テーマ どこかで春がうまれている~!どこかで芽の出る音がする~!
花の色調査!
一気に春めいてきました。今日は皆さんに春に見られる花の色は何色が多いか?の調査をしながら歩いてもらいました。3班に分かれていたため、見つけてもらう花の色も3つに分けました。「白・青」「黄・オレンジ」「赤・ピンク・紫」です。さてさてどの色が多かったでしょうか!
ここ河川環境楽園では、木曽五木とよばれる5種類の木があります。一度に5種類の木が見られる場所は、なかなかありません。一見の価値ありです。木曽五木とは、ヒノキ、コウヤマキ、アスナロ、サワラ、ネズコです。木全体の雰囲気、葉の様子、葉の裏の模様など、特徴と見分け方を中心にお伝えしました。
ヒノキ
日本に植林されている木で2番目に多いのがヒノキです。わりと身近で見られます。
サワラ
ヒノキによく似ていますね。目が慣れてくると見た目でもどちらなのかわかるようになります。
ホトケノザ
ピンク色の早春の花。群れて咲いているときれいです。よく見ると、不思議な形をしています。
アセビ
白色、個体によってはピンク色も。漢字で書くと「馬酔木」です。馬がアセビを食べると酔ったように歩くからと言われています。お酒(アルコール)のせいではなく、毒が含まれているからです。
タチイヌノフグリ
青色の早春の花といえばオオイヌノフグリ。これはタチイヌノフグリといってまた別の種類ですが、よく似ています。花が小さいのでなかなか見つけにくいですよ。
さて、花の色調査の結果です!
「白・青」が14種類、「黄・オレンジ」が10種類、「赤・ピンク・紫」が11種類でした。私が見たときはもっと少なかったのですが、たくさんの人の目で見ると多く見つかるものですね。
今日で6回の講座は無事終了となりました。講座のタイトルは、「誰かに話したくなる面白ネイチャーウォーク」でした。皆さん、きっと誰かに話したくなったことと思います。またの機会にお会いできるのを楽しみにしております!ありがとうございました。