ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

ジミー・ヨーコ&シン 清少納言

2015-06-24 06:17:03 | 70's J-プログレ
 以前、某CD店のJAZZコーナーの陳列棚で、古代日本のシャーマンのようなコスプレ風のジャケットのアルバムを目にして、JAZZでこういうのは珍しいなぁ~なんて思って。で、家に帰ってググってみると、どうもJAZZながらも和風プログレのようで納得。早速ポチって届くのを楽しみにしていました。それがこの<ジミー・ヨーコ&シン>の1978年に発表され、2013年にCD化発売されたアルバム「清少納言」です。メンバーはキーボードの<ヨーコ隅谷さん>、ギター<ジミー代永さん>、そしてドラムス&パーカッション<シン岡部さん>のトリオ編成です。<ジミー・ヨーコ&シン>は、第1回日本ジャズグランプリの最優秀グループに輝いたそうで、ライナーノーツによれば“日本の歴史的伝統の上に立った創造的ジャス”“ブルーズの代わりに平安時代の雅楽、鎌倉時代の声明、室町時代の能楽を基本にしたジャズとも言える”等と書かれています。
 全3曲収録のアルバム1曲目は「清少納言」。18分に及ぶ大作です。キーボードのミステリアスなリフがゆったりと響き、パーカッションのリズムがはいって、ピアノのテクニカルなリフからアップテンポの躍動感たっぷりのベースリフとリズムにのってピアノのリズミカルでテクニカルなソロが。ドラムが叩きまくって盛り上げて。その後一旦静かになって、キーボードのディレイを効かせた揺れるリフがながれ、そこからオルガンのテクニカルなソロが。ドラムも叩きまくって。中盤では一旦止まってから和歌を詠むような男性コーラスがゆったりとながれ、キーボードのリズミカルで爽やかなリフがはいって、そこからキーボードのテクニカルなソロへ。その後一旦止まってからシンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、和歌風の男女コーラスがゆったりとしっとりとながれて。そしてシンバルかドラが衝撃的に打ち鳴らされ、アップテンポのドライブ感たっぷりのベースリフがはいってオルガンのリズミカルでテクニカルなリフとのびやかな男性コーラスが。終盤では一旦止まってからシンセサウンドがのびやかにながれ、木遣りのような力強い男性コーラスがはいって、そこからピアノのアヴァンギャルドなソロ、ドラム&ベースのフリーインプロが展開して。そしてピアノとベースのパワフルでダイナミックなリフからミドルテンポのリズミカルなピアノリフにのってベースのパワフルなソロが。その後キーボードがのびやかに幻想的に奏で、静かなリズムがはいって、男女コーラスがリズミカルにながれ、パワフルなドラムのアップテンポのリズムがはいって、キーボードのリズミカルなリフと男女コーラスのスキャットがながれ、ドラムが叩きまくり、そこからオルガンのテクニカルなソロが。ラストは男女コーラスのスキャットからドラムが叩きまくって。キーボードソロがたっぷりと堪能できる曲ですね。
 2曲目は「祇園精舎」。まずはキーボードの弾きまくりソロが。そして木遣り風の力強い男性コーラスがはいって、お琴のような音色のミドルテンポのリズミカルなリフがながれ、パワフルなドラムがはいって、ぶっといベースリフにのってキーボードがのびやかに奏で、パワフルなタムドラムにのってコーラスとオルガンが力強くのびやかに。その後ぶっといベースとミドルテンポのパワフルなドラムにのってオルガンのリズミカルなソロが。中盤ではギターのリズミカルなリフからピアノとギターがリズミカルなソロバトルを展開し、リズミカルなリフがスリリングに。そして男女ののびやかなスキャットからダイナミックリフと叩きまくりドラムがはいって、アップテンポのノリノリモードになってピアノのテクニカルな弾きまくりソロ、続いてドラムの叩きまくりソロが。その後オルガンのリズミカルなリフからブレイクがはいって、そこから叩きまくり弾きまくりのフリーインプロに。終盤では男性の雄叫びからパワフルでファンキーなアップテンポのベースリフがはいって、オルガンがのびやかに奏で、一旦止まってからオルガンの綺麗なソロが。そしてギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後、男性の和歌を詠むような朗朗としたコーラスがながれ、キーボードが加わってユニゾンでのびやかに奏でて。ラストは一旦止まってからベースが響くなか、木遣り風の力強い男性コーラスがのびやかにながれ、キーボードがテクニカルに弾きまくり、そしてしっとりとミステリアスに。
 3曲目は「ソウルそーらん」。パワフルなパーカッションと威勢のいい気合入った男の掛け声がはいって、ベースとピアノのアップテンポのパワフルなユニゾンリフがリズミカルにながれ、男性の力強いリズミカルな“ソーラン節”がファンキービートでながれて。そして叩きまくりのパーカッションと気合のはいった掛け声が勇壮にながれ、ピアノとベースのパワフルなユニゾンリフからドライブ感たっぷりのベースリフにのってピアノのテクニカルな弾きまくりソロが。掛け声とともに盛り上がって。中盤ではピアノのパワフルなリフと叩きまくりのパーカッションフィルが交互にスリリングに展開し、アップテンポのピアノとベースのリフからピアノのリズミカルでパワフルなソロが。ベースも弾きまくって盛り上がって。ラストはスリリングなブレイクから気合の入った掛け声が。めちゃめちゃかっくいいっすね。これを聴いて燃え上がる日本男子も多いのではないかと。
 日本の伝統をベースにしたJAZZプログレ、和の情緒たっぷりでしかもテクニカルでエネルギッシュで聴き応えありますね。それだけにたった3曲でこのアルバムだけとは、なんとも残念でなりません。でもでもこの貴重な素晴らしい音源をCD化してくれたことにとりあえず感謝したいっす。

