ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

15.7.27 HALL OF GLASS

2015-07-27 22:18:55 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.7.26 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL “プログレの夕べ in 文月“>
 暗くしっとりと幽玄な感じでしかも美しくドラマティック、力強いヴォーカルと幻想的なシンセ&パワフルドラムの魅力たっぷりのプログレバンド<HALL OF GLASS>。メンバーは、キーボード<カズロウさん>、ベース&ヴォーカル<Pochikoさん>、ドラムス<ヒロミチさん>のトリオ編成です。昨年暮れに初めてライブを観て、すっかりその魅力にハマっています。で、6/6のライブで、次のライブは<HALL OG GLASS>さん主催の6/27の「暗闇の旋律vol.3」とのお話でしたので楽しみにしていたのですが、仕事がめちゃめちゃ忙しくなってどうにもならず断念。なので7/26の沼袋はなんとか観に行かねば!と当日に向けて頑張って、ライブを楽しみにしていました。しかもtwitterでの事前情報で、今回ヒロミチさん作曲の新曲第2弾が披露されるとのことで、しかもリズムがシャッフルとのことで、シャッフル大好きな自分は超期待っす!

 さて当日。仕事のほうは少しは落ち着いてきて、<HALL OF GLASS>の出番はトップで17時半とのことで、それだけはなんとかなるかなと。でも他バンドのライブはあきらめっす。で、お店には5分くらい前に着いて、ドリンクを頼んで開演を待ちます。
 17時半をちょい過ぎたころにフロアーが暗くなって、ステージの幕が開いて大拍手!ステージは向かって左にシルバーラメトップ&黒カーデに黒ロングスカートのシックな装いで、サンバーストJAZZベースを抱えるPochikoさん。中央後方には2タム1バスドラムセットに囲まれたヒロミチさんが。そしてステージ左が3段キーボードセットを前にしたカズロウさんです。

 シンセサウンドがゆったりと浮遊感たっぷりにながれ、シンバルが静かに響き、メロトロンサウンドがしっとりとながれて。1曲目は「Silent Dream」。しっとりとしたヴォーカルが浮遊感たっぷりにながれ、パワフルなドラムからピアノの綺麗なトリルリフとともに力強くのびやかに歌って。Pochikoさんの長い後ろ髪が照明を浴びてまるでダイアモンドダストのようにキラキラと美しくなびいて、歌に聴き惚れながら見とれてしまって。そしてイエローライトのなか、スモークが幻想的にたなびき、シンセサウンドが浮遊感たっぷりにゆったりとながれて。終盤ではヴォーカルが力強くのびやかに歌い、その後、キーボードのきらびやかな音色のエモーショナルなソロが。まるで夜空の星々を眺めているかのように。

 「ありがとうございます。こんばんは、HALL OF GLASSと申します」ってPochikoさん、大拍手!「今日はありがとうございます」って。

 「次はドラムス、コダマ・ヒロミチッチの新曲で」って、2曲目に早くも期待の新曲「Crystallization」。ブルーライトのなか、ミドルテンポでピアノのリズミカルなリフが綺麗にながれ、メロトロンサウンドがのびやかに響き、シンバルのリズムからパワフルなドラムとベースリフがはいって、ゆったりとしたシャッフルモードでシンセサウンドがのびやかにドラマティックに奏でられ、盛り上がって。そしてピアノの綺麗でリズミカルなリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、それが力強いベースリフとともにのびやかに歌い上げて。中盤ではブルー&グリーンライトのなか、シンセのリズミカルながらも綺麗でドラマティックなソロが。この音色ななんと表現したらいいか、なんとも心地よく透明感のある音色ですね。終盤ではブルー&パープルライトのなか、ヴォーカルが力強く歌い上げて。ラストは一旦止まってからピアノリフがゆったりとながれ、メロトロンサウンドが響いて。「ありがとうございます」ってPochikoさん。

 3曲目は「沈んだ時間」。カウントからグリーンライトのなか、メロトロンサウンドがゆったりと幽玄にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてミドルテンポのパワフルなドラムとベースにのって、グリーン&オレンジライトのなか、ヴォーカルが力強く歌い上げ、その後ゆったりとのびやかに浮遊感たっぷりにHeavenlyな感じで歌い、ロングハイトーンも。中盤ではオレンジライトのなか、ミドルテンポのリズムにのってシンセサウンドがのびやかにながれて。終盤ではメロトロンサウンドがしっとりとながれ、ピアノリフがゆったりとながれるなか、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてミドルテンポの躍動感たっぷりのパワフルなリズムにのってヴォーカルが力強く歌い上げ、その後ゆったりと浮遊感たっぷりに。ラストはピアノリフがゆったりと、ゆっくりと。「ありがとうございます」ってPochikoさん。

 続いて4曲目は「Pollution」。スモークが幻想的にたなびくなか、キーボードのクリスタルサウンドが浮遊感たっぷりにゆったりと綺麗にながれ、ヴォーカルがハイトーンでゆったりとHeavenlyな感じでゆったりと心地よく歌って。そしてピアノのSWINGモードのリフから力強くのびやかに歌い、さらにロングハイトーンも。中盤ではスネアロールからシンセの浮遊感たっぷりのエモーショナルなソロが。終盤ではヴォーカルが力強くのびやかに歌い上げて。ラストはキーボードのクリスタルサウンドがゆったりと浮遊感たっぷりにながれて。

 「ありがとうございます」ってPochikoさん。「暑いですね。ビールが美味しい」って。「終わったらみんなで飲みましょう!」って大拍手!さて、PochikoさんはFBで4月からダイエット宣言をされたそうですが、6/27の時点でどういうわけか3kg増えてたそうで、爆笑!で、その後、今日までに1kg減らされたそうで大拍手!それでもトータル+2kgって爆笑!「おかしいなぁ。ダイエット止めようかなぁ」って。でも「このまま頑張ります」って大拍手!

