ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

「旅人探し」 in 椿洞ワンコイン散策 2017・2・26

2017-02-26 21:05:14 | 百年公園散策会

                           始めますよ~~!

今年初めて、久しぶりの散策会。お天気も良くて多くの参加者に恵まれました。ビジターハウス前に集合。メジロやホオジロなどの巣を見てもらいました。

何処にいるかな・・・?

朝早くから色々な鳥の声が聞こえていたのですが・・散策会始める頃には・・?ひっそりとしてしまいました。それでも冬芽や咲き始めた花々の観察をしながら皆で鳥探しをして行きます!

                            幸せの青い鳥発見

出て来てくれました!!「ルリビタキ」の雄です。やはりこのブルーは素晴らしい!

 猛禽モドキのモズです

ヒヨドリは何時も出てくれますが、何故かツグミやシロハラが居ません如何したのでしょう?モズが出てくれました。しかも雌雄で見られて比較出来たのは良かったですね!

                             カモかも?

公園北側の松尾ヶ池で「マガモ」の雌雄に遇えました。

                         オスの出で立ちと一寸違う

今度は「ルリビタキ」の雌です。つぶらな眼には参ってしまいます!


日曜日で鳥もお休み? そんな訳ありませんが、多くの種類が見られませんでした。しかし、散策後、皆さんからは「ルリビタキを初めて見た。」との感想が多かったようにルリビタキ、モズ、マガモは雌雄の姿が見られたことで個体の比較も出来てその点ではとても有意義な

探鳥会になったと思います。

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2017年2月22日  「おもしろ顔探し」 in ふれあいの森

2017-02-24 21:36:58 | ふれあいの森

                       「大きな杉の木の下で」

今日のタイトル「おもしろ顔探し」ですがこれからの季節は話題の主役になるこちらからどうぞ。「今が旬です、花粉症」。スギは雄花雌花があり、2月から4月に開花します。花粉症の皆さんには大変な季節ですね。雄花は小さな楕円で枝先に密生させます。スギは風媒花で風に乗って大量の花粉を大空に飛ばします。花粉は数十キロ~時には300キロメートル以上も飛びます。雄花一つに約40万粒の花粉を持ち大きさは約0,001ミリ。雄花1つで岐阜市民の皆様方にもれなく花粉を1個ずつプレゼントできる量です。スギ花粉症はスギの花粉によって生じるアレルギー症状です。都市化により土からコンクリートになり、花粉が吸着分解されにくい地面になりました。地面に落ちた花粉が風に乗って何度も飛散しさらに排ガスや工場排気など光化学スモッグなどの吸着も相まって、アレルギー反応が増幅され花粉症を悪化させています。

                            ナンテン葉痕  「トンボ」

トンボの顔に見えませんか?それとも仮面ライダー?これはナンテンの葉痕です。「難を転じる」ということで縁起の良い木とされ、正月の飾りにも使われます。秋に熟す赤い実は南天のど飴に利用されるのです。

                               「怖いでしょう」


コウモリか鬼の顔か?棘の鋭さが目立ちます、。ニセアカシアです、別名をハリエンジュ。北米原産で明治時代初期に渡来、早期緑化の目的で植えられ公園や街路樹に利用されましたが野生化し在来の植生を乱す外来植物として問題になっています。一方蜜源植物の一つであり養蜂に利用されアカシアのはちみつとして売られていますがアカシア属とは別の仲間です。

 ふれあいの森で冬の季節に見つけた樹木の色々な表情を楽しんでいただけましたでしょうか?皆さんもお近くの木々で楽しんで下さい。おもしろいですよ。

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「鳥(ちょう)面白い観察会 in 椿洞畜産センター公園 2月16日

2017-02-17 04:21:41 | 椿洞畜産センター公園

                         先ずはこの鳥が・・・

観察会を始めた矢先はスズメがお出ましでしたが、ビジターセンター裏の山の入り口でこの姿です。ここ畜産センター公園でもたまにしか見る事の出来ないイカルです。ほうかむりしたような頭と黄色い大きな嘴が特徴です。

どんどん出てきてくれました

2番手はシメが現れ3番手がこのルリビタキのオスです。高貴な色瑠璃色をまとっているので参加者皆さん感動の面持ちです。

何処?何処よ???