15.6.13 UKY

2015-06-16 23:36:21 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.6.13 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレの夕べin水無月(Triangle Power)』>
 かつて<Cinderella Search>や<AZOTH>で活躍され、UKやIQのカヴァーバンドでも活躍され、さらにヴァイオリンの教則本も発表されている女性ヴァイオリニスト<美ノ辺純子さん>。いつかライブを観に行きたいなって思っていました。そんな折に美ノ辺さんが参加するUKのカヴァーバンド<UKY>のライブが2014年5月にあって、その美しい音色にうっとりと聴き惚れて。もちろんバンドとしてもめっちゃかっこくて、また機会があればライブを観に行きたいなって思っていました。そんな折に今年も5月にライブがあるとの情報が。ところが自分はその日は別の用事が決まっていて、ライブを観に行けなくて超がっかり。ところが6月に沼袋で行われるトリオバンドのイベントに<UKY>が出演されると知って超ビックリ!これは何が何でも観に行かねば!と当日を楽しみにしていました。
 <UKY>、メンバーはヴァイオリン&キーボード&コーラスの美ノ辺さん(Jさん)、ベース&ヴォーカルの<皆自由太さん>、ドラムスの<Yorryさん>です。

 さて当日。2バンド出演のイベントで<UKY>はトリです。前バンドの演奏が終わって、ステージはセットチェンジの真っ最中。で、19時20分ころ、フロアーが暗くなって、SEからスペーシーなシンセサウンドがながれ、ステージの幕が開いて。ステージ向かって左にキーボード2段+2段セットとレスリー、そしてスケルトンのエレキヴァイオリンが。Jさん、白のキャミにフリフリのミニスカ&グレーブーツというめっちゃ可愛らしいスタイルでもう目が釘づけ!ヤバいっす。で、ステージ中央には1バス3タム+1ロートタムのドラムセット。そしてステージ右には白のプレシジョンベースを抱えた皆自由太さんが。足元にはペダルシンセが。さらに白のストラト&マーシャルも準備されていて。

 今回のライブ、前半はオリジナル曲で、後半がUKカヴァーとのことで。1曲目は「Soul To Soul 宇宙から来た僕」。ミドルテンポのオルガンのリズミカルなリフとグルーヴィなベースリフがながれ、一旦止まってからピアノのしっとりとした綺麗なリフと、メロウなベースラインからしっとりとしたヴォーカルがはいって、ドラマティックに展開していって、サビではJさんのコーラスもはいって、ヴォーカルが歌い上げて。その後ピアノの綺麗できらびやかなリズミカルリフからパワフルなドコドコドラムがはいって、アップテンポのシャッフルモードになってオルガンのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポに戻ってキーボードの哀愁ただよう音色がゆったりとながれ、力強いヴォーカルがはいって、ピアノのしっとりとしたリフからヴォーカルがドラマティックに歌い上げて。ラストはしっとりと。

 「ありがとうございます。UKYです」って皆自由太さん。

 2曲目は「Initial J~Light In The Sands」。レッドライトのなか、サイレンの音が響き、ピアノとベースとドラムのフリーインプロバトルがスリリングに展開して。そしてライトが点滅するなか、キーボードのミステリアスなリフがリズミカルにながれ、ピアノリフとシンセリフが交互に弾かれ、シンセサウンドがのびやかに力強くながれて。その後ミドルテンポのパワフルなリズムにのってJさんがヴァイオリンを。リズミカルなリフからのびやかにミステリアスに奏で、そこからテクニカルなソロを。中盤ではバスドラとベースリフが響き、ブレイクからダイナミックなリフがのびやかにながれ、ブレイクから力強いヴォーカルがはいって、のびやかなヴァイオリンとともにドラマティックに歌い上げて。終盤ではグルーヴィにうねりまくるパワフルなベースリフにのってヴァイオリンがのびやかに力強く奏で、そこからテクニカルなソロを。ラストはダイナミックなブレイクからドラムが叩きまくって。「ありがとうございます」って皆自由太さん。

 3曲目は「内巻き Curl Inward」。ハイハットのカウントからダイナミックなリフがゆったりとながれ、シンセの鮮烈なサウンドが響き、ダイナミックなリフとオルガンのリズミカルなリフとドラムフィルからアップテンポのノリノリの変拍子リズムがはいって、オルガンのリズミカルなリフが明るく楽しくながれ、ズンズンリフから力強くのびやかなヴォーカルがはいって、歌い上げて。中盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルからミドルテンポでヴァイオリンのテクニカルなソロが。そして叩きまくりドラムからベースのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポで、オルガンのリズミカルなリフからヴォーカルが力強くのびやかに歌い、ダイナミックなリフが。ラストはミドルテンポのグルーヴィなベースリフからシンセの鮮烈なサウンドがのびやかに響いて。

 ここで皆自由太さんがベースを置いてストラトを抱えて。そしてアンケートのお願いを。

 4曲目は「言い訳 Excuse」。シンセがゆったりとのびやかに奏で、ギターのコーラスサウンドが綺麗にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、シンバルロールからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ヴォーカルがのびやかに歌い、キーボードのテクニカルなフィルが。その後キーボードのミステリアスでテクニカルなリフからドラムが叩きまくり、皆自由太さんがギターを置いてベースを抱え、グルーヴィなベースリフを。そこからシンセのエモーショナルなソロが。中盤ではライトが点滅するなか、オルガンのリズミカルなリフと叩きまくりドラムからモーグのテクニカルなソロが。その後オルガンがのびやかに奏で、叩きまくりドラムフィルからダイナミックなリフがのびやかに。終盤ではシンセの哀愁メロディがゆったりとながれ、ベースサウンドが響き、シンセとヴォーカルがしっとりと。「ありがとうございます」って皆自由太さん。