 5曲目は「Illumination」。シンセの低音が響き、シンバルロールからシンセの重厚なサウンドが響き、ドラムスがフリーインプロで叩きまくって。そしてミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、オレンジライトのなか、ピアノのリズミカルなリフにのってしっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてパワフルなドラムからオレンジ&レッドライトのなか、ヴォーカルが力強くのびやかにリズミカルに。中盤ではパワフルなドラムからシンセののびやかでエモーショナルなソロが。終盤ではメロトロンサウンドがのびやかにながれ、ヴォーカルがしっとりとゆったりと。そしてゆっくりとFin。「ありがとうございます」ってPochikoさん。

 6曲目は「Blue Water」。パワフルなドラムフィルから、ブルーライトのなか、シンセとピアノのリフがゆったりとながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって。そしてアップテンポのパワフルなリズムがはいって、叩きまくりドラムとピアノのリズミカルなリフとともにヴォーカルが力強く歌い上げて、その後ミドルテンポに戻ってシンセがしっとりと奏でて。ラストはゆったりと。

 「ありがとうございます」ってPochikoさん。「早いもので次が最後の曲に」って、ここで無料配布CD-Rの宣伝を。「今日は暑い中、ありがとうございました」ってPochikoさん。

 本編最後となる7曲目は「Vain」。シンセの重厚なサウンドが響き渡り、ミドルテンポのベースリフがはいって、シンバルロールからドラムスがフリーインプロで叩きまくり、シンセのスペーシーサウンドが神秘的に響いて。そしてシンセが「火星」風の重厚なダークリフを奏で、そこからピアノのゆったりとしたリフがはいって、レッド&グリーンライトのなか、ヴォーカルがゆったりとのびやかに歌って。そしてパワフルなドラムからヴォーカルが力強くドラマティックに歌い上げて。中盤ではレッド&ブルーライトのなか、シンセのエモーショナルでドラマティックなソロが。終盤ではピアノリフからしっとりとしたヴォーカルがはいって、シンセがのびやかに奏で、ドラムスがパワフルに叩きまくって、ラストはゆったりとFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました。HALL OF GLASSでした」ってPochikoさん。大拍手のなか、カズロウさんとヒロミチさんは楽屋へ。Pochikoさんもベースを置いて楽屋へ行こうとしますが、大拍手がアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。するとPochikoさんが「ありがとうございます。トップだけど・・・1分間いいですか?ヴォーカルだけで」って大拍手!
 「This Mortal CoilのSong To The Sirenの1番だけ」って、アカペラでゆったりとのびやかに歌い、エコーで幻想的に響いて、聴き入ってしまいました。

 歌い終わると大拍手!「ありがとうございました」ってPochikoさん深々とお辞儀を。これにてライブ終了です。時計を見ると18時23分。約50分間のとっても素敵なライブでした。
 暗くしっとりと美しく、パワフルにドラマティックに展開する楽曲を、声量のある美しくのびやかなヴォーカルと、パワフルなドラムスと、繊細で美しいキーボードで聴かせてくれて。特に今回はベースがいつも以上にパワフルで躍動感たっぷりに響いてました。そして今回披露された新曲は、これまでにないタイプで、気持ちいいリズムでロマンティックな感じもあってとっても楽しめましたし、間奏のシンセの音色もとっても心地よくて。そしてアカペラのアンコール曲、自分はこの曲、全く知らなくて、家に帰ってからYoutubeでオリジナルを聴いてみましたが、自分的にはPochikoさんバージョンが好きかも。いつかオリジナルのようにシンセが入るバージョンも聴いてみたいですね。
 応援団のアツい声援や力強い拍手もあって、盛り上がった楽しいライブでしたね。次回ライブの告知はありませんでしたが、8/29に新宿であるようで、とっても楽しみです。

野口五郎さん  FIRST TAKE

2015-07-23 23:56:14 | フュージョン
 マルチタレントとして70年代から活躍中の<野口五郎さん>。歌手としてだけでなく俳優としても活躍し、さらにはバラエティ番組でも活躍され、これだけでも凄いのに、さらにはギタリストとしても活躍されています。以前に1993年に発表された2枚目となるギターアルバム「1013hPa Another Wave」を紹介させていただきました。こちらです。
http://blog.goo.ne.jp/street-d/e/e432f9f93171388d9eda1f9b797a0b16
 その時には入手困難だった、1982年に発表された最初のギターアルバム「FIRST TAKE」が、2014年に再発されていたことを今になって知って即調べたものの、時すでに遅く、定価では手に入らず、定価の1.5倍のプレミア価格ながらようやく手に入ったもので、今回紹介させて頂こうかと。五郎さんについては上記のレビューで書かせていただきましたので、今回は割愛させていただきます。
 このアルバムは、五郎さんのオリジナル曲が2曲、ラリー・カールトン氏の曲が1曲、デヴィッド・スピノザ氏の曲が2曲、その他、鈴木茂さんの曲や、矢島賢さんの曲がなど全8曲が収録され、ゲストにはドラムス<渡嘉敷祐一さん>、ギター<鈴木茂さん>、ベース<岡沢章さん>、ギター<矢島賢さん>、キーボード<富樫春生さん>、パーカッション<浜口茂外也さん>らが迎えられています。
 アルバム1曲目は「Mountain Song」。ラリー・カールトン氏の曲です。アップテンポで明るく爽やかン軽やかにはじまって、リズミカルで楽しく展開して。その後ギターのエモーショナルなソロが。
 2曲目は「In The Silence」。矢島さんの曲です。ミドルテンポでゆったりとしっとりとはじまって、アダルティでムーディな音色を響かせて。その後エモーショナルでドラマティックなギターソロが。
 3曲目は「Chico」。五郎さんのオリジナル曲です。ダイナミックなリフからピアノのリズミカルなリフがはいって、アップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードでメロディアスなギターリフが軽やかにながれて。その後ギターのテクニカルでアグレッシブなソロが。めっちゃかっくいいっす!
 4曲目は「Three Times」。松下さんの曲です。ゆったりとムーディなトワイライトモードで、ほのぼのメロディがながれて。
 5曲目は「Hang Gliding」。デヴィッド・スピノザ氏の曲です。ミドルテンポのシンセのリズミカルなリフにのってギターがゆったりと奏で、キーボードとユニゾンでリズミカルなリフを奏でて。中盤ではマリンバのような音色のソロが。そして終盤にはエモーショナルなギターソロが。
 6曲目は「Solo」。デヴィッド・スピノザ氏の曲です。キーボードのクリスタルサウンドのリフからダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポのピアノのリズミカルなリフにのって、アコギがのびやかにほのぼのメロディを奏でて。
 7曲目は「Ketchup And Mustard」。鈴木さんの曲です。アップテンポのファンキーなノリノリモードで、ハンドクラップのリズムにのってギターのパワフルでリズミカルなリフが明るく楽しくながれて。その後ギターのエモーショナルなソロ、さらにSaxのエモーショナルなソロも。
 8曲目は「Sail On」。五郎さんのオリジナル曲です。ミドルテンポのゆったりとしたレゲエモードで、ギターがトロピカルムードでのびやかに奏でて。その後ギターのエモーショナルなソロ、終盤ではラテンパーカッションのソロが。
 アルバムを通して“夏”を感じる、とっても明るく楽しく、しかもムーディな甘いサウンドが楽しめ、さらには軽やかなフュージョンサウンドだけでなく、アグレッシブなロックしてる曲もあって、全8曲では物足りないくらいの素敵なギターアルバムですね。もっと早く手に入れればよかったっす。
 

