ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

森のようちえん in ふれあいの森 11月26日(日)

2017-11-28 21:29:14 | 森のようちえん

先月は台風のため中止となった森のようちえんでしたが、今月は秋らしい爽やかな1日を過ごすことができました。木々の葉の色が赤や黄色でとてもきれいです。子供たちも朝からテンションが高く、落ち葉をかけあう楽し気な声がたくさん聞こえていました。

                   落ち葉

いつもの小川は、落ち葉に埋もれてどこに水が流れているのかわからないくらいです。「前に来たときはこのあたりでカニを見つけたんだけどな」「こんなにたくさんの葉っぱ、どこにいっちゃうんだろう」子供なりに季節を感じているようです。

                   ハンモック


今日は遊具としてハンモックを木に取り付けました。これは小学生組の様子です。何人の子供がハンモックに乗っているんでしょうか。外にいる子供は揺らし役です。ゆらゆらと揺らしているまではよかったのですが、どんどん激しく揺らすので見ている大人はひやひやです。子供たちはスリルがある遊びが好きですね。大人はゆっくり昼寝でもしたいところですが(^_-)-

                     ジャム作り

寒さ対策で炉に火を起こしました。定番の焼き芋のほかに、今日はジャム作りに挑戦しました。ジャムの材料は森から調達!アキグミやフユイチゴを採ってきて、砂糖と一緒に煮詰めます。うまくできた子、火の加減が強くてちょっと焦げ付いてしまった子、様々でしたが、なかなかおいしいジャムができました。

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「クリスマス/正月リース作り」  in 岐阜メモリアルセンター

2017-11-27 07:45:21 | 出前講座&特別講座

このメモリアルセンターでの特別講座も4年目に入り、今回は例年より1時間早い9時スタートの講座となりました。講座に先立ちメモリアルセンターからの注意事項と我々講師の紹介があった後、開講しました。

            どれにしようかな・・・


 午前中は、クリスマスリース作りです。再度、グルーガンの扱いなどを説明したのち、材料選びです。小さなお子さんも一緒に、思い思いに選んでいきます。

                 これをこうして? ん? こっちかな?


 材料を選んだら、皆さん黙々と組み立て作業に没頭です!!だんだんとグルーガンの扱いにも慣れて作業も進みます。お子さんも一緒になってお手伝い、大きな戦力ですね!!!

                 やったね!!


さぁ出来上がりました。皆さん順番に作品を提示して一言づつ感想を述べてもらい、記念の集合写真です。作品も素敵!皆さんの笑顔も素敵でした。

 

午後1時からは正月リース作りです。まず最初に「しめ縄」を作ってからベースのリース作りへと進みます。しめ縄作りは勿論、稲わらに触るのは初めての人がほとんどです。これがなかなか難しい作業でありながら、この講座の最大イベントなのです。

                縄 now

 お父さん頑張って!!お子さんも一生懸命に応援です。

ママこっちが良いんじゃない?

どうにかしめ縄も出来て、リースの土台作りに入ります。材料を並べ、眺めては入れ替えて、うぅ~ん?でも少しづつ形が出来て行きます。もうすぐ完成かな!!

                  イェー!!完成!!

 

正月リースも出来上がりました!!午前と同じ様に作品発表してから皆さんで集合写真です。

 今年も多くの方がお子さんと一緒に参加されました。「一緒に作業出来て楽しかった。」「つい子供を忘れて夢中になった。」などの感想も・・本当にお子さんの独創的な感覚には毎回、刺激をもらいます。ともかく、今年も楽しく、無事に終了して良かったです。次回は、お子さんを対象にした作品作りと大人のリース作りを合体した様な講座を考えても良いかなと思いました。

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11月22日 ふれあいの森散策会    「紅葉の古津谷を散策しよう!」

2017-11-23 13:28:26 | ふれあいの森散策会

同じ百々ケ峰の山麓に、こんなに素晴らしい森があることを皆さんに知っていただくために、今回初めて古津谷の散策会を開催しました。

                                          どんな栗?

