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ユメニッキ

奇妙な夢の世界。

サーカス

2014-05-22 12:25:32 | 夢日記
(前半ほとんど忘れてしまった)

ヴェニスのような街。

金髪の無名女優Aは貧しく、
若い男Bは、流れ者のサーカスの一員。
私は気まぐれに2人の様子を見ている。

Aの芸は目をひくものではなかったが、
Bがその後ろで移動式の小屋を背景に
仲間と派手な見世物をして盛り上がる。
Aは自分の芸が歓声を受けていると思い込む。

私も参加するが、Aは何者かに追われる身で、逃げる。

子どもたちが「Bはどこに行った?」と言って
づかづかと私の家の中まで土足のままあがって探すが、いない。

私「彼らはもう行ってしまったわ」

運河にAの裸足の片足だけが浮かんでいて、
それがとても美しい。

私も一緒に追われて、着ていた黒い衣装を
水の中でAに着替えさせ、
まるで私が死んだかのように見せかける。

私「ごめんなさい! こうするしかなかったの」

すると、Aは優しくウインクしてみせ、
振り向くとBもニコッと笑ってみせる。

私も彼らと同じ死の世界にいるのだろうか?

ピエロか無声映画のように、誰も何も喋らない。
でも、すべてが美しくて、
古いフランス映画でも観ているようだった。


【水路・運河】
小舟や運搬船に乗って水路や運河を進むのは、誰かに会いにいくことをあらわし、恋愛や人間関係の行き先を暗示します。
「電車」や「大型船」のシンボルと違い、大きな変化はなく、時間の経過ともにゆっくりと流れていきます。