15.7.1 LIV MOON

2015-07-20 13:23:13 | ライブレポ HR/HM
◇ 2015.7.1 渋谷O-WEST
<LIV MOON LIVE 2015 ~The Best of LIV MOON~>
 元宝塚の男役で、現在は舞台女優として、そしてヴォーカリストとして活躍中の<Akane Livさん>率いるシンフォメタルユニット<LIV MOON>。2009年にAkaneさんと音楽プロデューサーでありキーボーディストの<西脇辰弥さん>が立ち上げ、その年の10月には<LOUD PARK 09>に出演し、12月にはデビューアルバム「DOUBLE MOON」を発表。翌2010年6月にカヴァー曲6曲を収録したミニアルバム「Covers~」を発表され、そのあとメンバーチェンジがあり、超絶ベーシスト<MASAKIさん>、YMインペリ級早弾きギタリスト<大村孝佳さん>、新鋭ドラマー<前田秋気さん>が参加され、翌2011年3月に2ndアルバム「Golden Moon」を発表されます。自分は4月に渋谷で行われたレコ発ライブを観にいったんですけど、それがまた素晴らしいライブで、その美貌と美しい歌声にめっちゃ感動感動して。
 そして2012年初頭にアルバム「Symphonic Moon」を発表され、3月に恵比寿でレコ発の2daysライブが行われ、のちにDVD発売され、この年の9月に早くも北欧をテーマとしたアルバム「THE END OF THE BEGINNING」を発表され、11/30に品川でレコ発ライブを敢行。このライブものちにDVD発売されました。
 しかしこの後、バンド活動が休止となって、2014年には初のソロアルバム「LIV」が発表されました。ライブはFCオンリーのみで、一般ファン向けのライブを期待しておりましたが、2015年に<LIV MOON>のベストアルバムを発表されるとの情報が。その前に5月に川崎で開催されたロックイベント<PURE ROCK JAPAN LIVE 2015>に<LIV MOON>で出演されて、やっとライブが観れて。その後6月にベストアルバムが発表され、急遽7/1に渋谷O-WESTでワンマンライブとの情報が。以前はO-EASTだったのに今回はWESTとは。スケールダウンは残念ですが平日ということもあり、急遽のライブでは仕方ないのかなと。で、即チケットを買って当日を楽しみにしていました。久々のワンマン・フルライブ、 “4オクターブの美神”Akaneさんの歌とその美貌、めっちゃ楽しみです♪

 今回のメンバーは、LIV MOON Musicの核である、バンマス西脇さんと、超絶ベーシストMASAKIさん、ギターは前回お休みだった大村さんが、多忙ななか復帰。ドラムスは前回と同じく<前田遊野さん>です。

 さて当日。19時開演なので、間に合うように渋谷へ。フロアーはすでに超満員!ドアのそばから動くことができず。まあ、しゃーないっす。ステージは向かって左がベース。その斜め後方にドラムス。ステージ向かって右がギター。その右後方にキーボードが。
 19時ちょい過ぎ。SEからクラシック風のオケサウンドがながれ、徐々にヴォリュームが上がって、ヴォーカル以外のメンバーの皆さんが登場して、大拍手大歓声で迎えられます。カウントからドンガンドンガンとパワフルなリフがはいって、大村さんが手拍子を促して一斉に手拍子。そして黒の大きなポンチョ風の衣装を纏ったAKANEさんが登場して大拍手大歓声!1曲目は「死の舞踏」。まずパワフルなリフにのって透き通るような美しく力強いハイトーンスキャットから不気味なドクロを掲げて。そしてミドルテンポでギターのヘヴィリフにのってゆったりとのびやかなヴォーカルがはいって、ハイトーンでメロウに歌い上げて。間奏ではギターのテクニカルなソロが。その後アップテンポのノリノリモードになるも、再びミドルテンポでヴォーカルが歌い上げて。ラストはヘヴィリフからハイトーンスキャットを。

 続いてカウントからダイナミックなリフがはいってアップテンポで疾走してスリリングに。そしてAKANEさんが黒ポンチョを外すと、GOLDのSEXYなビスチェ&フリフリスカートすがたになって、客席から「おぉ!」ってどよめきが。なんて美しいんでしょう。ハイトーンスキャットのあと、ギターのヘヴィダークリフからダイナミックなリフが。MASAKIさんと大村さんが寄り添って。2曲目は「SAY GOODBYE」。ミドルテンポになってヴォーカルがハイトーンでゆったりと艶っぽく歌い、サビではパワフルにリズミカルに歌い、さらにハイトーンで歌い上げて。間奏ではギターがタッピングソロを。その後ヴォーカルがハイトーンでゆったりとのびやかに歌い、一旦止まってから力強く歌い上げて。

 「みんな、逢いたかったよ~!」ってAKANEさん、大拍手大歓声!「Thank you!」「O-WEST,初めての会場だけど、一体感があって、原宿の時を思い出して。懐かしいね」って。「今日はこの最強のメンバーとともに、最後までガンガン行くので、楽しんでいってね」って大拍手大歓声!

