ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

花も実も有る秋です!! 2018-11-28 in ふれあいの森

2018-11-29 16:19:14 | ふれあいの森散策会

ズ~~ッと雨ばかりでしたので終ぞ散策できませんでした。待ちに待った散策会、今日は何とか降水確率20%での実行でした。雨が降らないで良かった~~!!

                                                   紅葉も見ごろ


今年度の散策会は4月から雨で中止になり2018年度第1回目の散策会です。2017年度の散策会から、なんと丸一年ぶりです。澄み切った青空と、穏やかな日射しの中に、いざ!出発です。

                                        サクラソウ科 カラタチバナ


 名はカラタチバナと付いていますが、みかんの仲間ではなくサクラソウ科ヤブコウジ属です。この樹木の自生は他では中々見ることができません。ふれあいの森では林の中に数株ものカラタチバナが艶々の実を持ち上げていました。

                                                    シソ科 ムラサキシキブ


 今日は「秋の花と実」をテーマに案内人の作ったクイズでビンゴゲームをしながらの散策です。「ムラサキの付く物を一つでも書けたら正解」ではムラサキ芋、ムラサキ玉ねぎ、ムラサキ(醤油)、江戸ムラサキ(ごはんですよ!)等。身近なものにムラサキが付いているって案外、多いんですね。

                                           サクラソウ科 マンリョウ


 やはり万両、実が多いですね。庭にセンリョウ、マンリョウ、アリドウシを植えると縁起が良いといわれるのは「千両、万両、有通し」で 常にお金が有り、お金に困らないことから…とのことだそうです。「ヒントが甘すぎる。もうそんなに言わなくてもいい…と思った」「難しい、見当がつかない」などの声。 案内人の難問、奇問、こじ付け問題に皆さんには最後まで楽しく付き合っていただきました。

 今回で2018年のふれあいの森散策会は終わりです。平成最後の散策会でした。次回は2019年3月27日です。よろしくお願いします。では、よいお年を…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メモリアルセンター クラフト講座 クリスマスリースと正月リース作り 2018-11-24

2018-11-24 21:37:00 | 出前講座&特別講座

メモリアルセンターにてリース作りの講座を行いました。午前中にクリスマスリース作り、午後から正月リース作りです。

                                                              今年も沢山の材料が揃いました!

 

「どれにしようかなぁー?」 この材料選びを見ていても皆さん個性が出ますよねぇー??いつも参加者の皆さんからは、「材料の豊富さに驚かれます!」との声アリ。これも我々の喜びであり、良かったぁーと思う瞬間です。自然の恵みに感謝です!!

                                                                       楽しく! 真剣に!

皆さんいつもながら黙々と作業を進めて行きます! お父さんもお母さんもお子さんと相談しながら一生懸命です。

                                                                       出来上がりました!!


今日の前半、クリスマスリースの完成です!「いっぱいの材料を使いました。」、「楽しかったです。」「材料が多くて迷いました。」いろいろな感想をいただき楽しい時間を過ごしてもらえたことが嬉しかったです!!! 午後からはしめ縄作って正月リース作りです。

                                                                           初めての体験!これでいいのかなぁ?


 参加者の皆さん、縄を綯うのは初めての人ばかり、上手下手より先ず体験する事が重要なのです。「あれっ撚れない!」「手が動かない!」・・など、悪戦苦闘!!でもだんだん形になって行きます。この時こそが喜びに変わってゆくのです。そして、しめ縄飾りが完成!今度は土台となるリース作りに入ります。

                                                                             しめ縄とリースの合体です! どうしよう??


 難関のしめ縄が出来て、土台になるリース作り、材料をいっぱい並べ試行錯誤、でも先程と打って変わり、皆さん声も明るく作業が進みます。

                                                                               遂に完成!! 良く出来ました。


午後は、ワラ(藁)から縄を作り、しめ縄に仕上げるという作業をしました。まさに手作りの境地を体験してもらい、多くの木の実などの材料を使いリースを完成させることで物作りの苦労や出来上がった時の感激。と同時に自然からの恵みや恩恵を感じてもらえたと思います。

作品を紹介して貰った時の皆さんの笑顔がそれを証明しているものと信じて、来年も講座が開催出来る様に頑張りたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018年11月14日百年公園ワンコイン散策会 タイトル「いろはにほへと・・・の葉は?」

2018-11-16 01:15:54 | みのまるかじり講座

絶好の行楽日和の中「百年公園ワンコイン散策」の始まりです。周りはすっかり秋色にお化粧しています。とっても気持ちのいい朝です・・・ 

                    イヌセンブリ


山里の道端法面に生える越年草で、苦み健胃薬に使われるセンブリに似るのですが、苦みが無く薬効もないので名前にイヌが付いています。昔は役に立たない物には頭にイヌがつく名前になったようです。岐阜県「絶滅危惧Ⅱ類」リンドウ科の「イヌセンブリ」です。大切にしましょう。

                        フユノハナワラビ

シダ植物で夏の終わりごろ小さな葉を広げ1、1月頃から胞子葉が花のように見えます。そんな所が春先のわらびの新芽に似ているのでこの名前になりました。人が草を刈り取る里山の山道の脇などに自生します。花の少なくなる晩秋から初冬にみかけてみることが出来ます。

 

                      板根


地表を横に伸びる根の背面全体が肥大して屏風の様にになった物で、熱帯雨林や湿地帯など酸素が乏しい場所で見る事が出来ます。が、しかし帯雨林まで行かなくても見る事が出来ます。この辺りの椎の木に出来た板根が有ります!!

                           錦秋


秋らしい青空の下、落ち葉が作った絨毯がズーと続いていました、色々な葉のコントラストが美しさを一段と鮮明に引き立てていました。しみじみ秋の風情を感じました・・・

                           フユイチゴ

つる植物のように匍匐して地表を這う常緑の木ですが木には見えません!!冬枯れの里山で緑の葉と赤い果実、まるで宝石のルビーの様ですね。フユイチゴを見ると故郷の竹やぶ脇の小道で食べたあの甘酸っぱさをなつかしく思い出します。

                              雪虫


小春日和の公園で白くてかわいい虫がフワフワと飛んでいました。雪虫を見ると秋も終わり冬がすぐそこまで来ていることを知らせに来たと言われています。北海道では初雪を知らせる小さな妖精と言われるそうです。アブラムシの仲間で、正式名「トドノネオオワタムシ」と言われるようです。


もう直ぐ師走に入りますが、今年最後の散策も有りますので皆さんその時もよろしくお願いいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする