ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

2023年11月22日(水)ふれあいの森ワンコイン散策会

2023-11-23 19:31:54 | ふれあいの森散策会

「この実なんの実、気になる実」

 

森の中を歩く

紅葉も美しい時期なので、森の中を長めに歩くコースを設定しました。今日のテーマは「実」です。散策の途中でいろいろな実を紹介していきますが、最後に実を使ったゲームをするために実を拾ってもらいながら歩きました。

 

ユリノキ

葉の形が特徴的なユリノキ。別名をハンテンボクといいます。葉の形が半纏(はんてん)に似ていることからそう呼ばれていますが、若い人にはわからないかも。「Tシャツの木」とよんだほうが通じるかもしれませんね。

 

フユイチゴ

赤い実が目立ってきました。このフユイチゴはなかなかおいしいので、個人的に好きな植物です。森の中で食べるからおいしさも格別!皆さんにも好評だったようでよかったです。

 

マンリョウ

この赤い実も目立ちますね。縁起物の木のマンリョウです。そばにはセンリョウも生えていました。お正月の飾りには欠かせない木です。

 

実を使ったゲーム

散策の最後に、拾った実でゲームをしました。卵パックに実を入れてふり、案内人の指示通りに実を入れるというゲームです。5個を1列に、10個を2個ずつ1列に、最後は10個を1箇所ずつ入れてもらいました。単純な遊びですが思い通りに実が入らず、夢中になってしまいます。

 

次回のふれあいの森散策会は3月なので少し期間がありますが、冬の森も気持ちよく歩けます。ぜひ散策をしに、森へ足を運んでくださいね。

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岐阜市環境保全課アースレンジャー自然体験塾 in ふれあいの森

2023-11-20 06:41:12 | 出前講座&特別講座

冷え込んだ朝となりました。今回は屋外開催となりましたが、ブルーシートを敷いてスペースはバッチリです。最初に岐阜大学ESDクオリアの皆さんのクラフトです。牛乳パックと割りばしで羽子板を作りました。

 

羽根はムクロジの種子と水鳥などの羽で作ったものを自然学校が提供して、完成した羽子板で羽根つき大会となりました。親子で歓声をあげて楽しんでいただけました。本物の鳥の羽根なので、落ち葉の中に落ちたら紛れてしまって簡単には見つけられなくなってしまいます。こんな時にも自然の妙を知らされました。

 

続いて、「謎解き暗号ゲーム」です。森の中の危険とゲームの注意事項を説明して、ゲームスタート!!

 

森の中に紛れるように文字が隠してあるのをヒントを手がかりにして見つけてもらいます。

 

皆さん、一生懸命探してもらえました。

 

文字全部を見つけて並べ替えると、「サンタノプレゼント」になります。

 

全員が正解でした。賞品は四つ葉のクローバーのしおりです。好きな色のしおりを選びます。森の中の自然をよく見ながら走り回りました。ヒントが解けずに苦労した親子もありました。短い時間でしたが楽しんでいただけたと思います。

 

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面白ネイチャーウォーク(東ライフデザイン) in うぬまの森

2023-11-17 10:13:29 | 各務原講座

タイトル「目で見る秋を楽しみましょう」

濃尾平野

上りの坂道を10分くらい登っただけでこの絶景です。感激してみえる方もみえました。日常の散歩レベルでこの景色を味わえるのですから、ひとしおです。1人で黙々と上るのではなくて皆さんと一緒にワイワイ話しながら行くので楽しくて、あっという間に着いてしまいます。

 

モチノキ

心臓破りの道に入る前にしばしのお楽しみ!モチノキが並んで植栽されている所で、「モチノキは何本あるでしょうか?」「雌雄異株です。オスの木は何本?メスの木は何本?」目の前なので分かりやすいようで、「あれ?」「もう1回数えよう!」となりました。モチノキの不思議と虫との攻防戦を紹介しました。

 

