◇ 2012.6.24 四ツ谷MEBIUS
80年代に日本を代表するプログレバンド<Pageant>や<Mr,Sirius>で素晴らしい歌を聴かせてくれ、現在はスタジオミュージシャンとして、ヴォイストレーナー等としても活躍されている<大木理紗さん>。今年(2012年)は、2月から活発にライブ活動を行ってくださって。理紗さんの美しい歌声を生で聴ける機会が増えてめっちゃ嬉しいっす。2月のライブは平日ということもあって、終演時間が遅いために半分しか観れなかったんですよね。次の4月のライブは土曜日で時間も少し早かったのでゆったりと最後まで楽しませていただきました。そして次は6月末の日曜日とのことで、開演時間も早いため、すっごい楽しみにしておりました。
さて当日。日曜で休みなので時間に余裕をもって四ツ谷へ向かって。少し早めに着いたので先に夕食を摂ってからお店へ。今回もちょっとゆとりのある感じでゆったり楽しめそうです。ステージは大きなグランドピアノとパーカッションセットが。今回もパーカッション奏者<多鹿大介さん>とのDUOです。理沙さん、ダークグレー系のタイトなロングドレス&オフホワイトのロングテールジャケットすがたでロングのカーリーヘアでとっても綺麗ですね。多鹿さん、でっかいアフロヘアで。
開演予定時間の18時40分ころ、理紗さんと多鹿さんが準備をはじめて。そして多鹿さんがシンバルロールから木鈴を鳴らしジャンベを叩いて。1曲目、ピアノのしっとりとした美しい音色がゆったりとながれ、そして力強く伸びやかなヴォーカルがはいって、ほのぼのした曲調ながらも歌い上げて。その後ゆったりとしっとりと。ラストはウインドベルが綺麗に響いて。ディズニーの“にぎやか農場を救え”という日本未公開の映画の挿入歌だそうです。
「皆さんこんばんは。ようこそお越しくださってありがとうございます」って理紗さん、挨拶を。「梅雨なので雨に関する曲を選んだんですけど、晴れましたね」って。ここでディズニーの映画やTVアニメ等の歌の日本語吹き替えをやっているというお話を。
2曲目は「あたたかい雨」。ピアノのしっとりとした音色がゆったりとながれ、伸びやかなスキャットから、力強くも美しいヴォーカルがはいって。ほのぼのした曲調で、中盤からはカホンのミドルテンポのリズムがはいって、終盤では美しいハイトーンで歌い上げて。
「どうもありがとうございます」「最近は冷たい雨ですね。梅雨って生ぬるい感じなのに」って。で「私、元気じゃないんです」って。この季節はアレルギーのせいで「咳が止まらなくなることがある」って。これ、私もたまにあるので、辛さがよくわかります。
3曲目は「エスペランサ・ド・アムール」っておっしゃったかな?ピアノのしっとりとした音色が響き、カウントからパーカッションのアップテンポのリズムとともにピアノのリズミカルなリフがはいって、伸びやかなスキャットからパワフルでリズミカルなヴォーカルが。そしてカホンの軽快なリズムにのって軽やかななヴォーカルが。とってもオシャレなボサノヴァ曲です。終盤ではハイトーンのスキャットも。
4曲目、ポルトガル語の曲で、しっとりとしたヴォーカルと綺麗なピアノリフからゆったりとはじまって、伸びやかに力強く美しく歌い上げて。ラストではウインドベルの音色が綺麗に響いて。
5曲目は「遠い日々の名残」。ゆったりと哀愁ただようヴォーカルがしっとりとながれて。郷愁を感じる寂しげな曲ですね。もしもあのときに別の道を行っていたらどうなったかというイメージだそうで「パラレルワールドみたい」って理紗さん。
「どうもありがとうございます」って理紗さん。次の曲は先日twitterやblogに書かれていましたが、リクエストされた曲で「“エメラルド・ドラゴン”のラジオドラマの主題歌」だそうです。6曲目は「五つの雫」。ピアノのパワフルなダークリフからはじまって、力強いスキャットがシンバルやジャンベの鳴るなかにながれて。そしてピアノのしっとりとしたリフがゆったりとながれ、力強く伸びやかなヴォーカルがはいって、ジャンベのミドルテンポのリズムからドラマティクに歌い上げて、ハイトーンのスキャットも。
「どうもありがとうございます」って理紗さん。「なんでこう勇ましいかというと・・・」。理紗さんはゲームはやらないので、作曲を依頼されると、依頼者がたっくさんのゲームの資料をもってきてくださるそうで。で、このゲームは女性の主人公が戦うゲームなんだそうで。