 3曲目は「Black Fairy」。カウントからダイナミックなブレイクがはいって、クラシカルなシンセリフからストロボライトのなか、疾走ドコドコドラムがはいるも、ミドルテンポのヘヴィリフがはいって、AKANEさんが手を大きく広げ、シンセサウンドがのびやかにながれるなか、ヴォーカルがのびやかに歌い、そしてアップテンポで疾走。中盤ではシンセのオケサウンドがのびやかにながれ、ギターのテクニカルかつドラマティックなソロが。その後ヴォーカルがのびやかに歌い、シンセのリズミカルなリフからアップテンポの疾走モードになって

 続いて4曲目は「Black Ruby」。まずはギターとベースのクラシカルなアンサンブルが。そしてストロボライトのなか、アップテンポの疾走ドコドコモードになってスリリングに。その後ヴォーカルが低い声でパワフルに歌って。間奏ではギターの弾きまくりソロが。終盤では薄いパープルライトのなか、ヴォーカルがのびやかに歌い、大村さんに寄り添って。そしてアップテンポの疾走ドコドコモードになってヴォーカルがリズミカルに歌って。

 5曲目は「Wild Beast」。パワフルなドラムフィルからドコドコドラムにのってリズミカルなリフがはいって、アップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードで「Hey!Hey!」って煽って、リズミカルなヴォーカルがはいって。その後ブルーライトのなか、ヴォーカルがゆったりとメロウに歌い、のびやかに。中盤ではギターの弾きまくりソロが。その後、静かになってヴォーカルがメロウにのびやかに歌い、再びアップテンポのドライブ感たっぷりのノリノリモードで、ピアノの綺麗なリフにのってヴォーカルがハイトーンスクリミングをキメて。

 6曲目は「霧のレクイエム」。シンセのストリングスサウンドのリフが響き、カウントからダイナミックなブレイクがはいって、ミドルテンポのパワフルなリフからヴォーカルがゆったりとのびやかに歌い、サビでは明るく爽やかにのびやかに。中盤ではストロボライトのなか、シンセリフがスリリングに。そしてAKANEさんとMASAKIさんが寄り添うなか、ギターのエモーショナルかつテクニカルなソロが。その後、静かになってメロウなリフからヴォーカルがしっとりとのびやかに歌い、ダイナミックなリフからハイトーンスクリーミングで。ラストはアップテンポのノリノリモードで、ストロボライトのなか、スリリングに。このあと、大村さんがステージ中央でスポットを浴びながら弾きまくりのソロを。そしてバンドがはいって、アップテンポでスリリングに。

 7曲目は「Kiss Me ,Kill Me」。ダイナミックなコーラスサウンドのリフからドラムが叩きまくり、ギターソロの間にお色直しされたAKANEさんが黒のビスチェすがたでステージに戻って、ドラマティックにハイトーンで歌い上げて。中盤ではシンセの重厚なストリングスサウンドのリフ、ギターのクラシカルなリフから、パイプオルガンサウンドが響くなか、ヴォーカルがのびやかに歌い、さらに転調して、レッドライトのなか、ハイトーンで美しく歌い上げ、ラストはドクロを掲げてKissを。

 少々の沈黙のあと、カウントからダイナミックなリフがライトが点滅するなか、アップテンポのドコドコドラムにのってリズミカルにスリリングに。8曲目は「Ride or Die」。ピアノの綺麗なリフからヴォーカルがゆったりとメロウに歌い、ダイナミックなリフと叩きまくりドラムからヴォーカルが力強くのびやかに歌い、アップテンポのノリノリモードにのってリズミカルに。その後、大村さんが手拍子を促して、ピアノリフからヴォーカルがのびやかに歌い、ダイナミックなリフからパワフルに。中盤ではミドルテンポでギターとベースのユニゾンリフからヴォーカルがハイトーンスキャットを。そしてレッドライトのなか、ギターのエモーショナルなソロが。AKANEさんとMASAKIさんは寄り添って。終盤ではヴォーカルがのびやかに歌い、ダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードになってヴォーカルがパワフルに歌い、ハイトーンスキャットを。「ありがとう!」ってAKANEさん、大拍手!

 9曲目は「溺れる人魚」。シンセサウンドがのびやかにながれ、ハイハットのカウントからギターのアコギ風サウンドのメロウなリフがゆったりとながれ、ブルーライトのなか、ヴォーカルがゆったりとほのぼのメロディを。そしてダイナミックなリフからギターのエモーショナルなソロが。その後しっとりとしたヴォーカルがはいって、サビはドラマティックに力強く歌い上げて。ラストはベースがしっとりとメロウに奏で、ヴォーカルがスキャットをゆったりと。

 10曲目は「黄金の涙」。オレンジライトのなか、カウントからダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポのシンセリフから大村さんが手拍子を促して、可愛い感じのヴォーカルがはいって、ギターがメロウに奏でて。その後キラキラなシンセリフからギターがメロウにのびやかに奏で、ヴォーカルが力強くドラマティックに歌い上げ、そこからレッドライトのなか、ギターのテクニカルなソロが。終盤ではヴォーカルがドラマティックに力強く歌い上げ、さらに美しいスキャットを。ラストは一旦止まってからピアノがゆったりとしっとりと奏で、ギターがのびやかに、ベースがしっとりと。

