ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

12月18日(日)森のようちえん  in ふれあいの森

2016-12-19 20:23:47 | 森のようちえん

今年最後の森のようちえんです。寒さを覚悟していましたが穏やかな日となり、どのクラスも楽しく活動できたようです。

                                               焼いているのは・・・


冬の野外の活動では寒さ対策が必要です。今日はどのクラスもたき火で暖をとりながら、いろいろなものを焼きました。このクラスでは、焼き芋に焼きマシュマロのようです。火の番は頼もしい「お父さん隊」にお任せしました。

                            何を探しているの?

違うクラスでは、大きな鍋に野菜を持ち寄りスープづくり。火にかけてしまえばあとはひたすら待つだけです。そんな待ち時間にあるものを探しに行きました。それは、フユイチゴの実です。少し甘くて酸っぱい味。普通のイチゴよりも素朴な味ですが、森で食べるとおいしく感じますね。

                              落ち葉のベッド


この季節の森には落ち葉がたくさんあります。落ち葉をかき集め始めた子供たち。何をするのかな~と黙って見ていると、シートをかぶせてベッドにしたようです。大人も楽々寝ることができる大きさ。「塵も積もれば山となる」ではなく、「落ち葉も積もればベッドになる」といったところでしょうか。

今日で今年の森のようちえんは終了しました。皆けがもなく元気に遊びまわり一回りも二回りも大きくなったようです。また来年もこの森で元気に遊び生きる知恵を育てましょうね・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年最後、12月14日ワンコイン散策会  in 百年公園

2016-12-15 12:53:11 | 百年公園散策会

散策タイトルが「森の年越しって」です。なんじゃこりゃ??と言うようなタイトルですね。処が森でも、餅つきなどはしませんがそれなりに冬を越す準備に入っているんですよ。

                      「落ちない、離れない、放さない」


普通の落葉樹は秋に葉を落として冬を越しますが、コナラは枯れた葉を次の春の新芽が開くころまで付けています。春先に新芽が出来てようやく落ち始めます。コナラは1960年頃までは里山の代表樹種で薪や炭などに利用されていました。火力が安定していてススの出が少ないので現在は薪ストーブ、ピザ窯などに重宝されています。樹液はカブト虫、クワガタなど昆虫のご馳走で、またドングリは熊、ネズミ、リス、等の哺乳類からカケス、アカゲラ等の鳥類迄、多くの生き物が利用しています。

                          「これで安心、年越しだ」

これはアベマキのドングリです、2年をかけてドングリになり更に秋のうちに根を地中に伸ばして春を待ちます。建築材、器具材、薪炭材、椎茸のほだ木、樹皮は第二次世界大戦前後、不足したコルクの代用にも使われました。こちらも里山の代表樹種です。

                         「え~い、この紋所が目に入らぬか!!」


朽ちている部分の樹皮を少し剥がしたら、背中のハートの文様が可愛いエサキモンキツノカメムシが年越しに入った所でした。きっとこんな文句を言っていたでしょうね・・・「え~い、この紋所が目に入らぬか!!」っと。眠気を覚まさせてごめんなさい、「はは~大変失礼しました、申し訳ございません」と平身低頭するしかないですね・・・

                               「いい香りです」

散策路を一面に埋め尽くすタカノツメの落ち葉です。しっとりと水分を含みとてもよい香りを発していました。全員胸いっぱい良い香りを吸い込んでいます。今日参加の皆さんは香りを楽しむことが出来ましたが、このブログをご覧の皆さんも現場でこの幸せ感を是非味わって下さい。

参加者の詠まれた一句 「落ち葉して 布団敷けり 雑木山」

                             「ルビーの輝き」


草の様に見えるフユイチゴですが木イチゴです。百年公園でも沢山自生しています。冬に赤く熟すのが名前の由来です。赤く美しく輝いている姿は筆舌に尽くしがたいです・・・自然は素晴らしい!!

                            「フユイチゴ試食」


この散策路はフユイチゴが多く自生しています。今年はこの冬イチゴの当たり年かも知れません?赤く色ずいた冬イチゴが鈴なりでした。今が食べ頃、甘酸っぱい味は子供の頃を思い出させる私の味覚です。しゃがんで皆さん一粒ずつ味見でした。参加者の方が詠まれた俳句です。「山道に かがむジジババ 冬いちご」

 前夜からの雨もやみ青空の下、今年最後の百年公園ワンコイン散策会でした。今年は雨で中止する場合が多く、今年最後の散策会を開催出来た事がとても嬉しいです。来年1月はお休みですが2月からまた再開します。スタッフ一同再開できる日をお待ちしています。これから益々寒さが増していきます。お身体ご自愛のほど良いお年をお迎えください。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月4日 なるほど自然講座「クリスマスリースを作ろう」

2016-12-08 09:21:37 | なるほど自然講座

受講生が待っていてくださった今日はリース作りです。皆さんに尋ねたところ初めての方はいらっしゃらず、体験済みの方ばかりでした。簡単な説明の後、いよいよスタートです。

                                       材料は何にしようかな?

今年も沢山の材料を揃えました。前回の材料に比べて、さらに種類が増えました。みなさん材料選びが大変です。まずはリースの土台にのせていろいろ考えます。

 

                                        可愛いオキナワスズメウリ


 今回は特にオキナワスズメウリ、カラスウリ、カワラハハコなどカラフルで 多種な材料が揃っています。オキナワスズメウリは特に女性に大人気です。「わあーかわいい」

                                                                 小さな参加者の作品です


 ドングリの帽子がかわいいですね。ドングリには顔も描いてあります。なんだか心がなごんでホッとしますね。ミッキーもうれしそう。


                                         クリスマスツリー作りに挑戦


 リースを作り終えた人から、正月飾りかマツボックリのツリー作りかを選んで、作ってもらいました。写真のマツボックリはダイオウショウ(大王松)と言ってとても大きいマツボックリです。この辺りではなかなかお目にかかれないものです。


                                                今日の作品です


                          やりました参加人数が多いので2班にしておみせします。みなさんの作品と笑顔をみてください。

 

                                             私たちもがんばりました~


 こちらのみなさんも満足そうな笑顔でパチリ!2つの作品を持っていただいて「はい!チーズ!(^^)!」

 仕上がった作品を手にして、みなさん充実の笑顔をされていました。どの作品も個性があって素敵でした。喜んでいただけると、私たちもやりがいを感じてとてもうれしい気持ちになります。みなさん、今年も参加してくださってありがとうございました。

来年1月はお休みです。2月には「銀ブラに負けぬ柳ブラ」があります。ご参加お待ちしています。寒さも本格的になってきます。体調を管理して、また来年元気にお会いしましょう。 ありがとうございました。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする