ふれあいの森自然学校 活動報告

ふれあいの森自然学校が活動している内容を紹介しています。
このブログをご覧の皆さんも気軽に参加してみましょう!

2024年6月27日(木)椿洞ワクドキ自然散策会

2024-06-27 18:10:32 | 椿洞畜産センター公園

テーマ:「森の模様は何色?」いろいろな緑と形を楽しもう!

 

おかげさまで多くの方にご参加いただき、今回は2班に分けて散策をすることになりました。最初にテーマである「色」に着目したゲームをみんなでやっていただき、それぞれ森へ散策スタート!!

 

アキノタムラソウ

花が少ない季節ですが、ところどころで見られたアキノタムラソウ。え?まだ夏なのに秋?!アキノタムラソウは夏から秋にかけて花を咲かせます。よく似たものにナツノタムラソウという植物もあります。

 

コムラサキ

紫三姉妹を観察していただきました。ムラサキシキブ、コムラサキ、ヤブムラサキです。似ている植物ですが、その見分け方もご紹介しました。

 

ハンゲショウ

漢字で書くと「半夏生」ですが、半分化粧をしたようだから「半化粧」という説もあります。緑色と白色のコントラストがきれいですね。

 

ネムノキ

ちょうどピンク色のかわいい花が咲く時期です。低い枝があったので香りをかいでいただきました。

 

森の中は涼しく

梅雨の合間で少し湿度を感じましたが、森の中は涼しく観察しやすい日となりました。

この「椿洞ワクドキ自然散策会」、7月と8月はお休みで次回は9月となります。

百年公園での散策会は7月も実施しますので、ぜひご参加ください。

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椿洞ワクドキ自然散策会in畜産センター公園 2024/2/29

2024-03-01 08:39:54 | 椿洞畜産センター公園

「冬の旅人と春待ちの樹木」 冬鳥と冬芽、癒しの情景に出会えるかも?

今週初めは雨模様の予報で屋内でのクラフト教室の準備もしていましたが、前日予報降水確率0%で散策会を実施出来ました。

公園のビジターハウス前に集合、スタッフ及び本日の内容の紹介と軽いストレッチ運動を行い出発です。

 

ジンチョウゲの花

「植物見本園」の山道に入りアジサイの冬芽、ジンチョウゲの花の香り、サンシュユの花を観察してもらいながら進みます。

 

ヒサカキの花

陽当たりの良い場所にあるヒサカキの木は花芽が開いていました。もうすぐ森のあちらこちらで、ヒサカキの香りを嗅ぐ事が出来そうです。

 

早春の花たち(左上:ユキワリイチゲ 右上:ミスミソウ 左下:セツブンソウ 右下:カタクリ)

 

撮影会(イノシシ被害の対策で金網とネットを設置しています)

カタクリエリアで早春の花の紹介です。今年もカタクリが沢山芽出ししています。ユキワリイチゲ、ミスミソウ(雪割草)、セツブンソウも咲き出して皆さん撮影に夢中となりました。

 

スズメの重さは?

森の広場で「スズメの重さ当てゲーム」です!皆さんの知っている鳥(スズメ)の重さに相当する小石を選んでもらい重さを量ります。スズメの標本模型(23g)で重さを量り、答え合わせをしました。なかなか重さが合う人は無く、一番少ない人は5グラム、多い人は100グラム超えていました。

 

マンサクの花

マンサクとダンコウバイの花が咲いていたので観察してもらいました。参加者の方からの指摘で傍にクチナシの実があったのでそれも併せて紹介しました。この後はツバキ、サザンカの花、タイサンボクの木を紹介し「湿生植物園」に移動。ネコヤナギとフキノトウの花を観察。

 

「里山植物園」にて

「里山植物園」に移動して間近でユキワリイチゲ、ヒメリュウキンカ、カテンソウ、ジンチョウゲ、ロウバイ、河津桜の花を紹介しオモトの実を観察しました。初めて参加された方から感想をいただいて、散策会は終了しました!

 

この日は、曇り空で風もあり鳥の観察には困難な状況でした。加えて本日の参加者が32名と多く、狭い山道では列が長くなり説明の声が聞き取りにくい時もあったかと感じました。しかし、例年より早春の花を多く見られた事やテーダマツ、コウヨウザンやモミジバフウなどの木の実拾いが出来た事。意外なスズメの重さが分かった事などの内容が、初めて参加された方からの感想にもあって散策を楽しんでもらえたと感じました。又、カタクリの芽出しも多く蕾を付けている株も確認出来ました。今後は開花する事とギフチョウの飛翔を見るのが楽しみです!

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椿洞ワクドキ自然散策会 in 畜産センター公園 2023/11/3

2023-11-03 20:34:51 | 椿洞畜産センター公園

テーマ「樹木たちの秋化粧に見とれて!」「気分は高揚!紅葉と黄葉、どう違うの?」

今回は岐阜市畜産センター公園「あそびの広場」のイベントとしての散策会でした。

 

メタセコイア

畜産センターで目を引くのは大きなメタセコイアの木です!尖がった樹形の木が並んでいます。緑の葉がこれから徐々に色が変わっていき落葉します。

 

真っ赤になったイロハモミジの前で「紅葉と黄葉の仕組み」を紹介しました。「キレイな紅葉になるためには寒暖差」とテレビでよく聞きますが、その意味に納得してもらえたかと思います。

 

イヌタデ

どこにでもよく見られるイヌタデですが、白花のイヌタデを初めて見つけました。紅白が混ざっていて見事でした。

 