 「ここからUKカヴァーです」って。そしてJさんがアンケートのお願いを。「好きな曲に○を付けていただくと、今後の参考になりますので」って。

 5曲目。ハイハットのカウントからヴァイオリンがゆったりとのびやかにたおやかにほのぼのメロディを奏で、さらにディレイを効かせて幻想的に響かせ、続いてフィンガーピックでリフを弾き、弓でのびやかに奏でて。そしてミドルテンポのパワフルなドラムとうねりまくるグルーヴィなベースリフがはいって、シンセがのびやかに、リズミカルに、テクニカルに奏で、ピアノのリズミカルなリフからシンセがのびやかに奏でて。その後ダイナミックなリフからシンセがのびやかにドラマティックに奏で、ラストはゆったりとしっとりと。

 6曲目は「Presto Vivace~In The Dead Of Night(short version)」。ライトが点滅するなか、アップテンポのパワフルなドラムにのってキーボードのテクニカルなリフがスリリングにながれ、ダイナミックなリフからキーボードの華やかでリズミカルなリフが。そしてダイナミックなリフから叩きまくりドラムフィルがはいって、そこからパワフルでリズミカルなヴォーカルとキーボードリフが。サビではシンセとヴォーカルがゆったりとのびやかに。その後キーボードのテクニカルなリフと叩きまくりドラムフィルが交互にスリリングに。ラストはダイナミックなリフからシンセがうねりまくり、ドラムが叩きまくってFin。

 7曲目は「Caesar’s Palace Blues」。ヴァイオリンのパワフルでリズミカルなリフからアップテンポのノリノリシャッフルモードになって、明るく楽しいリズミカルなリフがはいって、そのままヴァイオリンのリズミカルなソロが。そしてハイハットのカウントからドラムが叩きまくり、ヴァイオリンとベースがのびやかに奏で、一旦止まってからヴァイオリンのフィーガーピックのリズミカルリフがはいって、ドラムの叩きまくりフィルからアップテンポのノリノリモードでうねりまくるベースリフにのってヴァイオリンのリズミカルなリフがはいって、ブレイクからリズミカルでパワフルなヴォーカルがはいって、サビではJさんのコーラスもはいって綺麗に。終盤ではアップテンポのノリノリモードでヴァイオリンのテクニカルなソロが。ラストはリズミカルなリフがスリリングに。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました。UKYでした」って皆自由太さん。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。

 「アンコールありがとうございます」って皆自由太さん。オーラス8曲目は「Night After Night」。ダイナミックなリフからテクニカルなリフがスリリングに展開し、ピアノのパワフルなリフから力強いズンズンリズムにのってのびやかなヴォーカルがはいって、歌い上げて。そしてキーボードのテクニカルなリフからピアノのリズミカルなリフがはいって、ヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌い、オルガンとヴォーカルがユニゾンでリズミカルに、さらにヴォーカルが歌い上げて。終盤ではキーボードのテクニカルなリフからオルガンのテクニカルなソロが。ラストはオルガンのリズミカルなリフからヴォーカルがのびやかに歌って。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんはステージ前に並んで。さらに前バンドの<MARS>のメンバーの皆さんも皆自由太さんの呼びかけからステージに戻って、6人で並んでお辞儀を。もちろん大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると20時12分。約50分のとっても素敵なライブでした。
 うねりまくるグルーヴィなベース&力強いヴォーカル、華麗でテクニカルなキーボード&優雅で美しいヴァイオリン、そしてタイトでパワフルでしかも正確なドラミング、それらが絶妙なアンサンブルを構築してダイナミックにドラマティックに美しく聴かせてくれて、観応え聴き応えありましたね。またいつかライブがありましたら観に行きたいっす。オリジナル曲をもっと聴きこみたいっすね。

15.6.13 MARS

2015-06-14 16:00:26 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.6.13 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレの夕べin水無月(Triangle Power)』>
 新潟のEL&Pタイプのキーボード主体のプログレバンド<MARS>。現メンバーは、キーボード<KUMIKUMIさん>、ドラムス&ヴォーカル<岡田隆さん>、ベース&ヴォーカル<成田秀雄さん>のトリオ編成です。1999年にアルバムを発表。その後、休止期間を経て2010年9月に現メンバーで復活し、その後ライブ活動を活発に行われて、ライブ活動の傍らに久々のニューアルバム制作にも取り掛かっておられるとのことで、その素敵なMARSサウンドを聴ける機会をいつも楽しみにしております。で、ライブは昨年3月のライブのあと、次を心待ちしておりましたが、しばらく情報がなく、レコーディングに専念されているのかなぁ~なんて思っていました。しかしアルバム発表の情報もなく、何かあったのかと心配に。でも今年2015年になって3月のプログレイベントに出演されるとの情報が。ところが、急に都合が悪くなったとのことでキャンセルになってガッカリ。でも6月のイベントには参加あれるとのことでひと安心。アルバムはまだのようですが、1年3ヶ月ぶりのライブ、超楽しみです。

 さて当日。土曜ですが現在超多忙のため休日出勤。でもライブに間に合うように仕事を切り上げて沼袋へ。10分前に着いてドリンクを飲みながら開演を待ちます。今日は2バンドのイベントで<MARS>が最初のようで。
 18時6分ころ、フロアーが暗くなって、SEから「ワルキューレの騎行」がながれて、ステージの幕が開いて。ステージは向かって左にナチュラルボディのイーグルベースを抱えた成田さん。中央後方に2タム1バス&エレドラセットに囲まれた岡田さん。そして右がキーボード3段セットを前にしたスレンダーで美しいKUMIKUMIさんが。今日は黒のフリフリキャミ&ミニスカにラメスト&ブーツとSEXYかつ可愛さもありの美しさで、しばし見とれてしまいました。

 爆発音が響いたあと、ブラスラウンドの盛大なファンファーレがダイナミックに響いて。久々の<MARSサウンド>に思わず涙が出そうに。そしてはじまった1曲目は「Voice of The Universe」。最初から大好きな曲なので超嬉しいっす!アップテンポ&ミドルテンポでパワフルなシンセリフがながれ、明るく楽しく元気がでるような曲調に。ダイナミックなリフから綺麗なピアノリフがミドルテンポでながれ、オルガンのしっとりとした音色が響くも、再びダイナミックなシンセリフとエレドラのティンパニサウンドが響いて。そしてアップテンポのズンズン響く躍動感たっぷりのリズムにのってパワフルなブラスサウンドが明るく楽しくながれ、ダイナミックなリフがドラマティックにながれて。中盤ではピアノリフがしっとりとながれ、成田さんの太く力強い歌声がマーチングスネアのリズムにのって伸びやかにながれ、岡田さんがコーラスをいれ、さらに岡田さんがパワフルに叩きながら力強く歌い上げて。そしてピアノリフが徐々にテンポアップして、シンセのパワフルなリフが響き、アップテンポでピアノのテクニカルなリフから盛り上がって。その後、シンセのテクニカルなリフと叩きまくりドラムから、パイプオルガンサウンドのテクニカルなリフがながれ、そこからシンセの哀愁ただようリフがミドルテンポでながれ、再びパイプオルガンサウンドのリズミカルなリフが明るく華やかにながれて。終盤ではピアノのしっとりとした美しいリフからマーチングスネアのリズムにのって成田さんのヴォーカルが伸びやかに力強くながれ、岡田さんの叩きながらのエネルギッシュなヴォーカルも加わって、歌い上げてドラマティックに盛り上がって。そしてピアノのゆったりとした綺麗なフレーズがたおやかにながれて。ラストはアップテンポの躍動感あふれるノリノリモードでシンセのパワフルなリフがライトが点滅するなかスリリングにながれ、一旦止まったあと、ピアノリフからドラムが叩きまくって。

 「ちょっとごめんなさい!ちょっと時間ください!パッドが落ちた!すいませんね」って岡田さん。なにか予想外のトラブルがあったようで。私の席からは全く見えないもので、よくわかりませんが。ここで成田さんがMCを。「こんばんは、MARSです」って大拍手!

 2曲目はEL&Pの“Hoedown”をモチーフとした「Who Done It!」。スネアロールからライトが点滅するなか、うねるベースとパワフルなドラムのアップテンポのリズムがはいって、オルガンのパワフルなリフからアップテンポのファンキーなリズムにのってリズミカルで明るく楽しいリフが。そしてオルガンのテクニカルなリフとシンセのリズミカルなリフが交互にながれ、そこからテクニカルなシンセソロへ。その後、シンセのリズミカルなリフとベースのうねるリフからオルガンのリズミカルなリフ、オルガンのテクニカルなリフとシンセのパワフルなリフが交互に。ラストはブレイクから綺麗なピアノリフがながれてドラムが叩きまくってFin。

 「こんばんは、MARSです」って大拍手!「ご来場ありがとうございます」ってKUMIKUMIさんが可愛らしいお声で丁寧に挨拶を。「昨年の3月以来、1年3ヶ月ぶりのライブになります」って。前回のライブのあと、様々な事情からしばし活動停止状態になっていたとか。「その辺の事情はあとで成田のほうから説明があると思います」って。で、次のバンドの紹介を。「UKYさんもとっても素敵なバンドですので、最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです」って大拍手!続いて「MARSの言い訳担当の成田です」って爆笑!で、成田さんは昨年は海外出張が多かったこともあって、なかなかバンド活動ができなかったようで。アルバムに関してはだいぶ進んでいるそうですが、新曲をいれることになって現在詰めているようで。「これから心を入れ替えてレコーディングに臨みたい」とのことで「アルバム発表できましたら、皆様宜しくお願いします」って大拍手!

 「アルバムMARS1999から」って3曲目は「The Lost World」。ピアノの美しい音色がゆったりと響き、シンバルロールからダイナミックなリフがはいって、パワフルなドラムフィルからアップテンポのリズムにのってブラスサウンドの明るく楽しいリズミカルなリフがながれ、ベースが躍動感たっぷりのノリノリのリフを。その後ブラスサウンドが高らかに響き、ティンパニサウンドが打ち鳴らされてダイナミックなリフが。そして一旦止まったあと、ピアノの跳ねるようなリズミカルなリフからカウベルのファンキーなリズムにのってダンサブルな感じになるも、変拍子のテクニカルなリフからミドルテンポのゆったりした感じになって、成田さんがシンセのパワフルなリフと共に力強くシャウトして。そして岡田さんのエネルギッシュなヴォーカルもはいって、ゆったりと綺麗にハモって歌い上げて。中盤では薄暗いなか、ピアノの哀愁ただようフレーズがゆったりとながれ、シンバルロールが響き、シンセの幻想的なサウンドがゆったりとながれ、ウインドベルが綺麗に響いて、シンバルロールからダイナミックなリフが盛大に。そして一旦止まってからキーボードのクリスタルサウンドがゆったりと響き、スネアのマーチングリズムにのって綺麗にながれて。そしてパワフルなドラムフィルからミドルテンポでシンセのパワフルなリフがながれ、成田さんのパワフルなヴォーカルがはいってシャウトして、岡田さんとともにドラマティックに歌い上げて。終盤ではパワフルなドラムフィルからベースのうねりまくるパワフルなリフにのってアップテンポでシンセの明るく楽しいリフがながれてダイナミックなリフが劇的に。その後ピアノのリズミカルなリフがながれ、成田さんが不気味ヴォイスでナレーションを。ラストはシンバルロールからダイナミックなリフが劇的にながれ、ティンパニが打ち鳴らされて盛大にFin。

 「練習と違って、ライブでは100m全力疾走で何回も走り続けているような」「楽しんでいただけたでしょうか?」って成田さん、大拍手!「これから後半戦、最後までずっとノンストップで行きます」って。

