ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

椿洞ワクドキ自然散策会 in 畜産センター公園 2023/9/28

2023-09-28 21:34:50 | 椿洞散策会

9月も最終週で朝晩が涼しくなり、過ごしやすくなって来ました。管理事務所1階で受付開始、久しぶりの散策会は35名の参加者となりました。

今日のテーマは「花と虫、意外な関係とは!」です。受付の後、開始までの間に、展示してある中さんの写真を紹介して見てもらいました。

10時となり、散策時の注意事項と写真・動画の了解を得て、軽いストレッチ運動を行い出発です。

 

アオイ科 フヨウの花

フタトガリアオイガの幼虫

在来のフヨウとアメリカフヨウの紹介、食用と住居関係にある大食漢のフタトガリアオイガの幼虫紹介。皆さん一様に食い荒らされた茎や葉にビックリ!

 

ヒガンバナ科 ヒガンバナ

時期的にも、この花は紹介が必要です。最近は白色や黄色の花が見られますが、やはり赤色の花は存在感があります。

 

森の中、少し広い場所で樹木の紹介。この人数だと説明も大変です。

外来種のテーダマツの葉と松ぼっくりを観察しました。在来の松の葉は2本がくっついています。テーダマツは葉が3本です。4本の葉を見つけた人がみえました。

 

ツリフネソウ科 ツリフネソウ

 

特徴ある花を観察してもらい、花の構造を説明。加えて特化した形に適応する昆虫、トラマルハナバチとの関係を紹介します。手書きの説明図もなかなか好評でした。

 

オオトリノフンダマシ

オオトリノフンダマシの卵嚢を紹介して、親クモを探してもらいましたが、見つかりませんでした。残念です!

 

初めて参加された方も10名ほどみえましたが、楽しかったとの感想をいただきました。次回の散策会の案内をして解散です。

大人数での移動で、全員に説明が伝わったかの問題もありましたが、森の中は暑くもなく無事に終えることが出来て良かったと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第5回案内人養成講座その5「キノコの不思議」

2023-09-24 19:33:16 | 案内人養成講座

「キノコの不思議」

 

初回の好天以来雨続きでしたが、今回は快晴の気持ちのいい日になりました。

先ずは座学から・・・

   

キノコの色々

とにかく種類が多いのです。中にはまだ名前が付いていない物まであります。しかも、食べられるかどうかまで分かっている物の方が少ないのです。

 

いよいよ現場です 

一昨日下見をしたのですが、2日でかなり状況が違っていました。

 

それぞれ採ってきてもらい同定

三分の一ほど同定してもらいましたが、その中でも食べられるのは1~3種類ほどです。キノコはフグと同じで死ぬ場合が有りますから充分注意が必要です。先ずは自信の無いものは口にしないって事が大事ですね。

 

見た目にいい感じのキノコ

ハナオチバタケです。群生している時があり、良い被写体になるのです。知らない世界を覗くと言うのはとても面白い事ですね。

これから皆さんも本を片手に同定していって覚えてください。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「葉画を描こう」ハイカレッジ各務原東 in 東ライフデザインセンター

2023-09-21 13:47:13 | 各務原講座

今回は15回組まれた講座シリーズの内の1つで葉画の講座を行いました。

 

皆さん、どんなものが出来上がるのか、どうやるのか、不安の表情いっぱいで参加されました。最初に手順の説明をしました。

 

次に外へ出て、敷地内にある樹木の葉を採ってもらいました。「上の方の黄色い葉っぱがいい!届かな~い!」そこで掃除道具の登場となり、引っ張り下ろして採ってもらう事になりました。

 

次に黒の絵の具を塗って葉脈などを写し取ります。「はじいちゃう!」「かすれちゃった」「塗り過ぎたー!」悲喜こもごも!!皆さん指先を真っ黒にして奮闘!!

