岸見一郎『嫌われる自由』書評

2014年03月06日 | 心の教育

 先日、共同通信の文化部から依頼を受け、岸見一郎氏の『嫌われる自由』の書評記事を書きました。

 以下のものは2月23日の信濃毎日新聞に掲載されたもので、他にもいくつもの地方紙に掲載されているとのことでした。

 記事にも書いたとおり、アドラー解釈に関して岸見氏とは違うところもあるのですが、なかなか明快で一貫した解釈が語られていて、興味深く読みました。

 余談ですが、ここでも「仏教心理学者」という呼称をいただきました。私が指定したわけではありません。

 4象限にわたる統合的な仕事をしたと思っているので、特定象限の肩書き・呼称で限定されたくないのですが、社会的には必要なものなので、まあとりあえず「仏教心理学者」でもいいかなと思ったり、どちらかというと「在野の思想家」のほうがいいかな、と思ったりしています。

 関心のある方は、拙著『仏教とアドラー心理学』と比較して読んで、どこがどう違うかを読み分けていただくと面白いと思います。







嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社



仏教とアドラー心理学―自我から覚りへ
クリエーター情報なし
佼成出版社


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