学校?の最後の日
みんなが外の庭に集まってくれるが
ここまで仰々しくやらなくてもいいのにと
内心思う
笑いの学校なのか
最後に誰か笑いをとれと
指導者に言われて
みんなの顔が私に向くが
私:イヤイヤ、ここは別の人でしょ
「そうだね」
「誰にする?」
たまたま先頭にいた知人の男性が
何か言うことになって
男性:オレ?! じゃあ・・・
と何か言うが、大して可笑しくもなく
苦笑で終わる
終業式みたいなのは終わったが
私:明日からもう登校するんですよね?
教室に戻ろうとする生徒の一人に聞くと
「そう」
と隣りを指さす
周りは緑が多く
よく整備されていて
今日は晴れているし
帰りはのんびり写メって帰ろうと
思っていたが、そんな時間もなく
すぐ隣りの校舎?に行く
校舎といっても
左横は壁、砂地の高い山の上に
昔の中国の城っぽい部分がある
登りはすんなりで
城っぽい部分まで来ると
10人くらいの主に男子生徒が
狭いスペースで勉強中
肩幅くらいの小さな机で
座って書き物をしていて
隣り同士もくっつくほど
私がたどり着いた所にいたのは
宇野くん!!
私:こっちから来ちゃダメだった?
無言でちょっと笑みを作って
ムリって表情
私:じゃあ・・・
と下を見ると、一歩でも動いたら
砂地が一気に崩れて
真っ逆さまに落ちそう
私:
ごめん、ムリ
引き上げてもらえます?
近くに登山の鎖場にあるような
長い数本の鎖が幾重かの束になっていて
錆びているが一応、頑丈そう
私:みんで持って支えてもらえます?
みんな優しくて、しっかり持ってくれる
鎖は天井にまでつながっている
近くに茶トラのニャンコまで
体を伸ばして支えてくれていて
感動する
引っ張ってもらう力と自力で
上半身まで上がるも
右足を部屋にかけようとしたら
城の板に当たって
日ごろの運動不足と
体の固さもあって
それ以上脚が上がらない
これ以上引っ張ると
古い鎖が切れたりしないか不安だし
みんなにも申し訳ないが
私:足がひっかかって上がらない
と言いながら、何か他に
良い策はないか考えている
みんなが外の庭に集まってくれるが
ここまで仰々しくやらなくてもいいのにと
内心思う
笑いの学校なのか
最後に誰か笑いをとれと
指導者に言われて
みんなの顔が私に向くが
私:イヤイヤ、ここは別の人でしょ

「そうだね」
「誰にする?」
たまたま先頭にいた知人の男性が
何か言うことになって
男性:オレ?! じゃあ・・・
と何か言うが、大して可笑しくもなく
苦笑で終わる

終業式みたいなのは終わったが
私:明日からもう登校するんですよね?

教室に戻ろうとする生徒の一人に聞くと
「そう」
と隣りを指さす

周りは緑が多く
よく整備されていて
今日は晴れているし

帰りはのんびり写メって帰ろうと
思っていたが、そんな時間もなく
すぐ隣りの校舎?に行く
校舎といっても
左横は壁、砂地の高い山の上に
昔の中国の城っぽい部分がある
登りはすんなりで
城っぽい部分まで来ると
10人くらいの主に男子生徒が
狭いスペースで勉強中
肩幅くらいの小さな机で
座って書き物をしていて
隣り同士もくっつくほど
私がたどり着いた所にいたのは
宇野くん!!
私:こっちから来ちゃダメだった?

無言でちょっと笑みを作って
ムリって表情
私:じゃあ・・・
と下を見ると、一歩でも動いたら
砂地が一気に崩れて
真っ逆さまに落ちそう

私:
ごめん、ムリ
引き上げてもらえます?

近くに登山の鎖場にあるような
長い数本の鎖が幾重かの束になっていて
錆びているが一応、頑丈そう
私:みんで持って支えてもらえます?
みんな優しくて、しっかり持ってくれる
鎖は天井にまでつながっている
近くに茶トラのニャンコまで
体を伸ばして支えてくれていて
感動する

引っ張ってもらう力と自力で
上半身まで上がるも
右足を部屋にかけようとしたら
城の板に当たって
日ごろの運動不足と
体の固さもあって
それ以上脚が上がらない
これ以上引っ張ると
古い鎖が切れたりしないか不安だし
みんなにも申し訳ないが
私:足がひっかかって上がらない

と言いながら、何か他に
良い策はないか考えている