 

写し取った黒の葉に実際の葉の色をよく見て同じになるように色を塗っていきます。

 

病葉(わくらば)と呼ばれる葉があります。病気や虫のために変色して、まだ緑色の季節のはずなのに赤や黄色に色づいてしまっている葉のことです。今年は猛烈な暑さなので多く見受けられる気がします。サクラの病葉(わくらば)を描いてみると風情のある作品になりました。

 

落款(らっかん)を作ります。消しゴムはんこで作るので簡単です。落款を入れると葉画の値打ちが倍ぐらいに跳ね上がるような気がします。

 

最後に皆さんの自信作を持って記念撮影です。講座の後半になると皆さん笑顔になってお話ししながら、ああでもないこうでもないと工夫されてオリジナルな作品を作ってみえました。短い時間でしたが楽しんでいただけて、こちらも楽しくなりました。またどこかでお会いしましょう!!その時はご自宅で作られた葉画を見せてくださいね!!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年9月13日(水)「なるほど植物活用術」in 百年公園

2023-09-13 17:31:10 | 百年公園散策会

「お久しぶりです!」というご挨拶で皆さん集まってみえました。5月に開催して以来天候不良のため中止が続き8月はお休みでしたので、なんと4か月ぶりの開催となりました。9月の半ばにもなるのに暑い日となりました。

 

ヤマボウシ

ヤマボウシの果実がたくさんなっていました。丸くて赤い実がぶら下がっていると目を引きます。みなさん恐る恐る食べられました。「うんうん!」というリアクションで、「思ったほどおいしくない」ということでした。旬のブドウのような訳にはいきませんね!

 

ギンナン

イチョウを活用していると言えばギンナンでしょう!目の前の木は雄株でしたが・・!ギンナンはどこを食べているのか?と紹介しました。難しい話になってしまいましたが、サクランボとは違うと理解していただけたと思います。

 

山道に入りました。光あふれる木漏れ日の道に見えますが、日が当たる所は暑いのです。日陰を探しながら登ります。階段を上って広場に出ると汗ダクになり、しばしの休憩タイムとなりました。

 

オオバコ

オオバコの花が咲いていました。地味~に咲いているのでなかなか見つけられないです。人が歩く所にはオオバコがはえています。子供の頃は花茎で引っ張り合い、お相撲をしたものです。今の子供たちもやっているのかな?

 

ススキ

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」怖い怖いと思っていると何でもないものが恐ろしいものに見えてしまうという有名な句です。そう思って見てみると(昼間ですが)穂の所が頭で背筋を伸ばした人の姿に見えてきました。

 

暑いとは言え、秋は少しづつ近づいてきているようです。来月にはとっぷり秋に浸ってもらえるといいのですが・・。また、来月お会いしましょう!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然観察さんぽ(各務原西ライフデザイン)in 河川環境楽園

2023-09-07 20:29:14 | 各務原講座

今回が5回目で、今期の最終回となった各務原講座です。本日は河川環境楽園で、木曽五木を中心に観察していただきました。

 

アスナロ

木曽五木とは、ヒノキ、サワラ、アスナロ、ネズコ、コウヤマキのことです。昔はこれらの木を守るために伐採を禁止されていました。そんな5種類の木の見分け方などをお伝えしました。

 

植物当てゲーム

しっかり木曽五木を学習していただいたので、次はお遊びの時間!ということで、ある植物のヒントを考えてもらい、それがどの植物か当ててもらうゲームを行いました。いつもはこちらから皆さんにお話しするスタイルが多かったので、みなさんで話し合いながら進める時間も新鮮で楽しかったのでは。

 

サイカチ

川沿いに生えていることの多いサイカチ。棘が特徴的ですが、この実がせっけんの代わりになるということで、泡が出る様子を実際に見ていただきました。

 

ルリタテハ幼虫

先週の下見の時に、ルリタテハが産卵する様子を確認したので、今日見てみると…いました!幼虫です。皆さんに見ていただくことができました。

 

光芒

各務原にお住いの方も、河川環境楽園があるとは知っていても、隅々までご存知ないかもしれません。ここは、木曽五木がすべて植栽されていますし、なかなか面白いところです。また違う季節にもぜひ訪れていただきたいなと思います。

講座に参加された皆様、ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする