ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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スプリングフェスタ顛末記 in 畜産センター公園 2018-04-28

2018-04-28 21:37:09 | 椿洞畜産センター公園

                              お花で何ができるかな?

畜産センターのスプリングフェスタで自然観察会です。いろんなイベントが行われている中、午後1時からスタートしました。小さい子供さんにも楽しんでもらえるように最初は草花遊びからです。シロツメクサで花冠!少女の頃を思い出して懐かしんでもらいました。タンポポでは笛にチャレンジ!!これがなかなか難しい。ブーッという音を聞いた子供たちが目を輝かせていました。

                                   なかなか見つからない!!


次に「キュウリとイチゴを探せゲーム」です!!草がいっぱい生えている一画で探し出します。キュウリとイチゴの絵が置いてあったので「なあ~んだ!」と大笑い!!キュウリグサを探し出し、続いてヘビイチゴの赤い実を見つけて、子供たちが摘んでいました。

                                               あったよ~!!


草むらの中で宝石のように見えたヘビイチゴです。よく見ると美味しそうに見えるのですが。

                                                    優雅です!!


ムラサキサギゴケはいろんな所で目にしますが、これはサギゴケです。白いサギが飛んでいる姿に似ているからサギゴケとなったそうですが、「本当に白いサギに似てるー!」と名前の由来に感心しきりです。

                                                  気が引き締まります!!


植物の保護地域となっています。ササユリが元気にツボミを持ち上げようとしていました。カタクリが実をつけ、次世代に繋げようとしていました。貴重な植物が生き残っていけるように大事にしていきたいものです。

                                        見えそうで見えない!!


最後にオマケのご褒美!!イカルが出てきてくれました。澄んだよくとおる声を堪能させてもらいました。

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新年度 「みのまるかじり講座」・・・上から目線で森を見ようin138タワー公園 4月22日

2018-04-24 09:55:51 | みのまるかじり講座

今年度も昨年同様 ものまるかじり講座が始まりました。第一回目は「上から目線で森を見てみよう」ということで 国営木曽三川公園138タワーパークの散策会です。4月22日天気にも恵まれ、少々暑日でしたが風に吹かれ気持ちよく出発しました。

                ツインアーチとお花畑


ツインアーチは見慣れているけどここに来たのは初めて」と言う方も多かった様です。ポピーやハゼリソウ、カモミールなどは咲き始めたばかりでした。今日の青空と同じ色のネモフィラは満開です。英名べビーブルーアイズ、ピッタリです。白い花のカモミールは「大地のリンゴ」と言われ、ほんのりとリンゴの甘い香りがします。また「植物のお医者さん」とも言われ、弱った植物の近くに植えると元気を取り戻すそうです。

                     私たちも花です


モミジバフウです。花は雄蕊と雌蕊があれば立派な花です。モミジバフウの花は虫や鳥を誘うための、華やかな色や香りにエネルギーを使うことを選ばず、花粉をたくさん作ることにエネルギーを使い、風に花粉を運んでもらうことを選んだのです。上を向いているのが雄花、垂れ下がっているのが雌花です。たくさんの雄蕊、雌蕊が球状に集まっています。雄花は花粉を散布すると役目を終え落ちてしまいます。雌花は受粉してそのまま木に残ります。

                   樹冠回廊


地上6メートルの高さです。高木の木肌、葉、花、実をより身近に観察することができました。エノキは小さい実がいっぱい、ムクノキは雄花がたくさん、雌花は、虫眼鏡で見なければわからないぐらい小さな花でした。

                   樹冠


樹木が太陽の光を受けるため幹状の上に作る枝や葉が茂っている部分のことです。葉がたくさん茂っていると地面に光が届かず、陰になってしまいます。足元の明るい部分は、葉もまだ茂る余地がありそうです。

                     公園の主?


江戸ではお彼岸の頃に花が咲くのでエドヒガンと名がついたそうです。長寿の桜で、根尾のウスズミザクラは1500年のエドヒガンです。ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラが父と母です。

                    探し物はなんですか?

 

ここにはカラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサの三種類のノエンドウがあります。花や葉の大きさや数だけで、この三種類のノエンドウを探しました。参加された方からは「初めてカラスノエンドウとスズメノエンドウ、カスマグサが解かりました。」との感想をいただきました。

他に、ニオイヒバ、ハマナス、トウヒ、ジューンベリー、ハナノキ、水辺のビオトープなど見どころいっぱいです。

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2018年4月11日(水)「春~~!!始まり、始まりです」 百年公園ワンコイン散策会 

2018-04-12 15:50:30 | 百年公園散策会

                                        カラスノエンドウ

皆さん輪になって探しています。「どこにあるの?」「わからな~い」「どこどこ」「ここ~です」「花の下の所ですよ」「ああ~~~!!分かりました?」カラスノエンドウの花外蜜線、ようやく見つけました。

                  花外蜜線 カラスノエンドウ


カラスノエンドウの花外蜜線(黒い所)にアリが来ています。アリの方が早く見つけましたよ

                         「ウワミズザクラ」


里山に生える桜の仲間です。百年公園の博物館モノレール乗り場前に大きなウワミズザクラが有ります。細長い穂状の白い花を咲かせた姿は独特で見ごたえあります。

                    「いつ見るの」「今でしょう!」


 ザイフリボクの花です。普通は木が大きく下から見上げて花を見ています。が、百年公園では手の届くところに花を咲かせています。花を見る事が少ない木だと思います是非一度見に来て下さい。花の姿を戦で指揮を執る采配に見立てたのが名前の由来です

                       「ミツバアケビの花」


百年公園で見る小葉が3枚のミツバアケビです。数珠玉のような雄花と、くす玉を開いたような雌花です。個性的な花ですね~。今が見頃です。「皆さん見に来てください、おまちしています」とミツバアケビが言っていました。

                         「ヤマツツジの花」


百年公園で普通に見られる身近な野生ツツジです、。ツツジ類では最も広く分布しています。春に出る葉は秋に枯れ、夏から秋に出る葉は越冬します。面白いですね、。この花を見ると子どもの頃、このツツジの花を食べた思い出がよみがえります。少し酸っぱい味は今でも忘れません。

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