 4曲目は「Rondo of Roses」。レッドライトのなか「ツァラトゥストラはかく語りき」のブラスサウンドが力強く響き渡り、エレドラのティンパニサウンドがダイナミックに打ち鳴らされて。そしてアップテンポの躍動感たっぷりのリズムにのってオルガンの明るく爽やかなリフがながれ、アグレッシブなソロやスリリングなトリルがイケイケモードで展開されて。中盤ではテクニカルなオルガンソロから叩きまくりのエネルギッシュなドラムソロが。ストロボライトのなか、凄い迫力で叩きまくって。圧巻です。凄すぎ!その間に成田さんはグレーのジャケットを着こんでハンチングを置いて。ソロが終わると「岡田隆!」って大拍手!その後、シンセのゆったりと伸びやかな音色が響き、成田さんの力強く伸びやかな歌声がゆったりと。そしてパワフルなドラムとともに歌い上げて盛り上がって、壮大なオケサウンドのクラシカルな美しいフレーズがながれて。これ、曲名よりも先にあの“金メダルのイナバウアー”が目に浮かびます。あの「Turandot」です。いまだにあの感動が蘇りますね。そして成田さんの歌は「誰も寝てはならぬ」です。ドラマティックにオペラ調で力強く歌い上げて、壮大なオケサウンドがながれ、劇的にFin。超感動!感涙!

 「最後の曲です」って成田さん。オーラス5曲目は「Amazing Grace」。オケサウンドがゆったりとメロウにながれ、成田さんがゆったりと力強くのびやかに歌い、ミドルテンポのリズムがはいって、オケサウンドがゆったりとのびやかにながれ、ドラマティックに。そしてゆったりと劇的にFin。
 そしてすぐに「木星」の美しいメロディがゆったりとながれ、成田さんが「ありがとうございます。メンバーを紹介します。ドラムス、岡田隆!」「キーボード、KUMIKUMI!」「そして私、成田秀雄でした」ってメンバーおのおのに大きな拍手が。「次回ライブは9月にまたここで」って。そしてゆったりとドラマティックなフィナーレを迎え、エレドラのティンパニサウンドが打ち鳴らされて盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」って成田さん。メンバーの皆さんは拍手歓声のなか、お辞儀をしてライブ終了です。時計を見ると19時ちょうど。約1時間弱のとっても素敵なライブでした。
 久々にKUMIKUMIさんの鮮烈なシンセサウンドにパワフルなオルガンに美しいピアノサウンドをたっぷり楽しめ、成田さんの力強くぶっといベース&声楽家そのものの太く奥深く力強くのびやかなヴォーカルも、岡田さんのめっちゃパワフルでエネルギッシュで迫力たっぷりのドラム&ヴォーカルも楽しませていただきました。最初から大好きな「Voice of The Universe」が聴けて嬉しかったし、同じく大好きな「Rondo of Roses~Turandot」も超感激!ニューアルバムもとても楽しみですし、次回9月のライブも楽しみにしています。


15.6.6 HALL OF GLASS

2015-06-07 10:04:31 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.6.6 大宮宮原ヒソミネ
<fix polaroid>
 暗くしっとりと幽玄な感じでしかも美しくドラマティック、力強いヴォーカルと幻想的なシンセ&パワフルドラムの魅力たっぷりのプログレバンド<HALL OF GLASS>。メンバーは、キーボード<カズロウさん>、ベース&ヴォーカル<Pochikoさん>、ドラムス<ヒロミチさん>のトリオ編成です。昨年暮れに初めてライブを観て、すっかりその魅力にハマっています。で、前回月のライブで、次のライブは6/27の「暗闇の旋律vol.3」とのお話でしたので、しばらくライブ観れないのかなぁ~と思っていたところ、6/6に急遽ライブが決まり、しかも大宮宮原とのこと。こちらでのライブは以前観に行きましたが、ステージ後ろの白い壁に映像が映し出されて、視覚的にも楽しめるハコなので、ちょっと遠いんですけど、なんとか観に行かねば!と当日を楽しみにしていました。幸い東海道線の上野東京ラインが開通したことで、時間短縮ができて、帰りの心配もなくなって。問題はいま仕事が忙しいので、それだけが心配でした。

 さて当日。土曜ながら仕事でしたが、なんとか18時に切り上げられて、急いで大宮へ。<HALL OF GLASS>の出番は20時とのことで、余裕で間に合いそうです。で、宮原駅に着いたものの、出口を間違えて慌てて戻ってなんとかお店にたどり着いて。まだ前のアーティストさんのライブ中でした。
19時45分ころにそのライブが終わって<HALL OF GLASS>のメンバーの皆さんがステージの準備を。ステージは向かって左に黒カーデに黒ロングスカートのシックな装いで、サンバーストJAZZベースを抱えるPochikoさん。中央後方には2タム1バスドラムセットが。その前にヒロミチさんがアコギを抱えて。そしてステージ左が3段キーボードセットです。

 ちょうど20時ころ、カズロウさんがビデオカメラのセットを。するとPochikoさんが「こんばんは、HALL OF GLASSと申します」って早くもMCを。「もう始めちゃうの?」ってカズロウさん、爆笑!「今日は時間が短いから、早めにMCを」って。「あ、オレ待ちってこと?」ってカズロウさん。「今日はお忙しいなか、来てくださってありがとうございます」ってPochikoさん。で、ここで無料配布CD宣伝を。「始まる前に言ってもわからないですよね」ってPochikoさん。で、ビデオの準備ができて、カズロウさんはステージに戻って。そしてPochikoさんがPAさんに合図を。すると照明が暗くなっていよいよはじまります。

