ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

面白ネイチャーウォーク in うぬまの森「うぬまの森の秋色散策」

2022-11-16 11:55:53 | 面白ネイチャーウォーキング

秋~冬の講座が始まりました。第1回は「うぬまの森の秋色散策」です。「江戸時代に中山道を歩いた旅人が見た秋の景色と同じかも」ということで、中山道の紹介とともに歩いていただきました。

 

ヤマガキ カキノキ科

ピーカンの青空の下、出迎えてくれたのがヤマガキの見事な紅葉です。光に照らされてモミジの紅葉に負けないくらいの見栄えです。葉がカキの実と同じ色なので最初は実がないのかと思いました。よく見ると実を発見!皆さんで「あそこにある!」「あっちにもあるわ!」と盛り上がりました。

 

絶景

眺望の丘では濃尾平野が一望です!素晴らしい眺めに圧倒されました。ここで江戸時代の中山道のルートやうとう峠が整備されたことなどを紹介しました。

 

ブタナ キク科

丘の上の日なたにタンポポのような花が咲いていました。かわいい花ですが名前はブタナ!なんかギャップが・・豚が好む草だそうでフランス語ではsalade de porc(豚のサラダ)と呼ばれ、それを直訳してブタナとなりました。

 

マツグミ オオバヤドリギ科

うぬまの森はアカマツが多い森です。そのアカマツに半寄生しています。なかなか見られないものですが、散策路のすぐ脇でしっかり観察してもらえました。花は春なので見られませんでしたが、果実がありました。

 

ヤマナラシ ヤナギ科

この辺では珍しいヤマナラシの木です。樹皮が白っぽくて周りの木とは明らかに違っていました。落ちていた葉や枝を振ってみるとカサカサと音がします。

 

どんぐりコロコロけっ飛ばし

帰り道の坂道では童心に返ってどんぐりをけっ飛ばしてコロコロ転がしながら歩いてきました。シンプルな遊びですが、やってみると面白いのです。なかなかまっすぐ行きません。道から外に飛び出たり、溝に落ちたり!谷間に笑い声が響きました。

 

天候に恵まれ気持ちのいい散策となりました。前講座からのリピーターの方もみえてうれしい限りです。第2回の講座もどうぞお楽しみに。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年11月9日(水)「がんくびをそろえるって何?」 in 百年公園

2022-11-09 19:09:31 | 百年公園散策会

ミズキ科 ヤマボウシ

雲一つない快晴の中、秋色に染まった百年公園ワンコイン散策会です。ヤマボウシの紅葉が見事です。

 

トウダイグサ科 ナンキンハゼ

ナンキンハゼからスタートです。実の外皮は蝋物質に包まれていますが、中の種は心なしゴマの様な味と香りでした。これは野鳥に人気が有る筈だと妙に納得です。

 

黄葉

ヒノキ科ですが、メタセコイアは黄葉もしますし落葉もします。

 

ムクロジ科 トチノキ

トチノキも奇麗に黄葉するのですが、結構見る機会は少ないかもしれません。

                                                                       リンドウ科 イヌセンブリ 

                                                     

センブリの葉を食べてもらった後にイヌセンブリも観察です。イヌと付くだけあって苦みは殆どありません。よって薬効も無いのでイヌと付いています。

 

がん首

本日のメイン「がん首」の一番の見本キセルの「がん首」です。今ではほとんど使っている人は無いでしょうね?刻みたばこ自体が無いのでは?

 

キク科 サジガンクビソウ

キセルのがん首に似ているのでキセルを持ち込みました。事のついでに「キセル乗車」も説明です。

他にササクサの「あみだくじ状態」の葉脈観察やヌルデの五倍子の染めも見てもらいました。参加者の皆さんから面白い散策会でしたとの感想をいただきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする