オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 ボルテージ・レギュレータ交換(前編)

2010年06月08日 | 
 久しぶりに ベンツSLちゃんの本格メンテを実施しました。

 

 今回のメンテアイテムは、ボルテージ・レギュレータの交換です。
 パーツは、3月に海外調達で入手済み。
 バーゲン価格$29.95とチョーの破格値でした。このパーツ、オルタネーターに
 取付いていてオルタで発電した交流電流を直流14Vに変換する物。。。
 金属ブラシとかの構成部品が有って、消耗部品の位置付けと思います。
 現状オルタネーターは、アーシングの実施とかでアイドリング時に14Vの
 発電が出来ていて特に不具合は無いんですが、僕の車体の場合
 整備記録簿なんかの過去メンテの判らない怪しい中古車なので、
 「転ばぬ先の杖」ってノリで実施する事にしました。。。(^_^)

 

 事前の調査では、オルタネーターを外さないと交換出来そうもないので
 まずは、オルタの摘出を実施します。

 

 作業に前にオルタを駆動するVベルトのテンション(張り具合)を確認しておきます。
 再組立て時にベルトテンションを再現させる目的ですね。。。

 

 

 さて、オルタの取り外しですが、オルタを固定している3本のボルトは
 特に問題なく外せました  が、・・・(^^;)
 ・・・エンジンルームから取り出すのに一苦労です。。。(>_<)
 結局、ラジエーター・アッパーホースを外して 冷却ファンカバーをズラす
 ・・・といった付加作業をして15分位もの悪戦苦闘の末、やっとこさ
 外すことが出来ました。

 

 摘出したオルタネーター。。。
 部品単体で結構重たいので、外し作業が大変になるんですね~(T_T)
 
 

 ラジエターアッパーホースを外したので、サブタンクの冷却水は空っぽに・・・・。

 

 ファンカバーもずらさないと外せませんでした。
 ・・・この辺は、ド素人のDIYメンテなので「やってみないと判らない」って
 良いお勉強をした。。。って、割切りましょ・・・(^_^)v

 
 

 今回、交換ターゲットのボルテージ・レギュレータはここに着いてます。
 パーツナンバーは、末尾3桁が異なっています。あと、レギュレータICも
 パッケージングが変わっていて、新品部品はかなり小型に成っていますね。

 ・・・それにしても、バッチィイですなぁ~ (^^;)

 

 早々に取外して、新品部品と比較してみました。。。
 うぉ~ ブラシ減ってる~ (>_<)

 

 金属(おそらく銅製)の電極がご覧のように見事にすり減ってます。

 

 残り僅か、5mm程度です。。。しかも、この電極はスプリングで上下にスライドする機構
 と成っているんですが、そのストロークは3mm程でした。

 結果的に、今回交換で良い潮時って感じでしたね。。。(^_^)v

 

 外観的な違いは、旧部品に着いている抵抗が、新品部品には着いていません。
 これは、レギュレーターICの仕様が異なるからだと想像します。
 所謂、設計変更が掛かってるんかも・・・?
 この辺の違いが、パーツナンバー下3桁の違いでしょっかね・・・?

 ・・・後編へつづく。m(_ _)m