、ギターがのびやかにドラマティックに奏で、ドラムスが叩きまくって盛り上がり、ヴォーカルもスキャットを入れて盛り上げ、ラストは劇的にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました」って座長、大拍手!大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。「時間大丈夫?」って座長がお店の方に確認して。「言ってみるもんやね」って座長。「ありがとうございます」って月本さん。

 オーラス9曲目は「木霊」。ギターのリズミカルでミステリアスからはじまって、月本さんが手拍子を促して、パワフルなドラムから力強くリズミカルなヴォーカルがはいって、さらに可愛く歌ってからスネア連打のなか力強く歌い上げて。その後ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。中盤ではダイナミックなリフからパワフルなヴォーカルがはいって、可愛く歌い、さらに力強く歌い上げて。そしてパワフルなベースソロからキーボードのテクニカルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフからパワフルなヴォーカルがはいって、可愛く歌い、さらに力強く歌い上げて。ラストは盛大にFin。

  曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました」って座長、大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると20時4分。1時間ちょいのとっても楽しくとっても素敵なライブでした。Pageantの名曲を生で聴けて本当に嬉しいっす!今回ちょっと各楽器の音がたまに聴き取り辛いときがあったりしましたが(特にフルート)それがちと残念でしたけど、でもでも逆に今回ベースがパワフルに響いて、かっこよかったっすね。来年早々のライブもめっちゃ楽しみです。


16.3.26 FOG (Hall Of Glass)

2016-03-27 13:16:12 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2016.3.26 新大久保EARTHDOM
<FOG ~2人だけのHALL OF GLASS~>
 暗くしっとりと幽玄な感じでしかも美しくドラマティック、力強いヴォーカルと幻想的なシンセ&パワフルドラムの魅力たっぷりのプログレバンド<HALL OF GLASS>。メンバーは、キーボード<カズロウさん>、ベース&ヴォーカル<Pochikoさん>、ドラムス<ヒロミチさん>のトリオ編成でしたが・・・昨年暮れ12/26のライブを最後にヒロミチさんが脱退。その後、ニュードラマーを迎えての初ライブが6/25に決定。それまで半年もHOGを聴けないのは寂しいなぁ~なんて思っていたところ、3/26に新大久保でカズロウさんとPochikoさんの2人だけでライブイベントに出演されるとのことで。以前にもドラム打ち込みで2人だけのライブはありましたが、今回は2人だけのユニットで<FOG>として出演されるとのことで。先日YoutubeにヴォーカルとシンセだけのバージョンをUPされていて、それがアンビエントで幻想的でとっても素敵でしたので、ああいった感じのアレンジ曲もあるのかなぁ~って楽しみにしていました。が・・・また仕事が忙しくなっていて、観にいけるかわからない状況に。

 さて当日。土曜ですが仕事。ですけど思っていたよりも早く終わって、新大久保へ。開演予定時間は18時とのことでしたが、間に合いました。カズロウさんとPochikoさんはフロアーでお客様と談笑中です。ステージは向かって左にベースアンプ、右に3段セットキーボードが。

18時10分を過ぎたころ、お二人がステージに上がって準備を。Pochikoさん、今日は黒系ジャケット&パンツ姿で、下にクリムゾンのLark’s~のTシャツを。ベースはサンバーストJAZZベースです。
 18時12分、フロアーが暗くなっていよいよ始まります。拍手です。1曲目は「Illumination」。シンセサウンドが幻想的に響き、ピアノのゆったりとした音色がミステリアスに。そしてパワフルなシンセサウンドがダークに暗く低くながれ、バックライトのなか、メロトロンサウンドがのびやかにしっとりと響き、ミドルテンポのリズムがはいって、ヴォーカルがはいって、しっとりとのびやかに。その後、力強くリズミカルに、サビは力強くのびやかに。終盤ではシンセサウンドがゆったりと綺麗に、暗闇のなかにキラキラと輝くように響いて。その後メロトロンサウンドがのびやかにながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ラストはゆっくりと。

 「こんばんは、FOGです。HOG星から来ました」ってPochikoさん、大拍手!「2人なのでFOGです」って。

 2曲目は「Vain」。シンセサウンドがスペーシーにながれ、メロトロンサウンドがのびやかに。そしてベースの力強くリズミカルなリフがはいって、シンセの“火星”風のフレーズが暗く重くながれ、ミドルテンポのリズムがはいって、ピアノのリズミカルなリフにのってヴォーカルがのびやかに歌い、そこから力強くドラマティックに歌い上げて。終盤ではシンセサウンドがゆったりとドラマティックに響き、ヴォーカルが力強く歌い上げ、ラストはメロトロンサウンドがのびやかに。

 「ありがとうございます」って大拍手!「ここからさらに暗くなります」って笑いが。

 「暗闇3部作」「初披露の新曲です」って大拍手!3曲目は「歪」。シンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、しっとりと哀愁を感じるメロディがながれて。そしてピアノのしっとりと美しい音色がゆったりと響き、ミドルテンポのリズムがはいって、幻想的なシンセサウンドがながれ、ピアノの綺麗なフィルがはいって。その後メロトロンサウンドがのびやかに響き、シンセサウンドがたおやかにながれ、ピアノの綺麗なリフからヴォーカルがはいって、しっとりと幽玄な感じに。どことなく和の情緒が感じられるような。中盤ではメロトロンサウンドがのびやかにながれ、ヴォーカルがのびやかに力強く歌い、その後シンセの美しい不可思議な音色がリズミカルにながれて。この音色をどう表現していいかわからないっす。とても魅力的で。終盤ではヴォーカルがしっとりとのびやかに歌い、その後リズミカルにスキャットを。

 4曲目は「沈んだ時間」。ミドルテンポのリズムがはいって、メロトロンサウンドがのびやかにながれ、ゆったりとしたベースが響き、しっとりとしたピアノリフからヴォーカルがはいって、暗く冷たい雰囲気で。そして一転、力強いズンズンリフからリズミカルなリフにのってヴォーカルが力強くのびやかに歌い上げて。中盤ではシンセが幻想的にゆったりと奏でて。その後再びしっとりとしたピアノリフからヴォーカルがはいって、そしてリズミカルになり、ドラマティックに歌い上げて。ラストはしっとりと静かに呟いて、ピアノがゆったりと美しく響いて。

 「お越しくださった皆さん、ありがとうございます」って大拍手!ここで無料CD-R配布のお話を。

 5曲目は「内側の世界」。暗く冷たいシンセサウンドがゆったりとながれ、ミドルテンポのリズムがはいって、ベースがゆったりと響き、シンセサウンドが力強くのびやかに。まるで凍てつく広大な大地のような、暗く冷たく、でも深く広く。そしてしっとりとしたヴォーカルがはいって、ピアノフィルも合間に。その後力強いズンズンリフがはいって、ヴォーカルが力強くドラマティックに歌い上げ、リズミカルなリフからメロトロンサウンドがのびやかにながれ、ヴォーカルものびやかに。ラストはゆったりとしっとりと、暗く冷たく響いて。文にすると短いけど、壮大な曲ですね。

 「ありがとうございます」って大拍手!「今日は来てくださってありがとうございました」って、この後のバンドの紹介を。そして「イベントに呼んでくださってありがとうございます」って大拍手!

 「最後はベース置いちゃいます」ってPochikoさん、ベースを置いてマイクを持って。ここでカズロウさんがピアノでゆったりと綺麗なフレーズを奏でて。まるで霞んだ夜空に星がかすかに輝いているかのような。
 オーラス6曲目は「Pollution」。ピアノのしっとりとロマンティックな音色がゆったりとながれ、ヴォーカルがハイキーでゆったりと美しく歌って。この浮遊感と透明感は凄いっす!天女の歌声のような、気分はまるで雲の上。別世界のような夢心地に。そしてピアノのリズミカルなリフから重厚なストリングスサウンドにのってヴォーカルが力強く歌い上げて。ラストはピアノの綺麗な音色が浮遊感たっぷりに幻想的にながれて。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました。FOGでした」って。「次回はHALL OG GLASSで6/25シルエレで」って大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると19時ちょい前。約50分弱のとっても素敵なライブでした。
 今回もPochikoさんの誰にもマネできない美しく力強い歌声と、カズロウさんの他にたとえようのないオリジナルなシンセサウンド、唯一無二のHOG,いや今回はFOGですね。堪能させていただきました。これまでの楽曲も素晴らしいですが、新曲も素敵でしたね。盛り上がらないけど、決して単調ではなく、深い味わいがあって魅力的で。進化を続けるHOG,このサウンドに新たなドラムが加わるとどうなるのか、ものすっごい楽しみになりました。6/25が待ち遠しいっす!

15.12.26 HALL OF GLASS

2015-12-27 23:45:18 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.12.26 沼袋Sanctuary
<HIROMICHI HOG LAST LIVE>
 暗くしっとりと幽玄な感じでしかも美しくドラマティック、力強いヴォーカルと幻想的なシンセ&パワフルドラムの魅力たっぷりのプログレバンド<HALL OF GLASS>。メンバーは、キーボード<カズロウさん>、ベース&ヴォーカル<Pochikoさん>、ドラムス<ヒロミチさん>のトリオ編成です。昨年暮れに初めてライブを観て、すっかりその魅力にハマっています。ですが、8月のライブ以降、仕事が忙しくてスケジュールがあわず、全然HOGライブ観に行けなかったんですね。初シルエレも観に行けなくて超ガッカリ。なんとか年末のライブは観に行きたきなぁ~なんて思っていると・・・なんととんでもないニュースが!ドラマーのヒロミチさんが今年最後の12/26沼袋を最後にHOGを卒業されるとのことでビックリ!ヒロミチさんのドラミングと作曲を気に入っていただけに超がっかりっす。まあでもいろいろ事情のあるところですから、仕方ないっすね。ただ、これはもう仕事を放ってでも観に行かねば!と。しっかりとヒロミチさんラストライブを心に刻まねば!と当日を楽しみつつも、その日がこなければ、との思いもちょっと。

 さて当日。世間様はすでに冬期休暇に入っているんでしょうけど、自分は仕事っす。全然終わりが見えないんですけど、ヒロミチさんHOGラストライブはなんとしても行かねば、と途中で放って沼袋へGo!<HALL OF GLASS>の出番はトップで17時半とのことで、ギリギリ間に合いました。