 ここで西脇さんがスポットを浴びて、まずはピアノのテクニカルでスリリングな弾きまくりソロ。AKANEさんがじっと見つめて。そしてダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードでリズミカルなリフがはいって、AKANEさんが手拍子を促して。11曲目は「アマラントスの翼」。グリーンライトのなか、ヴォーカルがリズミカルに歌い、サビはノリノリモードで。そしてキーボードのテクニカルなソロが。中盤ではブルーライトのなか、ヴォーカルとベースがのびやかに。MASAKIさんと大村さんが寄り添って。その後サビを挟んでベースのテクニカルなタッピングソロ、ギターのテクニカルなソロが。終盤ではブルーライトのなか、ヴォーカルがのびやかに歌い、サビはノリノリで。そしてキーボードのエモーショナルなソロが。ラストはダイナミックなリフからドラムが叩きまくり、ヴォーカルがハイトーンスクリーミングを。

 「どう?楽しんでる?」ってAKANEさん、大拍手大歓声!AKANEさん、イヤホンを外して「Thank you!」って。「久しぶりのLIV MOONで・・・どっかから苦笑いが聞こえてきた」って爆笑!「前のアルバムThe End of Beginning、終わりの始まり、違うよ、始まりの終わり」って。「ソロや舞台での経験をLIV MOONに戻したい」「みんなに逢えるのを楽しみにしてました」って大拍手!「今のこのご時世に6枚アルバムを発表できたのは幸せなことで、メンバーやスタッフさん、ここに集まってくださった皆さんがLIV MOONを愛してくれてるからだなって。本当にありがとうございます!」って大拍手大歓声!すると西脇さんがシンセで大歓声のサンプリング音をながして。「みんなこれぐらい出せるんじゃん!」って爆笑!

 「宜しいでしょうか?」「次が最後の曲になります」って。お客さん「えぇ~~~!」って大ブーイング!「でしょ。だからアンコールもヘヴィなものをたくさん用意してます」って。「でもこれはみんなの応援次第だよ。でないと出てこないから」って爆笑!で、曲に行こうとしますがAKANEさん「イヤホン、どこいっちゃいましたかね?」ってMASAKIさんに見つけてもらって。
 本編最後となる12曲目は「Escape」。シンセのスリリングなリフからAKANEさんが手拍子を促して一斉に。壮観です。そしてストロボライトのなか、ドコドコドラムがはいって、一旦止まってヴォーカルがゆったりとメロウに歌い、大村さんが手拍子を促し、ブルー&レッドライトのなか、サビをのびやかに歌い、MASAKIさんと大村さんが寄り添って。その後AKANEさんがMASAKIさんに寄り添ってのびやかに歌い、サビで歌い上げて。中盤ではスリリングなブレイクからキーボードのテクニカルなソロが。その後サビをヴォーカルがのびやかに歌い、さらに必殺超音波ハイトーンシャウト炸裂!ラストはスリリングなブレイクから弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」ってAKANEさん。メンバーの皆さんは大歓声のなか、手を振りながら楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響き、コールも上がって。

 しばらくするとまずは西脇さんが登場して大拍手!続いて前野さん・大村さん・MASAKIさんがLIV MOONのTシャツすがたで登場で大拍手!そして西脇さんが弾き始める前に目をつぶって精神統一を。すると客席から「大村くん、サイコー!」って声があがって大拍手大歓声!で再び西脇さんが精神統一。そしてレッドライトのなか、弾き始めたのが「トッカータとフーガ」。そしてバンドがはいって、ギターが弾きまくり、ベースも弾きまくり、ドラムも叩きまくって。その後ギターとキーボードがのびやかに奏で、カウントからアップテンポの疾走モードになってスリリングに展開し、再びミドルテンポでゆったりとのびやかに中盤ではライトが点滅するなか、ギターとキーボードがテクニカルなリフをユニゾンでスリリングに。そしてうねりまくるベースリフにのってギターのテクニカルなソロが。その後ダイナミックなリフからキーボードがギターのようなサウンドでのテクニカルなソロを。大村さんが手拍子を促して。続いてはダイナミックなリフからでっかいヤカンが登場!MASAKIさんのヤカンでのスライドベースソロ。残念ながら自分の位置ではほとんど見えないっす。そしてヤカンを置いて弾きまくって。続いてはダイナミックなリフとドラムソロが交互に、そしてドラムが叩きまくって。終盤ではライトが点滅するなか、アップテンポでギターとキーボードがテクニカルなユニゾンリフをスリリングに。そしてミドルテンポでキーボードがドラマティックにのびやかに奏で、ギターがテクニカルなリフからエモーショナルなソロを。ラストはゆったりとFin。

 続いてパワフルなドラムフィルからレッドライトのなか、ダイナミックなリフが。14曲目は「オペラ座の怪人」。AKANEさんは髪を束ねて登場し、ゆったりと歌い上げ、大村さんが力強くのびやかに歌い、AKANEさんが大村さんに寄り添って、デュエットでのびやかに歌い上げて。その後ブレイクからピアノリフをバックに大村さんが力強く歌い、AKANEさんが加わって一緒に歌い、AKANEさんはファルセットでスキャットを。終盤ではドコドコドラムからヴォーカルが力強く歌い、ダイナミックなリフが

 続いて15曲目は「Double Moon」。ピアノの流麗で綺麗なリフからミドルテンポでダイナミックなリフがはいって、ヴォーカルがしっとりと歌い、大村さんが手拍子を促して、レッドライトのなか、ヴォーカルが力強くのびやかに歌って、さらにハイトーンで歌い上げて。

