オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 イグナイターの温度測定(その1:温度計)

2009年03月23日 | 
 去年の暮れにイグナイターの不良でエンジンの始動困難が発生して以来
 イグナイターは特に気になる存在となってしまいました。。。(T_T)

   

 イグニッションコイル前方の左フェンダー壁にへばりついているのですが
 走行後、手で触れるとかなり暖たかく(と、言うか熱く)なっていて
 明らかにエンジンの熱とは別物の発熱が有るのが判ります。

   

 イグナイターの分解の時にも紹介しましたが、ケース本体にデカイ電子部品が
 埋め込まれていて、ケース本体から放熱を狙った意図が見て取れます。
 ・・・実際にケースは熱くなるのですが、手で触ってみて「熱く成っている」とか
 「非常に熱い」などと言う表現では、自分としても納得出来ないので
 実際の発熱が何度位に成っているのか? と、言うことに興味を持っていました。
 そこで、今回は実際にイグナイターの発熱を測定しようと言う企画です。(^_^)v

   

 温度測定をする場合、当然ですが測定器具が必要となります。
 今回は、バイクで使おうと思って結局却下になったデジタル温度計を
 再利用することにしました・・・・。
 こちら、1K円でおつりがくる程のオモチャ的な物ですが
 事前の確認では、どうして ちゃんと測定出来る品物です。
 取説では、測定範囲が 0℃~90℃ と成っていますが 実際には
 沸騰したお湯もちゃんと計れていました。

   

 実は、この温度計 バイクへの取り付け検討時に、ちょっと改造して有ります。
 温度計は、ボタン電池駆動だったんですが DC12Vで動くようにと
 電源配線を引っ張り出して、DC-DCコンバータで駆動させる様にしています。

   

 DC-DCコンバーターは、秋葉原の秋月電子の安定化電源組立てキット
 を使用して、12Vから1.5Vに変圧しています。
 このキット、元々はAC100からの AC-DC変換にも使用出来る物で
 僕は基板をぶった切って使っていました。
 ・・・今回、もう少しまともな感じで小型化も含めて新規に作成することに。。。。

   

 元々のキットが高性能なトランジスタ(3端子レギュレーター)を使用して
 いるとの事で、DC-DCコンバートであれば
 こんなに簡素なパーツで出来ちゃいます。。。。(^_^)v

   
   

 で、大きさ・厚さは約半分以下に小型化しました。

 ・・・後は、基板と温度計を収納するケースの検討です。
 ・・・つづく