土・日曜日、祝日に更新し、毎回4枚(群)の写真と撮影秘話を中心に、楽しかった思い出をお伝えしています。
いつも写真少年は昨年(2021年)4月1日から、愛知県瀬戸市山口地区にある「山口八幡社」を支
える組織の「敬神会」に所属して八幡社の裏方を務め、特に記録写真係・会計係を任されています。
瀬戸市の南部に位置する「本地地区・菱野地区・山口地区」では、農作物に虫の害が無いように祈る
「虫送り」と言う神事を行っており、7月10日に虫達を山中にある「多度神社」まで送り届けました。
7月10日、午前中に「本地地区」から「菱野地区」へ虫を送り、昼から「菱
野地区」から「山口地区」へ送って来たので、午後3時から山口八幡社で神
事を行いました。
2019年までは、軽トラの荷台に旗を付けた笹を飾り、太鼓と鐘を鳴らしな
がら山口地区を徐行(披露)したそうですが、一昨年からは新型コロナウ
イルスの関係で山中にある「多度神社」へ直行しています。
虫達を山中にある「多度神社」まで送ったので、今年は害虫である「ウン
カ(浮塵子:稲の害虫となる体長5mmほどの昆虫)など」の発生が抑えら
れることを願っています。
田んぼの畦道(あぜみち)を歩くときはマムシに、茂みなどでも足長バチ・
スズメバチなどに注意しながら進みました。
※ 午前0時・・分・・秒、「ピィピィプー」の時報を待つかのような更新は、名付けて「忍者ブログ」と呼んでいます。
お役目お疲れさまでした。
こういう祭事は、科学的には根拠はありませんが、人々が圃場を守る動機づけとなる意思の表れと思いますね。
山口八幡社はわたくしも信仰しています。おかげ様でこれまで大きな災難もなく、このよわいまで生き延びさせていただきました。感謝ですね。
完全に第7波突入です。用心しましょう。
とっさー
ネットで調べると「虫送り(むしおくり)は、日本の伝統行事のひとつ。農村において、農作物につく害虫を駆除・駆逐し、その年の豊作を祈願する呪術的行事である。虫追い(むしおい)など、西日本では実盛送り(さねもりおくり)または実盛祭(さねもりまつり)など数多くの別名がある。」とあります。
時代が進むに連れて生活が便利となり、また殺虫剤の普及で稲の害虫が減り、祭りも徐々に衰退しましたが、瀬戸市3地区においても「止めようか」との話が出たそうですが「何百年も続く祭りを残す」とのことで、現在に至っているとか。
祭りは時代とともに精査縮小されますが、出来うるなら残したいですね。
4回目のワクチン接種が待ち遠しいです
地域の伝統を守るのは大変ですが、多くの人たちのお陰で保たれてるのは微笑ましいですね。
今日は、いつも写真少年宅の田んぼの草取りをしましたが、労働者の最低賃金と比べるとズ~っと低い生産性ですが重労働ですが、それでも頑張って草を取ります。
お祭りを止めた後の再開は大変ですので、何とか続けたいですね