<読書メモ 2014年7月 ③>
カッコ内は、2021年現在の補足コメントです。
『シャイロックのこどもたち』池井戸潤
この人の銀行シリーズを読むと、
銀行員で幸せな人間なんてひとりも存在しない気がする。
(大銀行の支店で起こる人間臭い葛藤や事件の連作短編。
作者が「元銀行マンの描く銀行ミステリ」というレッテルから
脱却するきっかけとなった一冊だそうです。
銀行ミステリ、おもしろいですけどね。
こちらは、連作短編で、クライマックスへの構成も凄いです。
とはいえ銀行員のメンタルヘルスが心配笑)
『新世界より』貴志祐介
長いよ!
そこそこ面白く読めたけど、
この人は200ページくらいのストーリーを書く練習を
したほうがいいんじゃないか。
ディテール書くのにのめり込みすぎていると感じる箇所が多かった。
前半のネズミとの闘いとか。
『さよなら妖精』米澤穂信
思春期の自意識過剰トークがつらくて途中で読むのをやめました。
『銀行仕置き人』池井戸潤
連作短編集。
水戸黄門的勧善懲悪なので、シャイロックより気楽に読めました。
でも銀行員にはなりたくない。
(『シャイロックの子供たち』に比べると、
全体プロットはシンプル。
読後感はあっさりして読みやすいものですが、
小説としては「シャイロック」の方が良くできてると思う)
カッコ内は、2021年現在の補足コメントです。
『シャイロックのこどもたち』池井戸潤
この人の銀行シリーズを読むと、
銀行員で幸せな人間なんてひとりも存在しない気がする。
(大銀行の支店で起こる人間臭い葛藤や事件の連作短編。
作者が「元銀行マンの描く銀行ミステリ」というレッテルから
脱却するきっかけとなった一冊だそうです。
銀行ミステリ、おもしろいですけどね。
こちらは、連作短編で、クライマックスへの構成も凄いです。
とはいえ銀行員のメンタルヘルスが心配笑)
『新世界より』貴志祐介
長いよ!
そこそこ面白く読めたけど、
この人は200ページくらいのストーリーを書く練習を
したほうがいいんじゃないか。
ディテール書くのにのめり込みすぎていると感じる箇所が多かった。
前半のネズミとの闘いとか。
『さよなら妖精』米澤穂信
思春期の自意識過剰トークがつらくて途中で読むのをやめました。
『銀行仕置き人』池井戸潤
連作短編集。
水戸黄門的勧善懲悪なので、シャイロックより気楽に読めました。
でも銀行員にはなりたくない。
(『シャイロックの子供たち』に比べると、
全体プロットはシンプル。
読後感はあっさりして読みやすいものですが、
小説としては「シャイロック」の方が良くできてると思う)
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