「“死んだらどうなるのか”っていうのを歌にしました」って。ここで「湿気が多くて手がベトベトする」って手を拭かれて。この季節の湿気は楽器には大敵のようですね。
7曲目は「終わりなき世の」。ピアノのリズミカルなリフから軽やかにはじまって、明るく爽やかなヴォーカルがはいって、カスタネットのような楽器のリズムにのって楽しい曲調に。アニソンか“みんなの唄”みたいな感じです。歌詞はちょっとアレですが。多鹿さんは水の入った瓶や穴の開いた壷をリズミカルに叩き、サビでは力強く盛り上がって。その後可愛らしい歌声のヴォーカルがはいって、多鹿さんが木鈴やチャイムを鳴らしてアクセントをつけて。ラストは静かにFin。「輪廻転生です」って。
「第1部最後に」って。理紗さんは、あるマンションの最上階に住まわれていて、よく屋上に上がってのんびりされるそうで。あるとき、明け方に屋上に上がって景色を見ながらお酒を飲んでいたそうで。そんなときに妄想モードにはいって映像が浮かんだそうで。
8曲目は「屋上から」。パワフルなピアノリフからはじまって、ハイハットとカホンのミドルテンポのロックなリズムにのってリズミカルでパワフルなヴォーカルがはいって。凄い迫力です。途中しっとりと静かになるも、再びパワフルなリフとリズムにのって力強いヴォーカルが。そして伸びやかなハイトーンから歌い上げて、ピアノの美しい音色が響いて。終盤では再びパワフルなリフとリズムで迫力のヴォーカルが。
曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました。少し休憩をいただきます。第2部も楽しんでいただけたら」って。時計を見ると19時40分。ちょうど1時間の第1部でした。ここで避難ペットの餌代の募金のお話が。休憩中、理紗さんは親しいお客様たちと談笑されてました。
20時13分頃、理紗さんと多鹿さんはステージに戻って準備を。そしてまずはちょこっと穴の開いた壷(ウドゥドラム)のソロが。9曲目は「Begin The Begin」。ピアノのミドルテンポのしっとりとしたリフからはじまって、伸びやかで美しいヴォーカルがはいってたおやかにながれ、綺麗でほのぼのした感じのメロディを。そしてハイトーンで歌い上げて。終盤では色っぽく、そしてしっとりと静かにFin。
「どうもありがとうございます」って理紗さん。そして「紹介が遅れました。パーカッション、多鹿大介!」って紹介して大拍手。ここで多鹿さんのお父様お手製の穴の開いた壷(ウドゥドラム)のお話が。焼き物が趣味のお父様にお願いされたそうで。「打楽器ってなんでもいいんですよね。瓶でも缶でも」って理紗さん。
10曲目、美しいスキャットがたおやかにながれ、ウインドベルが綺麗に響き、しっとりとした色っぽい感じのヴォーカルがはいって、そして力強く歌い上げて。その後、シンバルとカホンのリズムがはいって、しっとりとしたヴォーカルが徐々に盛り上がって歌い上げて。
11曲目は「光の中へ」。ピアノの哀愁ただようしっとりとした音色が響き、トライアングルのリズムにのって伸びやかで力強いヴォーカルがはいってゆったりと美しく。その後、カホンのミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、盛り上がって歌い上げて。ラストはゆったりとしっとりと。ウインドベルが綺麗に響いてFin。「心を閉ざした人に呼びかけるような曲」って理紗さん。
12曲目は「幻想水滸伝」っておっしゃったかな?歌はイタリア語だそうです。ピアノのリズミカルなリフからはじまって、ジャンベのミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、伸びやかで爽やかなヴォーカルが。広大な景色が目に浮かぶようです。サビでは綺麗なハイキーで歌い上げて。
「昔、プログレ系のバンドに居まして・・・」って、Pageantの最後のほうで作った曲で、ライブで1-2回やっただけでレコーディングはしていない曲を今回披露してくださるそうで。理紗さんはその曲の音源を持っていなくて、弟さんが持っていた音源を送ってもらったそうで。
