ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

5月森のようちえん顛末記 in ふれあいの森

2016-05-31 01:40:35 | 森のようちえん
1か月前と比べ、森の緑色が濃くなってきました。木には葉が茂り、草もぐんぐん丈が伸びています。天気にも恵まれ、1日中楽しく遊びました。

     森の遊具

木にロープをはって、いろいろな遊具で遊びました。ハンモックにブランコ、遊具はいつも子供たちの人気の遊びです。小学生組はロープはりも少しだけお手伝いしました。

                                秘密基地

何をしたいか子供たちに聞くと、秘密基地作りという意見がいつも出ます。森の中にある枝を骨組みとし、ブルーシートなどで天井や壁にしたようですね。

                                                         決闘だ!

なぜか子供たちは木の枝など長い棒が好きなようで、枝が落ちているとついつい拾ってしまいます。男の子たちは枝を剣に見立てて戦闘ごっこが始まりました。誰が決めたのかちゃんとしたストーリーがあるようで、悪役とそれを追いかける役の二手に分かれています。今も昔も変わりませんね。
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森のアートを見つけよう in 椿洞畜産センター公園 パート1

2016-05-24 20:41:42 | 自然のふしぎ講座
森林浴を実感!草木の花や葉っぱの不思議を楽しもう!!畜産センター公園のビジターハウスに集合して、大人8名と子供さん2名での散策となりました。案内人紹介の後、軽い準備体操を行い出発です。

      ユリノキの花

葉や花の形から「ハンテンボク」、「チューリップの木」などの別名があります。落葉高木で背が高く大きな葉のために、なかなか花を間近に見る機会がないのですが、落下した花があって詳しく見ることが出来ました。皆さんの感想「きれい!」、「初めて見ました!」

                                こんなところで?

                    山道の端にも可憐で小さなコナスビの花がありました。

                                             見上げても癒されますね!!!

                    陽の光と風とトチノキの葉、言葉が出ません!まさしく森の芸術です。
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森のアートを見つけよう in 椿洞畜産センター公園

2016-05-24 20:36:36 | 椿洞畜産センター公園
    コバノタツナミ

良く見ないと踏みつけてしまいそうです。コバノタツナミソウの白花と紫花がありました。花の形がまさに押し寄せる波を形容しています。

                           こんなところに?

ウツボグサの様な花があります。桃色の花色からセイヨウウツボグサと思われますが、こんな森の中に何故、外来の園芸種があるのでしょう。

                                                 こんなものが有りました

皆さん何に見えますか?感想が聞きたいものです。本当に森には芸術家がいるようです。

今日は、快晴で真夏並みの陽射しでしたが、森の中に入ってしまえば気になりません。木漏れ日の中、心地よい風も吹いて、途中での瞑想タイムも好評で絶好の森林浴が満喫出来ました。参加して頂いた皆さんは、初めての方が多く、初めのうちは草木や虫におっくうな様子でしたが終盤には気になさらず
手で触れて、匂いを嗅いでと行動的になってみえました。ある方は、身体に虫が付いていたので言って、取り払おうとしたら「どんな虫ですか?見せてください。」と言われた時には驚くと同時に、あぁ、本当に自然を楽しんでもらえたと実感しました。
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5月22日「なるほど自然講座」「夏鳥を探そう!」 inふれあいの森 パート1

2016-05-24 14:02:28 | 自然のふしぎ講座
      おなじみの鳥が勢ぞろい

GWも過ぎるとふれあいの森には夏鳥のキビタキ、オオルリ、サンコウチョウが勢ぞろいします。これらの夏鳥を見つけるには、決まった観察ポイントがあるので、きょうは順にそのポイントを巡っていきます。スタートする前に、バードカービングの夏鳥や留鳥をご覧いただきました。

                                 トリあわせ

皆さんがどれくらい鳥の名前をご存じなのか、名札を鳥の 前に置いてもらいました。なんと10体のうち7体が正解でしたので、自然学校の受講生は知識が豊富だと感心しました^^

                                                      アカゲラの巣

3年前アカゲラのヒナが巣立った枯れ木の前で、穴の中は実際どのような構造になっているのか図で見てもらいました。30cmほどの深さの穴の底に巣材は敷かず、4~6個産卵して夫婦が協力して育てていきます。キツツキの仲間は繁殖のたびに新しい巣穴を作るので、この穴は再度使われることはありません。でもシジュウカラなどのカラ類がちゃっかりリユーズします。この世に無駄なことは一つもありませんね(*^_^*)
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5月22日「なるほど自然講座」「夏鳥を探そう!」 inふれあいの森 パート2

2016-05-24 13:54:33 | 自然のふしぎ講座
         クルミマルハバチの妖精

クルミの木の下で何や ら白いロウ物質をまとったイモムシがうごいていました。クルミマルハバチの幼虫です。正面から見るとなんとかわい~お顔 (・_・) まるで妖精のよう!この白いロウ物質は天敵から姿を隠すためと体温保持のために役立っているのではないかと思われます。

                               アオゲラが空けた穴

ヒノキの生木にアオゲラが空けた穴がいくつかあります。この穴は年を追って増えるか、もしくは作業の続きをするか、毎回見るたびに何らかの進化が見られます。今年はなんとこの穴を利用してコゲラのヒナが巣立ったという情報が届きました。アオゲラの巣穴の直径は5cmほど、コゲラは直径3cmほどなので、穴の大きさが違うものが使われるはずがないという思い込 みに正直驚いてしまいました

                                               豊かな森とは・・・
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ふれあいの森では、すぐ近くに繁華街があるのに年間100種類ほどの野鳥を観察することができます。これは百々ケ峰という広大な里山が複合林から構成され、森の中に新旧が合わさった樹木・草地による複雑な階層があることにより、野鳥たちは自分たちにあった住居と餌場を確保することができるため、異種間で無益な競争を避けることができるというメリットがあります。また森が緑に保っていられるのも野鳥たちのおかげですからお互い持ちつ持たれつの関係です。

「今日の鳥は明日の人類」ということわざがありますが、環境が どのように変化しているのか鳥たちの姿を通して見守っていきたいものです。

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