「♪何処に来た?山に来た♪」
この柵の内側にサワオグルマなど、湿地で育つ植物があります。ちょうど今、サワオグルマの花盛りです。日当たりの良い、山野の湿原、田んぼの脇などに自生し、茎は太く柔らかく中空です。花は舌状花、筒状化で構成され、キク科の特徴を持つ黄色の美しい花で6月ごろまで咲いてくれます。ここの湿地はイノシシがゴロゴロとお風呂代わりに寝ころび植物が無くなってしまいます。その侵入を防ぐ為に柵を設置してあります。
「(^^)♪里に来た♪」
このまま一輪挿しに飾りたい、ガマズミの花です。この手前にあった同じ仲間のコバノガマズミの匂いを嗅いでもらいました。「この花の匂いを嗅いだことありますか?」昆虫にとってはステキなにおいになるのでしょうが人間にはむっとする匂いでこの匂いを嗅いだ皆さんは「何~、この匂い」といわれてしまいましたが、この画像のガマズミは同じような花でも全然違うさわやかな香りです。ほぼ同じ花なのに違う匂いの発見で参加者一同【へー!!】と感嘆の息でした。
. 「(^^)♪森に来た♪」
「我々は宇宙から来たバルタン星人ではありません」。面白い形ですね~。これはウラジロの新芽です。お正月に利用されるウラジロで、今この季節しか見られない姿です。姿を日に日に変えて行きます。その観察も里山散策の醍醐味でもあります。
「(^^)♪林に来た♪」
何と言う美しい色でしょうか?髪の毛を止めるピン止めではありません。ホタルガの幼虫です。まだ大きさは1㎝位です。すでに此の頃から色に染まっていますね、親の顔を見てみたい。人間とは違いますよ。
「(^^)♪あなたに来た♪」
ドウダンツツジのような花ですね~。いやこれはウスノキの花です。葉の色とよく似ているので分かりにくいですが、いつ見る事が出来るの?「いまでしょう!」
「(^^)♪野にも来た♪」
クチナシグサの花です。花の後の果実がクチナシの実に似ている事が名前の由来です。県によっては絶滅危惧植物に指定されている県もある大変珍しい植物です。が、何故かしらこの地域では普通に見られていますよ~。ちょと鼻高々です!クチナシグサのない地域(県、市、町、村)の皆さんゴメンナサイ。