ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

みのハイキングクラブ出張講座 「鳥(チョウ)面白い話」

2016-09-30 10:38:12 | 出前講座&特別講座
  先々月に続き

関市のわかくさクラブにて毎月例会を行われているようです。その時に外部から講師を招かれて見分を広めたりされているとか・・・7月にお招きにあずかりまた今月依頼を受けての「野鳥講座」です。

                            まずはお札の鳥から

旧千円札と一万円札には鳥が使われていたのを覚えてますか?千円にはツルが、一万円には流石国鳥の雉を使用しています。そんなところを見てもらいながら、ついでに日本が誇るマイクロ文字を確かめてもらいました。ご存知の方もお見えでしたがはっきりと拡大して見えるので驚かれる方が殆どでした。

                                               鳥はどれくらい知っていますか?

40名近くの参加者の中で10種類以上野鳥の名前をご存じないと言われる方が殆どでした。では・・・という事で名前を列記していきます。ハクチョウ・ツル・トビ・キジ・カラス・スズメ・・・名前一つごとに知らない人は?問いかけても手が上がりません。全部で12種類書きましたが皆さん知っている鳥ばかりのようでした。鳥イコール知らないとの思い込みが激しいようですね。

                                スズメ・ハト・カラス

大・中・小の基準になる鳥を物差し鳥と言います。代表のスズメを塗り絵してもらいました。一番知っている鳥なのに見ているようで視ていない。その事実が分かってもらえただけでも良かったようです。ハトについては哺乳類と同じようなミルクで子育てをする話を、カラスについては「カラスの赤ちゃん」の動揺を歌ってもらいそこに出てくるカラスは何カラスか?考えてもらいました。

一番身近なスズメ・ハト・カラスと言う物差し鳥を取り上げたので分かりやすくて良かったとの感想もいただきました。またの機会があるようでしたらお呼びください。自然大好き人間の集まりでしょうから話はとても盛り上がると思います。みのハイキングクラブの皆様、二回にわたってありがとうございました。
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9月25日(日)森のようちえん

2016-09-28 08:22:40 | 森のようちえん
雨が続く毎日で天気が心配されましたが、今日は久しぶりの太陽を見ることができました。草むらの葉はまだ青々していますが、秋の花や落ちているどんぐりなど、秋の気配を感じる1日でした。

虫を捕まえよう

薬木の広場では、歩くたびにバッタが飛び跳ねます。子供たちはバッタを見ると捕まえたくなるようですが、飛び跳ねるバッタを手で捕まえるのはなかなか大変なようです。やっと捕まえたバッタをかごに入れると、とても満足げな顔をしていました。
ひっつき虫


こちらは「虫」といっても通称ひっつき虫、植物の実です。草むらに入るとアレチヌスビトハギの実がたくさんひっついてきます。やっかいな実ですが、その実を使って文字にしていた子供を発見!やっかいものもこうすると楽しい遊びになりますね。
綱引き


「よいしょ、よいしょ!」かわいいかけ声のほうを見ると、子供たちが綱引きをしていました。綱は長く伸びたクズのつるです。綱引きでクズのつるが切れてしまうと、その切れたつるを輪にして電車ごっこの始まりです。また、小学生はクズのつるを使って縄跳び遊びをしていました。いろいろな遊び方ができるものですね。
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2016年9月15日、自然のふしぎ講座 「岐阜で2番目に高い山散策」

2016-09-16 12:51:35 | 自然のふしぎ講座
「いざ、出陣」

時は安土桃山時代慶長5年9月15日、天下分け目の関ヶ原の戦いが開始されたこの日
わが、ふしぎ講座の皆さん「足軽」一行は金華山の岐阜城に七曲コースから日本近海に台風が複数発生中、天気曇りでこれからお城攻めの開始です

                               「進行中」

左右ツブラジイが多い樹林帯を「足軽一行」は、元気に歩いています。

                                                       「垂乳根アベマキ」

枝か根か?2本の木が癒着したその後片方の根元部分が腐ってこのようになった?とても不思議な木です、一見の価値あり!!。我が「足軽一行」は長い階段状の登山道で少しアゴが出てきました

   「岐阜城」

お城の手前通路右側にある「カゴノキ」斜面下から生えているので木肌のパッチワーク枝、は、果実が横からとてもよく見られます。我が、「足軽一行」はお城に到着これからランチタイム元気を取り戻しました。

                                 「絶景かな!絶景かな!」

瞑想の小路を下りてきました、昔この道はお殿様の緊急脱出の秘密の道で一部の人しか知られていませんでした、とても瞑想をしていられる様な道では御座いません、我が、「足軽一行」はここで岐阜市北部の景色を楽しみました

                                                       「ヒトツバ」

瞑想の小路にはヒトツバの群落を見ることができますシダ植物です松尾芭蕉の俳句「夏来ても、ただひとつ葉、一葉かな」の碑があります我が「足軽一行」は上り七曲コース、下り瞑想の小路コースを利用してぐるっと1周しました。
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百年公園ワンコイン散策 2016年9月14日 「暑いのに冬探し」

2016-09-16 08:57:09 | 出前講座&特別講座
「空蝉」

虫眼鏡の出番です、どこで「オス」「メス」わかるの?「ここの所ですよ」「どこどこ」「ここに産卵管の跡があるでしょう」「あるある」「ないない」「これはメスですね」「こっちは無いですオスね」空蝉のお腹側のお尻の所の違いで分かります説明で違いが分かると皆さんおおいに盛り上がりました。私の子供のころ「空蝉」を蝉馬(セミウマ)と言っていました、今でもわが故郷ではセミウマと言っていると思います。
「この葉です」

「この葉が、中華そばを食べる時についてくる蓮華に似ているでしょう?」「そういわれれば似ているね」そうです根生葉が蓮華いや匙(サジ)の形に似ているからサジガンクビソウです
「どちらも雁首」

「昔おじいちゃんがキセルで刻みタバコを吸っていたわ」「昔を思い出しましたよ」刻みタバコを詰める所の曲がりが「雁首」と言う、若者には分からない言葉かな?

「アートです!!」

ヌスビトハギの種をフェルトに貼り付けた皆さんの創作品です、ズボンや服にひっくのは嫌ですが絵になると面白いですね
「このルート知っていますか?」

博物館の裏山尾根を1周する自然観察の小路です。今回はこのルートを利用しました
「ここで冬探し」

自然観察の小路の説明板を利用しました、今回の「暑いのに冬探し」では冬支度をしている木などを観察しました自然界は季節に対してとても敏感に反応していると感じました

最後に4月5月6月7月8月(休み)で前日午後5時発表の降水確率30%以上の為何とか5か月ぶりの自然観察会でした。
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H28年9月11日(日)なるほど講座 「必見!メディコス探検」

2016-09-15 08:21:48 | なるほど自然講座
                                         
アドベンチャー案内人コスモスさんに、メディコスの秘密、全部教えてもらいましょう。おわんをひっくり返した様な、おもしろーい帽子を被ったコスモスさん若いお二人の恰好を見ただけでも、楽しい探検になりそうだ!
さぁ~探検出発。 みんなの森玄関から         

                    「テニテオ」の名称は、市民の応募で決まりましたね。手に手をとって、、。 

こんな気持ちから。そのテニテオの石積みに立つて、メディコスの曲線木屋根を見上げると、旧県庁舎・金華山が一直線に並びます。「金華山や長良川に呼応する文化の森」の理念は、設計士伊東豊雄氏によって、こんな所にも表出されているのかと、感心しました。テニテオでコスモスさんからの質問。 「この場所は、前、何だったでしょう?」「大学病院?」ブー。 ずっとずっと大昔、ここは、長良川だったのです。これは、長良川から掘り出された石です。せせらぎの小川を流れているこの水は、長良川の水です。
         
                  館内に入って最初の案内は、屋根の積層の実物です。

屋根は、100%岐阜県産のヒノキで出来ています。ヒノキの薄板を3枚一組にし、それを最大7層に積み上げ、ビスと接着剤で止めてあります。あの屋根の曲面は、現場で職人さんが一枚一枚の板を馴染む様に構造化された結果なのです。前もってユニットしたものではありません。木材で、曲線を描くなんて。本当にびっくりです。奥に進むと、ヒノキの良い香りがしてきました。普段は入れない1階の事務室から、磨き上げられたコンクリート通路を通って、ギャラリーホワイエまで進みます。途中、コンクリートの床を触ると冷たいのです。これが、冬になると、暖かくなるそうです。まさに床暖の冷暖房版?これがメディコスが誇るエコ空調施設の一つ。建物の7m真下にある長良川の伏流水の力です。この伏流水が、威力を発揮する2階へ行きます。

                                                 2階は、大きなワンルーム

その大きな空間に、おわんをひっくり返した様なグローブが、10つ、フワフワ浮いているみたいです。木格子屋根が大きなお家なら、グローブは小さい10つのお家。親子のグローブ・児童のグローブ等、夫々のグローブに、考えが同じ家族が集まって、お話が出来るみたいです。さて、グローブの役目は、自然光の分散や照明、冷暖房の換気等です。グローブ上部の窓を開閉して、風の流れを作ります。グローブの縁に立つとなんと不思議。涼しい風が流れているのです。コンクリート書棚をグループ化して、一つの書籍が燃えても、他の書棚に燃え移らない工夫。真ん中に立つと、ぐるっと見渡せる様、放射状に並んだ書棚。おお!、お久しぶり。図書館で、こんな出会いを期待しているのです。大きい声でなければ、おしゃべりもオッケーなんですよ。まるで、文化の公園みたいですね。

メデイコスの情報は、広報誌や新聞等で知っていましたが、コスモスさんの案内で、感動や驚きと共に、より深く解りました。優しい語りで、楽しく解りやすく案内をして下さった丸山コスモスさん、数字は任せてと、美しい声で後ろから援護して下さった日比野コスモスさんに、お礼を申し上げます。有難うございました。館内のあちこちには、まだまだ秘密がいっぱいありそうです。今度、又、自分で見つけに出かけましょ!
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