ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

今年の冬は寒くない?!  森のようちえん in ふれあいの森 12月22日(日)

2019-12-23 21:27:43 | 森のようちえん

先月の森のようちえんでは、「来月は雪遊びができるといいね」と言っていましたが、雪遊びどころか、雪が降る気配がまだありません。子供たちの格好も12月にしては薄着です。実際、ちょっと走ると上着を脱ぎたくなる陽気でした。

                                                                              夢中


小学生のクラスでは、のこぎりや金づちなど道具を使わせてもらえます。学校や家ではなかなか使うことがないせいか、道具を使いたがる子供が多いようです。大人からすると、無駄なところを切ったり、意味のないところに釘を打ったりしているんですが、夢中で作業に没頭しています。

                                                 たき火

このたき火も小学生のクラスのみ、子供たち主体でやらせてもらえます。火を扱うことは大人でも最近は少ないと思います。たき火やろうそくなど、炎を見るのは癒しの効果があるようですよ。ここの子供たちは、もっぱら燃やすことが楽しいだけのようですが。

                                                                     焼きマシュマロ


このマシュマロはどのクラスにも人気です。マシュマロを表面がうっすらキツネ色になるぐらいに焼くと、とってもおいしんです。走り回って疲れた体に、甘いものが染み渡ります。来月もたき火をするので、いろいろなものを焼いて食べたいね。また元気に森で遊びましょう(^^)/

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年12月11日(水)「埋蔵金はどこに!!」  in 百年公園

2019-12-12 16:09:49 | 百年公園散策会
今月は百年公園を散策しながら埋蔵金を探そうという企画です。埋蔵金なので現行の円ではなく、江戸時代の両の単位の物を探します。
 
大金持ちのマンリョウです。
 
万両・千両などと正月の縁起物として江戸時代から人気を博してきました。百両はカラタチバナ、十両はヤブコウジ、一両はアリドオシです。見事な赤い実をつけて、正月飾りとしてなくてはならないものです。マンリョウとセンリョウ、アリドオシが揃えば「万両千両有り通し」で景気の良い大金持ちの語呂合わせとなりますね。
 
マンリョウどこかしら?
 
 
初めにマンリョウを紹介して、しっかり見てもらいました。その後、山道を皆さんで歩きながら探します。「あれ、あそこにあるよ」「あの奥の方のもそうじゃない?」実がなくても葉っぱだけでも見分けられるようになってみえました。
 
ヤブコウジ
 
 
十両のヤブコウジです。「まあ、カワイイ」という声しきりです。背丈10㎝くらいで赤い実が1~2個ついています。江戸時代や明治の頃には高値で取引されるほど人気がありました。
 
これは何?
 
 
ウバユリの果実です。中に種子が入っています。種子は軽く、翼(よく)と呼ばれる羽根のような物がついていて風で飛ばされます。果実の脇のすだれのようになった所から風が入り、吹き上げて種子を飛ばすのです。植物のよく考えられた戦略に感服です。
 
オオモミジ 
 
 
今年の秋は冷え込みが遅かったせいなのか12月中旬になってもまだ色鮮やかな紅葉が残っています。「紅葉」と書いてコウヨウともモミジとも読みます。そんな話から続いて、モミジとカエデの話、そしてオオモミジ、ヤマモミジ、イロハモミジを比べて見てみました。細かいところを観察して皆さんのお話が盛り上がりました。
 
御嶽山
 
 
階段を登り切った尾根の所で雪をかぶった御嶽山がとても綺麗に見えました。雪山の冷たい空気を一瞬吸い込んだような気がして、日常から離れたように思えました。
 
皆さんでマンリョウ、センリョウ、ヤブコウジとたくさん見つけられました。タカノツメの甘い香りに包まれ、たくさんの落ち葉の中を歩きました。「落ち葉踏み 山の命の 音のよな」と一句も披露していただきました。
次回は来年2月12日(水)です。よろしくお願いします。
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔の遊び道具作り講座 in ふれあいの森 2019-12-01

2019-12-01 20:21:16 | みのまるかじり講座

ふれあいの森・四季の森センターで「一寸昔の正月遊び体験」の講座を行いました。羽子板とツクバネを作ります。

こんなので良いのかな? 

                                          

始めに羽子板の背景作りです。色紙で思い思いに切ったり、貼ったり忙しいです

                                                         生地選び      


羽子板には、着物古布を使って来年の干支であるネズミ雛を作ります。どれにしようか?布選びも大変です。

                  黙々と・・・


 皆さん無言・・・集中しています!初めての作業で苦戦するも、折り紙で鶴を折り、松ぼっくりを取り付けて、段々と出来上がっていきます。

                ツクバネ


ツクバネの製作です。黒い球は「ムクロジ・無患子」の実です。羽根部分には水鳥と孔雀の羽根を使いました。ムクロジに穴をあけ羽根を刺して接着剤で固定します。今回はキーホルダーにも使える様にリリアンでループも付けました。

                出来上がり


 力作の出来上がりです! 円陣組んでエイヤー!!

                お馴染み笑顔の・・・


 出来上がった作品を持って、笑顔!笑顔! お疲れ様でした!!!今回は、作業が多く時間が短くなりました。次回からは1時間くらい多くする必要があると感じました。とにかく皆さん完成出来て、楽しい笑顔が見られて安心しました!

               


 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岐阜県グリードクター主催・クリスマスリース作り講座 in 西部コミュニテイー 2019-11-30

2019-12-01 19:19:51 | 出前講座&特別講座

11月30日(土)公益社団法人岐阜県緑化推進委員会・岐阜県緑の博士(グリーンドクタ―)協議会の主催で一般社団法人岐阜県造園緑化協会の協賛。岐阜県後援による「第27回 緑の育成と樹木保護保存セミナー 2019」に協力依頼があり、「木の実でクリスマスリースを作ろう!!」というイベントで岐阜市西部コミュニティセンターに行って来ました。

                                                  広い会場です


前日に会場設営と材料搬入を行い、当日は現地に案内人6名集合。リース作りの前に樹木に関する勉強会を開催。参加者に配布した資料(リース作りに使用する材料の紹介、ドングリの実の見分け方)をプロジェクターを使い説明しました。そして用意した樹木の葉(カツラ、クスノキ)の香り。(ムクノキ)の葉でサンドペーパー機能などを体験して貰いました。

               葉書


更に別名ハガキの木と呼ばれる(タラヨウ)の葉に文字を書いてもらうと、皆さん「字が書ける」、「すごい!」「消えないのかな?」などの声。何故、タラヨウがハガキと関係あるのかなどハガキ・葉書の由来を説明して人間に役に立つ樹木などの説明を行いました。

               取材カメラマン


 勉強会の後は、リース作りです。今回は、ご家族での参加が殆んどで、保護者の方もお子さんと一緒に材料探しからです。何と!NHK岐阜支局からのテレビ取材がありました。運営スタッフの皆さんにもリースを作ってもらいます。

               はいチーズ!!


お子さんも頑張って立派なリースが出来上がりました。家族単位で作品を披露して感想発表。全員で記念撮影を行い無事、終了しました。大きな会場で40名近い参加者のリース作りは初めて、進行があたふたする事もありましたが良い経験となりました。参加者と運営スタッフの皆さんに感謝です!!!


 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする