ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

2023年3月22日(水)「いよいよ春ですね!」in ふれあいの森

2023-03-24 05:33:14 | ふれあいの森散策会

「どんな春が見つかるかな?」

WBCの決勝戦にもかかわらず7名の方に参加していただきました。

 

前日までは雨予報でしたが、幸運にも快晴に恵まれWBCより盛り上がるぞぉ~とさぁ出発です。

 

フラサバソウ

発見者のフランスの植物学者であるフランシェサバティエの名前を組み合わせたと言われている外来種のフラサバソウです。別名ツタバイヌノフグリ。

 

ニワトコ

西洋では精霊の住む神秘的な木、あるいはキリストの十字架の材となった木で、ハリーポッターの主人公はこの神秘的なニワトコの杖を使って呪文を唱えています。蕾がブロッコリーのよう。4~5月に淡黄白色の小さな花を多数付けます。

 

ヒメウズ

花の大きさは4~5mmほどで、撮影者泣かせのこの植物はトリカブトの仲間で有毒植物です。

葉や茎を切った際に出る汁に触れるとかぶれる恐れがあるのでご注意を!

 

ウグイスカグラ

「ウグイス隠れが変化した」とか「実を食べるウグイスの様子が神楽を舞っているよう」とか、そこから名づけられたと言われているウグイスカグラ。梅雨のころにグミのような赤い甘い実をつけます。食べられます。

 

水滴

前日に降った雨が葉の上で、こんなにもまぁるく水晶のよう。神秘的です。

 

今回は少人数の参加でしたが、皆さん満足していただけたようです。更にWBCも日本が優勝したと知り大変盛り上がりました。

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令和4年度岐阜市こどもエコクラブ交流会 2023.3.18

2023-03-18 19:25:31 | 出前講座&特別講座

令和5年3月18日午前10時より「みんなの森 ぎふメディアコスモス・考えるスタジオ」を会場に岐阜市環境保全課主催で「こどもエコクラブ」の交流会が行われました。国際ソロプチミスト岐阜-長良の会員の司会にて進行し、環境保全課の阿部課長の開会挨拶から、国際ソロプチミスト岐阜-長良の織田会長、こどもエコクラブ応援団を代表して福田先生の挨拶へと進み、岐阜高校自然科学部生物班の皆さんによるヤマトサンショウウオとギフチョウの調査保全活動の報告があり、その後に「竹の鳥笛」作りのクラフト教室を自然学校の担当で行いました。

 

かんがえるスタジオにて開催を待つ参加関係者です

 

岐阜高・生物班が保育しているヤマトサンショウオです。

 

岐阜高校・生物班メンバーのギフチョウ調査の活動報告です

 

岐阜高校・生物班が採取し作成した標本です。

右上:ギフチョウ、右下:ナミアゲハ、左上:アカホシゴマダラ、左下:ミドリシジミ

 

材料を配り、クラフト教室の開始です。

 

資料を配り、工程を説明しながらの組み立て作業です。

 

高校生たちも結構、悪戦苦闘しています。

 

完成まであと一歩、乾燥待ちです。

 

完成品です!

 

活動報告も終わって、参加者には余裕も出来てクラフト教室を楽しんでもらえたと思います。しかし作業時間が25分間しか無く、余りにも短すぎたことで木工ボンドの接着に支障が出て、乾きが遅く完成出来た人が少なかったことは残念でたまりません。一応、このことも考慮して、組み立て方の資料も渡しましたので、帰宅してゆっくり完成して貰えればと思います。サポートしてもらいましたメンバーの皆さんお疲れ様でした。

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第5回案内人養成講座説明会

2023-03-12 20:04:28 | 案内人養成講座

参加者

若い女性が多く来年が今から楽しみです。全員が案内人でデビューして頂けると嬉しいのですが!(^^)!