スダジイ

アベマキやコナラ、アラカシのドングリは子供たちに拾われてしまったでしょう、ほとんどなくなっていました。スダジイはちょっと小さめで、とがった感じがあるから不人気なんでしょうか?たくさん落ちていました。生食できることを紹介すると皆さん半信半疑でしたが、食べてみた方たちは「おいしいわ~!」とびっくりしてみえました。

 

トリノフンダマシ

これは鳥のフンのように見えるクモなんです。拡大写真を見て「ええ~~!!」と驚きの声があがりました。

 

11月だというのに25度を超えた夏日で雲一つない青空でした。広い緑の芝生広場はすごく気持ちがよかったです。12時に帰ってきて、参加された方たちに感想をお聞きしました。楽しかったと話してもらえて良かったです。私たちも楽しかったです。ありがとうございました。

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椿洞ワクドキ自然散策会in畜産センター公園 2023/10/19

2023-10-20 21:51:44 | 椿洞畜産センター公園

10月も半ば、秋めいた陽気の日々が続いています。管理事務所1階で受付開始、今回の散策会も多くの人に参加していただきました。散策会途中での参加された方も見えて、最終集計で40名の参加となりました。

10月、今回のテーマは「秋は、花も実もいっぱい!」で、秋らしくなった野山の草木を紹介しました。

 

10時となり、管理事務所のあるビジターハウス前の広場でスタッフ紹介を行い、散策時の注意事項と写真撮影の了解を得て、軽いストレッチ運動を行い出発です。鯉のいる池の周りの「コムラサキの実」谷川沿いの生垣「マサキの実」などを紹介しながら、里山植物園に移動します。

 

 

里山植物園は公園内に自生する山野草や身近な樹木や園芸種の花などを植栽しています。「ナンキンハゼの実」、「マユミの実」、「ヤマブキの花」、「ヤマハギの花」を紹介しました。

 

キンモクセイの花が満開状態で、香りを堪能してもらい樹木説明をしました。又、「アマチャヅル」の葉を噛んでもらい、ほのかな甘み体験。類似している「ヤブカラシ」と葉の比較をして、その違いを説明しました。

 

 

次に移動しようとした時に、大野案内人より「キイロスズメガの幼虫」がいるとの指摘。探すと「ヤマノイモ」のツルにいました。人差し指大の大きさで存在感あります。初めて見る人もいて「こんなに大きいの?」とか「成虫は大きい?」と質問が飛び交いました。

 

「湿生植物園」を経由して、「少年の家」手前の広場へ移動。「タイサンボクの実」を観察してもらいました。白く大きな花を見た事のある人には、実の大きさも理解してもらえました。初めて参加の人には、初夏に咲く花を見てくださいと来園をアピールしました。

 

「少年の家」広場にて、「トウネズミモチ」の紹介です。名前の由来、近似種の「ネズミモチ」との見分け方を説明し、葉を空にかざして葉脈の透け具合を体感してもらいました。「ヘクソカズラ」の葉や実の匂いを嗅いでもらいました。その他、「コノテガシワの実」と「イヌツゲの実」を紹介。

 

先週、初めて確認したセリ科の「ムカゴニンジン」を紹介しました。この植物は、国のレッドデータ検索で、東京都では絶滅し、20の道府県では絶滅危惧種Ⅰ・Ⅱ類、準絶滅危惧種に指定されているようです。幸いにして希少種がこの公園にあることは、大きな財産で保全対象にしなければならないと感じました。

 

公園内に3本ほど植栽してある「カラタネオガタマ」を紹介。特徴ある樹木の一つですが、実を付けた木を初めて確認しました。滅多に実が付かないことで「カラタネ」の名前になったとの説? また別名「バナナツリー」と呼ばれますが、花で香り体験して確認出来ることを説明しました。

 

最後に金華山の木ともいえる「ツブラジイ」の紹介です。落ちてる実が小さいので探すのも大変ですね。生食できるドングリとして「スダジイ」も併せて説明しました。

 

今回は、初めて参加された方が多く、話を聞いてメモとる方、紹介物をカメラに残す方など、熱心な感じを強く感じました。ビジターハウスに戻り、岐阜市から依頼のアンケートに答えていただき、次月の散策会とイベントの案内をして解散です。

これまで最高の大人数での移動でしたが、広場での説明を多くしたことは、説明が伝わったと思いました。しかし40人での移動・説明には限界がありますので、次回からは15人ほどのグループに分けて行うことを検討したいと思います。無事に終えることが出来て良かったと思います。

 

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フクよ来いプロジェクト始動 in 畜産センター公園

2021-12-12 17:02:25 | 椿洞畜産センター公園

 

9月から計画はしていたのですが諸所の都合で延び延びになっていました。仲間が作った戸建て住宅が完成いよいよ取り付けスタートです。

 

取付

良い歳をした爺さんがおだてられた訳でもないのに木に登っています。この場所に設置しようと奮闘です。

 

不動産情報

住人のフクロウにとって一番見通しの良い環境の場所を選びました。交通至便・水道完備・日当たり良好・食糧事情最高・権利金敷金なしかなりの優良物件だと思うのですが。

 

取付完了

公園管理棟の2階裏からでもバッチリ観察が出来るいい場所です。当然の事ながらフクロウにとっても良いツリーハウスだろうと思うのですが結果やいかに?

 

こんな姿が!(^^)!

本来なら11月中に設置しないといけないようなのですがそれが一寸心配です。何とかこんな姿が拝めれば最高だと思うのですが?結果はこうご期待を・・・

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