オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 ダメHIDバラストを分解

2011年09月17日 | 

 

 使えなくなったHIDバラスト(安定器)を単なる興味本位で
 分解してみました。。。

 

 

 まずは、裏側とおぼしき側のパネルを外します。。。。固定ネジは、
 M3のトルクスネジです。

 
 

 カバーを外して、ちょっとビックリ・・・(^^;)
 絶縁防止インシュレーターを取るとシリコン充填材がこんな感じに・・

 
 

 続けて表側カバーも。。。ひょえ~ Σ( ̄□ ̄;屮)屮
 スンゴイですねぇ~、基板をシリコンでドブ着け状態です。まあ、防水
 処理って事なんでしょうが日本の物作りの考え方(ちゅーか、普通はそ
 うだよね)であれば、ケースをパッキンとかで防水処理を施します。
 理由は、色々有ってここでは割愛ですが・・・もう、ケースに漏水を大
 前提の作り(設計)ですねぇ。

 

 全然、スマートでは無いですね。。。流石、中国HIDってか・・・?

 

 基板やハンダディップの状態を見るためシリコンを排除していきます。

 
 

 次第に正体が露わに・・・

 

 更にケースから基板を外します。

 

 こんな感じに分離出来ました。

 

 結局、除去したシリコンは、こんな山に。。。(>_<)

 

 最終的には、こんな状態まで・・・

 

 さてさて、基板を観察してみましょう。画像の下側が12V入力で
 上がバーナー出力。基板下側にデカイトランスが鎮座しています。下半
 分が入力安定化電源って感じです。(かな?)
 上側半分がバーナー着火放電関連部品とかになるんでしょうか・・ね。
 HIDは、放電発光の原理なんで蛍光灯と同じ様な構成部品に成ると思
 います。ただ、グロー球の役目は、電子的に行っているんだと思います

 それにしてもメカ屋の僕が見ても部品レイアウトがイマイチです。
 バランスが悪くてスペース効率が悪いですね。・・・多分、日本の技術
 者が設計すれば、もっとマシに成るかと思います。

 出力ライン上に有る白いケースは、所謂 蛍光灯で言う安定器の役目を
 担う所かと思います。薄型バラストで出力ラインの途中に箱が有ります
 が、薄型でパッケージング出来なくなった安定器が別出しにされている
 んだと思われます。。。バラしてないので未確認の想像です。(^^;)

 ここに、2010503なるラベルが貼ってありますが製造日では、と推測しま
 す。

 

 基板の裏側です。ちっさいチップ部品以外の電子部品は、足がニッパ
 カットの痕跡が有ります。・・・想像するにチップ部品は自動マウンタ
 ー(自動機で部品を実装する)大きな部品は、手挿入(手作業で部品を
 挿入する)ってな工程かと思いますが、小さな工場では、チップ部品も
 手作業で実装することも有ります。

 

 さて、機能がダメになったバラストですが基板を目視する限りでは
 原因は判りませんでした。・・・ただ一カ所、赤矢印ハンダ部が何か
 違和感が有りました。・・・ここ、安定器の電極(足)が固定する部分で
 すね。

 

 今回の分解、修理って考えは毛頭無くで 中国HIDバラストの物作り
 調査ってな感じでしたので、これにて撤収~ です。

 まあ、個人的な感想では ヤッパ色んな意味で日本の設計・物作りがの
 方が十数年進んでいますね。・・・(^_^)v



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2 コメント

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このタイプの重さは、、、、 (Ezzy)
2011-09-17 17:34:24
トランスの重さじゃなくて、シリコンの重さだったんですね。
重めだからコッチのほうが安定してるかなあ、、、って昔のオーディオアンプの考えしてました。(^^;
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2021-07-23 11:28:35
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