ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

2017年5月24日水曜 春を楽しもう! in ふれあいの森

2017-05-25 19:58:06 | ふれあいの森

30度越えの真夏日が続いていました!前日の予報では降水確率20%でした!ところが、当日朝にはパラパラ雨が降っているではありませんか(>_<)「中止でも自主散策会にしようと思って来ました」と言ってもらえた方もありました。前日夕方、177に電話して17時発表岐阜気象台の天気予報で翌日午前の降水確率が30%以上でしたらたとえ当日晴れても中止です。30%未満ならたとえ雨でも開催しますので、よろしくお願いします。          今日は総勢22名の方に参加していただきました!

           見上げると満開!!

 ふれあいの森にこんなにエゴノキがあったかしら?と思うほど、あちこちでエゴノキの花盛りでした。木の下には花が落ちてまるで絨毯のようになり、その花を踏んで歩くのはなんか申し訳ない気分です!枝いっぱいに下がっている花たちはみんな、下を歩く私たちの方を見ているんですよ!

                            よく見るとかっわいい!!

 オニグルミの実が丸く膨らんできていました。これから、どんどん大きくなっていくところを見るのが楽しみになりますね!葉裏に白いモコモコとしたものを見つけました。なんだこれ?と見ているとムクッと動くんですよ!!背中にロウ物質を付けたクルミマルハバチの幼虫です!幼虫と聞いて「ゲッ!!(>_<)」と固まりそうな方もありましたが、「よく見るとかわいい顔してるんですよ~!」と近づけると腰が引けながらも「フワフワだね~」とにっこり!!

                             ナント上品な(*^-^*)


コアジサイは園芸種のセイヨウアジサイと比べると目立たない控え目な姿ですが、とっても良い香りがして負けてはいないですね!森の中で立ち止まりヨシヨシと頭を撫でてあげたくなります。

 初めて参加された方は「今まで雑草だと思っていたけど名前を知ると個性が出てくるんですね。」「楽しめました。1人で来ていたらすぐに帰ってしまったかもしれないです。」と感想をいただきました。参加していただく皆さんのおかげで案内人も楽しませていただいています。またよろしくお願いします


 

 

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未体験ゾーン。震度7! どんな揺れ in 川島防災センター 2017年5月21日

2017-05-21 15:31:48 | みのまるかじり講座

薫風香る5月。とても暑い日になりそうな予感がする快晴の青空が広がっています。今日は地震体験をしてもらう企画です。さて、どんな揺れが襲って来るのか一寸楽しみではあります・・・

                             煙体験

地震と言えば付き物の火事です。その火事に巻き込まれたとき一番困るのが煙です。身を持って体験してもらうのが一番効果的ですので真っ暗で煙が充満している中、避難する訓練です。左手でハンカチを鼻と口に当て、右手で壁を探りながら行動します。一人ずつ部屋に入り出口まで行動するのですが、本当の火事だったらと思うと逃げられるか自信が揺らぎます・・・

いよいよ震度7です

ここでは段階的に震度6迄前もって経験してもらいます。その後1891年10月28日午前6時37分に発生した濃尾地震の揺れを感じてもらいました。死者7.273名マグニチュード8.0倒壊家屋約14万余棟。とてつもない地震です。もう126年経過しています。いつ来てもおかしくない状況のようです。画像がピンボケなのは震度7だからです。掴まっていてもこの状況ですから大変です。

岐阜県下の活断層状況

この辺りの活断層の状況です。どこで動いても不思議ではないようです・・・濃尾地震の体験後は「東南海地震」の揺れ体験です。濃尾地震との違いは縦揺れでなく横揺れが長く続くところらしいです。個人的見解ですが東南海地震の方が怖い感じがしました。きっと東北の方々は怖かっただろうと想像できます。

火事だ!!

一番にすることは【火事だ!!】と大きな声で周りに知らせる事だそうです。それによって聞いた人たちが様々な反応をしてくれる。ある人は119番に電話を掛けたり、又ある人は消火器を持ってきて助けてくれたり、と言った行動を促す作用が有る事です。先ずは大きな声で叫ぶ!!

段ボールなどの活用

家庭内で居の一番にする事は「冷蔵庫が倒れないようにする」この事一番大事だそうです。先ず電気が止まっても冷蔵庫の中にある食品で2・3日は充分に確保できるという事。発生初期の食品は確保するのが一番難しいとの事です・・・確かに。冷蔵庫の中にはかなりの食品が眠っていますね。更に色々なものを使って過ごしやすいように工夫をすることも大事な事のようです。段ボールをくみ上げてベット作りです。一段高いだけで寒さなどからも体を守ることが出来ます。

起きてしまったら

自然の事ゆえ、止めることは出来ません。しかし発生してしまった後、いかに快適に過ごすかはそれぞれの工夫次第です。「いつかは来る」この事を肝に銘じながらまず第一は【命を守る】そして今ある状況のベストを探しながら、ストレス軽減する工夫をして過ごす事でしょうね。起きることを想定しているのと想定していないのではかなりの違いが有ると思います。いつかは来る!!気を付けましょう。

今回はちょっと変わった自然講座になりました。非日常の一番大きな自然を相手にすることの1コマでしたが良い経験でした。もし発生しても一番大事な命だけは守ってください。お願いします。講座を務めて頂いたお二人の渡辺さんありがとうございました。

 

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さわやか初夏のウオーキング(各務原市ライフデザイン主催)in 木曽川河川敷

2017-05-16 15:14:47 | 出前講座&特別講座

5月16日9:30 各務原笠田駐車場スタート。5月の最高の天候に恵まれた散策会でした。最後には普段ではとても目にすることが出来ないサプライズも用意してあります。さて、サプライズとは何ぞや・・・

センダン(栴檀)

丁度端境期でこれと言った花が見当たらない時期でした。特定外来種のオオキンケイギクはそこかしこに有りますが・・・そんな中この栴檀が少しだけ咲き始めてくれました。「栴檀は双葉より芳し」の栴檀は白檀(ビャクダン)の事で、このセンダントは別物です。が、しかしこのセンダンでもとても香りが良いのです。参加者の方々に香りを楽しんでもらいました。

忍冬(スイカズラ)

 

【忍冬】こう書いてスイカズラと読むのですが、この漢字からでしょうか、歌の歌詞に「忍ぶという字は難しい 心に刃をのせるのね 時々心が痛むのは 刃が暴れるせいなのね」という歌詞を作ったのでしょう。何とも意味深な歌詞ですが香りのとてもさわやかな素敵な花を見てもらいました。後の感想にも「初めて目にして感動しました」との書き込みも見受けられました。

竹林

今回笠田駐車場から東に向かい、途中の竹林を北へ横切ます。そして運動公園の西の端へ出るコース設定をしました。その竹林を横切る所ですが河川敷と言う設定では異空間になります。その昔50戸ほどの集落があり共有地で管理されていた空間のようです。今現在は5戸の住居が有ります。昭和30年代前半までは竹を出荷して生計を立てていたとの事でした。新建材になって竹の需要が無くなり竹林も放置されたままになっています。以前は100m見通せたとの事でした。何とかそんな姿に戻せたらとても素敵な場所になること請け合いなのですが・・・

今日のサプライズ

最後に今日のサプライズで、コチドリの営巣地で卵4個を見てもらいました。コチドリの卵をまず探してもらうのですが目が出来ていないと、とてもじゃないですが見つかりません。指し標して初めて「えー!!そんな所に!!」ってなもんです。参加者の表情を見てもらうとそれがご理解いただけるかと・・・

コチドリ卵

石の上にただ卵が置いて有るだけのようです。この方法が一番目立たない方法なのでしょうね。その証拠に13人26個の目をもってしても発見できなかった訳ですから。

コチドリ偽傷

私たちが近づくのを防ぐために親鳥が気を引こうと一生懸命傷ついた格好をして動き回っています。子供を守るための精一杯の行動です。可愛そうなので早々に巣から離れたのは言うまでも有りません。参加者一同大感激の様でした。

タイトルが「さわやかウォーキング」でしたから急ぎ足の散策会でした。総歩行距離約3.7kでした。次回計画があるようならもう少しじっくりと観察しながら散策したいと思っています。是非計画宜しくお願いいたします。

 

 

 

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目に青葉、山ホトトギス!? in 椿洞畜産センター公園 2017年5月11日(木曜日)

2017-05-12 19:17:57 | 椿洞散策会

三寒四温でゆっくりとやってきていた春ですが、いつの間にかスピードをあげて初夏に近づいています。木々の姿は1週間ですっかり変わってしまって驚かされる季節です。今年度2回目の椿洞散策会は朝まで降っていた雨が上がって気持ちのいい天気となり、14名の方に参加いただいて和気あいあいとスタートしました。

                              カスケードルージュ!!


歩き出してすぐに、歓声がわきました!見事な色の花盛りです!!ネームプレートを見ると、「カ・ス・ケード・ルージュ??」「コレ名前なの?」「初めて見たわ!!」カスケードとは岩場を段々と落ちる小さな滝のことで、そこから「連なっている」とか「数珠つなぎの」という意味になりました。ルージュは口紅ですがフランス語で「赤い」という意味だそうです。まさに、この花は赤く連なっていますね~!!

                             ワ~キレイ!キャー(>_<)


 サワフタギの花が満開でした!!白くてフワフワ!!にっこり微笑んで近づいてみると・・・ホタルガの幼虫がたくさん付いていました。思ず1~2歩後ずさり!!でも、幼虫を改めてよく見みると、色とりどりのタイルを並べたようで、アラきれい!!

                            ヨイショ!よいしょ!


木漏れ日の中、11歩!!展望台までの散策コースには少しの上り坂も階段もあります。皆さん気を付けながら、マイペースで休み休み進んで行かれます。頑張った後の展望台からの眺めはひとしおです!天気が良ければ御嶽山も望めますよ!!

                                ナニコレ??


「ナニコレ?虫?」「くっついてるの?」「飛ぶの?」言ってるそばから「あ~飛んでっちゃった(>_<)皆さんの目にクエスチョンマークがいっぱい見えていました(笑)透明の傘を背負ったように透けていて、中に金色の体が見えているイチモンジカメノコハムシです!ムラサキシキブの葉の上で見つけました。

                               ボクがだれだかわかる?


ボクはコナラのどんぐりの赤ちゃんだよ!かくれていたのに見つかっちゃった?!これから、どんどん大きくなって大人のどんぐりになるんダ!!秋にはコロンと落ちて、♪どんぐりコロコロ、どんぶりこ(^^♪ って旅に出るんだよ!!また、見つけてね!!

 今回は樹木の花をいろいろ見ていただけました。この季節いろんな花がいっぺんに咲くので、見る方も忙しいですよね~(^O^)次回椿洞畜産センターの散策会は923日土曜 オータムフェスタの時に開催します!よろしくお願いします。

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花のある、人生いろいろ in 百年公園ワンコイン散策 5月10日(水曜日)

2017-05-11 21:01:39 | 百年公園散策会

                          「咲きました」


百年公園の管理事務所裏にあるホオノキの花。スプーンのような形の丸まった花弁が15センチ位の大きさです。葉の大きさは3040cmくらいあり、単葉では国内最大級の大きな葉は燃えにくく、良い香りがするので朴葉味噌、朴葉包み焼、朴葉もち、朴葉寿司など、食の分野で利用されています。又、子供の頃の思い出はこの葉に穴をあけ、お面にして遊んだり、葉の主脈、側脈に沿ってちぎり取りヒコーキにして飛ばして遊んだ事でした。この花とても良い香りがします。高いところに有るので花に鼻を持っていくのは無理ですね「ザンネーン!!」

                                「ハルジオン」


今朝までの雨でハルジオンの花がどれもこの様になりました。花弁が何かの法則で一方向向かい渦を巻いたように見えます。雨に濡れるとこの様になることを知りませんでした。ハルジオンの花の雨の日対策が分かり、雨のお陰で新しいものを発見した気分です。北アメリカ原産で大正時代に観賞植物として輸入され、東京で栽培したものが野に逃げ出し、戦後急に都市周辺を中心に各地に広がって行きました。シティー派の植物ですね?

                             「説明中」


雨上がりの公園、雨に洗われた里山、柔らかい緑、明るい緑、鮮やかな緑、本当に豊かな緑葉に包まれた里山。お疲れの皆さん、ここに来てください。何とも言えない活力がわいてきますよ。さて何の「説明中」か次の写真を見て下さい

                               「揃い踏み」

カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カラスとスズメの間でカスマグサの豆果です。貴方はどこで区切って読みますか?「カラスノ、エンドウ」「スズメノ、エンドウ」か「カラス、ノエンドウ」「スズメ、ノエンドウ」。写真は上から「カラス」「カスマグサ」「スズメ」豆果です。正解は最後にお知らせします。

                          「オヤブジラミの花」


写真でもわかるように水滴の方が大きく花が大変小さいです。一生懸命に咲いていますね。この花を見る時はルーペが有ると良く分かります。自分用の虫眼鏡(ルーペ)で楽しさ100倍!!かな?

                               「オトシブミの幼虫」


エゴノキの葉を巻き付けて作られたオトシブミの幼虫なので、エゴツルクビオトシブミだと思います。この幼虫の大きさは1ミリぐらいです。成虫の雄で8mm~95mm位です。オトシブミは葉を巻く性質をもったゾウムシの総称です。オトシブミが作る葉の巻物を揺籃(ようらん)と言います。ゆりかごですね。揺籃はお母さんが産卵のために作ります。幼虫の家、食料で、その中で成虫になり出てくるのです。名前の由来は、昔、思いを寄せる人に宛てた恋文を折りたたみ、その人が通りそうな所にそっと落として置く、その恋文が「おとしぶみ」です。恋の成功は意中の人が「落とし文」を拾って読んでくれるかどうかに、かかっています。なんとも奥ゆかしい時代ですね。今ではメールですか?

クイズの正解は  「カラス、ノエンドウ」「スズメ、ノエンドウ」でした。











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