ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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面白ネイチャーウォーク第6回 in 河川環境楽園 主催各務原市東ライフデザインセンター  

2022-03-17 19:55:08 | 面白ネイチャーウォーキング

テーマ どこかで春がうまれている~!どこかで芽の出る音がする~!

花の色調査!

一気に春めいてきました。今日は皆さんに春に見られる花の色は何色が多いか?の調査をしながら歩いてもらいました。3班に分かれていたため、見つけてもらう花の色も3つに分けました。「白・青」「黄・オレンジ」「赤・ピンク・紫」です。さてさてどの色が多かったでしょうか!

 

ここ河川環境楽園では、木曽五木とよばれる5種類の木があります。一度に5種類の木が見られる場所は、なかなかありません。一見の価値ありです。木曽五木とは、ヒノキ、コウヤマキ、アスナロ、サワラ、ネズコです。木全体の雰囲気、葉の様子、葉の裏の模様など、特徴と見分け方を中心にお伝えしました。

 

ヒノキ

日本に植林されている木で2番目に多いのがヒノキです。わりと身近で見られます。

 

サワラ

ヒノキによく似ていますね。目が慣れてくると見た目でもどちらなのかわかるようになります。

 

ホトケノザ

ピンク色の早春の花。群れて咲いているときれいです。よく見ると、不思議な形をしています。

 

アセビ

白色、個体によってはピンク色も。漢字で書くと「馬酔木」です。馬がアセビを食べると酔ったように歩くからと言われています。お酒(アルコール)のせいではなく、毒が含まれているからです。

 

タチイヌノフグリ

青色の早春の花といえばオオイヌノフグリ。これはタチイヌノフグリといってまた別の種類ですが、よく似ています。花が小さいのでなかなか見つけにくいですよ。

 

さて、花の色調査の結果です!
「白・青」が14種類、「黄・オレンジ」が10種類、「赤・ピンク・紫」が11種類でした。私が見たときはもっと少なかったのですが、たくさんの人の目で見ると多く見つかるものですね。

 

今日で6回の講座は無事終了となりました。講座のタイトルは、「誰かに話したくなる面白ネイチャーウォーク」でした。皆さん、きっと誰かに話したくなったことと思います。またの機会にお会いできるのを楽しみにしております!ありがとうございました。

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岐阜市環境保全課 アースレンジャー自然塾 in ふれあいの森

2022-03-13 16:42:11 | 出前講座&特別講座

本日のアースレンジャー自然塾は、8組の親子が参加。市の担当者の方から講師紹介を受けて、中山、宮部、大野、雉野の4人で講座開始です。

 

初めに代表して中さんが軽く立ち話の後、クラフトコーナーから始めます。まずは器具の注意事項連絡と急ごしらえで準備した材料の確認です。此方が用意した出来上がり見本を見せながら、各パーツに異常が無いか、何処に使うか説明しながらの確認です。

 

各組が親子ですからワイワイ話し合いながら組み立てて行きます。心配していたグルーガンの使い方も問題無く出来上がって行きます。

 

出来上がった親子のクマ人形です。みんな集めて集合展示です。同じ様な部品なのですが使い方、ペン書きの表情の違いで個性が出た作品になりました。

作品作りは順調に進行して最後は、作品を批評しながらカメラに収める方が多くて楽しんで貰えたと思います。18個の中に一つだけ立座りのポーズでは無く、クマ本来の這ったポーズを作った子もいて、見本と異なる作品が出来上がるのも嬉しいものです!

 

後半は外に出てドングリで遊びました。リスの気持ちになって、冬に食糧が少なくなった時のためにドングリを隠します。

アベマキ、コナラ、マテバシイのドングリから好きなのを1家族8個取って目印になる印をつけてもらい、その後隠してもらいました。他の動物に見つからないように、また同じリスの仲間に食べられないように、自分だけが分かるように隠してもらいます。隠し終わったら「森のエビフライ」を紹介しました。

 

さてここからが本番!さっき隠したドングリを探してきてもらいます。「えー、もう忘れたよー!」「どこだったっけ??」ご家族が探し歩きました。「全部見つけた!」と早々に帰ってみえたご家族がありました。時間いっぱいまで探しても見つからず「アキラメてー!」と声をかけたご家族もありました。結果、全部見つけれなかったご家族が半分以上ありました。見つけれなくてもいいんです。リスだって忘れて見つけられないんです。見つけられなかったドングリはその場所で芽を出してそこにドングリの木が成長していくのです。リスに運んでもらって子孫を広い範囲に届けます。

ドングリがコロコロするのを見てみようー!!ということでコロコロゲームです。坂の上から転がします。なかなか真っすぐには行ってくれません。何かに引っかかったり、方向転換したり、止まったかと思ったらまた転がりだしたり。行方を見つめて盛り上がりました。

クラフトやゲームで森の中がとっても楽しいと思っていただけたらうれしく思います。

 

