ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

県立岐阜農林高等学校動物科学科の野鳥講座

2024-01-25 16:33:39 | 出前講座&特別講座

雪景色

今シーズン最強の寒波がやってきた日でした。会場の百年公園は一面真っ白ですが、岐阜市の西方面の積雪よりは少ない感じです。この雪のお陰で今まで潜んでいた野鳥たちが出てきてくれました。

 

まずは双眼鏡の使い方・・・

色々の使い方があるのですが、基本的な使い方から伝授しました。若いだけに呑み込みも早いのです。

 

4班に分かれて巣箱観察

ここ百年公園には11個の巣箱が設置されています。その中で昨年営巣した巣箱を当ててもらおう・・・時間とコースの加減で7個の巣箱を見てもらいました。巣箱に営巣する鳥ヤマガラやシジュウガラも確認してもらいました。

 

昨年営巣した巣箱画像

こんな斜めの巣箱にも営巣してくれました。

 

チョウゲンボウ

運のいいことに終わりがけにチョウゲンボウが鉄塔に止まってくれて、全員観察することが出来ました。さらにホバリングまで披露してくれて・・・今までの野鳥観察では最高の鳥姿でした。

参加いただいた県立岐阜農林高等学校の動物科学科の皆さん、寒い中お疲れさまでした。またの機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

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岐阜市環境保全課アースレンジャー自然体験塾 in ふれあいの森

2023-11-20 06:41:12 | 出前講座&特別講座

冷え込んだ朝となりました。今回は屋外開催となりましたが、ブルーシートを敷いてスペースはバッチリです。最初に岐阜大学ESDクオリアの皆さんのクラフトです。牛乳パックと割りばしで羽子板を作りました。

 

羽根はムクロジの種子と水鳥などの羽で作ったものを自然学校が提供して、完成した羽子板で羽根つき大会となりました。親子で歓声をあげて楽しんでいただけました。本物の鳥の羽根なので、落ち葉の中に落ちたら紛れてしまって簡単には見つけられなくなってしまいます。こんな時にも自然の妙を知らされました。

 

続いて、「謎解き暗号ゲーム」です。森の中の危険とゲームの注意事項を説明して、ゲームスタート!!

 

森の中に紛れるように文字が隠してあるのをヒントを手がかりにして見つけてもらいます。

 

皆さん、一生懸命探してもらえました。

 

文字全部を見つけて並べ替えると、「サンタノプレゼント」になります。

 

全員が正解でした。賞品は四つ葉のクローバーのしおりです。好きな色のしおりを選びます。森の中の自然をよく見ながら走り回りました。ヒントが解けずに苦労した親子もありました。短い時間でしたが楽しんでいただけたと思います。

 

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「夏の公園ツアー」各務原市河川公園課主催 in 遺産の森

2023-06-17 18:18:07 | 出前講座&特別講座

総勢40数名

これだけの人数を1人で案内するのはとても無理です。半分の人数になるように2班に分かれてもらって実施しました。時間が短いので紹介できるのは4~5点ほどです。

 

先ずは一組目

危険動植物も紹介しつつ、エゴの実のせっけんや、アオダモを花瓶に刺していた水が青く見えるのとか、クリの雌花と雄花などを紹介しました。次の2組目も同じパターンで実施。それが終わってから流しそうめんをやるようです。

 

ツバメ

毎年ですが、ここ学びの森には巣立ちしたツバメが飛行学習に来るのでしょうね。障害物も無く昆虫も多いので便利なのでしょう。今日は1羽だけ木に止まっていました。それにしても暑い日でした。これだけ暑くなると蚊に刺されることは無いので良いのですが・・・

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令和4年度岐阜市こどもエコクラブ交流会 2023.3.18

2023-03-18 19:25:31 | 出前講座&特別講座

令和5年3月18日午前10時より「みんなの森 ぎふメディアコスモス・考えるスタジオ」を会場に岐阜市環境保全課主催で「こどもエコクラブ」の交流会が行われました。国際ソロプチミスト岐阜-長良の会員の司会にて進行し、環境保全課の阿部課長の開会挨拶から、国際ソロプチミスト岐阜-長良の織田会長、こどもエコクラブ応援団を代表して福田先生の挨拶へと進み、岐阜高校自然科学部生物班の皆さんによるヤマトサンショウウオとギフチョウの調査保全活動の報告があり、その後に「竹の鳥笛」作りのクラフト教室を自然学校の担当で行いました。

 

かんがえるスタジオにて開催を待つ参加関係者です

 

岐阜高・生物班が保育しているヤマトサンショウオです。

 

岐阜高校・生物班メンバーのギフチョウ調査の活動報告です

 

岐阜高校・生物班が採取し作成した標本です。

右上:ギフチョウ、右下:ナミアゲハ、左上:アカホシゴマダラ、左下:ミドリシジミ

 

材料を配り、クラフト教室の開始です。

 

資料を配り、工程を説明しながらの組み立て作業です。

 

高校生たちも結構、悪戦苦闘しています。

 

完成まであと一歩、乾燥待ちです。

 

完成品です!

 

活動報告も終わって、参加者には余裕も出来てクラフト教室を楽しんでもらえたと思います。しかし作業時間が25分間しか無く、余りにも短すぎたことで木工ボンドの接着に支障が出て、乾きが遅く完成出来た人が少なかったことは残念でたまりません。一応、このことも考慮して、組み立て方の資料も渡しましたので、帰宅してゆっくり完成して貰えればと思います。サポートしてもらいましたメンバーの皆さんお疲れ様でした。

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3.11鎮魂登山 on 百々ヶ峰

2023-03-11 20:39:33 | 出前講座&特別講座

シキミ

春の陽気を通り越し初夏の暑さになりました。13回目の3・11慰霊登山です。ここふれあいの森ではお馴染みのシキミです。黄色の優しい色の花がお出迎えです。

 

ヒオドシチョウ

頂上に着くと沢山の登山者が昼食中でした。ヒオドシチョウも人を避けながら縄張りを守って飛び回っています。

 

黙祷

「NPOふれあいの森自然学校では今年で13回目の慰霊登山です。これから1分間の黙祷を東北方面に向かい捧げます。参加いただける方はその場所でも構いませんのでご一緒してください」何と、頂上に居た22名の皆さんが全員食事を中止して黙とうを捧げていただけました。ある方は「こんな機会が無いと黙祷も捧げませんでした。いいチャンスを頂き感謝です」と仰っていました。感動です。ありがとうございました。

 

積雪10cm

2015年3月11日の慰霊登山は今日とは真逆のこんな景色でした。積雪10cmで一般の方は誰もいらっしゃいませんでした・・・

 

キジバト

帰りにはキジバトのカップルが人を恐れる事も無く餌を啄んでいました。この辺りは何の災害も無い事のありがたさをつくづく感じた次第です。

 

ウグイスカグラ

薬木広場の散策道脇にあるウグイスカグラはやっと花を開いたところです。毎年思う事ですが、私が登り続けられる限りこの慰霊登山は続けて行こうと思っている次第です。また来年も現場で出会った時はよろしくお願いいたします。

 

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