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ユメニッキ

奇妙な夢の世界。

彷徨う

2013-12-13 10:14:54 | 夢日記
新幹線で20~30人の老若男女で観光した帰り。
それぞれクセのある個性の強いキャラながら、
別れが近づくと寂しくなる。


でも、降ろされたところは
広大な山の中みたいで、
どこを見ても果てしなく
山や荒れた土地ばかり。

「ここ、どこか分かる?」
と聞いても、見当違いな答えが
返ってきて埒が明かない。

「大勢いるから、四方に分かれて歩いていけば、
 この中の1人くらいは助かるかもしれない」

という案を出し、
3~4人のグループになって、
あてもなく歩き始める。


私と一緒なのは、
優しそうな青年Aと、もう2人。

Aは、なぜか裸足で、
急な坂をムリして登って
ザックリ右足を切ってしまった。

「大丈夫?!」と焦るが、
本人は「いて~!」と言いながら
さほど気にしていない様子。

しばらくするとお腹が空いてきて
Aは持っていたビスケットを
2枚ずつ全員に配る。

A「まだ、ジュースも持ってるよ」

私は手に団子みたいなのを
持っていたが、こうして
惜しげもなく分ける勇気もなく、
Aはスゴイなと思いながら、
恥ずかしくなる。

でも、さすがに山歩きしながら
ビスケットを食べたら、
口の中が余計に乾いて
水をガブガブ飲みたくなった。

「後で大事に食べるね」
と残りをポケットに入れる。


数時間歩いて、気力も体力も尽きてきた頃、
見晴らしのいい尾根の先が
1kmくらいどかんと谷になっていて、
これ以上進めない。

周囲を見渡すと一面、
山や谷が続いているばかり。

私たちの選んだ道はハズレか。
最初から希望も持っていなかったが、
さて、このあとどーしよう?

元の道を戻って別のルートに行く
体力があるか?
途中、脇道に入って、
別の可能性を試してみるか?