 17時半をちょい過ぎたころ、客席が暗くなってステージの幕が開いて大拍手!ステージは向かって左にサンバーストJAZZベーを抱えた黒系衣装の妖艶で美しいPochikoさん、左には3段キーボードを前にしたスキンヘッドが眩しいカズロウさん、そして中央後方高台に2タム1バスセットに囲まれた本日の主役ヒロミチさんが。
 1曲目は「Illumination」。薄暗いなか、シンセのダークサウンドが響き、シンバルロールからメロトロンサウンドがのびやかにながれ、ドラムが雷鳴の如くスリリングに衝撃的に叩きまくって。そしてミドルテンポのリズムを刻み、ブルーライトのなか、ピアノの美しいしっとりとした音色が響き、ヴォーカルがはいって徐々に力強くなり、パワフルなドラムから力強くのびやかに歌い上げて。Pochikoさんのロングヘアの毛先が、バックからの光に照らされてキラキラと輝いて。その後シンセサウンドが幻想的にゆったりと響き、力強いベースとドラムからメロトロンサウンドがゆったりとながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ゆったりと。

 「ありがとうございます。こんばんは、HALL OF GLASSです」ってPochikoさん、挨拶されて大拍手!今日は受付でCDサイズの小さなブックレットを渡されていて、そこには本日の曲順通りに歌詞が記載されていて。「それを見ながらお楽しみください」って。

 2曲目は「Silent Dream」。薄暗いイエローライトのなか、シンセサウンドがしっとりと美しく浮遊感たっぷりにながれ、メロトロンサウンドがしっとりと響き、バスドラのリズムがはいって、しっとりとしたヴォーカルがゆったりと。さらに合間に綺麗なピアノリフが。そしてパワフルなドラムからメロトロンサウンドが響き、ヴォーカルがゆったりと艶っぽく、さらに力強くのびやかに歌って。その後シンセがきらびやかにゆったりとエモーショナルなソロを。まるで恋人同士が寄り添って綺麗な星空を眺めているかのように甘くロマンティックに。

 「ありがとうございます」ってPochikoさん。続いて3曲目は「内側の世界」。自分は初めて聴く曲です。暗いオレンジライトのなか、シンセサウンドがゆったりと奥深く響き、暗く重い感じのなか、パワフルなドラムからレッドライトのなか、メロトロンサウンドがのびやかにながれ、シンセサウンドが暗く重くも美しく響き、ゆったりとしたピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、パワフルなドラムからヴォーカルが力強く歌い上げ、躍動感たっぷりのズンズンリフにのってヴォーカルがのびやかに力強く歌い、メロトロンサウンドがのびやかにしっとりと響くなか、ヴォーカルがのびやかにドラマティックに。これまでにないような、重厚感たっぷりでドラマティックで美しい凄い曲ですね。ラストはシンセサウンドが奥深くゆったりと響いて。

 「次の曲は、ドラムのコダマヒロミチの作詞作曲で」って、4曲目は「Crystallization」。暗いブルーライトのなか、綺麗なピアノリフがリズミカルにながれ、シンセサウンドがのびやかに響き、パワフルなドラムがはいって、ミドルテンポシャッフルのなか、シンセサウンドがのびやかに華やかにながれ、リズミカルなヴォーカルと綺麗なピアノリフが。そしてヴォーカルが力強く歌い上げて。その後シンセの幻想的で綺麗なソロが。このシンセの音色、たとえようのない綺麗で気持ちいい音色で響いて。終盤ではヴォーカルがリズミカルに、そして力強く歌い上げて。ラストはピアノのリズミカルリフからメロトロンサウンドがのびやかに響いて。

 「ありがとうございます。残すところあと2曲となりました」ってPochikoさん。5曲目は「Pollution」。スティックのカウントから薄暗いグリーンライトのなか、シンセのクリスタルサウンドが浮遊感たっぷりに綺麗にゆったりと響き、ヴォーカルが高いキーでゆったりと艶っぽく歌い、のびやかに、そして力強く歌い上げて。たっくさんの虹色に光るシャボン玉がゆったりと漂っているかのような浮遊感ですね。その後パワフルなドラムからヴォーカルがゆったりとのびやかに歌い、ドラムがハイハットとスネアでテクニカルなフィルを入れ、スネアロールからメロトロンサウンドがのびやかにながれ、ヴォーカルが力強く歌い上げて。終盤ではシンセのクリスタルサウンドのエモーショナルなシンセソロが。

 「ありがとうございます」「ついにこの時がきてしまいました」ってPochikoさん。「最後の曲です」「皆さんにお知らせがあります」「今日でドラムのコダミヒロミチがHOGを離れることになりまして」「いままでずっとドラムを叩いてくれて、本当にありがとうございました」って大拍手!客席からも「ありがとう!」って声が。「本当に感謝してます」「名残惜しいのですが」「3人でやる最後のHOGの曲」「魂込めてやります」って大拍手!

 本編最後となる6曲目は「Clear Night」。薄暗いバックライトのなか、シンセサウンドがゆったりとながれ、シンバルロールからメロトロンサウンドがのびやかに響き、クリスタルサウンドがゆったりと幻想的にながれて。そしてヴォーカルが高いキーでゆったりと浮遊感たっぷりに歌い、ミドルテンポのリズムがはいって、キーボードのリズミカルなリフからヴォーカルがのびやかにドラマティックに歌い上げ、さらに美しいファルセットで歌い上げて盛り上がって。その後シンセのクリスタルサウンドがゆったりと幻想的にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ミドルテンポのリズムとキーボードのリズミカルリフからヴォーカルがゆったりと歌い、メロトロンサウンドがのびやかに響いて。終盤ではヴォーカルが力強く歌い上げ、ドラマティックに盛り上がり、さらにファルセットで美しくのびやかに歌い上げて。ラストはゆったりと劇的にFin。

 「ありがとうございます、HOGでした」ってPochikoさん、大拍手!そしてその大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。ヒロミチさんとカズロウさんは一旦ステージを降りますが、再び戻ってこられて大拍手で迎えられます。
 「ありがとうございます」ってPochikoさん。ここで今年限りとなるSanctuaryと杉山店長に労いのお言葉と感謝のお気持ちを述べられて大拍手!「お声を掛けてもらえなかったらもうやめていたかもしれない」ってPochikoさん。

 アンコールは恒例となったPochikoさんのアカペラで、今回なんと<NOVELA>のアルバム「Sanctuary」から「黎明」。力強くのびやかに爽快感たっぷりに、そしてドラマティックに熱唱されて、聴き入ってしまいました。
 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました」ってPochikoさん。「コダマヒロミチはこれからもドラムを続けていきます。応援宜しくお願いします」「新生HOGも宜しくお願いします」って大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると18時20分。約50分の感動感涙のライブでした。
 ヒロミチさんのドラミング、めっちゃかっこよかったっす。ときにパワフルにスリリングに叩きまくり、ときに静かにリズムを刻み、緩急自在に曲を生かし、曲を引きたてるドラミングで。何といっても自分的にはスネアの音が自分好みで嬉しかったっす。曲に合った音で、しかもミュートも絶妙で。本当に今回でHOG最後というのが惜しいっす。そしてPochikoさんの健康状態がちょと気になっていましたが、力強く響き渡り、伸びのある歌声に今まで以上に圧倒されちゃいました。唯一無二の歌声、そして力強いベース、ほんと素敵でした。もちろんカズロウさんの幻想的で美しく、心に染み入るカズロウさんならではのキーボードサウンドも感動でした。そしてライブを盛り上げてくれた応援団の皆さんのアツい声援&拍手も最高っす。 来年からの新生HOGの活躍、そしてヒロミチさんの新たな道も期待しております。

15.12.13 浪漫座

2015-12-14 23:01:37 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.12.13 沼袋Sanctuary
<Sparkling Spirits Special~中嶋一晃 還暦記念LIVE~>
《至極の音楽夜会》
 伝説のプログレバンド<Pageant>。1986年に発表された名盤「螺鈿幻想」1枚のみでバンドを去ってしまった中心人物であるギタリスト<中嶋一晃さん>。2014年に行われたネットでの日本プログレのアルバムの人気投票で、このアルバムが四人囃子に次いで2位!で、その後、中嶋さんは90年代には林克彦さんらと<夜来香>を結成。そして21世紀にはいるとPageantの曲を再現する<浪漫座本館>を、続いてオリジナル曲中心の<浪漫座別館>を率いて活躍されて。その後<浪漫座別館>はヴォーカルひなさんが産休にはいったため活動休止となり、中嶋さんはあらたに男性ハイトーンヴォーカリスト<森川健司さん>を擁するPageantのカヴァーバンド<Go To HongKong>を立ち上げて活躍されて。
 そして2013年、<Marge Litch>等で活躍された女性ヴォーカリスト<月本美香さん>を迎えてPageantの曲を再現する<浪漫座>を復活させて、東京でもこの年の6月にライブを行ってくれて、それはもうとっても素敵なライブでめっちゃ感動して。その後、大阪で、そして2014年11月には横浜で素晴らしいライブを。2015年には9月に大阪で行われた野外イベントに出演され、そして期待していたところ、12月に沼袋でライブをやってくれるとのことで思わずバンザイ!ただ、現在仕事が忙しいものでちょと考えてはいたのですが、今回のライブでは9月の大阪野外ライブの映像&音源が発売されるとの情報が。これはもう仕事を放ってでも行かねば!と当日を楽しみにしていました。
 <浪漫座>、現メンバーはギター中嶋さん、ヴォーカル月本さんの他、ベース<浜田勝徳さん>、ドラムス<村中“ロマン”暁生さん>、フルーティスト<千秋久子さん>、そしてキーボードは<永澤杏奈さん>です。

 さて当日。3バンド対バンのイベントで<浪漫座>の出番は2番目です。場内超満員でアツいっす。スタンバイ中にMOORIさんがお客さん皆にクラッカーを配って演出のお願いを。もちろんこの間に今回発売のDVDとCDをGETです。両方で¥2,000-.って安すぎ。
 18時32分ころ、フロアーが暗くなって、SEから日曜洋画劇場のテーマがゆったりと重厚に響いて。そしてステージの幕が開いて大拍手!ステージは向かって左にL型キーボードセット&レスリー。杏奈さんは黒のミニワンピに白アミストで可愛いうえに超SEXY!その隣りにはかっこよくキメたハマカツさん。赤の4弦ベースを抱えて。後方高台には3タム1バスセットを操る村中さん、その前には黒ベロアのロングドレスを纏ったフルーティスト千秋さん。なぜかノーメイクで。おそらくこれまで通りの名画シリーズなんでしょうけど、元ネタがわからないっす。ステージ右にはブラウントラ目レスポールを抱えた座長が。座長は赤黒のベストにお決まりの黒帽子をキメて。

