ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

椿洞スプリングフェスタ散策会 in 畜産センター公園 パート1

2016-04-29 21:14:07 | 椿洞畜産センター公園
 スプリングフェスタ散策

芝生広場のオープンに向け各種イベントが開催されています。そんな中当NPOも散策会を行います。昨夜からの冷たい強風が吹き抜ける中参加者が極端に少ないのが気になります。しかし少ないが故に中身の濃い散策会を行うことが出来ました。

                              ヤエムグラって・・・

蔓ではないのですが細かな下向きの棘が有り衣服に引っ付きます。どこにでもあるいわゆる雑草ですが参加人数の少ないこんな時しか花や実などをじっくり見ることが出来ません。まずは実です。

                                                   ヤエムグラ花

ヤエムグラの花はとても小さいのです。5mm位しかありませんのでルーペで見てもはっきりと分からないくらいの大きさです。こんなに小さな花や実でも蔓延り始めると一面ヤエムグラの草原になります。雑草と言われる植物はとても強いのです。
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椿洞スプリングフェスタ散策会 in 畜産センター公園 パート2

2016-04-29 21:12:40 | 椿洞畜産センター公園
    森の中は緑がいっぱい

いよいよ森の中に踏み込みます。一歩森の中に入ると外の強風はうそのようです。森が風を遮ってくれるのでとても心地のいい環境になっています。その代わり風を受けてくれている木々が所々で折れています。秋だったら台風と言われるでしょうね・・・

                                 オトシブミ

強風を避けてオトシブミもゼンマイの葉の上で一休みしているようです。本来ならコナラなどの葉を丸めて中に卵を産み付け揺籃を作っているはずですがこれだけの風だとそうもいかないようです。

                                                       上を見上げると・・・

一年で一回だけこの様な風景に出会えるのがこの季節です。目にも気持ちにも優しい緑の天井です。そこから漏れてくる太陽の光の心地いい事この上なしです。生き返りますね~~。命の洗濯をしっかりさせてもらいました。

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長良川の河原に咲く野草探し in 長良川河川敷 パート1

2016-04-28 17:18:02 | なるほど自然講座
4月24日(日)なるほど自然講座「長良川の河原に咲く野草さがし」今年度最初のなるほど自然講座は、いつも訪れているけど意外に気が付かない野草の花さがしです。

        土手の花たち

昨年と同じ時期に咲いていた花が今年も咲いているか、みんなで探してみます。あるわ、あるわ、数えきれないほどの春の花。順に知っている花からチェックしていきます。

                          なんと土手にシャクが!

奥山でよく見かけるシャクの花が土手に 咲いていてビックリしました。葉っぱがヤブジラミにそっくりですが、花弁が5枚のうち2枚が大きいので花の時期はすぐにわかります。セリ科のシャクは山菜に喜ばれ、薬草としても昔から利用されてきた万能の草です。

                                                鵜飼観覧船が勢ぞろい

先日完成したばかりの鵜飼観覧船が浸水の日を待っていました。長良川の鵜飼観覧船は常時45隻あります。毎年新しい観覧船が2隻できるので、古くなった船の2隻が廃船もしくは売りに出されるそうです。
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長良川の河原に咲く野草探し in 長良川河川敷 パート2

2016-04-28 17:12:25 | なるほど自然講座
         エノキの大木

昔からこの河原町には材木問屋が多く、今でも材木町という町名が城下町に残っています。上部が折れたこの古いエノキは、川岸へ材木を下すときにこの木に筏を つないでいたと聞きました。見上げると老木にはたくさんの青い実ができています(^^)これからもガンバレ!~☆

                           コミュニティー水路

岐阜市民といえど、このコミュニティー水路を歩いたことがある人は少ないのでは?たっぷりとミストシャワーを浴びて、長い水路を岐阜公園まで辿りました。

                                                     伝説の御手洗池で

ここは関ヶ原の合戦の時、落城した岐阜城から逃げてきた御女中たちが身投げをしたという御手洗池です。池の周囲に咲くジロボウエンゴサクやネコノメソウを観察して、講座を締めくくりました。

川のせせらぎを聞きながら、春の野草さがしはいかがでしたでしょうか?食べられる野草がたくさんありましたね ^^今年も一年間どうぞよろしくお願いいたします。
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ギフチョウに逢いたい in ふれあいの森

2016-04-28 09:34:55 | ふれあいの森散策会
     背伸びして~!

雨雲が近づいていて、どんよりとした雲が垂れ込める空の下、今年度最初の散策会です。今日は東尾根東屋まで行きます。最初にストレッチをしました。案内人「あの空まで背伸びしましょう!」皆さん「ウ~~ン!!」案内人「息止めないでくださいね~!」皆さん 笑笑笑

                           コケではないですよ!

足元の小さな花のムラサキサギゴケの案内です。次々と繰り出される話に皆さん興味津々、グングン引き込まれてしまいます。

                                                       真っ黒け~!

カンアオイの葉の裏にギフチョウの幼虫たちが並んでいます。抜け出た卵の殻も残っています。卵は14個、幼虫は13匹!すでに1匹減っています。幼虫たちはこの後脱皮を重ね、1か月もすると蛹になり暑い夏を越え寒い冬を耐えて来年の桜のころに飛び立ちます。この中の何匹が来年の蝶になってくれるのでしょうか?

今回はギフチョウに会いたい!というタイトルでしたが、結局ギフチョウの舞う姿は見ることができませんでした。ギフチョウ達は来年の春飛び立てるように新たな生活をすでにスタートさせていました。これからもギフチョウに会えるためにはどうしたらいいのだろうと皆さんとお話ししました。「カンアオイをたくさん増やさなくてはならないわ!」「この自然を守らないと住むところがなくなってしまう!」皆さんそれぞれに考えていただき、一石を投じることができたかな?と思います。
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