ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

きになる木散策 in メモリアルセンター特別講座 パート1

2015-11-28 14:26:56 | 出前講座&特別講座
先ずは緊張の解きほぐしから

参加者皆さんにカモフラージュをやって貰いました。生け垣に隠してある「自然でないもの」探しです。全部で14個隠したのですが最高に見つけた方で13個見つけた方がお見えでした。

                           野球場と言えば

野球と言えばバットですね。世界的に有名なイチロー選手のバットが、このメモリアルには展示してあります。その関係でしょうか、アオダモの材も展示してあります。当然と言えば当然ですが木も有り、紐で囲ってあるのが「アオダモ」そのものです。名前の由来は諸説ありますが、その一つに枝を水につけて置くと、水が青くなるとの事です。

                                              アオダモの水発光

これがアオダモの水に紫外線を当てた所です。現場では外の光が強いのでこんなには光りませんでした。室内に入ってから再度見て貰ったのですが不思議な現象です。アオダモから出た蛍光物質に紫外線が反応して発光するのですね・・・綺麗ですね~~
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きになる木散策 in メモリアルセンター特別講座 パート2

2015-11-28 14:12:25 | 出前講座&特別講座
なんじゃもんじゃ?

別名「なんじゃもんじゃ」と言われているヒトツバタゴの木の説明です。何処で区切るのか参加者皆さんに考えてもらいました。ヒト・ツバタゴ若しくはヒトツ・バタゴ又はヒトツバ・タゴこの三つの内から選んでもらいました。それぞれの解答が有りましたが正解の「ヒトツバ・タゴ」も数名の方の回答が有りました。

                           紅葉の中

結構きれいな紅葉をしている樹木も有ります。ここの紅葉は今が盛りでした。数本植えてあるケヤキでもとても綺麗な紅葉状態の木が有ります。

                                                 サワラまでも

木曽五木の一つです。この辺りでは割合珍しい樹木ですがここメモリアルには北側のこの位置に6本位植栽されています。ヒノキとの違いをしっかり観察してもらいました。

メモリアルセンターの各施設のぐるりをほゞ一周しましたが数種類の樹木が植栽してあり季節ごとの見頃があるようです。来春にでも花の散策が出来ればいいと感じました。子供さんと関係者の方達含め20数名でしたが楽しんでいただけたでしょうか?またの機会に宜しくお願いいたします。
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私の秋み~~っけ in ふれあいの森

2015-11-26 18:12:56 | ふれあいの森散策会
11月は、森の結実期でもあります。赤い実・青い実・小さい秋等が一杯のぶらぶら散歩になりました。

   これ・なんだ!

青い実の中から、珍しい形の実が出てきます。「虫が入っているの?」 いやいや。これがアオツヅラフジの種アンモナイトにそっくりの種です。このツルで編んだ籠は、高級品ですよ。

                        ちょっと酸っぱいけど甘~い

サクサク・シャカシャカ・ザッザッザッ 枯れ葉の音を楽しみながら歩きます。道端の赤いつぶつぶ宝石は、冬イチゴ。お口も足音も、満足満足。良~い感じ。

                                           ラッキー 好いーもの見っけ!

定家カズラは、私達を一年中楽しませてくれます。良い香りの風車の様な花~2対ペアーの長―い実~シルクの様なフワフワの種その旅立ちの時に出会えて何とラッキーな事。冠毛は、素敵なお土産になりました。
 
谷沿いの南天の光景に見惚れ、赤いお祝いカラーの中を進みます。南天の葉何枚?「🍂64」「いっぱ~い」「いやいや、3回奇数羽状複葉の一枚です」「ヘーッ!」この後、やぶこうじ・コシダ・クチナシ・しゃしゃんぼ等、見たり食べたり触ったりしながら白山神社まで、ぶらぶら散歩をしました。危ぶまれた天気でしたが、何とか降らずに催行出来て良かったです。もっと嬉しかったのは、夫々の呟きや笑いがみんなに拡がって、楽しさが輪になったことでした。ぶらぶら散歩は、来年の1月までお休みです。2月には、モグラや虫と一緒に、又、森に出かけて下さいね。お待ちしてます。
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錦秋のモミジと大木 in 遺産の森

2015-11-24 01:23:25 | 自然のふしぎ講座
今回は各務野自然遺産の森から迫間不動までの錦秋の森を歩きました。

まっ赤なオオモミジ

今、遺産の森周辺は紅葉まっ盛りです。赤色のイロハモミジ・オオモミジ、黄色のタカノツメ・ウリカエデ、茶色のヤマコウバシ等、1年で1番カラフルな姿に着飾れています。

                                 リンボクの大木

この散策路にはリンボクを始め、ユリノキ・トチノキ・アカメガシワ・ヤマボウシ・カツラ等の10m以上の大木が数多くあります。大木を眺めていると何か心が和みます。。
                                              落葉のゆくえ

落葉の下を覗いてみました。まず落葉の下には細かく砕かれた葉、その下には黒い腐葉土があり、次第に落葉が分解されていく様子が観察されます。これは土壌動物や菌類達によって森のゴミを処分してくれているのです。

森は秋になると美しい紅葉を、そして冬・春・夏と四季折々の素晴らしい姿を見せてくれます。これらに接していると、まさに今、生きているという実感が湧いてきます。もっと身近な自然を楽しみましょう。
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木の実・草の実・引っ付き虫 in ふれあいの森土曜散策

2015-11-22 17:13:08 | ふれあいの森散策会
これがくっつくのー?

今月はひっつき虫をよ~く見てもらいました。森の中を歩くといつの間にかズボンの裾などにいっぱいくっついてきます。手で1個づつ取らなくてはならないので嫌われ者ですが、種を運ぶために彼らなりの知恵を働かせているのです。皆さんに布をお渡しして、ひっつき虫をたくさんくっつけてもらいました。自分のズボンだったらイラッとするのでしょうが、布を草の上で引きずってたくさんくっつけるのは童心に返って楽しめました。

                          恐ろしく見えます!

コセンダングサには逆向きのトゲがついています。刺さったら、なかなか抜けないようになっているのです。これが大きければ魚を突けそうだと思いませんか?
                                           たくさん集まりました!

集めてきたひっつき虫をみんなで観察です。いろんな形があり、いろんなひっつき方をしています。ひっつき虫を見て「これは〇〇~!」としっかり覚えてみえました。楽しくかかわると身につくのがなんと早いこと!「ひっつき虫」というのは全国的に分かってもらえる名前ですが、「どんな虫かと思ったよ!」と言われた方がありました。「ひっつきぼぼ」や「とびつか」と子供の頃言っていたと盛り上がってお話していただきました。皆さんの顔が野山を走り回る子供の顔になっていました。
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