まずは13曲目「海の詩」。ピアノの力強いリフがゆったりとながれ、伸びやかなヴォーカルが綺麗に響いて。そしてアップテンポのカホンのリズムがはいって、リズミカルに力強く盛り上がっていって。ラストは美しいスキャットが。
続いて14曲目は「ヴェラヴィスタ」っておっしゃったかな?ピアノリフから伸びやかなヴォーカルがはいって、いきなり鉄板をパシャ!って叩く音が。そしてジャンベのリズムにのってヴォーカルが力強く歌い上げ、ここでシンバルを衝撃的に強く叩いて、ややハスキー気味のパワフルな声で歌い上げて盛り上がって。その後、リズミカルなヴォーカルが様々なパーカッションサウンドとともにながれ、そしてパンチの効いたパワフルでハスキーな声で迫力たっぷりに歌って盛り上がって。パワフルでスリリングでめっちゃかっくいいっす。
「ありがとうございます」って理紗さん。昔、マカオに“ヴェラヴィスタ”という古い石造りのホテルがあったそうで、「ドラキュラがでてきそうな」って。そこのテラスで広い海をみながらボーっとして曲のイメージを湧かせたそうで。
「プログレの名曲」って15曲目はクリムゾンの「Moon Child」。ピアノのしっとりとしたリフからはじまって、ゆったりと哀愁ただようヴォーカルが。パーカッションが木鈴やウインドベルで盛り上げ、そしてパワフルなスキャットが力強く。パーカッションもミドルテンポでパワフルなリズムを刻み、盛り上がって。その後、静かになってしっとりとしたヴォーカルが。ラストはピアノリフとシンバルロールからハイキーの伸びやかなスキャットがながれて。
「懐かしのプログレコーナーでした」って理紗さん。ちなみに先日の<UK>のライブを観にいかれたそうで「テリー・ボジオがすごい元気!」って。
「そろそろおしまいでございます。皆さんでご一緒に歌いましょう」ってはじまった16曲目は「祝祭の歌」。まずは♪Woh~Woh~って力強いスキャットが。このフレーズを一緒に歌ってほしいそうで。ちょっと自分にはキーが合わないっす。そしてピアノのアップテンポのパワフルなリフがはいって、力強く歯切れいいヴォーカルがシンバルのリズムにのってリズミカルに。とっても爽やかな曲調で晴れた草原に吹く風のようです。その後ミドルテンポになって、瑞々しく爽やかなヴォーカルがながれ、多鹿さんは水の入った四角い瓶を叩いてクリスタルな音色を響かせ、そしてヴォーカルが歌い上げて。さらにカホンのリズムがはいってピアノのパワフルなリフののって力強いヴォーカルが。ハイトーンでの美しいスキャットも。ここから「いきます!」って理紗さんが促してアップテンポの躍動感たっぷりのリズムにのって女性客中心にスキャットの合唱です。自分がそのキーで歌うとデカい声になっちゃいそうなので遠慮しときました。そしてピアノリフのリズミカルなリフがはいって。ラストはゆったりとFin。
「ありがとうございます。しっかり聞こえてました」って。
「最後に、心やすらかに眠れるように、子守唄のようなものをお送りしたい」「今日は本当にどうもありがとうございました」って、オーラス17曲目は「ネコはうたた寝」。ピアノの綺麗でリズミカルなリフから優しく可愛らしいヴォーカルが。ほんわかとほのぼのした感じの爽やかな曲調で、トライアングルのリズムがミドルテンポで鳴って。そして水の入った瓶を叩いたり、ウインドベルを鳴らしたり。その後、しっとりとしたヴォーカルがゆったりと♪おやすみあしたって。
「おやすみなさい」って理紗さん。曲が終わると大拍手!「今日安らかに眠りにつけますように」「今日は本当にどうもありがとうございました」「パーカッション、多鹿大介!」って理紗さん、大拍手!「また良かったらぜひいらしてください」って。これにてライブ終了です。時計を見ると21時10分過ぎ。ちょうど1時間の後半でした。このあと会計を済ませてネコ餌募金をして駅へ・・・
今日は前回よりも開始時間も早くて、ゆったりとくつろいだ状態で、美しく、リズミカルで迫力ある力強い素晴らしい歌声を前後半合わせて2時間、存分に楽しめました。今回特に「ヴェラヴィスタ」に超感動!です。ときに力強く、ときに可愛らしく、曲によって様々な歌い方で美しく澄んだハイトーンも交えて楽しませてくれました。多鹿さんのパーカッションも曲を盛り上げ、印象づけのアクセントと、躍動感を与えるリズム、ほんと素敵でした。次回ライブは8/10に決まったようですね。平日なので行けるかどうかわかりませんが・・・行けたらいいな。