 1曲目は「螺鈿幻想」。薄暗いブルーライトのなか、ギターとフルートがゆったりとしっとりとのびやかに奏で、パワフルなドラムがはいって、ギターのリズミカルなリフにのってフルートがのびやかに奏でて。そしてヴォーカルの月本さん登場で大拍手!黒のレース系トップスに黒系のロングスカートで&赤系ロングヘアで妖艶に。しばし見とれてしまいました。その後、一旦止まってガラスの割れるような衝撃音が響き、ギターのメロウなアルペリフからしっとりとのびやかなヴォーカルがはいって、徐々に力強くドラマティックに歌い上げて。この時点でもう身体中ゾクゾクして思わず涙がこぼれてしまって。ちょとヤバかったっす。中盤ではパワフルなドラムからギターリフにのってフルートがのびやかに奏で、ギターがメロウにドラマティックに奏でて。その後一旦止まってからしっとりとしたベースラインからフルートがのびやかに。終盤ではしっとりとしたヴォーカルがはいって、徐々に力強く歌い上げ、ピアノリフが綺麗に響き、ギターとフルートがのびやかに奏でて。ラストはピアノとフルートがしっとりと。

 「どうもありがとうございます」って座長、大拍手!「東京は2回目。去年は横浜アリーナで」って爆笑!「ウソちゃうでしょ」って。確かに横浜アリーナ付属のライブハウスでした。「緊張するね。小心者ですから。身体の部分も全部小さいから」って爆笑!で、ここで物販の宣伝を。現在、杏奈さん・月本さん・ハマカツさんが東京在住で、座長・村中さん・千秋さんが大阪なので「練習代がかかる」って。

 「よろしいな、題名なんて」「おなじみの曲」ってカウントからはじまった2曲目は「人形地獄」。ミドルテンポのヘヴィリフからパワフルにリズミカルにはじまって、オレンジライトのなか、オルガンのリズミカルリフからパワフルなヴォーカルがはいって、ハイトーンで歌い上げて、さらに可愛く歌い、再び力強くダイナミックに。その後シンセのリズミカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。そしてフルートが加わってハモって。ラストはダイナミックなリフからドラムが叩きまくってFin。

 「どうもありがとうございます」って座長、大拍手!「昔の曲ばっかりやってます」「「昔は音楽の神様が降りてきて」「今はトウが」って爆笑!「ロックミュージシャンのステージドリンクがトクホって」って大爆笑!で、次の曲のアルバムに入っている赤ちゃんの笑い声は座長のお子さんの赤ちゃんの時の声だそうで、「いまは30歳」って爆笑!「今度はお孫さんですね」って月本さん。MCの間にハマカツさんはベースを置いて黒レスポールの準備を。

 3曲目は「ヴェクサシオン」。カウントからツインギターによる美しいほのぼのしたアルペリフが心地よくながれ、ゆったりとしたヴォーカルがはいって。身振り手振りも交えて歌詞の世界を表現されて。その後、フルートの浮遊感たっぷりのゆったりとしたソロが。そしてヴォーカルがドラマティックに歌い上げ、再びフルートのエモーショナルなソロが。ここでハマカツさんがギターを置いてベースの準備を。中盤ではパワフルなドラムがはいって、ギターのリズミカルリフにのってキーボードの華やかでテクニカルなソロが。そしてベースのパワフルなリフにのってギターとフルートがのびやかに綺麗にハモって、ハマカツさんと千秋さんが笑顔で向き合って。終盤ではフルートがのびやかに奏で、ヴォーカルがゆったりとドラマティックに歌い上げて。そしてシンセのブラスサウンドがゆったりと響き、ギターがのびやかにドラマティックに奏でて。ラストはギターのアルペリフからフルートがゆったりと。
 ここで終わりかと思いきや、すぐにピアノのゆったりとしたダークリフがはいって、フルートがのびやかに幽玄に奏で、グリーンライトのなか、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、シンセがのびやかに奏で、ゆったりとのびやかなヴォーカルがはいって。その後シンセがのびやかに壮大に奏で、メロトロンサウンドが響くなか、ヴォーカルが力強く歌い上げて。ラストはシンセ・ベース・フルートが力強くのびやかに奏で、ヴォーカルもスキャットをのびやかに。そしてゆったりとFin。

 「ありがとうございました」って座長、大拍手!ここで杏奈さんのキーボードセットにあるデジタルメロトロンを紹介されて。「11月にローンが終わった」って。で、杏奈さんに「なんか弾いて」って。すると杏奈さんがクリムゾンの曲をちょこっと。「いま来てますなぁ」「観に行きたかった」って座長。「みんな、クリムゾン行きました?良かった?」「評判いいもんね。困ったこっちゃ」って。

 4曲目は「木霊」。ギターのリズミカルでミステリアスからはじまって、月本さんが手拍子を促して、パワフルなドラムから力強くリズミカルなヴォーカルがはいって、さらに可愛く歌ってからスネア連打のなか力強く歌い上げて。その後ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。中盤ではダイナミックなリフからパワフルなヴォーカルがはいって、可愛く歌い、さらに力強く歌い上げて。そしてパワフルなベースソロからキーボードのテクニカルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフからパワフルなヴォーカルがはいって、可愛く歌い、さらに力強く歌い上げて。

 「どうもありがとう」って座長、大拍手!「いつまでもやらしてもらいますわ」「1人でも聴きたいって人がいれば、いやせめて10人ぐらい」「頼むよ、また来ますんで。年1回くらいは」って大拍手この間、杏奈さんはショルキーの準備を。ここで座長が小さなサンプラーを紹介されて。「お高いんでしょう?」って月本さん、爆笑!

 「鐘が鳴ります、キンコンカン」って座長。サンプラーで鐘の音を響かせて、ギターのリズミカルリフがはいって。5曲目は「セルロイドの空」。アップテンポのノリノリモードでシンセがのびやかに奏で、ハマカツさんとショルキーを弾きまくる杏奈さんがステージ中央で並んで。そしてダイナミックなリフからドラムが叩きまくって。思わずのけぞってしまうくらいにもの凄い迫力で圧倒されちゃいました。その後、千秋さんがステージ中央でフルートをのびやかにドラマティックに奏で、ダイナミックなリフからテクニカルなソロを。終盤ではブレイクから座長がのびやかに歌い、ハマカツさんも加わって一緒に歌って。その後一旦止まってからギターがのびやかにメロウに奏で、そして座長・ハマカツさん・月本さんのお3方で力強くのびやかに歌って、ラストはドラマティックにゆったりと。

 「どうもありがとうございます」って座長、大拍手!「Pageantってええ曲多いね」「やってて自分で楽しい音楽
やり続けなアカン」って大拍手!
 ここでメンバー紹介です。まずベース。「無理言えるのは浜田しかおれへん」って、一緒にやりはじめてもう25年になるそうで。「東京でお目にかかる機会もあります。オンベース、浜田勝徳!」って大拍手!続いてドラムス。村中さんが立ち上がって「お世話になってます。大阪ではいろんなバンド世話してます」って。「これからも宜しく!オンドラムス、村中“ロマン”暁生!」って大拍手!続いてフルート。今回の名画シリーズはかの“モナリザ”なんだそうで。「モナリザって言われたらわかるけど」って座長。「“もうそろそろ出番やで。早う化粧しーや”って言うた」って。「オンフルート、千秋久子!」って大拍手!続いてキーボード。ずっと以前に蕨ハニフラでPageantのセッションをやっているとの情報を知って「本人が参加しても宜しいか?」って尋ねて、そこで杏奈さんと知り合ったそうで。「オンキーボード、永澤杏奈!」って大拍手!続いてヴォーカル。「センターにかまえしは・・・」って「Pageantの曲をやるのに一番ネックになるのはヴォーカル」「凄いひとがやってたんで」「そのプレッシャーにめげずやってくれている」「オンヴォーカル、月本美香!」って大拍手!ここで杏奈さんがマイクを持って「僭越ながら・・・オンギター、中嶋一晃!」って座長を紹介して大拍手!「20歳のときに初めてPageantの曲を聴いて、それ以来ずっと・・・」って。そして「今年還暦を迎えられて、私達からもささやかなお祝いを。皆さん準備は宜しいですか」って。月本さんが座長に還暦祝いの花束を贈呈して大拍手!さらに杏奈さんのカウントで「3・2・1!」ってお客さんもメンバーの皆さんも一斉に座長に向けて「パァーン!」ってクラッカーを鳴らして「おねでとうございます!」って大拍手!「ありがとう!」って座長。「これからも頑張ってください。いつもでもお元気で」「またいい曲を書いていただけたら」って大拍手!「なんかあるなとは思ったけど」「泣く場面を作ってくれよ」って座長。「Angieさんが頑張っている限り続けますよ」って大拍手!「ケーキがなかったな」って爆笑!

 「あと2曲」って座長。6曲目は「エピローグ」。カウントからメロトロンサウンドとフルートがゆったりとしっとりと奏で、ギターのアルペジオリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、ハイトーンで切なくドラマティックに歌い上げて。その後、力強いベースラインからギターとフルートがのびやかに奏で、そこからギターの泣きのエモーショナルなソロが。途中タッピングも交えて。終盤ではヴォーカルが力強く切なく歌い上げ、フルートがのびやかにしっとりと奏で、ギターがのびやかにドラマティックに奏で、ドラムスが叩きまくって盛り上がり、ヴォーカルもスキャットを入れて盛り上げ、ラストは劇的にFin。

 続いて本編最後となる7曲目は「奈落の舞踏会」。ギターのリズミカルなリフからドラムが叩きまくって。そしてミドルテンポでグルーヴィなベースリフにのってギターのエモーショナルなソロが。ハマカツさんと月本さんが向き合って踊って。その後、月本さんが杏奈さんの方を向いて、キーボードがのびやかに奏で、フルートがハモって、ダイナミックなブレイクからノリノリモードの明るく楽しい感じで、リズミカルなヴォーカルがはいって。中盤ではマーチングスネアリズムからヴォーカルがのびやかに歌って。そして一旦止まってからストリートオルガン風のリズミカルなリフがワルツリズムでながれ、パワフルなドラムスがはいって、SWINGモードで優雅な感じでキーボードとフルートがリズミカルなリフを。その後ギターのヘヴィリフからドラムが叩きまくり、ダイナミックなリフからギターのエモーショナルなソロが。ハマカツさんはステージ中央でノリノリでパワフルなリフを。終盤ではヴォーカルがハイトーンでのびやかに歌い、フルートものびやかに奏で、ラストはダイナミックなリフから盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました」って座長、大拍手!「エピローグのギターソロ、飛んでもうた」「歳とったらわすれるね。今日なにしにきたんやろ」って悔しそう。でも元気よく「どうもありがとうございます!」って。そして「オンキーボード、永澤杏奈!オンベース、浜田勝徳!オンドラムス、村中“ロマン”暁生!オンヴォーカル、月本美香!オンフルート、千秋久子!」って座長。「オンギター、座長、中嶋一晃!」って杏奈さん、おのおのに大拍手が!「また来ますんで宜しく!」って大拍手!ここで座長がこの12月で卒業されるSanctuary店長の杉山さんに御礼を述べられて大拍手!「どうもありがとうございました」って。そしてメンバーの皆さんは片付けようとしますが、大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。「もうだいぶ押してるんやろ?」って座長。でも手拍子と歓声は止まず、一度は降りた村中さんも戻って大拍手!「今回リハしたの、今朝だけなんで、全然仕込みしてないんですよ。アンコールはないの」って。もちろんお客さん「えぇ~~~!」ってブーイング。「同じ曲良かったら」って座長、大拍手大歓声!「それじゃエピローグのギターソロからやろうか」って爆笑!で、打合せをはじめますが「ややこしいこと言わんと最初からやろう」って座長、大拍手!

 オーラス8曲目は再び「エピローグ」。カウントからメロトロンサウンドとフルートがゆったりとしっとりと奏で、ギターのアルペジオリフからヴォーカルがはいるはずが・・・なぜかマイクのスイッチが入らないようで。すかさず千秋さんがフルートのマイクを渡そうとしますが、そこでマイクのスイッチがはいって、そしてハイトーンで切なくドラマティックに歌い上げて。その後、力強いベースラインからギターとフルートがのびやかに奏で、そこからギターの泣きのエモーショナルなソロが。途中タッピングも交えて。終盤ではヴォーカルが力強く切なく歌い上げ、フルートがのびやかにしっとりと奏で、ギターがのびやかにドラマティックに奏で、ドラムスが叩きまくって盛り上がり、ヴォーカルもスキャットを入れて盛り上げ、ラストは劇的にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!座長、今回も納得がいかないようで「頭のなかでコピー&ペーストしたって」って。そして「またよろしゅうに」って大拍手大歓声!すると大拍手のなか、お店の方がステージ幕を閉じて、これにてライブ終了。時計を見ると19時57分。1時間25分の感動のライブでした。
 今年もPageantの名曲の数々をダイナミックでドラマティックな演奏で聴けてめっちゃ嬉しかった!座長の泣きのギター、ほんといい音でしたね。テクニカルかつパワフルなベースも、タイトでエネルギッシュでド迫力のドラムスも最高!そしてキーボードもとっても可愛くてしかもいい音で。メロトロンの音色もほんと素敵でした。フルートものびやかで綺麗で素敵でしたねぇ。そしてなんといっても月本さんのヴォーカル!時にしっとりと切なく、時に力強くめっちゃドラマティックで、身振り手振りも含め、全身で歌詞の世界を表現されて。体中がゾクゾクきたし、ウルってしまったりとほんと感動しました。MCもめっちゃ面白くておもいっきり笑わせてもらったりとほんと楽しかった!またぜひ東京ライブ、お願いしたいっす!

15.10.11 WHERE THE WHEAT (KANSAS)

2015-10-12 09:09:26 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.10.11 巣鴨 獅子王
<THE DENSHOW `` 伝承 `` ROCK DENSHOW Vol. 2>
 アメリカの老舗ヴァイオリン・プログレハードバンド<KANSAS>。数年前にプログレフェス出演のために来日されて素晴らしいライブを披露してくれて。ところが昨年かな?オリジナルヴォーカリストのSteveさんが脱退されたとのことでビックリ。でも新たなヴォーカリストが加入されて、Youtubeでも今年のライブがUPされてますが、まだまだ健在で、またいつか来日してくれたらいいなぁ~なんて。でもカヴァーバンドでもいいから<KANSAS>の名曲を生で聴きたいと常日頃思っているわけで。で、以前、ヴォーカリスト“ゴンザレス”さんと、ドラマー“おに”さんが参加されたバンド<PARADOXX>のライブを観に行きまして、それがまた素晴らしい出来栄えでめっちゃ感動して。で、またいつかやってくれないかなぁ~って願っていましたが、その後は音沙汰なく。そんな折の2015年、その“ゴンザレス”さんと“おに”さんが参加される新たな<KANSAS>のトリビュートバンドのライブが10/11に巣鴨であるとの情報が!思わずバンザイしちゃいました。現在めっちゃ仕事が忙しいんですけど、これだけは絶対に観に行かねば!と決めて頑張ってきました。そのバンドは、
<WHERE THE WHEAT>
高島 圭介 ( ptf ) - Violin/Vo
棚村 "ゴンザレス" 睦(Machine Messiah,Ladies from Mars)- Vo/Ba
水口 "Mitch" 貴之(Ladies from Mars, FUN HALEN) - Gt
森脇 "MOORI" 健(月禿の騎士、Ladies from Mars etc) - Ba/Key/Gt
佐藤 "おに" 雅己(東京ザッパラス) - Dr/Vo
皿谷 "さらっち" 正文(東京ザッパラス,ししごころ)- Key
 超強力なメンバーに超ビックリ!MOORIさんにMitchさんにさらっちさん、そしてヴァイオリンにはなんと<ptf>の高島さんとは!これほどの強者が揃ったスーパーバンド、めっちゃ期待しちゃいます。さらにどんな曲をやってくれるのかも楽しみっす。

 さて当日。3連休の中日ですが、自分は家でお仕事。でも今日は午前中で切り上げて巣鴨へ。駅前では“よさこい”のような大人数の威勢のいい踊りが披露されていて凄い人だかりで賑わっていました。ライブハウスのほうは静かなものだろうと思いきや、なんと長蛇の列でびっくり。あわてて並んで開場を待ちます。で、予定よりも10分押して開場になり、受付を済ませて席をGETして、のんびりと開演を待ちます。ステージはスクリーンで隠されています。

 16時半すぎに「ようこそいらっしゃいました!」ってお店の方の前説が。その後、SEからシンセでのKANSASの曲がながれてきて、いよいよです。SEが生演奏に。カウントからミドルテンポのダイナミックなリフがながれ、スクリーンがゆっくりと上がって、ステージの全貌が明らかに。ステージ向かって右にベースを抱えてシンセを弾くMOORIさん、その隣にヴァイオリンを奏でる高島さん、中央後方に2タム1バスドラムをパワフルに叩くおにさん。ステージ右端にキーボードさらっちさん。その隣にブラックレスポールを弾くMitchさん。そしてフロントセンターはベースを弾くゴンザレスさんが。黒ジャケに黒帽子がキマってかっくいいっす。1曲目は「Song For America」。いきなり大好きな曲でめっちゃ嬉しいっす。なによりも6人の奏でるダイナミックなサウンドにしょっぱなから圧倒されちゃってます。凄い迫力!ダイナミックなリフのなか、ヴァイオリンがのびやかに美しく奏でて。そしてゴンザレスさんがベースを置いて、ミドルテンポでリズミカルに歌い、おにさんと高島さんがコーラスを入れて。そういえば高島さんの歌声って初めて聴いたかも。その後ベースのテクニカルなリフからヴォーカルが力強くのびやかに歌い、コーラスがリズミカルに。中盤ではシンセのリズミカルなソロやヴァイオリンのリズミカルなソロが。そしてピアノ・ヴァイオリンのリズミカルなリフからダイナミックなリフがはいって、ヴァイオリンがのびやかに美しく奏で、ヴォーカルがハイトーンで力強くのびやかに。終盤ではゆったりとのびやかに雄大に。そしてヴァイオリンのエモーショナルかつテクニカルなソロが。ラストがギターのアルペジオリフがゆったりとゆっくりと。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Welcome to KANSAS!」って英語で挨拶されて大拍手!その後は日本語でバンドのお話を。「“WHERE THE WHEAT”、KANSASをやってます」って。「皆さん、お逢いできて嬉しいです」って大拍手!

 2曲目はなんと「Icarus Ⅱ」。まさかⅠでなく、この曲をカヴァーされるとは。ビックリっす。ミドルテンポのピアノのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに美しく奏で、パワフルでリズミカルなバンドリフからヴァイオリンとヘヴィギターがのびやかに奏で、ゆったりと。そしてピアノリフからヴォーカルがゆったりとのびやかに、コーラスと共に力強くドラマティックに歌い上げて。その後ミドルテンポのギターのヘヴィリフからパワフルなスネア連打がはいって、そこからアップテンポになってギターがステージ中央でリズミカルなリフを。中盤ではミドルテンポに戻って、ギターとヴァイオリンのヘヴィでリズミカルなリフからヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌い、さらにスクリーミングも。その後一旦止まってからヴァイオリンの力強いソロが。終盤ではピアノの綺麗でリズミカルなリフからヴァイオリンがはいってリズミカルに、さらにのびやかに美しくドラマティックに奏で、ギターとユニゾンでのびやかに。ここでなぜかさらっちさんがステージ反対側のMOORIさんのシンセでリフを弾いて。キーボードが何かトラブったのか、そういう演出なのか?でそのピアノのリズミカルなリフからヴァイオリンがゆったりとゆっくりと。

 「キーボードのトラブルに気が付かなかった。さらっちさんが2人居るのかと思った」ってゴンザレスさん、爆笑!で、さらっちさんはご自身のキーボードをチェック中です。その間、ゴンザレスさんが曲の説明や本家KANSASの近況を語って。で、まだキーボードのチェックに時間がかかりそうで、ここでゴンザレスさんが、MOORIさんとMitchさんとやっているUFOのトリビュートバンド<Ladies From Mars>の宣伝を。メンバーであるMOORIさんがLights outのリフを、MitchさんがRock Bottomのリフを弾いて。で、今回のユニット名の“WHERE THE WHEAT”とは、KANSASとは全く関係なく、UFOの曲の歌詞から拝借されたそうで。その後、さらっちさんとおにさんの紹介を。高島さんの紹介は後ほどのようで。

 カウントからアカペラコーラスでパワフルにはじまった3曲目は「Carry on My Wayward Son」。KANSASの大ヒット曲。通常この曲はオーラスなのですが、ここに持ってくるとは、ラストはいかに?で、リズミカルなリフからダイナミックなリフがのびやかにながれ、アップテンポのリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロが。その後、綺麗なピアノリフからヴォーカルがリズミカルに歌い、サビではパワフルでリズミカルなコーラスが。中盤ではノリノリのリズミカルなリフからオルガンのテクニカルなソロ、さらにリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロが。その後ダイナミックなリフからパワフルなコーラスがはいって、ヴォーカルがシャウトをキメて。終盤ではパワフルなシャッフルモードでヴァイオリンのテクニカルなソロが。そしてダイナミックなリフからヴォーカルがロングスクリーミング。その後ギターのテクニカルなソロが。ラストはダイナミックなリフがゆったりと。

 続いて♪ダダダン!ってパワフルなドラムからギターとヴァイオリンが美しくのびやかに奏でて。4曲目は「The Wall」。ドラマティックな名曲!ギターがエモーショナルに奏で、ギターとともにのびやかに。そしてピアノリフからヴォーカルがゆったりとしっとりと歌い、ドラマティックに力強く歌い上げて。その後ギターのエモーショナルでドラマティックなソロが。終盤ではヴォーカルが力強く歌い上げ、エネルギッシュなシャウトも。ラストはヴァイオリンとキーボードがゆったりとドラマティックに美しく奏でて。

 「皆さんKANSASマニアだから曲紹介なんかしなくていいよね、みんな知ってるんだから」ってゴンザレスさん、爆笑!ここで高島さんの紹介を。「新進気鋭の若手プログレバンド<ptf>のヴァイオリニストでバンドリーダー」って。ゴンザレスさんと知り合ったのは3年くらい前で、お互いにKANSAS好きということがわかって、いつか一緒にやろうという話をしていて、それがやっと今回実現したそうで。「ありがとうございます」ってゴンザレスさん、大拍手!「まだ名前を言ってもらってないんで。高島と申します」って高島さん、ご自分で名前を。大爆笑!「以後、お見知りおきを」って大拍手!