直ぐ見つけることが出来る人、なかなか思うように見つけられない人色々です。しかし段々と双眼鏡の扱いにも慣れて見られるようになったようです。

松尾が池

北展望台から下りながら松尾が池を覗き込みます。池の端まで行くと苦られることが多いので下る途中からの方が良く観察できます。何と今回そこにはこのおしどり夫婦が来てくれました。私はここで見るのが初めてです。コガモやカルガモも姿が見られました。

メジロのバンジージャンプ

いかにもそんな感じのメジロ君です。君と付けたのはオスのようだからです。黄色の線がお尻の方まで薄っすら見えませんか?オスはその線が有るのですがメスには有りません。今度メジロを観察されるときはお確かめください。

持ちつ持たれつ

管理道路の端にこんな物体が沢山落ちています。おもちゃのピストルの弾のBB弾のようですが様子が違います。ツグミやシロハラが食べ残したジャノヒゲの種です。発芽抑制物質の外皮を鳥たちが食べて発芽しやすいようになった種です。鳥は食物を得られ、植物は発芽を助けてもらったり遠くに運んでもらったりできるので助かります。鳥と植物の共生関係を垣間見ることが出来ました。

 

今回の観察会には10名の参加が有りましたが今まで見た事が無いほどの種類に出会うことが出来喜んでもらえたようです。特にルリビタキの瑠璃色には感動されたようでした。又のご参加をお待ちしております。

 

 

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2017年2月8日(水)鳥(ちょう)面白い鳥探し  in 百年公園ワンコイン散策

2017-02-09 18:04:46 | 百年公園散策会

                          「朝の挨拶」


朝の挨拶の後、スズメの体重、鳩の体重、カラスの体重、物差し鳥の体重を近くに落ちている石などを利用して当てるクイズです。手のひらに石を乗せて真剣に考えて一喜一憂の皆さん盛り上がりました!!双眼鏡の使い方をレクチャーした後、自分の前に架空の時計板(アナログ)を置いて10時の方向に鳥がいますなど探し方などの説明の後出発です。

                            「出た、出た、見た、見た」


「どこどこ、あそこ」「あそこの木の根元」「落ち葉をひっくり返しているの」「あー、あれね!!」「へー!、初めて見た!」「見た!、見た!」参加者の皆さんは鵜の目鷹の目で見られていました。

                               「真打ち登場!」


今年も来てくれました。ハチジョウツグミ、百年公園での第一発見者は我がNPOふれあいの森自然学校理事長の中さんでした。昨年の2月に発見されました。当時、中日新聞に写真入りで紹介されました事は皆さんもご存知の事と思います。冬鳥としてシベリア方面から来ますが数が少なく非常に見る事が少ない珍しい鳥です。ツグミより全体が赤みを帯びて胸から腹に赤褐色の斑紋が美しい鳥です、和名の由来は八丈島で捕獲された事からその名が付きました。今月末位までは滞在してくれると思いますが?(鳥に聞いて見ないと分かりません)野鳥観察好きの皆さん足を運んで見てはいかがですか?

                               「シジュウカラ」


我が家の庭にも毎年来てくれる鳥です。冬の間かわいい姿が毎日見られ心が癒されます。胸から腹にかけて黒い帯状をネクタイに見立て、幅の広いのがオス、狭いのがメスだそうですが別々に来ると分かりません。一緒に来てくれてじっとしていてくれたら私にも分かります。

                          「懐かしの我が家」


ケヤキの木の梢に有りました。これは高層マンションの上層部ではないでしょうか?(地上7~8m位)普通は(地上2~5m位)かな~?メジロの巣です。自然界の在来工法はクモの糸、苔、動物の毛などですがこの頃は新建材のビニールテープや発泡スチロールの様な物を利用し取り入れた巣もみかけます。土に還らないのでゴミ問題が発生します。人間の家と同じですね~。

                               「ルリビタキ、メス」


警戒心の薄い鳥で人間の近くまで来ます。オスは瑠璃色の美しい羽根の鳥でバードウオッチヤーに人気の高い鳥の一種です。オオルリ、コルリ、ルリビタキは瑠璃三鳥に数えられ美しい鳥です。美しい色はオスだけで2~3年ぐらいかかります、写真のメスの尾羽の一部に青色を見せてます、愛くるしい姿はたまらないです!!

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