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3・11チャリティー登山 in 百々ヶ峰

2022-03-12 20:03:26 | 出前講座&特別講座

百々が峰から東北へ・・・

今年で12回目の慰霊登山です。今年から義援金は集めない事にしました。で、仲間内で都合の付くメンバーと行けないけれど思いは同じのメンバーの気持ちと二人づれで百々ヶ峰頂上へ向かって10時にふれあいの森スタートです。いきなり出迎えてくれたのはテングチョウでした。

 

ヒオドシチョウ

気の置けない仲間と語らいながらゆっくりと百々が峰頂上に向かって歩みを進めます。今日から本格的な春の陽気になってとても快適な散策でした。12時頂上到着。ここでも出迎えてくれたのは今シーズン初顔合わせのヒオドシチョウでした。

 

温かいので日の当たる場所だと直ぐに翅を畳んでしまうのです。で、私が日陰を作って1分。直ぐに翅を開いてくれました。まだ、出たばかりなのでしょうね、翅に傷も無く奇麗な子でした。

 

東北方面に向かって黙祷

丁度お昼時でしたので沢山の登山者が食事中でした。それでも趣旨を話して「賛同いただけるようでしたらご一緒に黙とうを・・・」とお願いしたら数組の方々がその場で黙とうしていただけました。有難いことです・・・一人の方が「ロシアの問題も解決すると良いですね」と仰いましたがまったく同意見でした。一人でも多くの方たちが思いを持つことが大事だと思っているので感謝です。

 

アオキ

帰りの散策道脇には真っ赤な実を付けたアオキが数株ありました。当地はいまの処自然災害は何も起きていませんが、いつ何時起きても良いように心の準備だけはしておいた方が良いと思いながらふれあいの森を後にしました。

 

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 面白ネイチャーウォーク第4回㏌遺産の森野鳥観察会 主催各務原市東ライフセンタ―

2022-03-12 19:44:48 | 面白ネイチャーウォーキング

 

 

遺産の森内の「学びの家」裏の事務所前に集合です。天候、気温ともに良い状態で、何時もながら参加メンバーの皆さんも集合は万全で遅刻者無し。出発前には野鳥の観察に関して、見方や動き方、双眼鏡の捜査の確認など行ってから出発です。

 

学びの家の前、早速お出ましです!地上での歩き方は、いつ見てもユーモラスで憎めません。チョコチョコ歩いて立ち止まる。「だるまさんが転んだ」行動です!

 

林の縁でルリビタキの雌です。雄の方が見たいと思いつつ雌の可愛さには参ってしまいます。

 

参加者全員、音を立てず、大声出さず、キョロキョロと、耳を澄ませて鳥の動きを求めて歩きます。

藪の中、木々の枝、葉の中で何か動くと、止まって「ジィー」まるでツグミと同じ行動です。(笑)

 

小さな流れの藪の中、ジョウビタキの雌です。雄の黒・白・オレンジの様にはっきりした色は見やすいですが、雌は藪の中に入ると分からなくなりますね!移動すると、「何処?何処に行った?」などと声がかかります。

 

彼方此方から甲高い声で存在感120%のヒヨドリですが、虫を空中で捉える様は、見ごたえあります。上昇と下降、反転、ホバリングどれをとっても躍動感半端じゃないですね。

 

くもの丘広場、西斜面で木の先の方にメジロの巣がありました。未だ巣材の苔の緑色が確認出来ました。あんな小さな巣でも位置が分かると結構見えるものなんですね。もっとも葉が散っているこの時期だからですけど!

 

途中の湿地帯では、トラツグミやミヤマホウジロが居たのですが、参加者の皆さん全員に充分に見てもらえなかったことが残念でした。林間ではシジュウガラ、メジロ、エナガ、コゲラなど確認出来ました。行程最終の貯水池で水鳥を期待したのですが、カルガモを確認したもののコガモとマガモは居ませんでした。大きなアカミミガメが日光浴しており、こんな山の中でも生息している現実に特定外来種の問題を改めて考えさせられました。

 

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フクロウ&小鳥巣箱設置プロジェクト in 百年公園

2022-03-09 20:14:28 | 百年公園散策会

散策参加者の田中さん助っと

「今日の散策は中止なのでフクロウの巣箱設置のお手伝いします」との申し出を受けて田中さんに助けていただきました。巣箱が長持ちするのと森の中に溶け込みやすいように焼き入れです。

 

出来上がりを早速設置です

フクロウの巣箱をまずは取り付けです。大きい分なかなか座りが決まりません。あ~でもないこ~~でもないと、何とか据え置きました。カッコいい~~!!

 

2個目のフクロウ巣箱

二回目は慣れたものです。場所も良く座りも中々でした。

 

小鳥用

一番目立つと時計台の下に・・・時間に厳しい小鳥が来るかも?

 

森の中にも

焼きを入れてある加減で森の中に設置しても何の違和感も有りません。これなら住み着いてくれるかも?

全部でフクロウ2つ、小鳥用12個設置完了です。あとは巣づくりしてくれるのを待つだけです。

 

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