思惟石

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『エミリの小さな包丁』癒し系田舎料理物語

2022-04-27 11:43:59 | 日記
『エミリの小さな包丁』森沢明夫

失恋&失職した25歳の女子が都会から田舎に逃げて、
じいちゃんや地元の人と触れ合って、
新鮮なお魚料理をたーんと食べて、癒されるお話しです。

ん?前にも読んだか?
という、よく見るフォーマットではあるのだけれど、
ちゃんと癒されました笑

転がり込んだ先は、
龍浦(たつうら)という漁港近くに住むおじいちゃんの家。
良いなあ、海辺。

毎朝、犬の散歩をし、
近所のおばあちゃんに野菜をもらい、
毎日、食事用の魚を釣り、料理する。
冷汁やなめろう、アジの塩辛みたいなメジャー料理から、
サワラのママレード焼きみたいな珍しいものまで。
読むと魚を食べたくなります。
というか冷蔵庫に豚肉があったのに、夕食が急遽サバの塩焼きになりました。
魚と米は最強ですね!

そして、エミリは意外と立ち直るの早かったね!
(約2ヶ月で再び恋をし失恋し東京で再就職する。フットワーク軽いな!えらいぞ!)
田舎にずっと住んで、ゆっくり働いても、良かったんじゃないかな〜。
まあ、あまりウジウジされても困るんで、いいですけど。
(『太陽のパスタ、豆のスープ』は、もうちょっとがんばれ!と言いたかった)

ちなみに田舎で癒される系だと
『天国はまだ遠く』『神去なあなな日常』が好きです。
『食堂かたつむり』は全然好きじゃないです。

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