マツグミ

近年、マツが数を減らしています。そのマツに寄生するマツグミは共倒れです。運よく目の前でマツグミを見ることができるポイントです。この時期は小さな果実が観察できました。

 

ミヤマママコナ

花盛りのミヤマママコナがありました。晩秋のこの時期に花はうれしくなります。アキノキリンソウも見ることができました。

 

フユイチゴ

11月はフユイチゴがおいしくなるシーズンです。斜面で足元が少し危なかったですが、試食してもらえました。「初めて食べました。おいしいわ~!」と喜んでもらえました。

 

イボタ蝋

「この白いのはロウですよ!」「木が作ったのですか?」「虫が作ったんです。」「え~~~~!」これを作ったイボタロウカイガラムシの姿は見れませんでしたが、インパクト大なしろものでした。

 

時間が押したので、ショートカットする道で戻ってきました。この森によく来てみえる方も知らなかった初めて通る道だとおっしゃって笑ってみえました。マツグミやイボタ蝋とめったに会えないものを見られて、何千人か何万人分の1になるラッキーなウォーキングになりましたと締めくくりました。次回もまた皆さんと楽しみたいと思います。

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2023年11月8日(水)「あなたの色に染めましょう」 in 百年公園

2023-11-09 15:12:45 | 百年公園散策会

「ケヤキ」

百年公園のシンボルツリー的な存在感のあるケヤキです。先日の雨と風で随分葉を落としましたが、落ち葉も美しい色です。

 

「見て!見て!」

おもしろい前足、モフモフとした毛に覆われています。ナンキンキノカワガが日向ぼっこをしていました。

 

「タンキリマメ」

赤い莢が目を引きます。はじけた莢と黒い種子はカエルの顔に見えました。赤い莢の色は一見の価値ありです。

 

「ナツハゼ」

この果実は甘酸っぱく美味しいです!!日本産ブルーベリーとも呼ばれています。

 

「ナンキンハゼ」

百年公園北入口道路の両側はナンキンハゼの並木道になっています。紅葉と白い実が、今、見頃です。

 

「ヤマボウシ」

梅雨のころに咲く白い花?4枚の白い総苞が頭巾で真ん中の果実を坊主頭に見立てて、山で修行するお坊さんにたとえたのが名前の由来です。美しい紅葉です。

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椿洞ワクドキ自然散策会 in 畜産センター公園 2023/11/3

2023-11-03 20:34:51 | 椿洞畜産センター公園

テーマ「樹木たちの秋化粧に見とれて!」「気分は高揚!紅葉と黄葉、どう違うの?」

今回は岐阜市畜産センター公園「あそびの広場」のイベントとしての散策会でした。

 

メタセコイア

畜産センターで目を引くのは大きなメタセコイアの木です!尖がった樹形の木が並んでいます。緑の葉がこれから徐々に色が変わっていき落葉します。

 

真っ赤になったイロハモミジの前で「紅葉と黄葉の仕組み」を紹介しました。「キレイな紅葉になるためには寒暖差」とテレビでよく聞きますが、その意味に納得してもらえたかと思います。

 

イヌタデ

どこにでもよく見られるイヌタデですが、白花のイヌタデを初めて見つけました。紅白が混ざっていて見事でした。

 

スダジイ

アベマキやコナラ、アラカシのドングリは子供たちに拾われてしまったでしょう、ほとんどなくなっていました。スダジイはちょっと小さめで、とがった感じがあるから不人気なんでしょうか?たくさん落ちていました。生食できることを紹介すると皆さん半信半疑でしたが、食べてみた方たちは「おいしいわ~!」とびっくりしてみえました。

 

トリノフンダマシ

これは鳥のフンのように見えるクモなんです。拡大写真を見て「ええ~~!!」と驚きの声があがりました。

 

11月だというのに25度を超えた夏日で雲一つない青空でした。広い緑の芝生広場はすごく気持ちがよかったです。12時に帰ってきて、参加された方たちに感想をお聞きしました。楽しかったと話してもらえて良かったです。私たちも楽しかったです。ありがとうございました。

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