 

タコ紹介

10名近くの欠席者を除いて盛大に事前説明会を執り行いました。私達メンバーの他己紹介も無事執り行いました。

 

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3.11鎮魂登山 on 百々ヶ峰

2023-03-11 20:39:33 | 出前講座&特別講座

シキミ

春の陽気を通り越し初夏の暑さになりました。13回目の3・11慰霊登山です。ここふれあいの森ではお馴染みのシキミです。黄色の優しい色の花がお出迎えです。

 

ヒオドシチョウ

頂上に着くと沢山の登山者が昼食中でした。ヒオドシチョウも人を避けながら縄張りを守って飛び回っています。

 

黙祷

「NPOふれあいの森自然学校では今年で13回目の慰霊登山です。これから1分間の黙祷を東北方面に向かい捧げます。参加いただける方はその場所でも構いませんのでご一緒してください」何と、頂上に居た22名の皆さんが全員食事を中止して黙とうを捧げていただけました。ある方は「こんな機会が無いと黙祷も捧げませんでした。いいチャンスを頂き感謝です」と仰っていました。感動です。ありがとうございました。

 

積雪10cm

2015年3月11日の慰霊登山は今日とは真逆のこんな景色でした。積雪10cmで一般の方は誰もいらっしゃいませんでした・・・

 

キジバト

帰りにはキジバトのカップルが人を恐れる事も無く餌を啄んでいました。この辺りは何の災害も無い事のありがたさをつくづく感じた次第です。

 

ウグイスカグラ

薬木広場の散策道脇にあるウグイスカグラはやっと花を開いたところです。毎年思う事ですが、私が登り続けられる限りこの慰霊登山は続けて行こうと思っている次第です。また来年も現場で出会った時はよろしくお願いいたします。

 

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2023年3月8日(水)「春見っけ!」in 百年公園

2023-03-08 20:30:35 | 百年公園散策会

たくさんの人に参加してもらえました!

散策会の集合受付を終え、挨拶と注意事項説明後に軽く手足の運動をしてもらいました。今日は22名の参加でスタート、人員把握が難しくなりそうです。

 

 

散策道沿いのハナショウブ保育畑の場所にて、早春の代表、オオイヌノフグリの紹介です。いつ見てもこのブルーには癒されます。更に紹介中に通りがかった来園者の方、2名が興味を示され急遽散策会に参加されました。嬉しいことです!

 

クイズ形式で・・・

英文と意味を訳した言葉を頼りに、参加者の皆さんに該当植物を推測して探してもらいました。

 

皆さんは名探偵でしょうか?

それぞれがヒントに合うものを探して・・・目は足元を、耳は人の声を・・・

 

クチナシグサの芽吹きです

株数は少ないですが、ササが生える日当たり良い斜面に生育しています。今の時期はサボテンの様で、花が咲く時の姿が想像出来ませんね!

 

イセリアカイガラムシ

オーストラリア原産で幼虫、成虫とも木の枝や幹に付き、吸着障害を起こす問題がある農業害虫です。裏側を写して拡大した画像で爪の様な足を確認してもらいました。

 

山道散策です

七社神社から尾根に上がる山道に入ります。移築された真新しい鳥居が綺麗です。

 

ショウジョウバカマ

ここの沢沿いの山道斜面には、多くのショウジョウバカマやノギランの株があります。

 

ヤママユガの繭

尾根の広場で休息中に参加者の方から「これ何ですか?」と質問。見るとヤママユガの繭でした。野生の絹糸ですと紹介、仲間が探した別の繭を切って中のサナギの殻も確認してもらいました。

 

今日は、天候にも恵まれ、程良い気温の中での散策会となり、早春の身近な植物とエナガやヤマガラ、シジュウガラなどの小鳥とノスリやトビの飛ぶ姿。終盤にはウグイスの鳴き声も聞くことが出来ました。参加者の皆さんからも「楽しかった」、「花の名前が確認できた」、友達に誘われた方からは「軽い散歩と思っていたが最後は足が疲れました」、「自然散策に興味が持てました」などの感想も頂きました。

最終的に24名(初参加の方14名)参加の散策会となりました。当初に危惧した多人数での移動や紹介説明に関しても、大きなトラブルも無く、時間内に無事終了して良かったと思いました。皆様、お疲れ様でした。

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