 1曲目。夕暮れ風景の映像をバックに、ヴォーカルとアコギがしっとりと。そしてメロトロンサウンドがゆったりとながれ、ヒロミチさんのスキャットとともにヴォーカルが力強く歌い上げて。その後ヴォーカルがほのぼのした感じのメロディをのびやかに力強く歌い、ヒロミチさんのスキャットがゆったりと響いて。
 ヒロミチさんがアコギを置いてドラムセットへ。バックに星空の映像が映し出されるなか、シンセのスペーシーサウンドが幻想的にながれ、メロトロンサウンドが響くなか、夜空やオーロラの映像が映し出され、それが雷光の映像になって、ミドルテンポの躍動感のあるパワフルなベースリフがはいって、そこからドラムスのフリーインプロの叩きまくりソロが。最初から凄い迫力で圧倒されちゃいました。そして赤い空の映像から重厚なシンセサウンドが「火星」風のメロディを奏でて。
 2曲目は「Vain」。ミドルテンポのパワフルなリズムにのってピアノリフがしっとりとながれ、雲を見下ろす山岳風景の映像のなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって、星空のなか、ヴォーカルがのびやかに力強くドラマティックに歌い上げて。その後シンセがゆったりとのびやかにドラマティックに奏で、森林の朝もや風景や星空のなか、ヴォーカルがゆったりとのびやかに歌い、ラストはメロトロンサウンドが響くなか、ドラムスが叩きまくって、そしてゆったりとFin。

 「こんばんは、HALL OF GLASSと申します。初めての方もいらっしゃると思いますが、名前だけでも覚えていってくださったら」ってPochikoさん。

 ちょっと沈黙。「言わないと始まんねーよ」ってカズロウさん。「次の曲は・・・」ってPochikoさん。3曲目は「Silent Dream」。明け方の空の映像のなか、綺麗なシンセサウンドが幻想的にゆったりとながれ、メロトロンサウンドがゆったりとたおやかにながれ、イエローっぽい星空のなか、ピアノリフとしっとりとしたヴォーカルがはいって、氷の洞窟のようなブルーの綺麗な映像のなか、メロトロンサウンドとともにヴォーカルが力強く歌い上げて。その後、雲海のような映像のなか、美しいピアノの音色が浮遊感たっぷりにゆったりとながれ、ヴォーカルが力強くのびやかに。中盤では湖や雪山の映像のなか、シンセサウンドがゆったりと幻想的にながれ、綺麗なピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがながれ、そして歌詞に合わせて月の映像が。終盤では星空のなか、綺麗なピアノの音色が浮遊感たっぷりにながれ、きらびやかなシンセサウンドが美しく響き、そのままエモーショナルなキーボードソロが。「ありがとうございます」ってPochikoさん。

 4曲目は「Blue Water」。パワフルなドラムフィルからミドルテンポでシンセサウンドががゆったりと幻想的に響き、ブルーの幻想的な映像のなか、綺麗なピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、パワフルなドラムとともに盛り上がって、力強くのびやかに歌い、アップテンポになってパワフルにリズミカルに盛り上がって。その後ミドルテンポになってシンセサウンドががゆったりと幻想的にながれて。終盤ではメロトロンサウンドとピアノリフがしっとりとながれ、ヴォーカルがはいって、パワフルな叩きまくりドラムから盛り上がって、ヴォーカルが力強くのびやかに歌い、アップテンポになってパワフルにリズミカルに。ラストはブルー映像のなか、シンセサウンドがゆったりと幻想的にながれて。

 「ありがとうございます」「お忙しいなか、来てくださってありがとうございました」ってPochikoさん。「次が最後の曲になります」って超ビックリ!思わず「えっ!」って発してしまって。もう終わっちゃうの?まだ始まったばかりなのに?って。でも30分の短いステージということを思い出して納得。物足りないけど仕方ないっす。ここで次回ライブの告知で、6/27に池袋で「暗闇の旋律vol.3」という自主企画のダークイベントがあるそうで。

 オーラス5曲目は「Illumination」。幾何学模様が映し出されるなか、シンセの重厚サウンドがながれ、シンバルロールからメロトロンサウンドがのびやかに響くなか、ドラムスの叩きまくりのフリーインプロソロが。そしてカラフルな幻想的な模様映像のなか、ハイハットのカウントからミドルテンポのリズムにのってピアノのリズミカルなリフがはいって、メロトロンサウンドがのびやかにながれ、ゆったりとしたヴォーカルがはいって幽玄な感じに。その後パワフルなドラムとともにリズミカルに力強く歌って。中盤ではメロトロンサウンドがのびやかに幽玄にながれ、ゆったりとしたヴォーカルがはいって、そこからリズミカルにパワフルに。終盤ではパワフルなドラムからシンセサウンドが浮遊感たっぷりに幻想的にながれ、そこからエモーショナルなシンセソロが。その後、メロトロンサウンドがゆったりと幽玄にながれ、ヴォーカルがゆったりとのびやかに。ラストはゆっくりとFin。

 曲が終わると大拍手!「ありがとうございました」ってPochikoさん。時計を見るとちょうど20時半。これにてライブ終了です。
 映像効果によってシンセサウンドが視覚的にもより一層幻想的に響き、さらに美しく力強いヴォーカルと、ド迫力のパワフルなドラムスによって素晴らしいライブに。ほんと30分があっという間でした。次回の6/27のライブもめっちゃ楽しみです。

