『御杖村・不動滝』
伊勢本街道が通る「御杖村」にある『不動滝』を訪ねた。
御杖村・・・とは、倭姫命がこの地で休まれた時、杖を祀られたことからこの村名になったとか。
国道368号で御杖村へ。青少年旅行村の看板に従い右折。小さな集落を過ぎ、「三峰山」に向かって「神末川」沿いに進み「青少年旅行村」の入口へ。すぐに左折し、川沿いに進むと不動滝に至ります。
途中、落石もあって・・・・怖い山道をゆっくり進みます。
路肩には三重ナンバーの車が一台だけ・・・先客です。
「三峰山」の頂上に登っておられるようです。
滝に向かう小道は、両側の杉木立が覆いかぶさり、陽が差し込まず足元はじめじめしています。
小さな滝を幾つか眺めながら谷川に吹く心地よい風を受けながら、登ります。
やがて鳥居と山小屋を過ぎると、不動滝が現れました。
滝には注連縄が張られていて、思わず手を合わせて拝みます。
正面から見つめていると、流れる水越しに見える黒い岩は、不動明王の姿となって浮かび上がっている・・・と同行したカミさん・・・。
言われてみれば、なるほど・・・見えてくるから不思議です。
滝壷に落ちては困るから・・・と言ってついてきたカミさん・・・。確かに、滝の撮影には2人以上で行くことをお勧めです。
万が一・・・ということもありますから・・・。
落差15m。水飛沫が気持ちよい。でも、カメラを濡らすわけにはいきません。
川岸から、川の中から、滝壷に近寄って、滝全景を・・・とアチコチ移動しながら撮りました。
長靴に履き替えたのが正解でした。
三脚は川の中を歩くとき、杖代わりになりますから・・便利です。川の中に三脚を立てて、撮りました。
今日は、あいにくの曇天。時々陽は射しますがすぐ変わる。なかなか滝を撮るのは難しい。
2時間ばかり粘って、170枚ほど撮りました。
体長12cmほどの大きなカエルもいました。カジカカエルなのでしょうか? 岩の色と同じだったもので・・・触りそうになってビックリ。
この滝のヌシ・・・かもしれません。
しばらくニラメッコして、記念に1枚・・・撮らせてもらいました。
顔写真は、ゴメン・・・ということで・・・後ろ姿だけ。
落差が15メートルとは思えないほどの迫力のある
水の流れです。
滝の前で水しぶきを浴びながら、ただ水の流れる音だけを聞く。
至福の時間です…
またまたシリーズになるんでしょうか…
楽しみにしております。
情報ありがとうございます。今度、機会を作って行ってみます。
滝を撮るのは難しいですネ・・・・・涼感があり、とても好いショット、カエルさんも涼しそうです。