雫井侑介『犯人に告ぐ』。
第7回大藪春彦賞受賞。
警察小説ですね。
ミステリとか謎解きというよりは、
捜査過程と警察内の人間ドラマを描いた小説。
連続児童殺人犯という、
犯人の背景や人間性がどうであろうが許されない絶対悪を、
警察が文庫上下巻かけて追いかけるお話しです。
主人公の巻島警視はノンキャリ。
数年前のミスで左遷されていたところ
今回の劇場型捜査のためだけに呼び戻された人。
信頼できる部下、信頼できない部下、足を引っ張るキャリア上司。
良い感じのフォーメーションです。
植松警視(32歳)の公私混同っぷりは幼いなあと思いつつ、
人生経験も社会人経験も未熟な若造としては
意外とリアルなのかなあという妙な納得感もあった。
「俺と未央子のランデヴー」
とか、青くてクソ寒い心の声を全読者に晒されてるのは
ちょっとかわいそうだなと思ってしまいます笑
あと、チョンボくんが良い味だった。
変なとこで当たりを引いちゃう人、いますよね。
主人公の巻島警視、実写化ではトヨエツだそうで。
なるほど感ある〜。
第7回大藪春彦賞受賞。
警察小説ですね。
ミステリとか謎解きというよりは、
捜査過程と警察内の人間ドラマを描いた小説。
連続児童殺人犯という、
犯人の背景や人間性がどうであろうが許されない絶対悪を、
警察が文庫上下巻かけて追いかけるお話しです。
主人公の巻島警視はノンキャリ。
数年前のミスで左遷されていたところ
今回の劇場型捜査のためだけに呼び戻された人。
信頼できる部下、信頼できない部下、足を引っ張るキャリア上司。
良い感じのフォーメーションです。
植松警視(32歳)の公私混同っぷりは幼いなあと思いつつ、
人生経験も社会人経験も未熟な若造としては
意外とリアルなのかなあという妙な納得感もあった。
「俺と未央子のランデヴー」
とか、青くてクソ寒い心の声を全読者に晒されてるのは
ちょっとかわいそうだなと思ってしまいます笑
あと、チョンボくんが良い味だった。
変なとこで当たりを引いちゃう人、いますよね。
主人公の巻島警視、実写化ではトヨエツだそうで。
なるほど感ある〜。
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