 「ありがとうございます!」「平日なのにこんなにたくさん、ありがとうございます!」ってAKANEさん、大拍手大歓声!そして「Yeah!」「Yeah!」って掛け合いを。「いいね。アタシもこういうことやれるようになっちゃったね。6年かかって」って爆笑!「アンコール2曲目の“オペラ座の怪人”は私がシンフォニックメタルを知るきっかけとなった曲」「今日のファントムは大村孝佳」って大村さんに大声援!「そしてCDでは西脇辰弥!」って大拍手!「どちらも私が大好きなファントムです」って大拍手!
 ここでメンバー紹介です。「ベース、MASAKI!」って大拍手大歓声!「Hey!Hey!」「男ども!「Hey!」いいねいいね、明日台無しだね」って爆笑!「女子ども!」「Hey!」「いいよいいよ、松○伊代!」って爆笑!「それぐらい行かなきゃ。私も今度」ってAKANEさん爆笑!続いて「ドラムス、前田遊野!」って大拍手大歓声!「兄弟でLIV MOONに出てくれて」「皆さん兄弟居ます?」って突然振って。続いて「ギター、大村孝佳!」って大拍手大歓声!続いて「キーボード&バンマス、西脇辰弥!」って大拍手大歓声!「たっちゃんあってのLIV MOON、私です」って。「そんなことないよ」って西脇さん。「このステージにいるメンバーは皆さんご存知“バカテク”ってやつ?死語かしら?」って爆笑!「凄い技と良い人柄で、リハから“バッチグー”で」って爆笑!「古い?」「皆さんとくだけて話したいって思ってるんだけど・・・ごめんなさいね」って大声援!「大好きなんだよ」って。「こういう言葉、ちょいちょい出てくるんでね。宜しくお願いします」って西脇さん、爆笑!「こんなメンバー、いや、良いメンバーなんですよ」ってAKANEさん、爆笑!「これからもLIV MOONを宜しくお願いします。今日来てくださった皆さん、本当にありがとうございました」って大拍手大歓声!

 「次が本当に最後なんですけど」「えぇ~~~!」って。「来年期待してるからね」「年内はいろいろ舞台が入ってるから無理なんだけど」「そこで得たものをLIV MOONにアレしてくんで」ってAKANEさん。「アレしてくんだ」って西脇さん、爆笑!「次の曲、声が枯れるまで一緒に歌ってね」「とっとと曲に行きます」って爆笑!
 オーラス16曲目は「The Last Savior」。カウントからオルガンのスリリングなリフがはいって、AKANEさんが手拍子を促して、ダイナミックなリフからアップテンポの疾走モードになって、ヴォーカルがのびやかに歌い、サビはリズミカルにパワフルに。そしてコーラスは大合唱!中盤ではギター→キーボード→ベース→ドラムスとスリリングなソロ廻しを。そしてギターがステージ中央で弾きまくりソロを。その後ミドルテンポでクラシカルなリフを。「Hey!Hey!」って掛け声も。終盤ではアップテンポの疾走モードに戻って、サビは大合唱!ラストはダイナミックなブレイクから盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「楽しかった!どうもありがとう!」ってAKANEさん、大拍手!メンバーの皆さんはステージ前に並んで手をつないで一斉に何度もお辞儀を。そして大拍手大歓声のなか、手を振りながらステージ袖に消えて・・・ほどなく客席が明るくなって、アナウンスがながれてライブ終了。時計を見ると20時57分。2時間弱のとっても素敵なライブでした。
 平日ということで客入りはどうかと思ったんですけど、後ろまでぎっしりの超満員でほんとアツかった!そして凄い演奏と大爆笑MCととっても楽しかった!年内は難しいようですが、来年またぜひライブやってほしいっす!

KIYO*SEN  DUOLOGY

2015-07-15 23:22:20 | フュージョン
 かの“手数王”の愛弟子の美少女ドラマー<川口千里さん>と、様々なセッションやソロで活躍され、アルバムも何枚も発表され、2012年には<Casiopea 3rd>に加入されて大活躍中の美女オルガニスト<大高清美さん>のお二人のDUOユニット<KIYO*SEN>。2014年1月に1stアルバム「CHOCOLATE BOOSTER」を発表され、4月にはライブDVD「Choco-Boo Live!」を発表されました。テクニカルでパワフルながらも繊細で美しく優しさや温かみもあるとっても素敵なサウンドで。そして2015年6月に今回紹介させていただく2ndアルバム「DUOLOGY」が発表されました。真夏の発売ながらもジャケットは完全に秋冬仕様で、裏ジャケは美女お二人が暖かそうなコートを纏っておられて、ちょと不思議な感じが。で、このアルバムにはゲストでギタリスト<矢掘孝一さん>と、ベーシスト<Duke Sarashinaさん>が参加されています。
 アルバム1曲目は「Fundamental」。オルガンフィル・ドラムフィルからアップテンポでパワフルにリズミカルにはじまるも、ミドルテンポの静かな感じになってキーボードのエモーショナルなソロが。それがアップテンポのノリノリモードになってテクニカルなソロに。その後スネア連打とダイナミックなリフからパワフルにリズミカルに盛り上がって。終盤ではリズミカルなリフから叩きまくりのドラムソロが。
 2曲目は「Supercell」。アップテンポのスリリングなドラミングにオルガンがフィルを入れ、ブレイクからアップテンポのノリノリモードでキーボードがのびやかに爽やかに奏でて。その後オルガンのテクニカルなソロがスリリングに展開し、終盤ではドラムも叩きまくって。めっちゃかっくいいっす。
 3曲目は「I wanna be」。パワフルなリズムにのってアップテンポで爽やかなコーラスがのびやかにながれて、キーボードのリフとともに幻想的に。そしてオルガンのリズミカルなリフからエフェクトのかかったヴォイスがはいって。その後オルガンのエモーショナルかつテクニカルなソロが。
 4曲目は「Willful Cat」。ストリングスサウンドのリフからスリリングにはじまって、ミドルテンポで爽やかなリフがながれ、軽やかなギターがはいって。その後オルガンのエモーショナルなソロ、続いてギターのテクニカルなソロが。
 5曲目は「Poriomania」。パイプオルガンサウンドがゆったりと哀愁たっぷりに響き、ミドルテンポでオルガンのゆったりとしたリフと、叩きまくりドラムフィルが。そしてシンセサウンドのびやかに響き、ダイナミックなリフからパワフルなリズムにのって叩きまくりドラムとともに盛り上がって。
 6曲目は「Hey Fever」。叩きまくりドラムフィルとオルガンフィルが交互に展開し、ミドルテンポのリズムがはいって、オルガンがのびやかに、リズミカルに奏で、ダイナミックなリフからオルガンとベースのテクニカルなユニゾンリフが。その後オルガンとモーグのテクニカルなソロが。終盤ではダイナミックなリフから叩きまくりのドラムソロが。
 7曲目は「Beck」。ギターのリズミカルなヘヴィリフからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、オルガンのリズミカルなリフから、ギターとオルガンのテクニカルなユニゾンリフが。タイトル通りにJEFF BECK氏を彷彿させるめっちゃかっちょいいロックフュージョンっす。そしてブレイクからギターのテクニカルなソロが。その後テクニカルなユニゾンリフと叩きまくりドラムフィルから、ギター風サウンドのテクニカルなシンセソロ&オルガンソロ、さらにギターのヘヴィリフから叩きまくりのドラムソロが。
 8曲目は「水晶花」。ベースからゆったりとはじまって、ギターとキーボードがゆったりと奏で、ミドルテンポのリズがはいってオルガンがゆったりとメロウに奏でて。その後ギターのテクニカルなソロ、オルガンのエモーショナルなソロが。終盤ではオルガンがゆったりとメロウに奏で、ダイナミックなリフからギターのテクニカルなソロが。
 9曲目は「mood#1」。キーボードのクリスタルサウンドからゆったりとはじまって、ミドルテンポのリズムがはいって、オルガンがのびやかに奏で、そしてモーグのエモーショナルなソロへ。その後パワフルなリズムからオルガンがのびやかに奏で、そこからベースのテクニカルなソロが。終盤ではキーボードがゆったりとムーディに奏で、そのままエモーショナルなソロを。
 叩きまくりドラムソロとオルガン&キーボードの弾きまくりソロがたっぷりと楽しめ、美しくしっとりと聴かせる場面も多々あり、聴きどころ満載の素敵なアルバムですね。いつか機会があればライブ観に行きたいっす。ライブでこのテクニカルなソロの迫力を楽しみたいっす。