 

金華山のツブラジイは有名ですが、このふれあいの森でもツブラジイとスダジイを見ることができます。シイの実という名前は聞いても、どんな実なのか見たことがないという人のためにまずシイの実を拾っていただきました。

                                         スダジイとツブラジイの違い

 

スダジイの実は長細くて先端がちょこっと傾いています。ツブラジイはつぶらな瞳のように小さくてかわいらしい実です。実を比べれば一目瞭然ですが、実がないときは区別がつきません。葉の鋸歯の違いや木肌を見ただけでは素人にはなかなか分かりません。そんな時は、葉っぱを1枚ちぎって触ってみてください。スダジイは厚くて腰がありますが、ツブラジイはペラペラして薄い感触です。この感触をしっかり覚えておけば、次回から同定の参考になりますよ^^

                                  この赤い実なんだろう?

 

地面にいっぱい落ちていたこの毛の生えた赤い実のようなものはなんでしょう?以前散策会で紹介したクヌギハマルタマフシは表面がテカテカ光っていましたが、こちらは毛むくじゃらです。クヌギやアベマキの葉裏(表の時もあり)にできるこの毛むくじゃらの球形はクヌギハケタマフシといって虫コブですね。犯人はクヌギハケタマバチ。このタマバチがクヌギ(又はアベマキ)の葉に卵をうみつけるとその部分が異常発達して球形の虫コブができます。この虫コブ内で一匹が成虫越冬すると、早春にクヌギ(又はアベマキ)の雄花序に卵を産み付け、クヌギハナカイメンフシという別名の虫コブを形成します。これから羽化したクヌギハナカイメンタマバチは、今度は葉の裏に卵を産み付けて今日拾ったクヌギハケタマフシを形成するのです。つまり1年に2回別名の虫コブが発生するのですから自然界は面白いですね~

                                       黄葉のシャワー浴びて

 

古津谷は、コシアブラ、タカノツメ、アオハダの黄葉やコナラ・アベマキのオレンジの黄葉が深まりゆく秋の森を美しく彩り、深呼吸をしたくなるほど空気がおいしく感じられました。沢沿いに水の音を聞きながら歩くのはなんとも心地よいものですー☆

 今回で今年のふれあいの森の散策会は終了です。来年321日の百々ケ峰ハイキングでまたお会いしましょう!

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「絶景!百々ケ峰南尾根を歩こう!」 in 百々ヶ峰 11月9日

2017-11-14 09:53:10 | みのまるかじり講座

今日は、いつもの百々が峰登山と異なり南尾根コースからの登頂に挑戦です!天気は秋晴れ!肌寒いくらいの出足、絶好の登山日になりました。

               大丈夫かな?結構な岩場ですよ!!


松尾池の手前にある岩舟緑地の駐車場に集合し、軽く手足のストレッチを行ってから出発です!40M位、車道を歩き小さな橋を渡ってすぐ左手の山道に入りました。そして、いきなり結構な岩場が続く登りです。

                     小休止!!

岩場を登りきって少しお休み!眼下には松尾池の岩舟山荘が・・・向かいには松尾池からの岩場ルートが望めます。山道にはドングリや松ぼっくりが転がり、道脇にはミヤマママコナの花やネズミサシの実、ナツハゼの実をちょいとつまみ食い!!ぬける様な青空と緑の中に赤・黄がチラホラと紅()葉の妙がたまりません。

                   山頂でお昼!


岩場や松葉の道をぬけてやっと頂上に到着。皆さん場所を探してお待ちかね、お昼の腹ごしらえです。百々が峰の山頂からは金華山と長良川、遠くツインタワーの奥、光に眩しい伊勢湾まで望めて流石です!!

                    ()葉を下から覗き見る!


腹ごしらえも終わり下山開始です。管理道を外れ雑木に囲まれた山道を白山展望台まで進みます。途中で紅()葉した木を真下から見上げます。陽の光に照らされた葉を透かして見るのも綺麗ですね!これは絶対にお勧めです!!