 「宴もたけなわですが、あと2曲」ってゴンザレスさん。5曲目は「Miracles Out of Nowhere」。オルガンのゆったりしたリフからヴァイオリンとヘヴィギターがのびやかに奏で、リズミカルなリフからヴォーカルがのびやかに、リズミカルに歌い、コーラスとともに力強くのびやかに。その後MOORIさんがキーボードを弾き、ゴンザレスさんがベースを抱え、キーボードとオルガンのリズミカルなリフからヴァイオリンがのびやかに奏でて。中盤ではオルガンリフからヴォーカルが力強くのびやかに、そしてダイナミックなリフからヴォーカルがハイトーンでエネルギッシュに歌って。終盤ではアップテンポのノリノリモードになってリズミカルなリフにのってヴァイオリンがのびやかに奏で、そこからギターのテクニカルなソロが。ラストはダイナミックなリフと叩きまくりドラムからゆったりとゆっくりと。

 オーラス6曲目は大作「Magnum Opus」。まさかこの大作をやるとは・・・驚きです。まずはシンセのベースサウンドがうねって響き、ヴァイオリンがKANSAS曲のリフを奏で、ドラムがパワフルにタムを叩き、それを交互に。そこからヴァイオリンのテクニカルなソロが。そしてダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれ、そこからMOORIさんのテクニカルなベースソロが。ソロが終わると大拍手!その後キーボードのクリスタルサウンドリフが綺麗に響くなか、ギターのエモーショナルなソロが。そしてミドルテンポでゆったりとしたヴォーカルがはいってしっとりと。中盤ではMOORIさんがシンセを弾き、ゴンザレスさんがベースを弾き、パワフルでリズミカルなリフからアップテンポのノリノリモードでダイナミックなリフをスリリングに。そしてMOORIさんがスタインバーガーギターを抱え、ツインギターでのリフがブレイクを交えてスリリングに展開して、ブレイクからゆったりとゆっくりと。その後ギターのアルペジオリフからキーボードのクリスタルサウンドが綺麗に響き、ギターとキーボードがユニゾンでリズミカルなリフを。終盤ではアップテンポのリズミカルなリフで盛り上がって、ダイナミックなリフがスリリングに展開し、キーボードがうねりまくりのソロを。そしてヴァイオリンがのびやかに奏で、徐々にゆったりと。ラストはダイナミックなリフから弾きまくり叩きまくりで盛大に劇的にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「Thank you very much!最後まで楽しんでってください!WHERE THE WHEATでした!」ってゴンザレスさん。大拍手なか、ほどなくスクリーンが下りて客席が明るくなってライブ終了です。素晴らしいライブでした。
 なんといってもそのダイナミックなバンドサウンドに圧倒されちゃいましたね。小さなハコじゃもったいない、もっと大きなホールで聴きたいくらいのスケールの大きなバンドサウンド・バンドアンサンブルで、もう“スゲー!”のひと言っす。おにさんのタイトでパワフルで安定感のあるドラム&コーラス、Mitchさんのテクニカルなギター、MOORIさんのベース・キーボード・ギターと大活躍フル回転のテクニック、高島さんの力強くも美しいヴァイオリンとコーラス、さらっちさんの機材トラブルに見舞われながらもテクニカルで綺麗なキーボード、そしてゴンザレスさんの魂のこもったエネルギッシュなヴォーカル&ベース、さらに絶妙なセットリストと爆笑MCと、最高に楽しませていただきました。またぜひやってほしいっす。それにしてもKANSASやっぱ最高!本家の来日も期待したいっす。

15.8.29 HALL OF GLASS

2015-08-30 17:39:21 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.8.29 新宿Live bar ∞ Strength
<インハイヤー主催 【歌舞伎者の宴】>
 暗くしっとりと幽玄な感じでしかも美しくドラマティック、力強いヴォーカルと幻想的なシンセ&パワフルドラムの魅力たっぷりのプログレバンド<HALL OF GLASS>。メンバーは、キーボード<カズロウさん>、ベース&ヴォーカル<Pochikoさん>、ドラムス<ヒロミチさん>のトリオ編成です。昨年暮れに初めてライブを観て、すっかりその魅力にハマっています。で、7/26沼袋のライブではヒロミチさん作曲の新曲第2弾が披露され、それがまた自分好みの素敵な曲だったもので、早くまた聴きたいと思っていまして、8/29に新宿でライブがあるとのことで楽しみにしていました。さらに事前情報で、今回はいつもと違う感じになるとか、「Blood Music」を演奏されるとか。ただ、今回のハコのHPを見てみると、ちょと狭い感じ。大音量&重低音は無理だろうなと。それと数バンドの対バンとのことで、出番待ちミュージシャンだけで客席が埋まってしまって入れなくなる、なんてことはなかろうかとちょと不安が。

 さて当日。また仕事が忙しくなってきてはいますが、<HALL OF GLASS>の出番はトップで19時半で、30分間のライブとのことで、なんとかなるかなと。でも他バンドのライブはあきらめっす。で、お店には5分くらい前に着いて、ちょうどPochikoさん・カズロウさん・ヒロミチさんがいらして、挨拶をさせていただいて、Pochikoさんにお店のシステムを教えてもらって、受付を済ませてドリンクを頼んで開演を待ちます。
今回初めておじゃましたこのハコ、壁が板貼でこじんまりとして温かみのある感じです。ステージは向かって左に黒トップ&黒カーデに黒ロングスカートのシックな装いで、サンバーストJAZZベースを抱えるPochikoさん。後方には1タム1バスのドラムセットに囲まれたヒロミチさんが。そしてステージ左が3段キーボードセットを前にしたカズロウさんです。ハコの事情もあり、ベースアンプが小さく、ドラムセットもすごく小さくて、ちょとビックリ。PAなしのアンプ直のようで。そうそう、背景用にプロジェクターが用意されて。

 19時半を少し過ぎたころ、「こんばんは、HALL OF GLASSと申します」「今日はお忙しい中、お越しいただいてありがとうございます」って挨拶されて大拍手!「雨も止んでよかった」「ウチにはリアルてるてる坊主がいるので」って爆笑!「最初からスベってしまって」「大体こんな感じですので、温かい目で見ていただけたら」って。
 1曲目は早くも楽しみにしていたヒロミチさんの新曲「Crystallization」。ミドルテンポでピアノのリズミカルなリフから綺麗にはじまって、シンセがのびやかに奏で、シンバルからパワフルなドラムがはいって、ゆったりシャッフルが気持ちよくながれ、それにのってシンセがのびやかに爽やかに。そしてリズミカルなヴォーカルがはいって、壁に幾何学模様が映し出されるなか、ヴォーカルが力強く歌い上げて。中盤ではシンセの幻想的ながらもリズミカルで明るい雰囲気の心地よいソロが。終盤ではヴォーカルがリズミカルに、そしてパワフルなドラムとともに盛り上がって、力強く歌い上げて。ラストはドラムが止まってピアノのリズミカルなリフが綺麗にながれ、シンセがのびやかにかなでられ、そしてゆったりと。「ありがとうございます」ってPochikoさん、大拍手!そうそう、ハコの事情か、今回はベースの音が小さ目のようで。

 2曲目は「Summer Orbit」。パワフルなドラムフィルから、網目模様の背景のなか、ミドルテンポでピアノがゆったりと。そしてアップテンポのノリノリモードになって、ピアノのリズミカルなリフにのってヴォーカルが力強くのびやかに爽快に。その後ミドルテンポになってヴォーカルがゆったりとしっとりと。シンセがのびやかに、さらに壮大に奏でられて。終盤では再びアップテンポのノリノリモードでヴォーカルが力強くのびやかに。

 3曲目は「Alan」。カウントからミドルテンポのドラムとリズミカルなベースがはいって、シンセがのびやかに奏で、しっとりとのびやかなヴォーカルがはいって。背景には幻想的な星空が。その中をヴォーカルが力強くのびやかに、ほのぼのと。中盤ではシンセがゆったりとたおやかに、雄大に奏で、さらに明るく爽やかに。終盤ではヴォーカルがのびやかに。そしてゆったりとFin。

 続いて次の曲に行こうとしますが、「ちょっと待って!」ってカズロウさん。なのでPochikoさんがMCを入れようと「“ちょっと待って”と言えば、ラッス○・・・」って。すかさず「スベるからやめろ」ってカズロウさん。「やめろって言われちゃいました」ってPochikoさん。
 4曲目は「沈んだ時間」。カウントからゆったりとしたリズムがはいって、シンセとベースがしっとりと奏で、宇宙の映像をバックにヴォーカルが暗くしっとりと。そしてパワフルなドラムからリズミカルに明るく爽やかに盛り上がって、力強く歌い上げて。中盤ではシンセがパワフルなドラムにのってエモーショナルなソロを。終盤では再び暗くしっとりと。それがパワフルにリズミカルに盛り上がって、歌い上げて。ラストはピアノの綺麗なリフがながれ、シンセがのびやかに、ゆったりとゆっくりと。

 「ありがとうございます」ってPochikoさん、大拍手!そして「今回のイベントに呼んでくださってありがとうございます」ってお店の方々や対バンさんに御礼を述べられて大拍手!
 「お酒での失敗はいろいろあって・・・・」ってPochikoさん。先日、Pochikoさんは朝からビールを飲んで、いつの間にか眠ってしまって、ふと気がつくと、なぜかネギを握りしめていたとか。ネギを掴んだまま眠ってしまったようで。もしその奇妙な寝姿を旦那様が見たら、さぞ驚くでしょうねぇ。ちなみにその日の夕飯は<トン汁>だったそうで。