15.5.31 LIV MOON

2015-06-01 00:11:24 | ライブレポ HR/HM
◇ 2015.5.31 川崎CLUB CITTA
<PURE ROCK JAPAN LIVE 2015>
 元宝塚の男役で、現在は舞台女優として、そしてヴォーカリストとして活躍中の<Akane Liv(岡本茜)さん>率いるシンフォメタルユニット<LIV MOON>。2009年にAkaneさんと音楽プロデューサーでありキーボーディストの<西脇辰弥さん>が立ち上げ、その年の10月には<LOUD PARK 09>に出演し、12月にはデビューアルバム「DOUBLE MOON」を発表。翌2010年3月にワンマンライブを、そして6月にカヴァー曲6曲を収録したミニアルバム「Covers~」を発表されます。自分はこれを聴いてそのオペラティックなヴォーカルスタイルと超ハイトーンにすっかり魅了されてしまいました。この年の10月には東京・大阪とライブツアーを行い、そのあとメンバーチェンジがあり、超絶ベーシスト<MASAKIさん>、YMインペリ級早弾きギタリスト<大村佳孝さん>、新鋭ドラマー<前田秋気さん>が参加され、翌2011年3月に2ndアルバム「Golden Moon」を発表されます。自分は4月に渋谷で行われたレコ発ライブを観にいったんですけど、それがまた素晴らしいライブでめっちゃ感動したんですよね。で、その秋に美少女ドラマーのライブにゲスト出演されたときも観に行って、至近距離でその美貌と美しい歌声を観れてこれまた感動して。
 そして2012年初頭にアルバム「Symphonic Moon」を発表されます。で3月には恵比寿でレコ発の2daysライブがあったんですけど、このときには都合が悪くて自分は観に行けなかったんですが、この年の9月に早くも北欧をテーマとしたアルバム「THE END OF THE BEGINNING」を発表され、11/30に品川でレコ発ライブを敢行。このライブものちにDVD発売されました。
しかしこの後、バンド活動が休止となって、しばしソロで活躍されることになり、2014年には初のソロアルバム「LIV」が発表されました。でもFCオンリーのライブのみで、一般ファン向けのライブを期待しておりましたが、2015年に<LIV MOON>のベストアルバムを発表されるとの情報が。さらには5月に川崎で開催されるロックイベント<PURE ROCK JAPAN LIVE 2015>に<LIV MOON>で出演とのことで、やっとライブが観れると知ってバンザイ!前回観たライブは2012年ですから久々!即チケットを買って当日を楽しみにしていました。 “4オクターブの美神”Akaneさんの歌とその美貌、めっちゃ楽しみです♪

 今回のメンバーは、LIV MOON Musicの核である、バンマス西脇さんと、超絶ベーシストMASAKIさんはそのままで、ギターは<KENTAROさん>、ドラムスは<前田遊野さん>です。なんと秋気さんのお兄さんなのだそうでビックリ!

 さて当日。今回は4バンド出演のイベントです。17時開演なので、間に合うように川崎へ。スタンディングライブで、程よく埋まって。年齢層幅広いっす。17時を過ぎると主催者の方が幕前に登場して挨拶と出演バンドの説明を。この時点でバンドの出順は全く分からず。

 17時6分。SEから鐘の音が響き、ステージの幕が開いて。トップバッターが<LIV MOON>でした。ヴォーカル以外のメンバーの皆さんが登場して、大拍手大歓声で迎えられます。ステージ向かって左にMASAKIさん。後方左に2タム1バスの遊野さん。その隣がキーボードに囲まれた西脇さん。そしてステージ右にシルバーVを抱えたKENTAROさんが。
 ブルー&レッドライトのなか、カウントからドンガンドンガンとパワフルなリフがはいって、そして黒の大きなポンチョ風の衣装を纏ったAKANEさんが登場して大拍手大歓声!1曲目は「死の舞踏」。まずパワフルなリフにのって透き通るような美しく力強いハイトーンスキャットを。そしてミドルテンポでギターのヘヴィリフにのってゆったりとのびやかなヴォーカルがはいって、ハイトーンでメロウに歌い上げて。ちょっと音のバランスが悪いっす。篭り気味な感じで、ベースとドラムスが聴き取り辛くて。間奏ではギターのテクニカルなソロが。その後アップテンポのノリノリモードになるも、再びミドルテンポでヴォーカルが歌い上げて。AKANEさん、イアーモニターが聴き取り辛いのか、スタッフの方に指で“ヴォリューム上げて”指示を。ラストはヘヴィリフからハイトーンスキャットを。

 続いてカウントからダイナミックなリフがストロボライトのなか、スリリングに。そしてAKANEさんが黒ポンチョを外すと、赤のSEXYなビスチェ&フリフリスカートすがたになって、客席から「おぉ!」ってどよめきが。なんて美しいんでしょう。ブルーライトのなか、AKANEさんがレッドスポットを浴びて、ギターのヘヴィダークリフからダイナミックなリフが。2曲目は「SAY GOODBYE」。ミドルテンポになってヴォーカルがハイトーンでゆったりと艶っぽく歌い、サビではパワフルにリズミカルに歌い、ギターとベースが寄り添い、ヴォ^カルがハイトーンで歌い上げて。間奏ではギターがタッピングソロを。AKANEさんがKENTAROさんに寄り添って。その後ヴォーカルがハイトーンでゆったりとのびやかに歌い、一旦止まってから力強く歌い上げて。

 「Wooh!Wahaha!PURE ROCK JAPAN初参加、LIV MOONです」ってAKANEさん、大拍手!「もう最初から皆さんアツくて最高!ありがとうございます」「最後まで楽しんでってください」って大拍手!

 3曲目は「BLACK RUBY」。まずはギターとキーボードがクラシカルなリフをメロウに微妙な時間差で奏でて。そしてレッドライトのなか、アップテンポのドコドコドラムとパワフルなリフがはいって、AKANEさんが手を広げ、ギターのリズミカルなリフからヴォーカルが低いパワフルな声でリズミカルに歌い、サビはアップテンポのノリノリモードで。間奏ではギターがまずはタッピングソロを。AKANEさんが寄り添って。そしてステージ中央で弾きまくりギターソロを。その後ミドルテンポでヴォ^カルがゆったりとのびやかに歌い、ギターのヘヴィリフからアップテンポのノリノリモードになってヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌い、ラストはハイトーンでのびやかに。

 4曲目は「霧の葬送曲」。ブルー&オレンジライトのなか、オケサウンドやパイプオルガンサウンドが響き、カウントからダイナミックなリフがはいって、ブレイクからリズミカルなリフがはいって、AKANEさんが両手を広げ、ゆったりとのびやかに歌い、サビでは美しいハイトーンでドラマティックにのびやかに歌い上げて。間奏ではギターとベースがステージ中央で向き合ってヘヴィリフを弾き、そこからギターがテクニカルなギターソロを。その後、静かになって、ギターのテクニカルなリフからシンセサウンドが響き、しっとりとしたヴォーカルがはいって、ダイナミックなリフからヴォーカルがハイトーンスクリーミングを。終盤ではアップテンポのリズミカルなリフから一旦止まって、KENTAROさんがスポットを浴びてタッピングを交えたテクニカルなギターソロを。さらにアグレッシブに。そしてダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードになって、ラストは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 5曲目は「Kiss Me Kill Me」。ダイナミックなリフからAKANEさんが両手を広げ、シンセのコーラス風リフからヴォーカルがゆったりと低い声で歌い、ライトは回るなか、サビではゆったりと美しくのびやかに歌って。間奏ではオケサウンドのリフダイナミックなリフと叩きまくりドラムが。そしてギターとキーボードがクラシカルなリフを奏で、ヴォーカルがゆったりと美しく歌い上げて。終盤ではギターがメロウにのびやかに奏で、ヴォーカルがハイトーンで歌い上げて、ラストはダイナミックなリフが。

 6曲目は「黄金の涙」。カウントからダイナミックなイントロが。そしてミドルテンポのヘヴィリフからキーボードのハープシコード風のリフにのってヴォーカルがゆったりとメロウに歌いダイナミックなリフからヴォーカルがリズミカルにメロウに、ハイトーンで歌い上げて。間奏ではギターのエモーショナルでドラマティックなソロが。その後、静かになって、シンセサウンドがしっとりとながれ、クリスタルなサウンドが綺麗に響き、ギターがメロウにのびやかに奏でて。終盤ではヴォーカルがのびやかにドラマティックに歌い上げ、ギターとキーボードがのびやかにメロウに奏で、ヴォーカルがハイトーンスキャットを。ラストは一旦止まってから、暗いブルーライトのなか、ピアノがしっとりと奏で、ギターがのびやかに奏で、ピアノが綺麗に響いて。

 そのまま西脇さんがスポットを浴びて、ディレイの効いた音が飛び交う幻想的なピアノソロを。そ
してカウントからダイナミックなリフが。7曲目は「アマラントスの翼」。アップテンポの明るく楽しいノリノリモードでヴォーカルが可愛らしい感じの声でのびやかに爽やかに歌い、西脇さんがステージ前に来てお客さんを煽って、そこから急いでキーボードセットに戻って。さらにKENTAROさんが左へ、MASAKIさんが右へポジションチェンジ。間奏ではKENTAROさんがステージ中央でテクニカルなギターソロを。その後レッド&オレンジライトのなか、ヴォーカルがのびやかに力強く歌い、終盤ではキーボードのテクニカルなソロが。AKANEさんが後ろを向いて両手を広げて。なんて美しいプロポーションなんでしょう。ラストはヴォーカルがハイトーンスクリーミングを。MASAKIさんはでっかいヤカンでネックを擦って盛大にFin。

 「ありがとうございます!みんな本当にあったかいですね!めちゃくちゃ楽しい!」ってAKANEさん、大拍手大歓声!「気持ちいい、なんていいんでしょう」って。「トップバッターということで緊張してたんですけど、本当に楽しかった!」って大拍手大歓声!「もう次が最後になりました」って。客席から「えぇ~~~!」ってブーイング。「あ、みんな、え~~~!って言いましたよね」って爆笑!「実は7/1にワンマンライブがあります」って告知を。「ぜひ観に来てください。言ってくれたみんな、約束だよ」って。さらに「告知してもいいですか?」って、6/24発売のベストアルバムの宣伝も。ベストアルバムには新曲も2曲あるそうで。

 「それではお名残惜しいですが」ってオーラス8曲目は「ESCAPE」。大好きな曲なのでめっちゃ嬉しいっす!キーボードのアップテンポのリズミカルなリフがスリリングに。そしてダイナミックなリフからブレイクをキメ、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてKENTAROさんがお客さんに手拍子を促して、レッドライトのなか、ヴォーカルがのびやかに美しく歌い、ハイトーンでドラマティックに歌い上げて。間奏ではダイナミックなリフからキーボードのテクニカルなソロが。その後ヴォーカルがのびやかに美しく歌い上げ、必殺の超音波スクリーミングも。ラストはダイナミックなリフから盛大に弾きまくり叩きまくりで、KENTAROさんがギターを頭の後ろで弾きまくり、ヴォーカルがハイトーンスクリーミングをキメ、MASAKIさんがベースを高々と掲げ、ダイナミックにFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」ってAKANEさん。メンバーの皆さんはお辞儀をして手を振りながらステージ袖へ。最後に西脇さんがステージから客席の写真を撮ってからステージ袖へ。するとステージの幕が下りてライブ終了です。時計を見ると17時53分。50分弱の短いながらも盛り上がった素敵なライブでした。
 久々のLIV MOONのライブ、ほんと嬉しかったっす。AKANEさんの美しく力強く、声域の広い声量のある歌声が聴けて、美しいおすがたと妖艶なステージングが観れて超嬉しかった!それに初めて観るKENTAROさんのギターも、遊野さんのドラミングもかっこよかったし、おなじみの西脇さんもMASAKIさんもかっこよかったっす。それだけに音のバランスがイマイチでベースとドラムスが聴き取り辛かったのがちと残念。それとメンバー紹介をしてほしかったかも。なので7/1渋谷ワンマンが超楽しみになりました。6/24発売のベストアルバムもめっちゃ楽しみです。