ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

今年度最後の森の幼稚園です

2015-03-30 08:55:56 | 森のようちえん
3月22日(日)森のようちえん。2月は雨で中止となってしまいましたが、今日は暖かい春の日ざしの中、活動をすることができました。

春がやってきました

1月に見ていた「ミツマタ」のつぼみはすっかり花開いて見事でした。虫がせっせと働いていました。虫の名前は何でしょうか。植物も動物も冬のころとは様子が違ってきていますね。

                              見晴らしはいいかな?

あり組さん(年少)は、薬木の広場で自由遊び。木登りをする子、新しくひかれた水路が格好の泥遊び場となり、数人は相当などろんこ遊び。全身着替えました。1年間の遊びを通して各自思い思いの遊びができる子どもたちに育ったな、と感慨深く見ていました。
                                              
                                                             絵本タイム

帰りの会では、先生が本を読んでくれました。今日の絵本は「はなをくんくん」です。森にすむ動物たちが冬の眠りから覚め、鼻をくんくん春の匂いをかいでいく素敵な絵本です。みんなも「春の匂い」を感じることができたかな。
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水曜散策会 in ふれあいの森 春よ来い早く来い

2015-03-25 21:35:27 | ふれあいの森散策会
鳥の気分になって


ツバキの花が満開です。落ちているツバキの花を拾って、ひとさし指を芯の真ん中に入れてみます。みなさん興味津々で試してみます。次にその指をなめてみてください・・・の声に指を口に入れてみると、ほんのり甘いのです(^o^)それから、ひとさし指の上のほうをみてください。ツバキの花粉がついています。
こうして受粉を助けてもらうのです。鳥の気持ちになってツバキの花を楽しみました。鳥と花の密接な関係がわかったような気がします。

                   この穴は誰があけたの?

木にたくさんの穴があいています。これは誰のしわざでしょう?ふれあいの森にはキツツキの仲間が3種類います。コゲラ、アオゲラ、アカゲラ、どの鳥でしょうか?の質問に子どもたちも答えます。答えはアオゲラでした。鳥のモデルを使って爪のつき方、とまり方、穴のあけ方など他の鳥とのちがいを楽しみました。

                                   今年も会えました

ここにも春がきています。桜広場すぐ下の池の端に今年もアズマヒキガエルの卵を発見しました。
たくさん生んでいます。親は見当たりません。もう冬眠(春眠?)に戻ったのでしょうか。アズマヒキガエルの卵はひも状です。中におよそ5000個の卵が入っています。こんなにたくさん生んでいるのに1年後に生き残っているのは3%くらいだそうです。自然の世界は厳しいですね。


久しぶりの水曜散策会でした。ついこの前までの暖かさはどこへやら、寒の戻りの中、33名の大人・子どもたちの参加で大賑わいでした。他にも、シキミ、ヒサカキ、ウグイスカグラ、サンシュユなど花が咲いている植物を中心に紹介しました。みなさん、楽しんで春のひと時を過ごしてくださいました。
26年度の散策会は無事終わることができました。ありがとうございました。また、来年度4月からも新しい気持ちで散策会を行っていきたいと思います。皆さん、ご参加をお待ちしています。
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なるほど自然講座 in 百々ヶ峰ハイキング パート1

2015-03-23 09:02:17 | 自然のふしぎ講座
今日は「なるほど自然講座」の最終日です。百々が峰のあまり人に知られていないコースを歩きました。おかげさまで天気にも恵まれ、一足先に、暖かーい春を楽しむことができました。

長良川にかかる千鳥橋を望む

天気も徐々に上り調子。苦労して岩を登った先には、汗を流した人たちにご褒美の絶景です。真ん中に見える橋は「千鳥橋」です。長良川が左から右に大きく曲がりこんでいます。左巻きと言われる渦が発生するポイントを一望です。

                   尾根にマツ、中にヒノキ、谷にスギ
    
登りの尾根道は両側にアカマツが並んでいます。アカマツは太陽の光と乾燥したところが好き。反対にスギは比較的水分の豊富なところで良く育ちます。

                              「やったー!」芝生広場に到着

登りはここでおしまいです。 ここまで岩場の細い秘密のコースを歩き通し、本日の目標の頂上に立ちました。ここでは、ヒオドシチョウが翅を広げて歓迎してくれました。昼食休憩でエネルギーを補給して、あとは下りです。
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なるほど自然講座 in 百々ヶ峰ハイキング パート2

2015-03-23 08:42:08 | 自然のふしぎ講座
出発の前に

これからは、野鳥観察をしたり鳴き声を聞きながら下山します。 その前に、知っているようであまり気に止めていなかったスズメの身長(嘴の先から尾羽の先まで)当てです。 三人の方がピッタリ賞でした。  スズメの身長は14,5センチぐらいです。

                          現在地は?コース案内板の前で

地図を見ながら「ここが出発地。この道を進んで切り通しからは地図にない道なき道を通って来たんですよ!」。ぽかぽか陽気の日曜日にもかかわらずこのコースで出会った人はたった一人。変化に富んだ静かないいコースでした。

                                    オカメザクラ

古津側「たずさえの森」では、咲きかけの淡墨桜や満開のオカメザクラが迎えてくれました。オカメザクラは寒緋ザクラと豆ザクラの交雑種です。両手を広げ「おつかれさま!」と癒してくれているようでした。

今回が「なるほど自然」の最終日でした。古津から百々ヶ峰頂上中間地点の芝生広場までの裏道ハイキングです。途中かなりの急坂登坂が有り、爽快な尾根道あり、絶景ポイント有りの変化に富んだ散策道です。古津の出発地まで無事にたどり着いた時は、さわやかな疲労感と満足感が一杯だったようでした。皆様最終回お疲れ様でした。また新年度の「なるほど自然講座」も宜しくお付き合いお願いします。
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ふれあいの森土曜散策・・・森の中のいろいろ

2015-03-23 08:32:27 | ふれあいの森散策会
色み~っけ!!

今月のタイトルは「森の中のいろいろ」です。まずは、みなさんでいろんな色を見つけるゲームを楽しみました。赤チーム、青チーム、黄色チーム、白チームに分かれて目を凝らして探したら、こんなにたくさん集まりました。キノコや石・樹皮の裏側・枯れた葉っぱ・雄しべの先・折れた枝・地衣類など多種多様。「茶色と緑ならもっとたくさんあるのにー」「それじゃー多すぎるでしょう!笑」持ってこれないものはカードに書いてもらいました。青チームは「空」、白チームは「雲」。なんと雄大な!晴れててよかった!

                   子供を探せ~!

この時季の主役はショウジョウバカマ!参加者の方々を魅了する花姿でした。「不定芽」と呼ばれる小さな芽を葉先につけて増えていきます。ショウジョウバカマが連なっている「ショウジョウバカマ・ストリート」で不定芽探しをしてみました。皆さん地面にはりつくようにして「ここにもあるよー」「かっわいいねー」「根っこがついてるー」たくさんの発見をされたようでした。

                                   酔っぱらいの馬??

スズランのような白い小さな花が集まっています。あまりの可愛いさに皆さん足を止められますが、有毒植物なのです。草食獣は決して食べたりしません。これは「馬酔木」と書いて「アセビ」です。馬が食べると足がフラフラと酔ったようになるとか。恐るべし~!!

早春の森の中は春の妖精(スプリングエフェメラル)の真っ盛りです。妖精たちはこれからも次々に現れてきます。この時季だけしか会えない妖精たちをふれあいの森で見つけてください。
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