1600年の歴史を持つ鷹狩りを現代に繋げている「吉田流」鷹匠さんのハヤブサ飛行訓練が一般公開されました。鷹匠は鵜匠・刀匠と並ぶ三匠となります。
打越公民館に約150人の方々が集まりました。
ハヤブサを連れて少し離れた休耕田の農道まで移動されました。危険なので見学者は離れたところで見ることになります。「吉田流」は徳川将軍家にも仕えた伝統的な流派でその技術を継承する数少ない正当鷹匠さんです。これは伝統的な鷹匠装束です。
「麾(ざい)」と呼ばれる和紙を束ねて先につけた竹の棒でハヤブサの飛行を操ります。ハヤブサは麾を目がけて飛んできて、振られた麾に加速されるようにまた高く弧を描いて空に舞い上がります。
地面に擦れるのではないかと思うくらい低空をすごい速さで麾を目がけて戻ってきて、また上空に上がっていきます。このダイナミックさは写真や映像では伝わるものではないと思います。いちど目の当たりにしてみてください。
訓練の後はハヤブサを間近で見られます。柴橋市長さんも手に乗せられました。
伝統ある鷹匠を後世に繋げていかなくてはいけませんね!