オオフジツボ  耀の遠心

2015-07-10 23:02:19 | World Music
 ポップスから演歌まで様々なジャンルで活躍されている“うたものギタリスト”<太田光宏さん>、アイリッシュ・スコティッシュミュージックを中心としてあらゆるジャンルで活躍されている“情景を音に描くアコーディオニスト”<藤野由佳さん>。そして<KBB>等自己のバンドはもとより、様々なプロジェクトで活躍されているヴァイオリニスト<壺井彰久さん>。このお3方が意気投合して2005年に結成したアコースティックユニットが、お名前の頭文字から命名した<オオフジツボ>です。ライブ活動から始められて、2008年7月に1stアルバム「空の鼓動」を発表され、3年後の2011年7月に2ndアルバム「夢のあと」を発表。また、コンピレーションアルバム「久遠の鐘 世界遺産プロジェクトin平泉」にも参加されたり、2013年にはゲームミュージック界などでも活躍されている女性ヴォーカリスト<Ritaさん>とのコラボもはじめれられ、<オオフジツボとリタ>名義で12月にミニアルバム「夕暮れの声」が発表されました。そして2014年8月に<オオフジツボ>名義の東北企画アルバム「光の奥」が発表され、今年2015年5月に今回紹介させていただくオリジナル3枚目のアルバム「耀の遠心」が発表されました。草原の中の井戸の写真のジャケット、まさしく澄んだ美しいサウンドが大地の奥から汲み上がってくるような感じがしてきます。
 アルバム1曲目は「Galeforce Gigue」。ほのぼのした感じのリズミカルなリフからはじまって、リズミカルなギターソロ・アコーディオンソロ・ヴァイオリンソロが明るく楽しく展開されて。そしてギターのパワフルなカッティングリフが躍動感たっぷりにはいって、さらにパワフルに激しく怒涛の如く突き進んで。
 2曲目は「記憶」。ゆったりとのびやかにドラマティックにはじまって、パワフルなリフから盛り上がって、パワフルでテクニカルなアコーディオンソロ・のびやかで力強いヴァイオリンソロが。その後ユニゾンでのびやかに奏で、終盤ではギターのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのエモーショナルなソロが。
 3曲目は「春風満帆」。力強くのびやかに爽やかにはじまって、しっとりとメロウに、そして力強くドラマティックに盛り上がって。中盤では静かになってギターのエモーショナルなソロが。その後、徐々に盛り上がっていってドラマティックに。
 4曲目は「遠すぎた星」。厳かな雰囲気でゆったりと。ヴァイオリンとアコーディオンのエモーショナルなソロが。
 5曲目は「空駆けるもの」。ギターのパワフルなカッティングリフから跳ねるようなリズムで躍動感たっぷりにスリリングに展開して、メロディは力強くのびやかに。中盤ではアコーディオンのパワフルでリズミカルなソロ、ヴァイオリンのテクニカルでアグレッシブなソロが。その後ダイナミックなリフ&ブレイクからパワフルにリズミカルにスリリングに盛り上がって。
 6曲目は「凪の記憶~no words version」。リズミカルなリフからメロウにのびやかに、そして力強く盛り上がって。中盤ではアコーディオンのリズミカルなソロ、ヴァイオリンのエモーショナルなソロが。その後再びのびやかに力強くドラマティックに盛り上がって。
 7曲目は「Happy returns set」。リズミカルなリフから爽やかでほのぼので楽しくはじまって、中盤では力強くのびやかに。そして躍動感たっぷりのパワフルなリフからアップテンポのダンサブルなノリノリモードになって、大勢で輪になって楽しく踊るような感じに盛り上がって。
 8曲目は「宵蛍」。ギターのしっとりとしたリフからヴァイオリン・アコーディオンがのびやかにメロウに哀愁メロディを奏でて、美しくハモって響かせて。その後、アコーディオン・ヴァイオリン・ギターそれぞれがエモーショナルでドラマティックなソロを。
 9曲目は「時の仕業」。アップテンポのリズミカルなリフがめっちゃノリノリで明るく楽しく元気よく、しかも躍動感たっぷりに。その後、アコーディオン・ヴァイオリンのリズミカルでテクニカルなソロが。終盤ではだんだんテンポアップしていって疾走モードになって、テクニカルなユニゾンリフがスリリングに。超かっくいいっす。
 10曲目は「おもかげ」。ギターがゆったりとしっとりとほのぼのメロディを奏で、アルペジオリフからヴァイオリン・アコーディオンがゆったりとのびやかに奏で、ヴァイオリンのリズミカルなリフからギターのエモーショナルなソロが。その後ギターのパワフルなリフからアコーディオンのエモーショナルなソロ、そしてギターのしっとりとしたアルペジオリフからヴァイオリンのエモーショナルでドラマティックなソロが。ラストはゆったりとしっとりとFin。
 アコースティック楽器のみながらもパワフルにテクニカルに楽しく激しく、かつしっとりと美しくドラマティクに聴かせてくれ、アコースティック楽器ならではの素朴な音色も響かせて、アルバムを通して楽しませてくれますね。今回特にこれまでのアルバムよりもギターソロが多くて(たぶん)、太田さんのギターをもっと聴きたいと思っていた自分はめっちゃ嬉しいっす。また機会があればライブ観に行きたいっす。

