ひよりの音楽自己満足

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YUKIE & Nanclenaicers Departure

2017-05-15 21:45:20 | フュージョン
 元VELVET PΛWのギタリスト<伊東憂紀さん>こと<YUKIEさん>が2011年から始められたスーパーインストセッションプロジェクト<YUKIE & Nanclenaicers(ナンクルナイサーズ)>。メンバーは、YUKIEさんの他、ベース<箭島裕治さん>、キーボード<林良さん>、ドラムス<岡野大介さん>です。2013年8月に1stミニアルバム<Beginning>を発表され、それがまたとっても素敵なサウンドなもので、その後何度かライブも観にいってハマってしまいました。そして2015年9月に2ndミニアルバム「Discovery」が発表され、今年2017年5月に3rdミニアルバム「Departure」が発表されました。貝とねこちゃん海賊のメルヘンチックながらも冒険心や力強さを感じるジャケットですね。
 1曲目は「Hope」。ギターのファンキーなリフから明るく楽しくはじまって、アップテンポの爽快なリズムにのって、ギターがのびやかに奏でて。“夏”って感じがしますね。中盤ではキーボードのテクニカルなソロ、ギターのテクニカルなソロが。終盤ではギターのカッティングリフからシンセの奥行のあるサウンドのなか、ギターがのびやかに奏でて。
 2曲目は「Voyage Out」。ギターがゆったりとしっとりと奏で、シンセサウンドが伸びやかに幽玄な感じで響いて。そして一転アップテンポのノリノリモードのリズムがはいって、ギターがのびやかに爽やかに奏で、さらに力強いズンズンリズムにのって、のびやかに爽やかに。中盤ではキーボードのクリスタルサウンドのリズミカルなリフにのってミドルテンポでギターがのびやかに奏で、そこからパワフルなドラムがはいって、キーボードのエモーショナルかつテクニカルなソロが。終盤ではアップテンポに戻ってノリノリモードでギターがのびやかに爽快感たっぷりに奏で、そこからギターのテクニカルなソロへ。
 3曲目は「光と影~世界はひとつ」。リズミカルなヴォコーダーからアコギがゆったりとほのぼのした感じで奏で、ピアノが綺麗に響いて。ボサノヴァ風な心地よい感じですね。その後ブラシのリズムにのってアコーディオンがのびやかに奏で、アコギものびやかに奏でて。中盤ではアコーディオンのテクニカルなソロ、アコギのエモーショナルなソロが。終盤では綺麗なピアノリフから一旦静かになるも、ベースのリズムリフがはいって、そこからアコーディオンのリズミカルなソロへ。
 4曲目は「To a Heartless Castle」。ゆったりと幽玄な感じのなか、アコギがゆったりと哀愁たっぷりに、そしてほのぼのした感じで奏でて。その後、アコギのリズミカルなソロが。
 5曲目は「つなごう未来へ」。アップテンポのノリノリのサンバ風リズムにのってコーラスのリズミカルでパワフルなスキャットが。その後リズミカルに、のびやかに響き、サビでパワフルでリズミカルなコーラスが。中盤ではピアノのテクニカルなソロが。その後ギターとスキャットがユニゾンでリズミカルに。そしてベースのテクニカルなソロ、ドラムの叩きまくりソロが。終盤ではパワフルでリスミカルなコーラスからギターのテクニカルなソロへ。
 6曲目は「届けあなたへ」。アコギがゆったりとしっとりとほのぼのメロディを奏でて。
 7曲目は「Hope」のカラオケバージョン。バッキングトラックです。
 アルバムのコンセプトや他のレビューは全く読んでいないもので、本来のイメージやコンセプトはわかりませんが、自分が聴いた感じでは“夏”をイメージしました。エレキギターの曲では明るく楽しく爽やかで、海や山で夏のレジャーを思いっきり楽しんでいるような感じを。アコギの曲ではゆったりとしっとりと、レジャーの合間に日陰でのんびりゆったりくつろいでいる感じや、夕暮れや夜のしっとりと静かな雰囲気を感じました。とっても素敵なアルバムですね。仕事が落ち着いたらまたライブ観に行きたいっす。