ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

彼岸の始まり 秋の実りは今いずこ? in ふれあいの森土曜散策会

2014-09-23 04:42:47 | ふれあいの森散策会
なんとなく降り出しそうな曇り空なのに、降水確率は10%という空模様の中、おかげさまで、暑くもなく、寒くもない散策会を行うことが出来ました。参加者のみなさまは、総勢10名(大人8名子供2名)で、最近の散策会と比べると、ちょっと寂しい感じもしましたが、このぐらいの人数だと、案内人と参加者の方々の距離が近くなるので、その分、じっくりと森を歩くことができます。

足もとに赤い小さな実が・・・

 ちなみに、目を凝らしていたのは、こちらのツルアリドオシ実。

 夏から秋に変わる頃ということで、夏に花を咲かせていたゴンズイの木が、見事な実をつけていました。

お花じゃないの私は、ハッハーっ♩(引用元:飾りじゃないのよ涙は 中森明菜)そうそう、この場で、ゴンズイの名前の由来について、新説が発表されました。この木は、ゴンズイという魚の鱗に、木肌が似ているとか、ゴンズイという魚は食べるところがなく、この木も何も役に立たないところから、「ゴンズイ」という名前が付けられた、というのが、通説でしたが、なんと!・・・新説については、あくまでも私説なので、気になる方は、ふれあいの森までお越し下さい。
                                                       まさに、夏から秋へ

 黄色いノササゲの花を、辿って行くと、サヤエンドウみたいな実がついているのに気付けます。まだまだ、未熟者なので青々としていますが、熟すと「紫色」っぽい色になるそうですよ。
 
 今年の夏は天気が微妙で、例年比べ冷夏だったせいか、なんとなーく、秋の訪れがちょっと早い?というのを感じる散策会になりました。彼岸を超えると、いわゆる三寒四温で、一雨毎に気温が下がって行く季節になります。
 次の土曜散策会は、10月18日ということで、おそらく、だいぶ秋めいた森の様子になっているのではないでしょうか。みなさまのご参加をお待ちしております。
 
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自然のふしぎ講座 in 遺産の森 パート1

2014-09-18 19:37:46 | 案内人養成講座
キク科 シラヤマギク

今日の散策は秋の季語に出てくる植物を中心に観察しようと考えました。山上憶良が読んだ秋の七草の句です。はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな おみなえし また ふじばかま あさがおのはな。最初はあさがおの花(キキョウ)からです。アリノヒフキを観察して貰いスタートです。
                                    こんな所に・・・

ヤマシロギクの楚々としているのに存在感がある花や。ツルニンジン等の花を観察して貰いながら森の中へ歩みを進めます。時折爽やかな秋風が頬を撫でて通り過ぎていきます。
                                                     タデ科 ミズヒキ

ミズヒキの花と言うのをしっかり観察されたことが有りますか?表を見ると赤色で裏から見ると白色なんです。ですのでミズヒキなのです・・・花を見た人は少ないと思いますがこんなに綺麗な花です。足元にある小さな花でもしっかり観察すればこんな発見が有るんですね~~。
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自然のふしぎ講座 in 遺産の森 パート2

2014-09-18 19:14:59 | 各務原シティカレッジ
ゴソゴソ・・・・葉を持ってください

参加者一同足元に生えている草を手に取り日にかざします。「如何ですか?葉脈がはっきりと見えませんか?」小さな草ですがその小さな葉っぱの葉脈が日にかざすとはっきり見えます。
                  マメ科 ヤハズソウ

如何ですか?はっきりと葉脈が見えるでしょう?この葉っぱの一枚を手に取って引きちぎってもらいました。するとしっかりと矢筈(弦に矢を番える所)の形になります。ですので名前がヤハズソウなのです。参加者一同【へ~~!!】
                                          前半6回講座終了です

この中に飛び入りの方が二名いらっしゃいます。散策途中で参加した方、体験入学の方の計二名。その方達にも感想をお聞きしました。「足元の自然の面白さを初めて知りました」等の意見でした。前から参加の皆様は10月からの講座も引き続き参加してもらえるようでヤレヤレです。

爽やかな風が時折吹いて季節や吉。俳句の季語を巡る散策は無事に終了しました。10月から新たに一年がかりの講座がスタートします。参加者皆様に「行って良かった!」と言われるよう面白いネタをこれからも提供できるよう下見を十二分に行います。懲りずにお付き合いのほど宜しくお願いします。(案内人一同)
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暑いのに秋探し・・・in 畜産センター公園散策

2014-09-17 16:08:59 | 椿洞散策会
暑いのに秋探し

2ヶ月ぶりの散策会スタートです。こんな催し初参加の方達6名を含めて11名の参加者で森の中へ入っていき秋の装いを探します。フヨウの花が咲いていたり、イチョウの実が色付いていたりしました。

                       足元の・・・

当たり前に何処でも生えているので目にしていても気にもしない植物が結構あるものです。処が当たり前なので名前も気にしないのですね・・・チジミザサだったりササクサだったり。そんなヒッツキ虫と言われている草の説明です。

                                        ミゾソバ・この花も・・・

この花もそんな当たり前の植物です。「赤い物が付いているな?」位の認識ですので花をじっくりルーペで見るなんて事はしません。参加者一同拡大してみた時の声が「本当に綺麗!!」と言う事でした。

最後は季節柄「中秋の名月の話」で締めくくりました。何故月の裏側は見えないのか?当たり前の事でも突き詰めれば「へー!!」と言う事になるようです。もちろん「いつも見ている奥さんをじっくり見てください。気が付かなかったとても綺麗な所が見えてくるかもしれません」とお伝えもしておきました(^。^)y-.。o○
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貴方も画家に・・・葉画にチャレンジ おもしろ発見講座 パート1

2014-09-15 07:19:34 | 自然のふしぎ講座
葉画ってどんなの?

最初に案内人が作った作品を見ていただきました。初めて作ったという作品もたくさんあったのですが、参加された方たちは「こんなすごいのできないわ!」と不安の声がいっぱいでした。

                              簡単なんですよ!

「葉っぱの版画に塗り絵をするだけですよ」と手順の説明がありました。参加者の皆さんの目がキラリと光りました。「私にもできるかも?」

                                                                                                     いよいよ始めましょうか

まず最初はカエデの葉から始めます。見慣れたカエデの葉ですがいざ絵にするとなるとちぎれていたり、虫に食われていたりハガキからはみ出たり、小さすぎたり。どれにしようかみなさん悩むことしきりです。
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