ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

11月23日(水)「身近な植物に、へえ~!」 in ふれあいの森散策会

2016-11-25 04:05:11 | ふれあいの森散策会

今日は祝日のため親子連れの参加も多く、天気も良いことから、参加者が30人を超える大賑わいの散策会となりました。

                                                                 レモンイエローの葉


深まる秋。ふれあいの森でも赤色や黄色に色づいた木々が多くあります。中でも薄い黄色の葉が目立って見えます。タカノツメやコシアブラです。緑色の葉のときはあまり目立たないのですが、この透き通るような黄色になると存在感がぐんとあがりますね。

                                                                                        どんぐり


今年はどんぐりが豊作のようです。どんぐりを拾いながら坂道を歩いてもらいました。みんなで何種類のどんぐりを拾えたのか確認してみると、コナラ、アベマキ、アラカシの3種類でした。大人になるとなかなかどんぐりを拾うことはないのですが、皆さん童心にかえって楽しそうに拾っていらっしゃました。

                                                                                  たくさんの落ち葉


 高い木だと、葉っぱをじっくり見ることはできないのですが、この季節は落ち葉となってじっくりと見ることができます。ホオノキの落ち葉は大きく、裏が白っぽいので目立ちます。ホオノキの葉は、朴葉みそとしてもおなじみですね。

 身近な植物を案内しましたが、「へぇ~!」と感じてもらえたらと思います。ふれあいの森の散策会は、12月、1月とお休みです。次回は来年の2月となります。また皆様にお会いできることを楽しみにしております(^^

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11月20日(日)なるほど自然講座「岩舟渓谷と松尾池を歩こう!」

2016-11-20 21:14:46 | なるほど自然講座

                                  松尾池


 岐阜市最高峰の百々ケ峰の南麓には松尾池があります。秋も深まってくると、毎年オシドリがやってきてくれるので大勢の見物客で賑わいます。ほとりの東屋でオシドリを見物しているとそこへカワセミが飛んできて大サービスしてくれました^^

                          今年巣立ったフクロウのヒナ


 今年の春、フクロウのヒナが3羽巣立ちをした巣箱を見つけました。毎年繁殖に成功しているようです。フクロウは子育てをオスメス協力して行います。またつがい相手が亡くならない限り、ずっと一緒に暮らします。仲の良い夫婦のことをオシドリ夫婦といいますが、とんでもない!本当に仲の良い夫婦はフクロウ夫婦なのですー☆

                          萩の滝(下の滝)


岩舟渓谷にある萩の滝です。岐阜市で見つかっている唯一自然の滝です。

                           萩の滝(上の滝)


こちらは上にある滝です。夏になると滝つぼにミヤマカワトンボが飛び交います。

                              コマユミ


 登山道にコマユミの赤い実がたくさんなっていました。ニシキギにそっくりですが、こちらは枝に翼がありません。なんともかわいらしい帽子を被った実ですね~

                              白山展望台


 紅葉・黄葉に彩られた登山道を歩くこと30分。白山展望台に到着です!ふだん見慣れた風景も上から見下ろすと、まったく別の郷に来たような感動が味わえるから不思議ですねー☆百々ケ峰はもうすっかり秋の装いでした!みなさん、お疲れ様でしたー♪

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大人の「森のようちえん」開催 in ふれあいの森

2016-11-20 18:40:42 | 森のようちえん

                       森のようちえん、保護者バージョン

前日の雨が嘘のようないいお天気になりました。今日は森のようちえんに参加している児童の保護者向け講座です。参加人数17名程になりました。先ずは「コテコテばあさんを探せ」というタイトルのお話です。この「コテコテばあさん」を知っている人は居ませんでしたので想像図を書いてもらいました。

カモフラージュ風景

いよいよ外に出て楽しんでもらいます。数メートルの間に人工物を置いて有るので、探し出してもらう私たちにはおなじみのゲームです。このゲームで自然界の動物たちの身の隠し方や身の守り方を感じてもらいます。単純なゲームですが盛り上がります。

花粉の筋が・・・

今日参加されたお父さんやお母さんたちはとてもラーッキーでした。四季の森センターから北の道路を挟んで白山神社が有ります。そこに生えているヒマラヤスギの雄花がジュウタンの様に落ちているんです。見てくださいこのヒマラヤスギの雄花と黄色く見えている花粉の筋を・・・雄花が咲いた後雨が降ったので花粉が浮き上がりこの景色になりました。お天気が成せる偶然の産物です。今日しか見えなかった景色でしょうね・・・

「コテコテばあさん」の正体です

これが最初に予想して書いてもらった「コテコテばあさん」の正体です。そう!ウスバカゲロウの幼虫です。白山神社の社殿の下に住んでいるのを掘り起こしてみてもらいました。ほとんどの方がこの幼虫の姿を初めて見たとの事でしたので驚かれたようでした。

手を出して受け取ってください!!

前の方から順番に手渡しでコナラの殻斗で作った「芋虫」を手渡ししてもらいました。手渡ししてもらうまでは後ろ向きですから前の方が「わー!!」とか「キャー!!」とか言って驚かれる声だけを聴いています。ですから自分の手のひらに乗るときは何が来るのか分からず、ドキドキ物です・・・盛り上がりましたね~~!(^^)!

こんなに紅葉が・・・

この紅葉の景色が最後位でしょうか?とても綺麗に色ついていました。そんな秋真っ盛りの中どんぐりを中心に自然に触れてもらいました。

ヒマラヤスギの雄蕊に始まりツチグリ・ウスバカゲロウ・ツブラジイ・スダジイ・コナラどんぐり・カツラの香り・ミツマタ・カンアオイとギフチョウなどを案内させてもらいました。題目はこれだけでしたが満足いただけたでしょうか?また春にも開催予定が有るようですがしっかりと楽しんでもらえるようその時はネタを仕込んでおきますので又ご参加のほど・・・ありがとうございました。

 

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秋いろ満喫・・・畜産センター散策会 in 中野峠

2016-11-18 01:18:42 | 椿洞散策会

錦秋の椿洞畜産センター公園の裏山を今日は散策です。頂上の中野峠まで行ってみることにしました。・・・

                          「メタセコイア」


数千年前シベリア、カナダ、グリーンランド、北極圏まで広く分布していたようですが、のちに絶滅した植物と思われていました。ところが1939年関西地方で化石が発見されました。1941年学会発表されそ、の後1945年中国四川省の山中で自生しているのを発見され「生きている化石」と呼ばれるようになりました。その時はかなり話題を集めたメタセコイアです。円錐形の樹形が美しく紅葉も捨てがたいです。公園や街路樹、学校の校庭などで見る事が出来ます。

                               「鈴なりの実」


里山に入るとよく見かける木です。東日本には神事に使われるサカキが少ないため、その代用として使われているヒサカキ。春にやや黄色した白色の花が枝にビッシリ咲き、秋にはこの様に実がつきました。花の匂いは自然界には無いようなガスに似た匂いがします。人それぞれですが、私はこの匂いを嗅ぐと春が来たことを実感します。

                              「サルトリイバラ」


もう少しすると葉が落ち赤い果実が残ります。最近は中国からサルトリイバラそっくりのサンキライが輸入され、赤い実が素敵なリースとして販売されています。雌雄異株で当然の事ながら雄株にはこのように実はなりません。葉は餅などを包むのに利用されたりもしたようです。

                             「ルビーの原石ですか?」

散策路の山側斜面にこのルビーの原石?を見つけました、いえいえそうではありません自然界では保護色が多い中、このアカケダニは見事な色で自分をアピールしているようです。紅葉の秋にふさわしい色ですね。

                                「178m」


中野峠の標高が178mです。ここの公園から唯一金華山のお城を見る事が出来ます。晴れの日の今日は南側を見るため逆光になり少し見ずらい日でした。

                              「美しいですね」


紅葉シーズンの主役であり、日本の秋を真っ赤に彩る代表的樹木です。公園などに植えられ私たちの目を楽しませてくれるイロハモミジです。5~7に裂ける裂片を「いろはにほへと」と数えた事が名前の由来と言われます。本当に美しいですね。


秋色満載の椿洞畜産センター公園でした。いみじくも参加者の御一人から「遠くまで行かなくてもこんな近くに、こんなに綺麗な紅葉スポットが有る事を知らなかった!!」との感想が聞かれました。そうなんです。ここ畜産センター公園の裏山はとても綺麗な紅葉スポットが彼方此方に有ります。皆さん散策にお越しください・・・

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岐阜メモリアルセンター 「クリスマス/正月リース作り」 特別講座

2016-11-12 22:38:01 | 出前講座&特別講座

この講座も3年連続となりました。今までより開催が早いことから材料の調達に若干苦労しましたが、支障無く始めることが出来ました。午前中はクリスマスリース作りです。メモリアルセンターからの注意事項の後、大まかな作り方を説明してスタートです。

                       材料選びです・・・どれが良いかな?


参加者の皆さん、リース作りは初めての人が多く、小さな子供さんも混じり先ずは、楽しく材料選びです。当講座のリース作りにはとても沢山の材料が用意してあります。余りの多さに選ぶのも大変そうでした・・・

子供さんの参加が・・・


昨年より家族連れの参加者が多い中、ママに混じってパパが孤軍奮闘。真剣さに感動です。結構子供たちのセンスが大人の上を行っているような気がしたのは私だけでしょうか・・・

                        クリスマスリース出来上がり~~!(^^)!


ハイ!出来上がりました。一人づつ感想を述べてもらい全員で集合、記念撮影です。やはり、1から物を作り上げていくという行為は得も言われぬ喜びが生まれるものなのでしょうね。皆さんのこの顔がそれを証明しています。

 

                      午後からは、正月リース作りです。縄をNOW


最初は、藁でしめ縄作りです。普通の縄と異なり左撚りの3本綯いとなるので、皆さん大騒ぎ。ゆっくりと作法を説明してから実践して貰うのですが、これがなかなか難しいのです!!何度も最初っからやり直している参加者も居て、大変。それでも最後には綺麗に仕上げることが出来たようでした。

                          注連縄をやっとの思いで作り上げ・・・


どうにかしめ縄も出来て、本体作りになりました。やっと!皆さんに笑いが戻って来ました。ここでも材料はふんだんに有りますので思う存分飾り付けてお見えです。

                          上出来!! 上がり


何とか無事に出来上がりました! 午前と同じく順に感想を聞いてから集合の記念撮影です。参加者皆さんの笑顔をご覧あれ!!

 今回の講座も3回目となり、クリスマスリース作りでは今まで行っていた見本となるリース展示を止めました。見本を見るとどうしてもそれに似たものが多く出来上がってしまうことが理由です。その結果、今回のクリスマスリースは、参加者それぞれの思いで仕上がった作品が出来ていると思いました。午後からの正月リース作りは、しめ縄作りに予定時間の半分、1時間以上かかってしまう状況になってしまい、多少心配しましたが無事に終わり安堵しました。時間がかかるのは毎回の事なのですが、「毎年買っているしめ縄が、こんなにも大変な作業であったことに驚きました!」と感想で言われた様に通常と違う左綯いを理解、体験してもらう事がとても重要なのです!!! そして、面白いのです!! 兎にも角にも、今年も楽しく体験して頂いた笑顔に出合えたことに満足しています。  来年もがんばります!!

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