台風の発生が気になるところですが、真夏日を上回る様な残暑の中で秋探しの散策会を行いました。
9時半から受付開始。早々に参加の方が見えました。先日、中山が発見したシタベニハゴロモの標本
を見てもらいながら雑談に花が咲きます。(8月18日中日新聞掲載)
簡単な準備運動してからスタートです。正門横の池にてタヌキモ紹介。小さく可憐な花が食虫植物?獲物を捕らえる仕組みに「えぇ~」「へぇ~」の声。ここでハプニング発生!園内のあちらこちらで草刈り作業。紹介予定の植物も刈られてしまい、急いで他の場所での紹介を試みました。
マメ科 アレチヌスビトハギ
外来種のアレチヌスビトハギと在来種のヌスビトハギの比較紹介。自作手書きの絵を使ってヌスビトハギの特徴を説明しました。
キキョウ科のミゾカクシ
不思議な花弁の付き方、雄蕊と雌蕊の違いを説明。紹介予定のヒレタゴボウが無くなりデンジソウを紹介しました。
散策しながらの秋見つけをします
ヤマボウシの実
未だ葉の紅葉は見られないですが実が成熟していたので、皆さんと試食です。美味しい!!
キツネノマゴ科 キツネノマゴ
キツネノゴマでは無く、キツネノマゴです。この名前は諸説ありますが、穂の形がキツネの尻尾に似ていることからと言うのがしっくり来るかも知れません。ここでクイズ、植物の名前に使われる動物で多く使われるのは?皆さんからはイヌ、ネズミ、カラス、キツネ、スズメとか名前が出ました。一番はキツネでは無くイヌでした。
秋の証
暑さが厳しい日でしたが、夏から秋へ移り変わるこの時期に咲く花や、ところどころに紅葉した葉やドングリの実が落ち始めていて、間違いなく秋の訪れが感じられた散策会でした。