ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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自然の講座の第6回目は「猿啄城とざん」ですが・・・パート1

2016-04-17 22:17:01 | 自然のふしぎ講座
前日の大雨で足元が心配なので急去「日本ラインうぬまの森」散策に変更しました。

猿啄城登山もいいのですが…

日本ラインうぬまの森(陰平山 237,5m)は旧中山道のうとう峠などがあり野鳥や昆虫も多く生息し緑豊かな環境保養林です。みなさん初めての森で興味深々で出発です。

                         イヌツゲ

あまりにも身近でつい見逃してしまいますが、本物のツゲとは全く違う仲間です。木も葉も似ているので、似ていて非なるものイナツゲ…イヌツゲです。植え込みとしてはツゲより多く見かけます。

                                       花弁ではありません

今が一番美しいと言っては失礼かも知れませんね。花弁ではなくアカメガシワの新葉です。春とは言ってもまだ肌寒い季節です。赤ちゃんの新葉はこの真っ赤な産毛(?)で寒さから守ってもらいます。
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自然の講座の第6回目は「猿啄城とざん」ですが・・・パート2

2016-04-17 22:06:19 | 自然のふしぎ講座
苦あれば…

今回の散策コース一番の難所?心臓破りの階段の道を抜けると、整備された散策路の両側にはシハイスミレ、コバのミツバツツジ、ヤマツジなど花盛りです。

猿啄城が見えた


山頂展望台」からは、今日登る予定だった猿啄城、明王山への尾根道が見えました。雲の中に御嶽山。木曽川の蛇行。700万年~500万年前に現れた東海湖とはこんなにも大きかったんですね。

冠樹


森の中で上を見上げると枝や葉の間から空が見えます。森のなかで生きる植物はその空間に葉を広げ成長していかなければなりません。そんな場所では葉が光を得るのは容易なことではありません。植物は光を得るために葉を少しでも高い所へと、背を伸ばして頑張っているのがよくわかります。この森には他に樹木も各種ありスミレも数種類咲いていました。又散策したい素敵な森です。

自然学校では各種散策会を行っていますが、普段では考えられない非日常の偶然の出会いが一番の収穫です。今回の散策会ではそんな貴重な場面に遭遇しました。
散策の途中、私たちの行く先2mのところで1羽のキジバトが地面で羽をバタバタしていました。しばらくバタバタして動かずにいたのですが藪の中に入っていきました。実は「擬傷」と言って親鳥がけがをしたように装って外敵の注意を自分の方に向ける動で、卵や雛を外敵から守る行動だそうです。親の身を捨てた決死の行動、なんだか涙が出てきそうです。とても貴重な体験をさせていただきました。


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