サングラハ心理学研究所
18期オープンカレッジ ご案内
初心者のためのやさしい坐禅入門 ご案内
みなさん、お元気ですか。今年は、久しぶりに冬らしい寒い冬になりました。
春は花夏ほととぎす秋は月冬雪さえて涼しかりけり
という道元禅師の歌の最後の句が実感できます。寒さに負けず、学んでいきましょう。
今年も、授業や講座を受けた方の中から、一度坐禅を体験してみたい、坐禅の仕方をおぼえたいという声がありますので、坐禅の入門講座を企画しました。
ぜひ多くの方に体験していただきたく、昨年に続き、安い参加費にしました。
「やってはみたいが、ちょっとこわい」「足が痛いんじゃないか」「棒でたたかれたりするんじゃないか」とこわがっておられる方のために、サングラハ式はスパルタ式と反対で、とてもソフトにご指導します。
警策(肩をたたく棒)を使ったり、怒鳴りつけたりということは一切しません。
また、なるべく足の痛い思いをしないように、ていねいな準備の柔軟体操もご指導します。
「黙って坐れ」ではなく、「わかって坐ろう」がモットーで、必要な説明は十分に行ないます。
体をととのえ、呼吸をととのえ、心をととのえる――この一見シンプルな方法は、実はとても深いもので、いったん身に付けると一生の精神的財産になるでしょう。
といっても、あまり構えないで、まず最初は気楽に心の洗濯-リラクセーションのつもりでお出かけ下さい。
入門者だけでなく、再入門の方も、坐禅を教えられるようになりたい方もぜひどうぞ。
●日時:2月17日(金)午後12時~5時頃
●会場:不二禅堂(小田急線普通で新宿から2駅め「参宮橋」の1つだけの改札を出た道を左、最初の2叉路を左(ゆるやかな下り坂)、その後参宮橋商店街を直進(青少年センター方面への左に直角に入る道に行かないように注意)、マルコウストアの先のT字路も左(ややきつい上り坂)、徒歩約5分で道の左側。看板がありますが、一軒手前の3階建てマンションの陰に隠れてあまり目立たないので要注意。)
●指導者:サングラハ心理学研究所主幹・岡野守也
●参加費:一般2000円、会員1500円、学生・準学生1000円
●テキスト:『サングラハ実践の手引き』『サングラハ第78号』(『坐禅義』講義)。お持ちでない方には当日配布します。
●持参品:筆記用具、軽い運動のできる服装
A講座:「ストレスを軽減する智恵:論理療法etcを人生の現場で使えるようにするためのコース」
於 ヒューマン・ギルド(地下鉄東西線神楽坂)
1/17, 31 2/14, 28 3/14, 28 火曜日全6回
生活の中で思いどおりにならないことがあると、私たちは「ストレスを感じる」という心の状態になりがちです。
しかし論理療法では、私たちがどんな程度のストレスを抱えるかは、外側の状況よりも、自分の心のあり方・物の取り方に大きく左右されるのであり、心のあり方を変えれば、すべてではないにしても、相当にストレスを軽減できる、といいます。
これは、実際にやってみると驚くほどの「相当程度」であることを、筆者も経験してきました。
今回は、すでに学んできた方と初めての方のどちらにも、実用的・日常的に使えるところまで身につけていただくための特別コースです。
ぜひ、お出かけください。論理療法+αもあります。
テキスト:岡野守也『唯識と論理療法』(佼成出版社)
C講座:「『禅宗四部録』を読む」
於 不二禅堂(小田急線参宮橋)
1/13, 27 2/3, 17 3/3, 17 金曜日全6回
中級講座では、基本的には大乗仏教の深層心理学・唯識の学びを持続してきていますが、合間に、禅の古典なども学びます。
現在は、『摂大乗論』の学びを一区切りで中断して、禅の入門的な古典『禅宗四部録』を学んでいます。
今期は、中国禅の三祖・僧璨(そうさん)のものとされる『信心銘(しんじんめい)』の講読を行ないます。
これは、鈴木大拙が「『信心銘』は堂々たる哲学詩で、禅旨の大要はこれで尽きている」ときわめて高く評価した名著です。
これは研究所主幹がはじめて講義するものです。どうぞ、ご期待ください。
なお、講義の前に30分程度の坐禅を行ないますので、坐禅のできる服装をご用意下さい。
テキスト:コピーを配布します。
●受講料は、一回当たり、一般3、5千円、会員3千円、専業主婦・無職・フリーター2千円、学生1千円×回数分です。
都合で毎回出席が難しい方は、単発受講も可能です。
●申し込み、問い合わせは
サングラハ心理学研究所・岡野へ、E-mail: okano@smgrh. gr. jp
または Fax0466-86-1824で。
住所・氏名・年齢・性別・職業・電話番号・メールアドレス(できるだけ自宅・携帯とも)を明記してください。
人気blogランキングへ
やはり、「読むと聞くとは大違い」ですね。
「ムラ気」ではなく、「本気」で学ばせて頂きたいと思っています。
来年も、宜しくお願い申し上げます。
できれば、両講座に出席したいと思います。
来年もよろしくお願い申し上げます。
理論とマズロウの5つの基本的な欲求について勉強会を行いました。論理療法ABC理論は岡野先生の例題と組合員の例題をあげて説明しました。「唯識と論理療法」働く者にとっては大変有効だと思いました。組合の役員からは「思いこみ、信念についてよく分かった」といわれました。
例題は殆どが自分と関係することが多かったので、真剣に聞いてもらえました。私自身もっと勉強をする必要があると思いました。