鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

2007.冬の常陸茨城・取材旅行「水戸城下 その1」

2008-01-02 06:34:51 | Weblog
「山城屋旅館」のご主人(60後半?)が出てこられて2階の部屋に案内されました。案内される前に、玄関を入った脇のところに置いてあった「水戸の宿泊・観光ガイドマップ」と「ふれあい水戸 中心商店街マップ」、それに「ハミングロード513」の3枚を手にしました。部屋は8畳で、ふとんがちゃんと用意されている。鴨居のところには6、7枚の絵が掛けられていて、窓際には大型液晶画面のテレビが置いてあります。入って右手は襖が4枚。そこは押し入れだと思いました(そうでないことは翌日の夜に気付くことになる)。トイレ・洗面場・お風呂は共同。部屋の鍵はかかりませんが、広い畳部屋で、お風呂も1人で入れる時間を配慮して頂き、ご主人始め皆気さくな方たちで気持ちよく過ごすことが出来ました。座卓を部屋の真ん中に出して、さっそく手に入れた「水戸の宿泊・観光ガイドマップ」を広げて、2日目の見学コース(歩くコース)を設定しました。福井で泊まった足羽山の麓にあるビジネス旅館(「山城屋旅館」もこの「ビジネス旅館」の範疇に入る)「河甚」でも、そこで貰った福井の観光マップがとても役立ったのですが、この「水戸の宿泊・観光ガイドマップ」もとてもわかり易く、翌日の探索の際には、常にそれを見ながら歩き回ったほど。「ふれあい水戸 中心商店街マップ」の方は、買物をする際に便利なマップですが、私は買物をするわけではないので利用価値は少ない。興味を引かれたのは「ハミングロード513 お買物マップ」。「本町一丁目二丁目商店街」とあって、「水戸市商業活性化補助事業」と書いてある。そこには「ハミングロード」にある商店1軒1軒が紹介されています。「本町組合会館」では毎月20日、「童謡を楽しむ会」が開催されている。眺めたり撫でたりできる彫刻が5ヶ所に置かれている。12月には小学生・中学生・高校生の演奏と「童謡の会」の合唱があるクリスマス・コンサートが開催される。備前堀では8月に「とうろう流し」が行われる。……といったことが書いてあります。商店街活性化に向けてのさまざまな取り組みが行われているようで、これは是非歩いて見なくてはと思いました。テレビでは五木ひろしが出て、福井のことをやっていました。福井の全国一にはどのようなものがあるか。象が初めて日本に上陸したところは福井の小浜であったということは初めて知りました。翌日に備え9:00には就寝です。 . . . 本文を読む