80年代に日本を代表するプログレバンド<Pageant>や<Mr,Sirius>で素晴らしい歌を聴かせてくれ、現在はスタジオミュージシャンとして、ヴォイストレーナー等としても活躍されている<大木理紗さん>。今年(2012年)は、2月から活発にライブ活動を行ってくださって。理紗さんの美しい歌声を生で聴ける機会が増えてめっちゃ嬉しいっす。2月のライブは平日ということもあって、終演時間が遅いために半分しか観れなかったんですよね。次の4月のライブは土曜日で時間も少し早かったのでゆったりと最後まで楽しませていただきました。そして次は6月末の日曜日とのことで、開演時間も早いため、すっごい楽しみにしておりました。
さて当日。日曜で休みなので時間に余裕をもって四ツ谷へ向かって。少し早めに着いたので先に夕食を摂ってからお店へ。今回もちょっとゆとりのある感じでゆったり楽しめそうです。ステージは大きなグランドピアノとパーカッションセットが。今回もパーカッション奏者<多鹿大介さん>とのDUOです。理沙さん、ダークグレー系のタイトなロングドレス&オフホワイトのロングテールジャケットすがたでロングのカーリーヘアでとっても綺麗ですね。多鹿さん、でっかいアフロヘアで。
開演予定時間の18時40分ころ、理紗さんと多鹿さんが準備をはじめて。そして多鹿さんがシンバルロールから木鈴を鳴らしジャンベを叩いて。1曲目、ピアノのしっとりとした美しい音色がゆったりとながれ、そして力強く伸びやかなヴォーカルがはいって、ほのぼのした曲調ながらも歌い上げて。その後ゆったりとしっとりと。ラストはウインドベルが綺麗に響いて。ディズニーの“にぎやか農場を救え”という日本未公開の映画の挿入歌だそうです。
「皆さんこんばんは。ようこそお越しくださってありがとうございます」って理紗さん、挨拶を。「梅雨なので雨に関する曲を選んだんですけど、晴れましたね」って。ここでディズニーの映画やTVアニメ等の歌の日本語吹き替えをやっているというお話を。
2曲目は「あたたかい雨」。ピアノのしっとりとした音色がゆったりとながれ、伸びやかなスキャットから、力強くも美しいヴォーカルがはいって。ほのぼのした曲調で、中盤からはカホンのミドルテンポのリズムがはいって、終盤では美しいハイトーンで歌い上げて。
「どうもありがとうございます」「最近は冷たい雨ですね。梅雨って生ぬるい感じなのに」って。で「私、元気じゃないんです」って。この季節はアレルギーのせいで「咳が止まらなくなることがある」って。これ、私もたまにあるので、辛さがよくわかります。
3曲目は「エスペランサ・ド・アムール」っておっしゃったかな?ピアノのしっとりとした音色が響き、カウントからパーカッションのアップテンポのリズムとともにピアノのリズミカルなリフがはいって、伸びやかなスキャットからパワフルでリズミカルなヴォーカルが。そしてカホンの軽快なリズムにのって軽やかななヴォーカルが。とってもオシャレなボサノヴァ曲です。終盤ではハイトーンのスキャットも。
4曲目、ポルトガル語の曲で、しっとりとしたヴォーカルと綺麗なピアノリフからゆったりとはじまって、伸びやかに力強く美しく歌い上げて。ラストではウインドベルの音色が綺麗に響いて。
5曲目は「遠い日々の名残」。ゆったりと哀愁ただようヴォーカルがしっとりとながれて。郷愁を感じる寂しげな曲ですね。もしもあのときに別の道を行っていたらどうなったかというイメージだそうで「パラレルワールドみたい」って理紗さん。
「どうもありがとうございます」って理紗さん。次の曲は先日twitterやblogに書かれていましたが、リクエストされた曲で「“エメラルド・ドラゴン”のラジオドラマの主題歌」だそうです。6曲目は「五つの雫」。ピアノのパワフルなダークリフからはじまって、力強いスキャットがシンバルやジャンベの鳴るなかにながれて。そしてピアノのしっとりとしたリフがゆったりとながれ、力強く伸びやかなヴォーカルがはいって、ジャンベのミドルテンポのリズムからドラマティクに歌い上げて、ハイトーンのスキャットも。
「どうもありがとうございます」って理紗さん。「なんでこう勇ましいかというと・・・」。理紗さんはゲームはやらないので、作曲を依頼されると、依頼者がたっくさんのゲームの資料をもってきてくださるそうで。で、このゲームは女性の主人公が戦うゲームなんだそうで。
「“死んだらどうなるのか”っていうのを歌にしました」って。ここで「湿気が多くて手がベトベトする」って手を拭かれて。この季節の湿気は楽器には大敵のようですね。
7曲目は「終わりなき世の」。ピアノのリズミカルなリフから軽やかにはじまって、明るく爽やかなヴォーカルがはいって、カスタネットのような楽器のリズムにのって楽しい曲調に。アニソンか“みんなの唄”みたいな感じです。歌詞はちょっとアレですが。多鹿さんは水の入った瓶や穴の開いた壷をリズミカルに叩き、サビでは力強く盛り上がって。その後可愛らしい歌声のヴォーカルがはいって、多鹿さんが木鈴やチャイムを鳴らしてアクセントをつけて。ラストは静かにFin。「輪廻転生です」って。
「第1部最後に」って。理紗さんは、あるマンションの最上階に住まわれていて、よく屋上に上がってのんびりされるそうで。あるとき、明け方に屋上に上がって景色を見ながらお酒を飲んでいたそうで。そんなときに妄想モードにはいって映像が浮かんだそうで。
8曲目は「屋上から」。パワフルなピアノリフからはじまって、ハイハットとカホンのミドルテンポのロックなリズムにのってリズミカルでパワフルなヴォーカルがはいって。凄い迫力です。途中しっとりと静かになるも、再びパワフルなリフとリズムにのって力強いヴォーカルが。そして伸びやかなハイトーンから歌い上げて、ピアノの美しい音色が響いて。終盤では再びパワフルなリフとリズムで迫力のヴォーカルが。
曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました。少し休憩をいただきます。第2部も楽しんでいただけたら」って。時計を見ると19時40分。ちょうど1時間の第1部でした。ここで避難ペットの餌代の募金のお話が。休憩中、理紗さんは親しいお客様たちと談笑されてました。
20時13分頃、理紗さんと多鹿さんはステージに戻って準備を。そしてまずはちょこっと穴の開いた壷(ウドゥドラム)のソロが。9曲目は「Begin The Begin」。ピアノのミドルテンポのしっとりとしたリフからはじまって、伸びやかで美しいヴォーカルがはいってたおやかにながれ、綺麗でほのぼのした感じのメロディを。そしてハイトーンで歌い上げて。終盤では色っぽく、そしてしっとりと静かにFin。
「どうもありがとうございます」って理紗さん。そして「紹介が遅れました。パーカッション、多鹿大介!」って紹介して大拍手。ここで多鹿さんのお父様お手製の穴の開いた壷(ウドゥドラム)のお話が。焼き物が趣味のお父様にお願いされたそうで。「打楽器ってなんでもいいんですよね。瓶でも缶でも」って理紗さん。
10曲目、美しいスキャットがたおやかにながれ、ウインドベルが綺麗に響き、しっとりとした色っぽい感じのヴォーカルがはいって、そして力強く歌い上げて。その後、シンバルとカホンのリズムがはいって、しっとりとしたヴォーカルが徐々に盛り上がって歌い上げて。
11曲目は「光の中へ」。ピアノの哀愁ただようしっとりとした音色が響き、トライアングルのリズムにのって伸びやかで力強いヴォーカルがはいってゆったりと美しく。その後、カホンのミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、盛り上がって歌い上げて。ラストはゆったりとしっとりと。ウインドベルが綺麗に響いてFin。「心を閉ざした人に呼びかけるような曲」って理紗さん。
12曲目は「幻想水滸伝」っておっしゃったかな?歌はイタリア語だそうです。ピアノのリズミカルなリフからはじまって、ジャンベのミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、伸びやかで爽やかなヴォーカルが。広大な景色が目に浮かぶようです。サビでは綺麗なハイキーで歌い上げて。
「昔、プログレ系のバンドに居まして・・・」って、Pageantの最後のほうで作った曲で、ライブで1-2回やっただけでレコーディングはしていない曲を今回披露してくださるそうで。理紗さんはその曲の音源を持っていなくて、弟さんが持っていた音源を送ってもらったそうで。