 「MCはこのくらいにしてあと2曲」って、5曲目は「Blue Water」。パワフルなドラムフィルからシンセがゆったりとのびやかに奏で、ピアノフィルが綺麗に響き、ブルー模様の背景のなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって、そしてアップテンポになって、パワフルなドラムにのってヴォーカルが力強くのびやかに、さらにハイトーンでものびやかに。その後シンセがゆったりと幻想的に奏で、しっとりとしたヴォーカルがはいって。終盤ではヴォーカルが力強くのびやかに、ドラムがパワフルに叩きまくって盛り上がって。ラストはシンセがのびやかに幻想的に、そしてゆったりとFin。

 ここでカズロウさんがPochikoさんにベースの音が聞こえないって。でもPochikoさんがベースを弾くとちゃんと音が出て。で、それまでベースアンプの前に立っていたPochikoさんが少し右に移動して。で「最後の曲です。今日は本当にありがとうございました」って。
 オーラス6曲目はお待ちかねの「Blood Music」。ピアノのリフが始まりますが、すぐに「スマン!」ってカズロウさん。「えっ?」ってPochikoさん。すぐにカズロウさんが始めからピアノリフをゆったりとしっとりと弾きはじめ、パワフルなドラムフィルからアップテンポのノリノリモードになって、シンセがのびやかに奏で、ヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌いますが、突然ベースの音が消えてビックリ。でも演奏は続行して、お店の方がまずベース本体のジャックをチェックし、それでも音は出ず、次はアンプをチェック。どうもアンプのほうの接触が悪いようで、その部分を押えると音が出て、放すと消えて。なので演奏中ずっとお店の方がアンプの接触部を押えてフォローされて。曲のほうはサビではヴォーカルが明るく爽やかに、力強くのびやかに。その後シンセのリズミカルなソロが。終盤ではパワフルなドラムとともに盛り上がって、ラストはドラム叩きまくりでFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました。すみません」ってPochikoさん、お辞儀を。これにてライブ終了です。時計を見ると20時ちょい過ぎ。ちょうど30分間のとってもレアで楽しいライブでした。
 ハコの事情や対バンさんとの兼ね合いもあってか、いつもよりも明るめの曲多めのセットで、自分的にはレアなライブで、それなりに楽しめました。それと宇宙や星空の映像と幻想的なシンセの調べにはめっちゃ感動しました。最後の機材トラブルは残念でしたね。まあライブですし、初めてのハコですから仕方ないかなと。逆に次回9/12早稲田でのライブが余計に楽しみになりました。リベンジ!

15.7.27 HALL OF GLASS

2015-07-27 22:18:55 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.7.26 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL “プログレの夕べ in 文月“>
 暗くしっとりと幽玄な感じでしかも美しくドラマティック、力強いヴォーカルと幻想的なシンセ&パワフルドラムの魅力たっぷりのプログレバンド<HALL OF GLASS>。メンバーは、キーボード<カズロウさん>、ベース&ヴォーカル<Pochikoさん>、ドラムス<ヒロミチさん>のトリオ編成です。昨年暮れに初めてライブを観て、すっかりその魅力にハマっています。で、6/6のライブで、次のライブは<HALL OG GLASS>さん主催の6/27の「暗闇の旋律vol.3」とのお話でしたので楽しみにしていたのですが、仕事がめちゃめちゃ忙しくなってどうにもならず断念。なので7/26の沼袋はなんとか観に行かねば!と当日に向けて頑張って、ライブを楽しみにしていました。しかもtwitterでの事前情報で、今回ヒロミチさん作曲の新曲第2弾が披露されるとのことで、しかもリズムがシャッフルとのことで、シャッフル大好きな自分は超期待っす!

 さて当日。仕事のほうは少しは落ち着いてきて、<HALL OF GLASS>の出番はトップで17時半とのことで、それだけはなんとかなるかなと。でも他バンドのライブはあきらめっす。で、お店には5分くらい前に着いて、ドリンクを頼んで開演を待ちます。
 17時半をちょい過ぎたころにフロアーが暗くなって、ステージの幕が開いて大拍手!ステージは向かって左にシルバーラメトップ&黒カーデに黒ロングスカートのシックな装いで、サンバーストJAZZベースを抱えるPochikoさん。中央後方には2タム1バスドラムセットに囲まれたヒロミチさんが。そしてステージ左が3段キーボードセットを前にしたカズロウさんです。

 シンセサウンドがゆったりと浮遊感たっぷりにながれ、シンバルが静かに響き、メロトロンサウンドがしっとりとながれて。1曲目は「Silent Dream」。しっとりとしたヴォーカルが浮遊感たっぷりにながれ、パワフルなドラムからピアノの綺麗なトリルリフとともに力強くのびやかに歌って。Pochikoさんの長い後ろ髪が照明を浴びてまるでダイアモンドダストのようにキラキラと美しくなびいて、歌に聴き惚れながら見とれてしまって。そしてイエローライトのなか、スモークが幻想的にたなびき、シンセサウンドが浮遊感たっぷりにゆったりとながれて。終盤ではヴォーカルが力強くのびやかに歌い、その後、キーボードのきらびやかな音色のエモーショナルなソロが。まるで夜空の星々を眺めているかのように。

 「ありがとうございます。こんばんは、HALL OF GLASSと申します」ってPochikoさん、大拍手!「今日はありがとうございます」って。

 「次はドラムス、コダマ・ヒロミチッチの新曲で」って、2曲目に早くも期待の新曲「Crystallization」。ブルーライトのなか、ミドルテンポでピアノのリズミカルなリフが綺麗にながれ、メロトロンサウンドがのびやかに響き、シンバルのリズムからパワフルなドラムとベースリフがはいって、ゆったりとしたシャッフルモードでシンセサウンドがのびやかにドラマティックに奏でられ、盛り上がって。そしてピアノの綺麗でリズミカルなリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、それが力強いベースリフとともにのびやかに歌い上げて。中盤ではブルー&グリーンライトのなか、シンセのリズミカルながらも綺麗でドラマティックなソロが。この音色ななんと表現したらいいか、なんとも心地よく透明感のある音色ですね。終盤ではブルー&パープルライトのなか、ヴォーカルが力強く歌い上げて。ラストは一旦止まってからピアノリフがゆったりとながれ、メロトロンサウンドが響いて。「ありがとうございます」ってPochikoさん。

 3曲目は「沈んだ時間」。カウントからグリーンライトのなか、メロトロンサウンドがゆったりと幽玄にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてミドルテンポのパワフルなドラムとベースにのって、グリーン&オレンジライトのなか、ヴォーカルが力強く歌い上げ、その後ゆったりとのびやかに浮遊感たっぷりにHeavenlyな感じで歌い、ロングハイトーンも。中盤ではオレンジライトのなか、ミドルテンポのリズムにのってシンセサウンドがのびやかにながれて。終盤ではメロトロンサウンドがしっとりとながれ、ピアノリフがゆったりとながれるなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてミドルテンポの躍動感たっぷりのパワフルなリズムにのってヴォーカルが力強く歌い上げ、その後ゆったりと浮遊感たっぷりに。ラストはピアノリフがゆったりと、ゆっくりと。「ありがとうございます」ってPochikoさん。

 続いて4曲目は「Pollution」。スモークが幻想的にたなびくなか、キーボードのクリスタルサウンドが浮遊感たっぷりにゆったりと綺麗にながれ、ヴォーカルがハイトーンでゆったりとHeavenlyな感じでゆったりと心地よく歌って。そしてピアノのSWINGモードのリフから力強くのびやかに歌い、さらにロングハイトーンも。中盤ではスネアロールからシンセの浮遊感たっぷりのエモーショナルなソロが。終盤ではヴォーカルが力強くのびやかに歌い上げて。ラストはキーボードのクリスタルサウンドがゆったりと浮遊感たっぷりにながれて。

 「ありがとうございます」ってPochikoさん。「暑いですね。ビールが美味しい」って。「終わったらみんなで飲みましょう!」って大拍手!さて、PochikoさんはFBで4月からダイエット宣言をされたそうですが、6/27の時点でどういうわけか3kg増えてたそうで、爆笑!で、その後、今日までに1kg減らされたそうで大拍手!それでもトータル+2kgって爆笑!「おかしいなぁ。ダイエット止めようかなぁ」って。でも「このまま頑張ります」って大拍手!

 5曲目は「Illumination」。シンセの低音が響き、シンバルロールからシンセの重厚なサウンドが響き、ドラムスがフリーインプロで叩きまくって。そしてミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、オレンジライトのなか、ピアノのリズミカルなリフにのってしっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてパワフルなドラムからオレンジ&レッドライトのなか、ヴォーカルが力強くのびやかにリズミカルに。中盤ではパワフルなドラムからシンセののびやかでエモーショナルなソロが。終盤ではメロトロンサウンドがのびやかにながれ、ヴォーカルがしっとりとゆったりと。そしてゆっくりとFin。「ありがとうございます」ってPochikoさん。

 6曲目は「Blue Water」。パワフルなドラムフィルから、ブルーライトのなか、シンセとピアノのリフがゆったりとながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてアップテンポのパワフルなリズムがはいって、叩きまくりドラムとピアノのリズミカルなリフとともにヴォーカルが力強く歌い上げて、その後ミドルテンポに戻ってシンセがしっとりと奏でて。ラストはゆったりと。

 「ありがとうございます」ってPochikoさん。「早いもので次が最後の曲に」って、ここで無料配布CD-Rの宣伝を。「今日は暑い中、ありがとうございました」ってPochikoさん。

 本編最後となる7曲目は「Vain」。シンセの重厚なサウンドが響き渡り、ミドルテンポのベースリフがはいって、シンバルロールからドラムスがフリーインプロで叩きまくり、シンセのスペーシーサウンドが神秘的に響いて。そしてシンセが「火星」風の重厚なダークリフを奏で、そこからピアノのゆったりとしたリフがはいって、レッド&グリーンライトのなか、ヴォーカルがゆったりとのびやかに歌って。そしてパワフルなドラムからヴォーカルが力強くドラマティックに歌い上げて。中盤ではレッド&ブルーライトのなか、シンセのエモーショナルでドラマティックなソロが。終盤ではピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、シンセがのびやかに奏で、ドラムスがパワフルに叩きまくって、ラストはゆったりとFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました。HALL OF GLASSでした」ってPochikoさん。大拍手のなか、カズロウさんとヒロミチさんは楽屋へ。Pochikoさんもベースを置いて楽屋へ行こうとしますが、大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとPochikoさんが「ありがとうございます。トップだけど・・・1分間いいですか?ヴォーカルだけで」って大拍手!
 「This Mortal CoilのSong To The Sirenの1番だけ」って、アカペラでゆったりとのびやかに歌い、エコーで幻想的に響いて、聴き入ってしまいました。

 歌い終わると大拍手!「ありがとうございました」ってPochikoさん深々とお辞儀を。これにてライブ終了です。時計を見ると18時23分。約50分間のとっても素敵なライブでした。
 暗くしっとりと美しく、パワフルにドラマティックに展開する楽曲を、声量のある美しくのびやかなヴォーカルと、パワフルなドラムスと、繊細で美しいキーボードで聴かせてくれて。特に今回はベースがいつも以上にパワフルで躍動感たっぷりに響いてました。そして今回披露された新曲は、これまでにないタイプで、気持ちいいリズムでロマンティックな感じもあってとっても楽しめましたし、間奏のシンセの音色もとっても心地よくて。そしてアカペラのアンコール曲、自分はこの曲、全く知らなくて、家に帰ってからYoutubeでオリジナルを聴いてみましたが、自分的にはPochikoさんバージョンが好きかも。いつかオリジナルのようにシンセが入るバージョンも聴いてみたいですね。
 応援団のアツい声援や力強い拍手もあって、盛り上がった楽しいライブでしたね。次回ライブの告知はありませんでしたが、8/29に新宿であるようで、とっても楽しみです。

15.6.13 UKY

2015-06-16 23:36:21 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.6.13 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレの夕べin水無月(Triangle Power)』>
 かつて<Cinderella Search>や<AZOTH>で活躍され、UKやIQのカヴァーバンドでも活躍され、さらにヴァイオリンの教則本も発表されている女性ヴァイオリニスト<美ノ辺純子さん>。いつかライブを観に行きたいなって思っていました。そんな折に美ノ辺さんが参加するUKのカヴァーバンド<UKY>のライブが2014年5月にあって、その美しい音色にうっとりと聴き惚れて。もちろんバンドとしてもめっちゃかっこくて、また機会があればライブを観に行きたいなって思っていました。そんな折に今年も5月にライブがあるとの情報が。ところが自分はその日は別の用事が決まっていて、ライブを観に行けなくて超がっかり。ところが6月に沼袋で行われるトリオバンドのイベントに<UKY>が出演されると知って超ビックリ!これは何が何でも観に行かねば!と当日を楽しみにしていました。
 <UKY>、メンバーはヴァイオリン&キーボード&コーラスの美ノ辺さん(Jさん)、ベース&ヴォーカルの<皆自由太さん>、ドラムスの<Yorryさん>です。

 さて当日。2バンド出演のイベントで<UKY>はトリです。前バンドの演奏が終わって、ステージはセットチェンジの真っ最中。で、19時20分ころ、フロアーが暗くなって、SEからスペーシーなシンセサウンドがながれ、ステージの幕が開いて。ステージ向かって左にキーボード2段+2段セットとレスリー、そしてスケルトンのエレキヴァイオリンが。Jさん、白のキャミにフリフリのミニスカ&グレーブーツというめっちゃ可愛らしいスタイルでもう目が釘づけ!ヤバいっす。で、ステージ中央には1バス3タム+1ロートタムのドラムセット。そしてステージ右には白のプレシジョンベースを抱えた皆自由太さんが。足元にはペダルシンセが。さらに白のストラト&マーシャルも準備されていて。

 今回のライブ、前半はオリジナル曲で、後半がUKカヴァーとのことで。1曲目は「Soul To Soul 宇宙から来た僕」。ミドルテンポのオルガンのリズミカルなリフとグルーヴィなベースリフがながれ、一旦止まってからピアノのしっとりとした綺麗なリフと、メロウなベースラインからしっとりとしたヴォーカルがはいって、ドラマティックに展開していって、サビではJさんのコーラスもはいって、ヴォーカルが歌い上げて。その後ピアノの綺麗できらびやかなリズミカルリフからパワフルなドコドコドラムがはいって、アップテンポのシャッフルモードになってオルガンのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポに戻ってキーボードの哀愁ただよう音色がゆったりとながれ、力強いヴォーカルがはいって、ピアノのしっとりとしたリフからヴォーカルがドラマティックに歌い上げて。ラストはしっとりと。

 「ありがとうございます。UKYです」って皆自由太さん。

 2曲目は「Initial J~Light In The Sands」。レッドライトのなか、サイレンの音が響き、ピアノとベースとドラムのフリーインプロバトルがスリリングに展開して。そしてライトが点滅するなか、キーボードのミステリアスなリフがリズミカルにながれ、ピアノリフとシンセリフが交互に弾かれ、シンセサウンドがのびやかに力強くながれて。その後ミドルテンポのパワフルなリズムにのってJさんがヴァイオリンを。リズミカルなリフからのびやかにミステリアスに奏で、そこからテクニカルなソロを。中盤ではバスドラとベースリフが響き、ブレイクからダイナミックなリフがのびやかにながれ、ブレイクから力強いヴォーカルがはいって、のびやかなヴァイオリンとともにドラマティックに歌い上げて。終盤ではグルーヴィにうねりまくるパワフルなベースリフにのってヴァイオリンがのびやかに力強く奏で、そこからテクニカルなソロを。ラストはダイナミックなブレイクからドラムが叩きまくって。「ありがとうございます」って皆自由太さん。

 3曲目は「内巻き Curl Inward」。ハイハットのカウントからダイナミックなリフがゆったりとながれ、シンセの鮮烈なサウンドが響き、ダイナミックなリフとオルガンのリズミカルなリフとドラムフィルからアップテンポのノリノリの変拍子リズムがはいって、オルガンのリズミカルなリフが明るく楽しくながれ、ズンズンリフから力強くのびやかなヴォーカルがはいって、歌い上げて。中盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルからミドルテンポでヴァイオリンのテクニカルなソロが。そして叩きまくりドラムからベースのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポで、オルガンのリズミカルなリフからヴォーカルが力強くのびやかに歌い、ダイナミックなリフが。ラストはミドルテンポのグルーヴィなベースリフからシンセの鮮烈なサウンドがのびやかに響いて。

 ここで皆自由太さんがベースを置いてストラトを抱えて。そしてアンケートのお願いを。

 4曲目は「言い訳 Excuse」。シンセがゆったりとのびやかに奏で、ギターのコーラスサウンドが綺麗にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、シンバルロールからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ヴォーカルがのびやかに歌い、キーボードのテクニカルなフィルが。その後キーボードのミステリアスでテクニカルなリフからドラムが叩きまくり、皆自由太さんがギターを置いてベースを抱え、グルーヴィなベースリフを。そこからシンセのエモーショナルなソロが。中盤ではライトが点滅するなか、オルガンのリズミカルなリフと叩きまくりドラムからモーグのテクニカルなソロが。その後オルガンがのびやかに奏で、叩きまくりドラムフィルからダイナミックなリフがのびやかに。終盤ではシンセの哀愁メロディがゆったりとながれ、ベースサウンドが響き、シンセとヴォーカルがしっとりと。「ありがとうございます」って皆自由太さん。

 「ここからUKカヴァーです」って。そしてJさんがアンケートのお願いを。「好きな曲に○を付けていただくと、今後の参考になりますので」って。

 5曲目。ハイハットのカウントからヴァイオリンがゆったりとのびやかにたおやかにほのぼのメロディを奏で、さらにディレイを効かせて幻想的に響かせ、続いてフィンガーピックでリフを弾き、弓でのびやかに奏でて。そしてミドルテンポのパワフルなドラムとうねりまくるグルーヴィなベースリフがはいって、シンセがのびやかに、リズミカルに、テクニカルに奏で、ピアノのリズミカルなリフからシンセがのびやかに奏でて。その後ダイナミックなリフからシンセがのびやかにドラマティックに奏で、ラストはゆったりとしっとりと。

 6曲目は「Presto Vivace~In The Dead Of Night(short version)」。ライトが点滅するなか、アップテンポのパワフルなドラムにのってキーボードのテクニカルなリフがスリリングにながれ、ダイナミックなリフからキーボードの華やかでリズミカルなリフが。そしてダイナミックなリフから叩きまくりドラムフィルがはいって、そこからパワフルでリズミカルなヴォーカルとキーボードリフが。サビではシンセとヴォーカルがゆったりとのびやかに。その後キーボードのテクニカルなリフと叩きまくりドラムフィルが交互にスリリングに。ラストはダイナミックなリフからシンセがうねりまくり、ドラムが叩きまくってFin。

 7曲目は「Caesar’s Palace Blues」。ヴァイオリンのパワフルでリズミカルなリフからアップテンポのノリノリシャッフルモードになって、明るく楽しいリズミカルなリフがはいって、そのままヴァイオリンのリズミカルなソロが。そしてハイハットのカウントからドラムが叩きまくり、ヴァイオリンとベースがのびやかに奏で、一旦止まってからヴァイオリンのフィーガーピックのリズミカルリフがはいって、ドラムの叩きまくりフィルからアップテンポのノリノリモードでうねりまくるベースリフにのってヴァイオリンのリズミカルなリフがはいって、ブレイクからリズミカルでパワフルなヴォーカルがはいって、サビではJさんのコーラスもはいって綺麗に。終盤ではアップテンポのノリノリモードでヴァイオリンのテクニカルなソロが。ラストはリズミカルなリフがスリリングに。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました。UKYでした」って皆自由太さん。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。

 「アンコールありがとうございます」って皆自由太さん。オーラス8曲目は「Night After Night」。ダイナミックなリフからテクニカルなリフがスリリングに展開し、ピアノのパワフルなリフから力強いズンズンリズムにのってのびやかなヴォーカルがはいって、歌い上げて。そしてキーボードのテクニカルなリフからピアノのリズミカルなリフがはいって、ヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌い、オルガンとヴォーカルがユニゾンでリズミカルに、さらにヴォーカルが歌い上げて。終盤ではキーボードのテクニカルなリフからオルガンのテクニカルなソロが。ラストはオルガンのリズミカルなリフからヴォーカルがのびやかに歌って。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんはステージ前に並んで。さらに前バンドの<MARS>のメンバーの皆さんも皆自由太さんの呼びかけからステージに戻って、6人で並んでお辞儀を。もちろん大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると20時12分。約50分のとっても素敵なライブでした。
 うねりまくるグルーヴィなベース&力強いヴォーカル、華麗でテクニカルなキーボード&優雅で美しいヴァイオリン、そしてタイトでパワフルでしかも正確なドラミング、それらが絶妙なアンサンブルを構築してダイナミックにドラマティックに美しく聴かせてくれて、観応え聴き応えありましたね。またいつかライブがありましたら観に行きたいっす。オリジナル曲をもっと聴きこみたいっすね。