                     白山展望台にて


白山展望台にて小休止、名前と異なり白山は見られませんが、眺望は良く少し白くなった御岳、乗鞍岳が望めました。ここから萩の滝を経由して松尾池に下ります。

                   水音を聞きながら・・


下山する山道は足も軽やかですが、気を抜くと滑って一番危ないのです。皆さん声をかけながら降りましょう。このルートは水音を聞きながら下るので気持ちの良い道ですね!萩の滝も堂々たるものコチャルメルソウ、サンショソウ、シシラン、マメヅタなどこの環境に適した植物が見られました。

 松尾池には、マガモやカルガモの他、オシドリが来ていました。本当に絵になる鳥です。そして池の下ではサネカズラやカラスウリの実が存在感をアピールしていました。今日歩いた南尾根ルートは変化に富んだ山道で、どこを見ても、いろいろな秋がいっぱいで楽しい登山が出来るコースだと思いました。皆さんも是非、歩いてみてください!

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自然観察会 「紅(黄)葉、見に行こうよ!」 2017-11-09

2017-11-12 19:56:40 | 椿洞畜産センター公園

昨日の雨からの一転、時折吹く北風と晴天が冬を迎える秋らしい散策日となりました。今日は、木々の紅()葉を見ながら山裾の園路を歩きます。どんな色が楽しめるでしょうか?

                                                   ◆いい天気!出発前のリラックス!!


13名の参加者と気持ちと共に身体も気持ち良く準備体操でリラックスして散策開始です。

                                                     ◆山道は色々な色になっているよ!


山道には、様々な木々の葉が落ちています。トチノキ、イチョウ、マルバノキ、カツラ、モミジバフウ、ヤマガキなど形もいろいろ、色もいろいろです。皆さんにはカツラの葉の匂いを確認してもらいながら露の残る林の中を歩きます。

                                                            ◆山際の木々も色々な色になっているよ!


山際のモミジ、ドウダンツツジ、ヤマハゼの紅葉とユリノキ、ヤマガキ、ケヤキの黄葉を見ながら進みます。さすがにモミジの色は圧巻ですね!そして木の葉だけでなくヤマノイモの黄葉も見逃せません。

                                                                              ◆いくつ入るかな?


公園北側の広場ではナンキンハゼ、トウカエデ、ケヤキ、ナンテンの紅()葉が楽しめます。ここで2ⅿ離れたサークルにドングリ(アベマキ、コナラ)を5個づつ投げてドングリ玉入れ大会です。一番入れた人にはご褒美を?形と重さがまちまちで跳ねたり、止まったり、なかなか入らないものですね?

                                                    ◆本当にモミジって色がいろいろですね?


紅葉の代表的なモミジ、時期や時間と場所などで表情が異なるのですね?あらためて感心、感激です!!

                                                                 ◆近づいて!止まって!!

 

畜産センター公園の名所、芝生広場のケヤキの木の下に来ました。今度はクルミの実でニヤピンゲームを行いました。小さな丘の上からクルミの実を投げ、転がってポイントに近い人が優勝です。単純ですがクルミも形がいびつで芝の上、風の影響もあって力加減がなかなか難しいのです。皆さん2回づつ投げて優勝者の記録は約50cmでした。ご褒美は「四つ葉のクローバーのしおり」でした。楽しんでもらった2つのゲームについてもドングリやクルミの実が落ちた時の環境や条件によって発芽出来る難しさ、確率の低さなどを認識してもらいたかったのです。北風が吹く中でも、良く晴れた日だったので目的であった紅()葉が綺麗に見られて良かったです。この最も秋らしい情景を古くから多くの歌人が和歌などで表現しています。そんな中で最も日本の秋、的を射ているのが次の歌ではないでしょうか?

 唱歌「紅葉」

秋の夕日に照る山もみじ 濃いも薄いも数ある中に 松をいろどる楓や蔦は 山のふもとの裾模樣  溪の流に散り浮くもみじ 波にゆられて はなれて寄って 赤や黄色の色さまざまに 水の上にも織る錦

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