まずは13曲目「海の詩」。ピアノの力強いリフがゆったりとながれ、伸びやかなヴォーカルが綺麗に響いて。そしてアップテンポのカホンのリズムがはいって、リズミカルに力強く盛り上がっていって。ラストは美しいスキャットが。
続いて14曲目は「ヴェラヴィスタ」っておっしゃったかな?ピアノリフから伸びやかなヴォーカルがはいって、いきなり鉄板をパシャ!って叩く音が。そしてジャンベのリズムにのってヴォーカルが力強く歌い上げ、ここでシンバルを衝撃的に強く叩いて、ややハスキー気味のパワフルな声で歌い上げて盛り上がって。その後、リズミカルなヴォーカルが様々なパーカッションサウンドとともにながれ、そしてパンチの効いたパワフルでハスキーな声で迫力たっぷりに歌って盛り上がって。パワフルでスリリングでめっちゃかっくいいっす。
「ありがとうございます」って理紗さん。昔、マカオに“ヴェラヴィスタ”という古い石造りのホテルがあったそうで、「ドラキュラがでてきそうな」って。そこのテラスで広い海をみながらボーっとして曲のイメージを湧かせたそうで。
「プログレの名曲」って15曲目はクリムゾンの「Moon Child」。ピアノのしっとりとしたリフからはじまって、ゆったりと哀愁ただようヴォーカルが。パーカッションが木鈴やウインドベルで盛り上げ、そしてパワフルなスキャットが力強く。パーカッションもミドルテンポでパワフルなリズムを刻み、盛り上がって。その後、静かになってしっとりとしたヴォーカルが。ラストはピアノリフとシンバルロールからハイキーの伸びやかなスキャットがながれて。
「懐かしのプログレコーナーでした」って理紗さん。ちなみに先日の<UK>のライブを観にいかれたそうで「テリー・ボジオがすごい元気!」って。
「そろそろおしまいでございます。皆さんでご一緒に歌いましょう」ってはじまった16曲目は「祝祭の歌」。まずは♪Woh~Woh~って力強いスキャットが。このフレーズを一緒に歌ってほしいそうで。ちょっと自分にはキーが合わないっす。そしてピアノのアップテンポのパワフルなリフがはいって、力強く歯切れいいヴォーカルがシンバルのリズムにのってリズミカルに。とっても爽やかな曲調で晴れた草原に吹く風のようです。その後ミドルテンポになって、瑞々しく爽やかなヴォーカルがながれ、多鹿さんは水の入った四角い瓶を叩いてクリスタルな音色を響かせ、そしてヴォーカルが歌い上げて。さらにカホンのリズムがはいってピアノのパワフルなリフののって力強いヴォーカルが。ハイトーンでの美しいスキャットも。ここから「いきます!」って理紗さんが促してアップテンポの躍動感たっぷりのリズムにのって女性客中心にスキャットの合唱です。自分がそのキーで歌うとデカい声になっちゃいそうなので遠慮しときました。そしてピアノリフのリズミカルなリフがはいって。ラストはゆったりとFin。
「ありがとうございます。しっかり聞こえてました」って。
「最後に、心やすらかに眠れるように、子守唄のようなものをお送りしたい」「今日は本当にどうもありがとうございました」って、オーラス17曲目は「ネコはうたた寝」。ピアノの綺麗でリズミカルなリフから優しく可愛らしいヴォーカルが。ほんわかとほのぼのした感じの爽やかな曲調で、トライアングルのリズムがミドルテンポで鳴って。そして水の入った瓶を叩いたり、ウインドベルを鳴らしたり。その後、しっとりとしたヴォーカルがゆったりと♪おやすみあしたって。
「おやすみなさい」って理紗さん。曲が終わると大拍手!「今日安らかに眠りにつけますように」「今日は本当にどうもありがとうございました」「パーカッション、多鹿大介!」って理紗さん、大拍手!「また良かったらぜひいらしてください」って。これにてライブ終了です。時計を見ると21時10分過ぎ。ちょうど1時間の後半でした。このあと会計を済ませてネコ餌募金をして駅へ・・・
今日は前回よりも開始時間も早くて、ゆったりとくつろいだ状態で、美しく、リズミカルで迫力ある力強い素晴らしい歌声を前後半合わせて2時間、存分に楽しめました。今回特に「ヴェラヴィスタ」に超感動!です。ときに力強く、ときに可愛らしく、曲によって様々な歌い方で美しく澄んだハイトーンも交えて楽しませてくれました。多鹿さんのパーカッションも曲を盛り上げ、印象づけのアクセントと、躍動感を与えるリズム、ほんと素敵でした。次回ライブは8/10に決まったようですね。平日なので行けるかどうかわかりませんが・・・行けたらいいな。