ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

秋色一杯の森の幼稚園です in ふれあいの森 10月28日(日)

2018-10-31 09:49:09 | 森のようちえん

朝晩は寒さを感じるようになりました。今日の森は朝露に濡れていましたが、秋晴れのよい天気となり活動するには最適の気候でした。

                          どんぐり


どんぐりが落ちていると、拾いたくなり、集めたくなるのはなぜでしょう。夢中になって拾った結果、袋いっぱいに集まりました。大人は途中で飽きてしまいますが、子供はなかなか拾うのをやめません。子供の集中力はすごいなと思います。

                   むかごをゲット


毎年この時期にはヤマイモのつるに「むかご」が見られます。子供たちに教えると「食べられるの?」と疑われますが、食べてみせると恐る恐る口にします。食べられると実感すると、どんぐりと同様にむかご集めが始まります。今日はたき火をしたので、集めたむかごは火を通しておいしく食べました。

                   秋の小川


夏に大人気の小川。水遊びはもう終わったと思いきや、鬼ごっこの最中にどっぷり入ってしまう子供が続出!くつもズボンもずぶ濡れに…。濡れたついでに落ち葉でダムをつくり秋の小川を楽しみました。

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「人生いろいろ」 美濃ハイキングクラブ出前講座 in 関市わかくさクラブ 2018-10-24

2018-10-25 08:13:25 | 出前講座&特別講座

美濃ハイキングクラブの依頼で関市まで出かけてきました。40名近い参加者が参加されての例会のようです。演題は何でもいいとの事、では「人生いろいろ」でお願いしますと事前にお願いしていましたので、今回は色の話をさせていただきました・・・

                     草木染

先ずは参加者皆さんのテーブルの上に染の元である草木の材料を名前は伏せて並べさせてもらいました。コブナグサ・クサギ・五倍子・キブシ・ヤシャブシ・ウメノキゴケ・ヒサカキ等。どの草でどんな色が出るのか考えてもらいます。それぞれ説明しながら皆さんが考えた色と合っているか検証しながら、染めあがったハンカチをお見せしました。参加者の約半数は女性だったので関心も有ったようです。

今が旬イノシシ

最後に今話題のトンコレラです。イノシシの頭蓋骨を見てもらいながら習性や牙の大きさなど観察してもらいました。皆さん頭骨はご覧になった事が無いので興味津々です。時間的に20時~21時までだったのでかなり端折っての講座でした。百年公園ワンコイン散策も毎月やっていますので、屋外でのお話も聞いてもらえるようお願いして終了させていただきました。

 

今回で3日目の美濃ハイキングクラブの出前講座でしたが、毎回参加人数が多い事に驚きです。夜遅くなのにとっても熱心な会員の方が多いんだと頭の下がる思いでした。またの依頼をお待ちいたしております。ありがとうございました。

 

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まるかじり講座 in 美並ウナギ伝説の粥川 2018-10-21 

2018-10-22 19:25:48 | みのまるかじり講座

願ってもない抜けるような青空の元、まるかじり講座のウナギ伝説の粥川散策です。

            イノシシの歯を見てもらいました

メスのイノシシの頭蓋骨ですが先ずは歯に注目です。人の臼歯と違いとっても頑丈な奥歯です。少々の石ころはかみ砕いてしまうのでしょうね。前歯は上下で相当小さなものでも挟めそうなほど繊細に出来ています。ミミズから昆虫、タケノコやヤマノイモ、ヘビまで何でも食べる雑食性の動物です。参加者一同骨や歯は見た事が無いとの事で関心を持って見てもらいました。

植林地散策

円空の森水より南西に入った谷のスギ植林地です。ご多分に漏れず間伐も行われてない細いスギが林立しています。倒れた木もそのまんまの今現在の日本の林業の現状を見ているような林です。

綺麗なスギ林

対してこちらは星の宮神社の林です。1827年に植林されたようで、今現在191年経過しているようです。木材価格の予想は、いい杉で400万位するのではとの事です。40年前なら1千万はしていただろうと・・・とっても綺麗なスギ林です。

ここ粥川の森にある星野宮神社は藤原高光公の妖怪退治伝説で有名な神社です。その妖怪退治の時に道案内をしたウナギを敬い食べないことが今現在も実行されているとか。その妖怪退治をしたときに使った矢を納めた渕がこの「矢納ヶ淵」です。ここの縁の入り口にとても珍しい葉の形が小判に似ているのでコバンノキと名が付いた木が自生しています。

サルオガセ

清流の粥川から立ち上る朝霧などのお陰で環境指標にもなっているサルオガセもあちこちに自生しています。このサルオガセも地衣類ですがとても珍しい植物です。

粥川のその昔の風景

神の使いと崇められたウナギの姿です。昭和30年代まではこのような姿がいつでも見られたとか・・・今現在はウナギの数も減っているようです。

郡上美並の伝説の地、粥川と星野宮神社周辺散策でした。円空が得度を受けて仏像を何体も残しているようでその円空仏も見てもらうことが出来ました。自然と人が織りなす不思議な世界の散策でした。

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椿洞・ワクワク自然ウオッチング この実(木の実)何の実?  2018-10-18

2018-10-21 16:15:40 | 椿洞散策会

 秋は実りの秋と言いますがどんな実が実るのでしょう?色づき始めた森を歩いて探して見ましょう。

先週の天候不順での延期となり、今日の開催になりました。台風の影響で倒木など処理が出来ていない状況下の中、安全を確保出来るコースを設定して行いました。ビジターハウス前に集合、挨拶の後に参加者全員で足慣らしのストレッチを行い豚コレラ対策の石灰で靴底を消毒して出発です。

                         台風のおかげ? モミジバフウの青い実


 台風の風によって枝が折れ、実が落とされて熟す前の青い実が観察出来ました。いつもは褐色の実ですが、こんな出会いも嬉しいですね!!

                                           畜産センター公園の名物です!


北アメリカ産の「テーダマツ」です。日本産の松との違いは葉の数が3本ある事と松ボックリが大きく棘があります。松の葉っぱもしっかり観察して特徴を覚えましょう!

                                          新発見!!清楚な花ですね!


 ヤマハッカの花です。白花カタクリが見つかった場所で初めて見ました。淡い紫と言うよりも淡い青から濃い青の色が清々しいグラデーション効果で癒しを感じさせます。

                                          下を向いて歩こう!!


皆さん下ばかり見ています。そうです!足元には木の実が落ちているのです。クリやコナラ、アベマキ、アカマツ、ツゲ、ヒノキ、コウヨウザン、イイギリ、コブシなど木の実を求めて山道を歩いてもらいました。この後、渡りのチョウ「アサギマダラ」に出合えるサプライズが・・・

                                          ドングリは秋の主役!!食べられるスダジイの実

 山道にはアベマキ、アラカシ、コナラ、クリの実が、ビジターハウスの周辺ではスダジイ、ツブラジイ、クヌギの実。その他カシワ、ウバメガシ、シラカシ、シリブカガシです。マテバシイの木が植栽されていてドングリの約半数の種類が観察することが出来ます。

 開催が1週間ずれてしまい見どころが変わってしまったところもありましたが、ドングリの仲間を中心に多くの木の実を観察出来たことやアサギマダラに出合えたことは良かったです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2018-10-13 岐阜県キャンプ協会依頼イベント in 揖斐高原散策

2018-10-13 20:08:25 | 出前講座&特別講座

岐阜県キャンプ協会さん発足20周年イベントで依頼を受け揖斐高原まで出かけてきました。参加人数24名(子供7名含む)以前貝月スキー場だったところの管理道をスキー場上部まで歩き帰りはスキー場を直滑降で歩いてこようと言う計画です・・・はてさて、如何になりますでしょうか?

                   キャンプサイト一望

当日参加も可でかなりのテントサイトが見受けられました。土曜日の午後と言う事もあり夕方から参加の方も有るようです。事務局の方々は昨日からの準備など忙しいようでした。お疲れ様です。

秋の草花のお出迎えです

先ずは挨拶が終わってアイスブレーク(カモフラージュ)で肩の力を抜いてもらいます。毎回の事ですが最初は軽く考えていらしゃった方々も知らない間に一生懸命参加して頂けました。林道に場所を移し散策開始です。秋の草花が其処かしこに咲き乱れて出迎えてくれました。ノコンギク・アキチョウジ・ゴマナ・等などですが普段見慣れていないこのクロバナヒキオコシの花姿に、のぞき込んで観察してお見えでした。

サルナシ

この散策道わきにサルナシの雌株が自生しています。少し実を食べてもらいました。キュウイフルーツの原種と言う説明に味を確かめながら「なるほど!!」と納得顔です。

ウド

この場所には有難い事に、シロモジとクロモジが隣通しに自生しています。香りの違いも感じてもらいました。スギやヒノキ、またミズナラの説明を聞いた後この実も食べてもらいました。ウドです。ウコギ科の独特の味も野性味たっぷりで感じてもらえたようです。

ヤクシソウ

黄色の花が少ない中、この花は目を引きます。ヤクシソウが少ないながらも鮮やかな黄色い花を咲かせていました。

スキー場ゲレンデ

以前はスキー場のゲレンデだったのですが閉鎖した今はススキの原になっています。昔なら萱場になっているのでしょうね。今現在は萱を利用することもなく草原のままですが、ご多分に漏れずあちこちにイノシシの掘り起こした穴ぼこが見受けられました。

14時から初めて2時間後キャンプ場サイトまで下りてきましたが、普段なら歩くこともない「山の中の道散策」やスキー場ゲレンデ後の「ススキの原散策」などで楽しんでもらえたようでした。またお会いできる機会があるようでしたら宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

 

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