15.6.13 MARS

2015-06-14 16:00:26 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.6.13 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレの夕べin水無月(Triangle Power)』>
 新潟のEL&Pタイプのキーボード主体のプログレバンド<MARS>。現メンバーは、キーボード<KUMIKUMIさん>、ドラムス&ヴォーカル<岡田隆さん>、ベース&ヴォーカル<成田秀雄さん>のトリオ編成です。1999年にアルバムを発表。その後、休止期間を経て2010年9月に現メンバーで復活し、その後ライブ活動を活発に行われて、ライブ活動の傍らに久々のニューアルバム制作にも取り掛かっておられるとのことで、その素敵なMARSサウンドを聴ける機会をいつも楽しみにしております。で、ライブは昨年3月のライブのあと、次を心待ちしておりましたが、しばらく情報がなく、レコーディングに専念されているのかなぁ~なんて思っていました。しかしアルバム発表の情報もなく、何かあったのかと心配に。でも今年2015年になって3月のプログレイベントに出演されるとの情報が。ところが、急に都合が悪くなったとのことでキャンセルになってガッカリ。でも6月のイベントには参加あれるとのことでひと安心。アルバムはまだのようですが、1年3ヶ月ぶりのライブ、超楽しみです。

 さて当日。土曜ですが現在超多忙のため休日出勤。でもライブに間に合うように仕事を切り上げて沼袋へ。10分前に着いてドリンクを飲みながら開演を待ちます。今日は2バンドのイベントで<MARS>が最初のようで。
 18時6分ころ、フロアーが暗くなって、SEから「ワルキューレの騎行」がながれて、ステージの幕が開いて。ステージは向かって左にナチュラルボディのイーグルベースを抱えた成田さん。中央後方に2タム1バス&エレドラセットに囲まれた岡田さん。そして右がキーボード3段セットを前にしたスレンダーで美しいKUMIKUMIさんが。今日は黒のフリフリキャミ&ミニスカにラメスト&ブーツとSEXYかつ可愛さもありの美しさで、しばし見とれてしまいました。

 爆発音が響いたあと、ブラスラウンドの盛大なファンファーレがダイナミックに響いて。久々の<MARSサウンド>に思わず涙が出そうに。そしてはじまった1曲目は「Voice of The Universe」。最初から大好きな曲なので超嬉しいっす!アップテンポ&ミドルテンポでパワフルなシンセリフがながれ、明るく楽しく元気がでるような曲調に。ダイナミックなリフから綺麗なピアノリフがミドルテンポでながれ、オルガンのしっとりとした音色が響くも、再びダイナミックなシンセリフとエレドラのティンパニサウンドが響いて。そしてアップテンポのズンズン響く躍動感たっぷりのリズムにのってパワフルなブラスサウンドが明るく楽しくながれ、ダイナミックなリフがドラマティックにながれて。中盤ではピアノリフがしっとりとながれ、成田さんの太く力強い歌声がマーチングスネアのリズムにのって伸びやかにながれ、岡田さんがコーラスをいれ、さらに岡田さんがパワフルに叩きながら力強く歌い上げて。そしてピアノリフが徐々にテンポアップして、シンセのパワフルなリフが響き、アップテンポでピアノのテクニカルなリフから盛り上がって。その後、シンセのテクニカルなリフと叩きまくりドラムから、パイプオルガンサウンドのテクニカルなリフがながれ、そこからシンセの哀愁ただようリフがミドルテンポでながれ、再びパイプオルガンサウンドのリズミカルなリフが明るく華やかにながれて。終盤ではピアノのしっとりとした美しいリフからマーチングスネアのリズムにのって成田さんのヴォーカルが伸びやかに力強くながれ、岡田さんの叩きながらのエネルギッシュなヴォーカルも加わって、歌い上げてドラマティックに盛り上がって。そしてピアノのゆったりとした綺麗なフレーズがたおやかにながれて。ラストはアップテンポの躍動感あふれるノリノリモードでシンセのパワフルなリフがライトが点滅するなかスリリングにながれ、一旦止まったあと、ピアノリフからドラムが叩きまくって。

 「ちょっとごめんなさい!ちょっと時間ください!パッドが落ちた!すいませんね」って岡田さん。なにか予想外のトラブルがあったようで。私の席からは全く見えないもので、よくわかりませんが。ここで成田さんがMCを。「こんばんは、MARSです」って大拍手!

 2曲目はEL&Pの“Hoedown”をモチーフとした「Who Done It!」。スネアロールからライトが点滅するなか、うねるベースとパワフルなドラムのアップテンポのリズムがはいって、オルガンのパワフルなリフからアップテンポのファンキーなリズムにのってリズミカルで明るく楽しいリフが。そしてオルガンのテクニカルなリフとシンセのリズミカルなリフが交互にながれ、そこからテクニカルなシンセソロへ。その後、シンセのリズミカルなリフとベースのうねるリフからオルガンのリズミカルなリフ、オルガンのテクニカルなリフとシンセのパワフルなリフが交互に。ラストはブレイクから綺麗なピアノリフがながれてドラムが叩きまくってFin。

 「こんばんは、MARSです」って大拍手!「ご来場ありがとうございます」ってKUMIKUMIさんが可愛らしいお声で丁寧に挨拶を。「昨年の3月以来、1年3ヶ月ぶりのライブになります」って。前回のライブのあと、様々な事情からしばし活動停止状態になっていたとか。「その辺の事情はあとで成田のほうから説明があると思います」って。で、次のバンドの紹介を。「UKYさんもとっても素敵なバンドですので、最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです」って大拍手!続いて「MARSの言い訳担当の成田です」って爆笑!で、成田さんは昨年は海外出張が多かったこともあって、なかなかバンド活動ができなかったようで。アルバムに関してはだいぶ進んでいるそうですが、新曲をいれることになって現在詰めているようで。「これから心を入れ替えてレコーディングに臨みたい」とのことで「アルバム発表できましたら、皆様宜しくお願いします」って大拍手!

 「アルバムMARS1999から」って3曲目は「The Lost World」。ピアノの美しい音色がゆったりと響き、シンバルロールからダイナミックなリフがはいって、パワフルなドラムフィルからアップテンポのリズムにのってブラスサウンドの明るく楽しいリズミカルなリフがながれ、ベースが躍動感たっぷりのノリノリのリフを。その後ブラスサウンドが高らかに響き、ティンパニサウンドが打ち鳴らされてダイナミックなリフが。そして一旦止まったあと、ピアノの跳ねるようなリズミカルなリフからカウベルのファンキーなリズムにのってダンサブルな感じになるも、変拍子のテクニカルなリフからミドルテンポのゆったりした感じになって、成田さんがシンセのパワフルなリフと共に力強くシャウトして。そして岡田さんのエネルギッシュなヴォーカルもはいって、ゆったりと綺麗にハモって歌い上げて。中盤では薄暗いなか、ピアノの哀愁ただようフレーズがゆったりとながれ、シンバルロールが響き、シンセの幻想的なサウンドがゆったりとながれ、ウインドベルが綺麗に響いて、シンバルロールからダイナミックなリフが盛大に。そして一旦止まってからキーボードのクリスタルサウンドがゆったりと響き、スネアのマーチングリズムにのって綺麗にながれて。そしてパワフルなドラムフィルからミドルテンポでシンセのパワフルなリフがながれ、成田さんのパワフルなヴォーカルがはいってシャウトして、岡田さんとともにドラマティックに歌い上げて。終盤ではパワフルなドラムフィルからベースのうねりまくるパワフルなリフにのってアップテンポでシンセの明るく楽しいリフがながれてダイナミックなリフが劇的に。その後ピアノのリズミカルなリフがながれ、成田さんが不気味ヴォイスでナレーションを。ラストはシンバルロールからダイナミックなリフが劇的にながれ、ティンパニが打ち鳴らされて盛大にFin。

 「練習と違って、ライブでは100m全力疾走で何回も走り続けているような」「楽しんでいただけたでしょうか?」って成田さん、大拍手!「これから後半戦、最後までずっとノンストップで行きます」って。

 4曲目は「Rondo of Roses」。レッドライトのなか「ツァラトゥストラはかく語りき」のブラスサウンドが力強く響き渡り、エレドラのティンパニサウンドがダイナミックに打ち鳴らされて。そしてアップテンポの躍動感たっぷりのリズムにのってオルガンの明るく爽やかなリフがながれ、アグレッシブなソロやスリリングなトリルがイケイケモードで展開されて。中盤ではテクニカルなオルガンソロから叩きまくりのエネルギッシュなドラムソロが。ストロボライトのなか、凄い迫力で叩きまくって。圧巻です。凄すぎ!その間に成田さんはグレーのジャケットを着こんでハンチングを置いて。ソロが終わると「岡田隆!」って大拍手!その後、シンセのゆったりと伸びやかな音色が響き、成田さんの力強く伸びやかな歌声がゆったりと。そしてパワフルなドラムとともに歌い上げて盛り上がって、壮大なオケサウンドのクラシカルな美しいフレーズがながれて。これ、曲名よりも先にあの“金メダルのイナバウアー”が目に浮かびます。あの「Turandot」です。いまだにあの感動が蘇りますね。そして成田さんの歌は「誰も寝てはならぬ」です。ドラマティックにオペラ調で力強く歌い上げて、壮大なオケサウンドがながれ、劇的にFin。超感動!感涙!

 「最後の曲です」って成田さん。オーラス5曲目は「Amazing Grace」。オケサウンドがゆったりとメロウにながれ、成田さんがゆったりと力強くのびやかに歌い、ミドルテンポのリズムがはいって、オケサウンドがゆったりとのびやかにながれ、ドラマティックに。そしてゆったりと劇的にFin。
 そしてすぐに「木星」の美しいメロディがゆったりとながれ、成田さんが「ありがとうございます。メンバーを紹介します。ドラムス、岡田隆!」「キーボード、KUMIKUMI!」「そして私、成田秀雄でした」ってメンバーおのおのに大きな拍手が。「次回ライブは9月にまたここで」って。そしてゆったりとドラマティックなフィナーレを迎え、エレドラのティンパニサウンドが打ち鳴らされて盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」って成田さん。メンバーの皆さんは拍手歓声のなか、お辞儀をしてライブ終了です。時計を見ると19時ちょうど。約1時間弱のとっても素敵なライブでした。
 久々にKUMIKUMIさんの鮮烈なシンセサウンドにパワフルなオルガンに美しいピアノサウンドをたっぷり楽しめ、成田さんの力強くぶっといベース&声楽家そのものの太く奥深く力強くのびやかなヴォーカルも、岡田さんのめっちゃパワフルでエネルギッシュで迫力たっぷりのドラム&ヴォーカルも楽しませていただきました。最初から大好きな「Voice of The Universe」が聴けて嬉しかったし、同じく大好きな「Rondo of Roses~Turandot」も超感激!ニューアルバムもとても楽しみですし、次回9月のライブも楽しみにしています。