ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
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飛騨市観光協会主催 案内人養成講座 in 高山市城山公園 2020年11月14日

2020-11-15 09:13:13 | 出前講座&特別講座

案内人養成講座「野鳥編」

飛騨市観光協会主催の養成講座の依頼を受けていましたので今日行ってきました。

若い方が中心の案内人でとても楽しみです。先ずは物差し鳥の基本「スズメ」を書いてもらいましたが結構知っているようで視ていないって事がはっきり分かる色付けになります。

野鳥探しの目ならし

基本的に野鳥の場合は体全部が隠れるのに適している色合いになっているものです。そのカモフラージュされたものを見つける目を養ってもらうために人工物探しをしてもらいました。全部で12個置いてあるのですが2回目には16個見つけたという方もいてなかなか面白いゲームです。

城山公園の錦秋

ほんの少し紅葉になりましたがそれでも十分綺麗な散策道を堪能できました。こんな景色を見ていると一日でも早いコロナの終息を願うばかりです。

物差し鳥重さ当て

スズメの重さ・キジバトの重さ・はたまたカラスの重さそれぞれを自分で探し当てた石や樹木で感じてもらうプログラムです。当NPOの野鳥講座では必ずやる催しです・・・

 

ヤマガラ

野鳥講座ですがとりが全然見えないことがあります。今回も前半はなかなか見えなかったのですが後半に入りシジュウガラやヤマガラを見ることが出来ました。特筆ものはルリビタキの綺麗なオスが出てくれたことです。案内人の方たちにもお願いしておいたのですが「野鳥が見えないと思って下見は他のネタも考えておくように」と・・・又来月も依頼されているので再度プログラムを考え直さないとと思っている所です。今日ご参加いただいた皆さんお疲れさまでした。楽しい時間、ありがとうございました。

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NPO法人「生活楽校学びの杜」委託 横蔵寺~華厳寺ハイキングPART2 2020年11月6日(金)

2020-11-09 15:00:54 | 出前講座&特別講座

1018日に行われたパート1に続いて、同じコースを歩くパート2のハイキングです。紅葉が色づき始める時期となりました。スタート時はしっかり雲に覆われて肌寒かったです。

 

がんばるぞー!!

 

これから行く道は修験道の道です。僧侶の修行の場となっていました。皆さんが持ってみえる杖は徳島県の方が作られた物で、竹が出はじめた時に縛って持ち手にしてあるそうです。

 

 

横蔵寺

 

横蔵寺境内に入ります。赤黄緑に彩られたモミジを抜けて進みます。葉っぱの小さいイロハモミジとヤマモミジです。

 

生まれた時から死ぬ時までお世話になる木たちです。

 

子供のお宮参りの神社に使うサカキ、そして葬儀ではシキミ(シキビとも呼ばれます)、仏壇やお墓に供えるヒサカキ(ビシャとも呼ばれます)。3種の木がひとまとめに見られたので比べてもらいました。人里近い山には生活に必要な木がちゃんとあるのですね。

 

ナニコレ?

 

登山道脇から飛び出るようにあった真っ赤なツブツブ!!マムシグサの実です!「気持ち悪~い!」と言われる方もありました。茎の様な所がまだら模様でマムシに似ているということで名付けられました。初夏に咲く花の形も変わっていますが、この実も一度見たら忘れられませんよね!ちなみに、絶対食べてはいけません。猛毒です!!

 

キビシイ道が続きます汗

 

稜線を行く東海自然歩道は厳しいアップダウンを繰り返して続きます。上りはハーハーと苦しんで、下りが現れると助かったとうれしく思えるのですが、また上らなくてはならなくなります。「せっかく上ったのに下りたくない~」となりました。頑張って上っていると先頭が「うれしいお知らせです!この先また下りで~す!」「え~~!また~~!!」

 

味噌があればいいんだけど・・

 

ホウノキの葉がたくさん落ちています。葉裏が白いので光の加減で雪が積もったように見えました。ここを歩くとガッサガッサすごい音です。

 

光り輝く黄葉

 

シロモジが真っ黄色です。シンドイ山道でしばし立ち止まって癒されます。

 

 

ショートコースの方も全コース踏破の方も無事帰ってこれました。皆さんお疲れ様でした。筋肉痛をお大事に!!

 

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NPO法人生活学校学びの杜委託 横蔵寺~華厳寺ハイキング PART1 2020年10月18日(日)

2020-11-07 09:28:29 | 出前講座&特別講座

NPO法人「生活楽校学びの杜」より委託を受け、西美濃三十三霊場第一番札所の横蔵寺から西国三十三所観音霊場の最後の札所である華厳寺までの東海自然歩道のハイキングです。天気も良く紅葉には少し早い時期でしたが、行程5時間半のロングハイキングにも係わらず楽しい一日となりました。

横蔵寺より稜線に出るまでに「チャート」が大きく露出して、岩の成り立ちを聞き入る参加者のみなさん。

「チャート」は生物の死骸からできた岩石です。主に、放散虫という太古の生物の死骸が堆積したもので、長い年月をかけて岩石となり、地殻変動によって地上に露出し山塊となったものです。金華山や百百ヶ峰も同じ「チャート」なのです。

旧横蔵寺跡。こんな山の奥深いところにお寺があったのですね!

当時の横蔵寺は延暦20年(801)、伝教大師が開山し、本堂、講堂、政所、鐘楼など七堂伽藍がありましたが、戦国時代の兵火で焼失し、その後、江戸時代に山の麓の現在地へ移ったという歴史を持っています。

「ヒノキ」の葉は「サワラ」とよく似ていますが、その違いに熱心に耳を傾ける参加者は・・・

サワラは葉の裏側の紋様(気孔帯)が「H」(Xにも見えますが)に見えるのに、ヒノキの葉は「Y」に見えます。

サワラは「エッチ!さわらないで!」、ヒノキは「卑猥(ヒワイ)なこと言わないで!」と覚えると忘れませんね!

マルバノキとシロモジが稜線上に多く、散在していました。

マルバノキの特徴を聞き入る参加者。マルバノキは、丸みを帯びたハート形の葉をもつ落葉低木で、秋には黄色や赤色と美しい紅葉を見せてくれます。

東海自然歩道だけあってかなり整備されていました。

でも、階段を登るのはかなりシンドイですね!

 

今回のハイキングの最高峰の妙法ヶ岳山頂(667m)にて

横蔵寺から4時間の道のりでしたが、登頂は笑顔が溢れましたね!まだ下りで1時間半ほどありますが・・・取り敢えず、お疲れ様でした。

 

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