安西史孝さん Kyrie : Canto Cybernetico

2015-07-03 22:19:09 | ジャパン・プログレ
 1983年にテクノポップバンド<TPO>でデビューされ、その後、アニメ・映画音楽や、各種イベントのテーマソングなど、様々な分野で活躍されている<安西史孝さん>。
 先日、某通販CDのサイトを見ていたときに偶然にも安西さんのアルバムを見つけて、思わずジャケ買いしてしまいました。1999年に発表されたアルバム「Kyrie : Canto Cybernetico」。天使が遠くにある教会を見ているメルヘンチックなジャケットに惹かれました。海外盤のため、ライナーは全て英語なので、アルバムの詳しい内容はわかりませんが、参加メンバーは、シンセ・安西さん、ギター<タンバ・ヒロユキさん>、ヴァイオリン<サイトウ・ネコさん>、テノールヴォーカル<コミヤ・カズヒロさん>、ソプラノヴォーカル<ハガ・ミホさん>、その他コーラスなどで様々な方々が参加されているようです。
 アルバム1曲目は「Asperges Me」。ミドルテンポのテクノリズムからはじまって、シンセがゆったりと幻想的に奏で、ダイナミックなリフからソプラノヴォーカルがのびやかに荘厳に響いて。その後キーボードのパーカッシブなリズミカルリフが。
 2曲目は「Vidi Aquam」。シンセサウンドがゆったりと浮遊感たっぷりに幻想的に奏でられ、クリスタルサウンドが綺麗に響き、ソプラノヴォーカルがはいって、ゆったりと幽玄な感じに。その後オーボエ風の音色がのびやかにながれ、スペーシーなシンセサウンドがながれるなか、ソプラノヴォーカルがのびやかに。
 3曲目は「Kyrie Eleison」。シンセのスペーシーサウンドがゆったりとながれ、リズミカルなリフがアップテンポのテクノリズムにのってスリリングに。そしてソプラノヴォーカルがのびやかに力強くながれ、壮大なオケサウンドのリフがリズミカルに奏でられ、ヴォーカルが美しいハイトーンでのびやかに。中盤ではスペーシーサウンドがうねるなか、シンセのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルなリフからソプラノヴォーカルがハイトーンでのびやかに。そして壮大なオケサウンドリフがスリリングに。
 4曲目は「Gloria」。リズミカルなコーラスからはじまって、オルガンのリズミカルなリフがはいって、シンセのメルヘンチックなリフがリズミカルに明るく楽しくながれて。そしてリズミカルなコーラスからクラシカルなリフがリズミカルにドラマティックに。
 5曲目は「Credo」。スペーシーなシンセサウンドが暗く神秘的に響いて。そしてハイテンポのリズムがはいって、スペーシーサウンドがのびやかにながれ、リズミカルなテノールヴォーカルがはいって。その後オルガンのテクニカルなソロ、ピアノのテクニカルなソロが。終盤ではリズミカルなテノールヴォーカルからシンセのうねりまくるアヴァンギャルドな感じのソロが。
 6曲目は「Sanctus」。太鼓のミドルテンポのリズムからシンセのリズミカルなリフがはいって、透き通るようなソプラノヴォーカルがのびやかに美しくながれて。その後キーボードのコミカルな感じのリフがラップリズムにのって楽しくながれ、ソプラノヴォーカルがのびやかに。中盤では重厚なコーラスから鐘の音が響き、そこからアコギのエモーショナルなソロが。終盤では重厚なコーラスから鐘の音が響き、ソプラノヴォーカルが美しくのびやかに。
 7曲目は「Agnus Dei」。スペーシーサウンドが不気味にうねり、ゆったりと幻想的に響いて。そしてソプラノヴォーカルがのびやかにながれ、パイプオルガンサウンドがしっとりと幽玄に響いて。その後シンセが哀愁メロディをゆったりとのびやかに奏で、ピアノのしっとりとしたフィルがはいって、ストリングスサウンドがゆったりとしっとりと。中盤ではフルート風の音色が郷愁たっぷりにながれ、オーボエ風の音色がゆったりとのびやかにながれ、ストリングスサウンドがゆったりとしっとりと。終盤ではストリングスサウンドがしっとりと静かに響き、ソプラノヴォーカルがのびやかに美しくながれ、そしてドラマティックに盛り上がって。
 8曲目は「Ave Maria」。超有名メロディを、ソプラノヴォーカルがのびやかにゆったりとたおやかに。
 9曲目は「Offertorium」。ミドルテンポのテクノリズムからシンセサウンドがのびやかにながれ、男性のナレーションがはいって。そしてバグパイプ風サウンドのリズミカルなソロが。その後シンセのうねりまくるアヴァンギャルドな感じのソロが。終盤ではシンセサウンドはゆったりとのびやかにながれ、ミドルテンポのリズミカルなリフがはいって、再び男性のナレーションが。
 まさしく、テクノ+教会音楽+クラシックといった感じで、荘厳に響く曲もあれば、明るく楽しい曲もあって、アルバムを通して楽しめる、不思議な魅力たっぷりの素敵なアルバムですね。